コンテストガイドライン FAQ

2023年3月24日
よくあるご質問と回答をまとめましたので、参考としてください。
コンテスト規約につきましては、それぞれのコンテスト規約をご覧ください。

■ログ提出について

Q-1:
複数部門への書類提出は、いかなる場合でも認められないのでしょうか?
A-1:
参加者は1種目のみに書類提出してください。個人が複数のコールサインを持つ場合はいずれか1つだけ提出してください。個人局と社団局、シングルオペと他人のコールサインのマルチオペで参加した場合はどれも提出可能です。

Q-2:
クラブ対抗の得点計上時の注意点について教えてください。
A-2:
  • ① クラブメンバーでない局がメンバーとして、得点を計上することはできません。メンバーでない局の計上は、無効となります。
  • ② ALL ASIAN DXコンテストにおいて、海外からの登録クラブメンバーによる運用スコアは、クラブ対抗スコアに含めることはできません。

Q-3:
電子ログの提出が完了した後で、間違いを見つけてしまいました。提出のやり直しはできるのでしょうか?
A-3:
提出期間内に、修正したものを再度送信してください。同一局から再送があった場合には、提出日時の遅い方を採用しますので、問題ありません。

Q-4:
住所やコメントなどは長くなる場合もありますが、途中で改行が入っても良いでしょうか。
A-4:
OKです。 <ADDRESS> 〒180-8073 東京都豊島区
南大塚3-43-1</ADDRESS>
なお、通常メールソフトでは、1行の文字数が決まっています(設定にて変更可能)。 タグ(<・・・>)の途中で強制的に改行が入るとタグが正常に認識されませんので、ご注意ください。

Q-5:
重複局や無効局(交信が成立しなかった局)をログシートに記載しても構わないでしょうか。
A-5:
重複局は削除せずにログシートに記載してください。 交信が成立しなかった無効局については記載不要です。(Q & A 11 12参照) JARLコンテスト審査分科会では、全て電子化して、審査を行っています。 下記URLの 「電子ログによる書類提出の解説」 をよく読んで提出をお願いいたします。

Q-6:
送信ナンバーの出力部分について教えてください。同じバンドで、ある局とは出力50Wで、ある局とは出力200Wで交信しました。こちらから送る出力の記号はMだったりHだったりしても良いのでしょうか。 また、その場合のログシート・サマリシートの書き方を教えてください。
A−6:
送信ナンバーにつきましては、交信された時の出力となります。ログシートに出力表示が混在しても問題ありません。サマリーシートには、使用された最大出力をご記入ください。種目と種目コードは、最大出力で決まります。

Q-7:
某局と交信した際に、コンディションが悪く、相手局が私のコールを正確にコピーできなかった恐れがあり、コンディションがよい時に仕方なくもう一度同じ局と交信しました。 次のようなケースが想定されますが、ログの記載方法を教えてください。
  • ① こちらは1回目の交信が成立したと判断してログに記載、2回目を重複として記載。
  • ところが相手は1回目を不成立とみなしログ記載せず、2回目を記載。
  • または、相手が1回目に私のコールを間違って記載、2回目に私のコールを正しく記載。
  • ② こちらが1回目を交信不成立と判断しログに記載せず、2回目の交信のみ記載。
  • ところが相手は1回目に私のコールを正しくコピーしており、1回目を記載し、2回目は重複として処理、または記載せず。
このような場合、ログチェックでは、双方のログが一致しないと思われますが、どのように記載すればよろしいでしょうか?
A−7:
JARLコンテスト審査分科会では、全ての交信データを電子化し、クロスチェックを行っております。 上記①のケースの場合は
  • 1回目について:
  • 相手ログに記載がない場合、交信不成立で得点無効。
  • 相手がコールサインを間違えて記載した場合、明らかに間違いが確認できれば交信有効で得点。
  • ただし、相手局はコピーミスで0点。
  • 2回目について:
  • 自局は1回目で得点されているので、重複で0点。
  • 相手局は1回目が0点になっているので、得点になる。
  • 上記②のケースの場合は
  • 1回目について:
  • not in logで相手局0点。
  • 2回目について:
  • 相手局がログ記載していなければnot in logで0点。
  • 記載していれば、交信有効で双方得点。
状況によって、重複(と思われる)交信の得点が有効になる場合があります。申告得点は0点でも関係ありません。重複交信でもログに記載しておく方がお互いプラスです。基本的に、コンテスト参加者は、交信が出来たと判断したら、全てログに書いて提出してください。その交信が重複交信であったとしても必ずログに記載してください。

