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February 2007 NEWS TOPICS INFORMATION

ARRLがバンドチャートを改正

 ARRL(アメリカの連盟)は、FCCの、すべてのアマチュア無線業務規則 の改定にあわせて「バンドチャート(日本のバンドプランに相当)の改正を おこなった」と発表しています。
 新しいバンドチャート(PDF型式)は、カラー版とモノクロ版が用意され ていて、ARRLのサイトの「US Amateur Frequency Allocations」のページか らダウンロードすることができます。

(2月26日)




最先端の放送技術を見に行こう!
 「NHK放送技術研究所」今年の一般公開は5月24日〜27日

 NHK放送技術研究所(NHK技研)は、放送技術全般に渡る調査・研究 ・技術開発をおこなう研究所で、放送に関する最先端システムの技術開発などに常に携わっています。

 同研究所は毎年5月ごろ、研究施設の一般公開を実施していますが、今年は5月24日(木)〜27日(日)に、「未来を探る・未来を創る」のテーマで施設の一般公開を実施します。
 最先端の放送技術等に関する展示などがおこなわれる予定です。興味のある方は見学にでかけてみませんか。

 なお、公開の詳細な内容などについては決まり次第、NHK放送技術研究所のホームページで紹介されます。

NHK放送技術研究所
〒157-8510 東京都世田谷区砧1-10-11
最寄り駅:小田急線祖師谷大蔵
(JR渋谷駅,東急田園都市線用賀駅・二子玉川駅等からのバス利用も可)

(2月22日)




第48回科学技術週間(4月16日〜22日)
 各地の科学関係機関や研究施設でイベントが実施されます

 4月18日は「発明の日」です。「発明の日」は専売特許条例(現在の特許法)が、 明治18年4月18日に公布されたことを記念して制定されたもので「発明の日」を含む 1週間が「科学技術週間」と定められ、 文部科学省の呼びかけにより、科学技術関係 団体の研究所や、各地の自治体等の研究施設などで施設公開や、科学技術に関する各種 の催事が実施が予定されています。

 今年の科学技術週間(第48回)は4月16日〜22日、「科学こそ 世界をつなぐ 共通語」 をスローガンとして実施され、各地の科学技術団体や研究施設などが、さまざまな催事 を実施しますので、興味のあるかたは文部科学省の「第48回科学技術週間のホームページ」 で、気になる行事や催事等をチェックしてみてください。

(2月21日)




南極観測船「ふじ」船上で南極観測50周年記念特別記念局8J1ANTが
 南極昭和基地8J1RLと記念交信を実施

 南極観測船「ふじ」(写真)は1965年から18年間活躍した、砕氷艦で「しらせ」の 先輩に当たる砕氷艦で、現役を引退した現在は名古屋港に係留されて、南極 に関する博物館として公開されています。

 愛知県支部では、この南極観測船「ふじ」の船内で、南極観測50周年特別 記念局8J1ANT/2の公開運用を3月15日〜28日の間実施します。
 今回の8J1ANT/2の公開運用では、南極観測船「ふじ」の船上と、南極昭和 基地8J1RLを結ぶ記念交信を計画中で、記念交信は3月17日(土)または18日 (日)に実施の計画で現在準備が進められています。

 往年の南極地域観測に大活躍した南極観測船の老雄「ふじ」と、南極昭和 基地の今を結ぶ、感動の交信をぜひ成功させて欲しいものです(当日の伝搬 コンディションによっては、交信ができない場合もあります)。

 なお、3月17日には、元南極観測隊員の方々を迎え、南極にまつわる興味 深い、お話しを語っていただく座談会も予定しています。

 記念交信の正式な日程等については、決まり次第、愛知県支部のホームページやJARL Webで紹介します。

(2月20日)




兵庫県明石市立花園小学校の児童が国際宇宙ステーションと交信

 2007年2月12日、兵庫県明石市立花園小学校の児童が、国際宇宙ステーションとの交信に成功しました。

 今回のスクールコンタクトは国内では24例目となります。
 スクールコンタクトのために、臨時に開設した社団局は8N3F。定刻の18時12分6秒、コントロールオペレーターの田中一吉さん(JG3QZN)呼びかけに対して、国際宇宙ステーションに滞在中の女性宇宙飛行士のサニタ・L・ウイリアムさんからすぐにコールバックがありました。