Q-8:
交信の成立条件について教えてください。
  • ① 相手が私のコールサインをミスコピーしたかも知れないと思う交信がありました。ミスコピーではなかったかも知れません。この場合、交信不成立と考えるべきでしょうか。
  • ② 相手が私のコールサインを明らかにミスコピーしていました。この場合、交信不成立と考えるべきでしょうか。
  • ③ 相手のコンテストナンバーを受信したあと、私はRを打ち、次に私のコンテストナンバーを送信しました。しかし、相手からはR、QSL、TUなど、ナンバーを了解したことを示す打電はなにもなく、そのまま相手の方は新たにCQを出し始めました。この場合、交信不成立と考えるべきでしょうか。
  • ④ 私がCQを出しました。コールしてくださった局にコンテストナンバーを送りました。相手の方はQSLと打ち、何を勘違いしたのかTU E Eと打って、コンテストナンバーを打ち忘れて去って行きました。この場合、交信不成立と考えるべきでしょうか。
総合的に、ログを送るべき交信が成立したと考える条件は決まっているのでしょうか。
A-8:
  • ① 交信不成立と考えることは間違っています。交信は成立したとして、ログに記録してください。交信の成立、不成立はログ審査で決まります。相手が貴局のコールサインをミスコピーしていたら、相手の得点にはなりません。貴局が相手のコールサインとコンテストナンバーを正しくロギングしていれば得点になります。
  • ② ミスコピーとわかった時点で相手に訂正を要求すべきです。黙っていてはいけません。それがコンテストのマナーです。この場合(好ましくない場合ですが)もログに記録してください。間違っている相手局は得点になりませんが、貴局が相手局のコールサインとコンテストナンバーを正しくロギングしていることを審査で確認できれば得点になります。
  • ③ 交信不成立と考えるべきではありません。QSOはログに記録してください。相手が明らかに了解していると貴局が判断したら、R、QSL、TUを相手に要求する必要もありませんし、ログに記録しないということを行う必要もありません。ただ、コンテストの常識、あるいはマナーとして、R、QSL、TU等の了解信号を送出することは行うべきことだと認識してください。
  • ④ コンテストナンバーがわからないので交信は不完全です。従って交信は不成立です。
一般的に言うと、コールサインとコンテストナンバーが交換できた時に交信が成立したと言えます。コンテストにおいては、主催者の審査で交信が有効かそうで無いかが判定されます。審査を始める段階で、貴局が出したログ以外に貴局の交信相手のデータから作った貴局のログが出来ていると考えてください。 それに基づいて審査していると理解してください。電子化の進んだ現在、このようなことが可能になりました。コンテスト委員会からは、交信の怪しい、怪しくないかを貴局が自分で判断しないで、すべてログに記録して提出することをお願いします。

Q-9 :
ログシートの時間をUTCで出してもよいのでしょうか?
A-9 :
UTCの時間表示は、ALL ASIAN DXコンテストのみとなります。ALL JAコンテストなどの国内コンテストでは、JSTの時間表示にて提出してください。

Q-10 :
Cabrillo形式でのログ提出は可能でしょうか?
A-10 :
ALL ASIAN DXコンテストのみ受け付け可能としております。JARLの国内コンテストにおいては、時間をJSTにしたログ部分は受け付けますが、サマリー部分は使えません。JARLのサマリーフォーマットを使ってください。 ログ部分は、必ず時間をJSTで記述願います。
海外のコンテストログはUTCですが、N1MM+では時間を変える機能があります。次のようにすると、UTCをJSTに変えることが出来ます。
N1MM Logger Classicの例では次のようにするとUTCをJSTに変えることが出来ます。
  • ① LOG窓上でマウス右クリック
  • ② Change Timestamp of the entire log by a fixed amount を選択
  • ③ 540(540分)と入れOK
これで+9時間できます。N1MM Logger+でも同様にできると思われますので、時間はJSTで記述願います。

Q-11:
今回シングルバンド部門にログ提出をしますが、他のバンドでも交信しました。その分はチェックログとして提出したいと思いますが、どのように提出すればよいでしょうか?
A-11:
エントリー以外の、他のバンドの交信もすべてログに記載して提出してください。 得点やマルチの計算は、当然エントリー部門のQSOを対象に行ってください。

Q-12:
電子ログの提出の際、メールの本文として送信するのではなくて、添付ファイルとして送ってはだめでしょうか?
A-12:
テキストファイルを添付して送ることが出来ます。

Q-13:
現在電子メールを利用できる環境にありません。知り合いに頼んで電子ログ提出をしてもかまいませんか。
A-13:
可能ですが、電子ログ提出に関連した問合せは、メールの送信者に対して行いますので、依頼された送信者とあなたの間の連絡不疎通による行き違いが生じないようにしてください。

Q-14:
JARL電子ログ対応のプログラムを自分で作ってもいいのでしょうか?
A-14:
もちろんかまいません。ただしコンテスト規約をよく読み、ルールを理解したうえで作成してください。
提出ログについて、以下のURLをよく読んで提出してください。

Q-15:
電子ログ自動処理プログラムを、県支部主催のコンテストでも使いたいので、公開していただけないでしょうか?
A-15:
電子ログ自動処理プログラムは、インターネットに接続されたサーバ上で動作するもので、運用のためにはLinux等の知識が必要となります。利用をご希望の方は contest@jarl.org 宛メールでご相談ください。

Q-16:
SWL部門に参加した場合、<POWER>の欄はどのようにしたらよいでしょうか?
A-16:
SWL部門の場合は、「SWL」などの適当な文字を入れておいてください。
例)
  • <POWER> SWL </POWER>

Q-17:
プリフィックスが8Jあるいは8Nの特別局/特別記念局でのエントリーについて問題ないのでしょうか?
A-17:
問題ありません。特別局/特別記念局とのQSOは、JARLの開設する記念局でも問題なく得点にもマルチにもなります。ただし、JARLが開設する記念局はエントリーしても、チェックログ扱いとなり、順位はつきません。

Q-18:
コンテストに参加しましたが、最初は1エリアの自宅より参加していて、その後に2エリアの実家に移動してコンテストに出ました。マルチプライヤーが変わる移動運用は認められないとなっているので、両方の交信局のログは提出出来ないことはわかっていますが、どちらかの交信ログ(1エリアのみ)でのログ提出は可能でしょうか?
A-18:
ログはどちらかエントリーするエリアのみを提出してください。(エントリーはどちらかとなります。)エントリーしない分の交信分についても、チェックログとしての提出をお願いします。

Q-19:
私は2エリアと3エリアで、JM2QRZとJN3QRAという二つのコールサインをもっています。コンテストでは最初の2エリアのJM2QRZで運用し、その後移動してJN3QRAで運用しました。この場合のエントリー方法について教えてください。
A-19:
規約では、1局のエントリーのみが認められています。エントリーする局を決めたら、その局でエントリーしてください。エントリーしない分の交信分についても、チェックログとしての提出をお願いします。

■運用について

Q-20:
コンテストの終了時刻が21:00と記載されていた場合、21:00:59までコンテストの運用をしてよいでしょうか? また、ログシートに21:00と記載しても問題ないでしょうか?
A-20:
コンテストは、21:00になった「時点(瞬間)」で終了となります。終了時刻は、前後に幅のない「時点(瞬間)」を指し示しているとお考えください。具体的にログシートに記載するTIME欄は、20:59が最後になります。これは20:59台に行われたQSOという意味でのTIME表記です。終了時刻が21:00と記載されていた場合は、21:00になるまでにQSOが終了していなかったと判断し、そのQSOは無効となります。

Q-21:
コンテスト中に運用場所を変更することは出来ますか?
A-21:
ALL ASIAN DXコンテストを除く全コンテストで、コンテスト開始時とマルチプライヤーが変わらない運用場所の変更は、移動局(コンテストに参加する目的で移動している局またはSWL)かつシングルオペに限り可能とします。
ただし、この場合、常置場所からの運用は禁止とします。(例:
JN2QRZがJN2QRZ/2で運用した後、常置場所へ移動し、JN2QRZで運用することは禁止とします。)
なお、マルチプライヤーが変わらない運用場所を変更する場合、以下の2項を満たすようにしてください。
  • ① コールサイン表記が変わらないこと。/を付けることを強く推奨します。
  • ② フィールドデーコンテストの場合は、無線設備や電源の変更がないこととします。 (既設の無線設備がなく既設の電源設備もないところから運用後、既設の無線設備もしくは電源があるところへ移動して運用することは禁止とします。この逆の場合も禁止とします。)
マルチプライヤーは、ALL JAコンテストでは、都府県・地域等のナンバーとなり、フィールドデーコンテストと6m AND Downコンテストでは都府県・地域等のナンバー(1.9MHz〜1200MHz帯)と市・郡または区ナンバー(2400MHz帯以上)となり、全市全郡コンテストでは、市・郡または区ナンバーとなります。
ただし、6m AND Downコンテスト、フィールドデーコンテストで、マルチバンド参加かつ2400MHz帯以上のバンドを運用される場合は、移動出来るエリアが都府県および地域等のエリアではなく、市郡区エリアに限定されますので、御注意ください。