 日本国内で実施のスクールコンタクトで、女性宇宙飛行士と交信したケースは、2002年8月2日におこなわれた大阪府池田市に続いて2回目で、子供たちの20問の質問に回答をもらうことができました。

(TNX JG3QZN)

(2月15日)




アルゼンチンのアマチュア衛星Pehuensat-1にオスカーナンバーを付与

 AMSAT(アマチュア衛星通信協会)は、1月10日打ち上げられた、 アルゼンチンの大学生が設計・製作をした超小型アマチュア衛星 Pehuensat-1(既報)に、 PO-63(Pehuensat-OSCAR-63)のオスカーナンバーを付与すると発表しました。

 なおPehuensat-1の技術情報などは、AMSAT-LUの次のページをご参照ください。
 http://www.amsat.org.ar/?f=6.LU8YD

(2月13日)




総務省が、電波法施行規則、無線局免許手続規則及び
 無線従事者規則の各一部を改正する省令案に係る意見を募集

 総務省は、電波法施行規則、無線局免許手続規則及び無線従事者規則の各一部を改正する省令案に係る電波監理審議会への諮問をし、同案について総務省ホームページに公表し、平成19年3月9日までの間、意見の募集をおこなっています。
 各規則の改正案のうち、アマチュア無線に該当する点は次のとおりです。

改正する事項 改正内容

【電波法施行規則関係】

  1. 永住権を有しない外国人が開設するアマチュア局の免許の有効期間に関するもの

  2. 許可を要しない工事設計の変更に関するもの
  1. 現在は、永住権を有しない外国人が開設するアマチュア無線局の免許の有効期間は「1年」となっていますが、これを「在留期間に応じて最大5年間」とする。

  2. 現在は、技術基準適合証明品以外の無線設備を技術基準適合証明を受けたものに取り替える場合には許可を必要としていますが、これを指定事項や電気的特性に影響のない変更の場合には軽微な事項として届出事項とする。

【無線局手続規則関係】
 再免許申請の様式に関するもの、申請時の記載事項の省略に関するもの

 現在は、再免許申請をする場合には再免許申請書とともに無線局事項書及び工事設計書の添付を必要としていますが、これを免許番号、識別信号(コールサイン)などを記載した再免許申請書のみとし無線局事項書及び工事設計書の添付を不要とする。

【無線従事者規則関係】
 無線従事者免許申請書の様式見直しに関するもの

 無線従事者の免許申請書用紙をA4サイズに変更して総務省のWebからダウンロードできるようにするとともに、記載事項、記載要領等の明確化を図る。

(2月8日)




「電子政府の総合窓口」(e-Gov)の電子申請システム等の
 Windows Vistaへの対応について

 政府は、各種の行政情報の提供や電子申請の推進をはかるため 「電子政府の総合窓口」(e-Gov)を開設しています。
 アマチュア無線技士の無線局免許等の申請についても、住基カードの 公的個人認証サービスを利用することで、e-Govが提供する電子申請システム(総務省・電波利用に係る電子申請・届出システム)による申請が可能になっています。

 政府は『このシステムが、2007年1月30日に発売開始された、 「Windows Vistaオペレーティングシステム」では(2月上旬現在) 正常に動作しないことを確認している』と発表しています。

 政府では今後、同オペレーティングシステムへの対応がとれ 次第「電子政府の総合窓口」などで発表するとしています。

 また、アマチュア無線技士国家試験を実施している日本無線協会は、インター ネットによる国家試験の受験申請受付をおこなっていますが、この試験申請システム について、日本無線協会は「Windows Vistaオペレーティングシステム上での正常 な動作が検証されていないため、正常な動作が検証できるまで同オペレーティング システムでの使用はしないように」と呼びかけています。

【電子政府の総合窓口】
http://www.e-gov.go.jp/
【総務省・電波利用に係る電子申請・届出のページ】
http://www.denpa.soumu.go.jp/public/index.html
【日本無線協会のお知らせ】
http://www.nichimu.or.jp/oshirase/070130.html

(2月8日)




日本無線協会が平成19年度の国家試験日程を発表

 日本無線協会が平成19年度の第一級〜第四級アマチュア無線技士国家試験の開催日程を発表しました。
 第一級および第二級アマチュア無線技士の国家試験の開催日程は、次のとおりで、試験地は、平成18年度と同様、東京都、札幌市、仙台市、長野市、金沢市、名古屋市、大阪市、広島市、松山市、熊本市及び那覇市となります。

資格別 試験期 試験の期日
(点字の試験を含む)
申請書受付期間

第一級アマチュア無線技士
4月期 7日(土) 平成19年2月1日(木)から20日(火)
8月期 19日(日) 平成19年6月1日(金)から20日(水)
12月期 8日(土) 平成19年10月1日(月)から22日(月)

第二級アマチュア無線技士
4月期 8日(日) 平成19年2月1日(木)から20日(火)
8月期 18日(土) 平成19年6月1日(金)から20日(水)
12月期 9日(日) 平成19年10月1日(月)から22日(月)

 第三級、第四級の国家試験については、東京・宇都宮・札幌・帯広・仙台・秋田・青森・盛岡・長野・新潟・金沢・名古屋・静岡・大阪・広島・松江・岡山・松山・高松・熊本・鹿児島・福岡・大分・長崎・北九州・那覇の各会場での開催が予定されています。

 また、日本無線協会本部(東京都中央区晴海)では、平成19年度も第三級・第四級の当日受付試験を、8月を除く第3日曜日に実施します。

【試験日】平成19年4月15日、5月20日、6月17日、7月15日、9月16日、10月21日、11月18日、12月16日、平成20年1月20日、2月17日、3月16日

 また当日受付即日結果発表の第三級・第四級アマチュア無線技士の臨時国家試験については、池田市立青年の家(大阪府池田市天神)で5月26日・27日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)会議棟6階で8月25日に実施されます。

【日本無線協会発表】

 アマチュア無線技士国家試験の受験などに関する詳細は、日本無線協会のホームページをご参照ください。

(2月1日)




関西アマチュア無線フェスティバル2007を5月26日・27日開催

 5月26日(土)・27日(日)、大阪府池田市の池田市民文化会館と 隣接する豊島野公園で「関西アマチュア無線フェスティバル2007」が 開催されます。

 今年で12回目となる、関西アマチュア無線フェスティバルの開催に 向けて、関西地方本部のメンバーを中心として構成される実行委員会 では、楽しいさまざまな催事や企画の準備に当たっています。

 また実行委員会では、2月1日から出展団体の募集を開始していま す。募集の詳細等は、関西アマチュア無線フェスティバルのホーム ページをご参照ください。

(2月1日)




第6回西日本ハムフェアを平成19年3月4日、
 熊本県玉名郡長洲町「ユニバーサル造船所体育館」で開催

 JARL九州地方本部は、3月4日、熊本県玉名郡長洲町のユニバーサル造船所体育館(旧日立造船所有明工場)で西日本ハムフェアを開催します。

 今年で第6回目を迎える、西日本ハムフェアは東京で開催の「ハムフェア」、関西地方で開催の「関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM)に次ぐ規模のアマチュア無線の祭典で、一昨年のサンメッセ鳥栖、昨年の熊本県立劇場(第48回通常総会と同時開催)から新会場に移しての開催となります。

 例年通り、九州地方本部では実行委員会を組織して、趣向を凝らした楽しい催事を準備中です。

 また、子供たちの科学離れを少しでも食い止めるため、「電気の散歩道」や「ラジコンサッカー選手権」をはじめとした、親子で楽しめる催物を企画しています。

 九州地方はもとより、他エリアからも多数の方々のご来場を心よりお待ちしています。

 なお詳細な情報は、九州地方本部の第6回西日本ハムフェアのホームページをご参照ください。

(2月1日)




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