Q-22:
MM(Maritime Mobile)局は参加できますか?
A-22:
公海上で運用するMM(Maritime Mobile)局は、日本国内に該当しないので参加できません。
なお、河川や湖等に停泊して運用することは従来とおり参加可能です。

Q-23 :
無線機の送信出力を調整して、「200W機でM種目」、「電話部門」、「QRP種目」の参加は出来ますか?
A-23 :
はい。送信機の出力を内部あるいは外部に取り付けたパワーメーターにて、当該部門や種目の出力に調整いただければ、ご参加いただけます。

Q-24:
コンテスト中に、あるバンドで交信した局の中で、別のバンドでは運用地を変えていた局がおり、コンテストナンバーが異なっていました。その場合はどのようにすればよいでしょうか?
A-24:
あなたの側には落ち度はありませんので、そのまま送られてきたナンバーをログに記載して、得点にしてOKです。

Q-25:
チェックログの定義のようなものがあったら教えてください
A-25:
  • ① コンテストに参加したが、エントリーを希望しないでコンテスト主催者に送る交信ログのことです。
    チェックログとして提出される場合はサマリーの <CATEGORYCODE> </CATEGORYCODE> 欄に「CHECKLOG」と記載してください。
    ログを受け取った主催者は順位付けを行いません。英語では control log (管理ログ)とも言います。
  • ② 希望するエントリー(部門)以外の他の交信データをチェックログとすることができます。 例えば、複数のバンドで参加していずれかのシングルバンド部門エントリー、電信電話で参加して電信部門エントリーとすることができますが、エントリー外のログも提出してよく、特に記載はなくとも エントリー外のログは自動的にチェックログとなります。
上記①、②とも主催者側が参加局のログ審査において交信の確認(クロスチェック)をする場合などにチェックログは役に立ちます。
特に②においてエントリー外のログが提出されていない場合、クロスチェックで交信が確認できず相手局が減点されることがコンテスト主催者によってはあるため、全交信データの提出が望ましいです。
コンテスト結果には、正式なエントリー局とは別に、チェックログとしてコールサインを掲載する場合があります。

Q-26:
無線局設置場所とアンテナ設置場所が異なる場合のコンテストナンバー送出は、どうなりますでしょうか?
A-26:
無線局設置の場所とアンテナの設置場所が異なる場合のナンバー送出は、アンテナ設置場所を基準とします。 もし、アンテナ設置場所が2つ(以上)のコンテストナンバーの境界線上にあると思われる場合は、運用者の判断に一任することとします。
ただし、コンテスト中に、マルチプライヤーが変わる運用場所の変更は認められないため(注:
A-25参照)、コンテスト中にナンバーを変更することは禁止とします。
また、運用場所と異なったコンテストナンバーを送信した場合の得点は、0で提出してください。(コンテスト中にナンバーが間違っていることに気付いた場合は、それまでの得点を0とし、正しいナンバーで運用してください。)

Q-27:
マルチオペ運用地の設営範囲規定について、教えてください。
A-27:
運用地は一箇所とし、その範囲は直径500mの円内とし、新ルールから規約に明記することとします。
これは、フィールドデーに限らず、マルチオペで移動する場合の設営範囲基準とします。

Q-28:
シングルオペとマルチオペの違いついて教えてください。
A-28:
マルチオペを取り巻く環境は、ライセンス上の規制緩和で、ゲストオペが認められるようになったことで、大きく変化しました。
JARLコンテスト委員会が定めるシングルオペの定義は、“コンテストに関わる全ての操作を一人で行うこと"を原則としています。
クラブ局コールで参加しても、コンテストに関わる全ての操作を一人で行った場合は、シングルオペと見なされます。
逆に、以下の行為は、マルチオペと見なされます。
  • ① アマチュア無線の送信・受信の操作は全て一人で行ったが、リアルタイムでのロギングを別の人が行った。ただし、コンテスト中にコンテストに関わる全ての操作を一人で行った場合は、コンテスト終了後に、サマリーやログの作成や電子化を家族や友人に手伝ってもらってもマルチオペとは見なされません。
  • ② アマチュア無線の送信・受信の操作は全て一人で行ったが、リアルタイムでのアンテナの方向変換を別の人が行った。
上記①、②のように、コンテスト中にリアルタイムロギングや無線機・アンテナ等の操作をした方もオペレータと見なすため、オペレータ名として記載願います。

Q-29:
コンテスト中に、パケットクラスターの使用は認められるのでしょうか?
A-29:
Webクラスター、CWスキマ−、リバースビーコンネットワーク等のQSO情報入手手段としての使用を認めます。

Q-30:
セルフスポッティングとスポットを依頼する行為の禁止とはどういうことでしょうか?
A-30:
コンテスト参加者が、コンテスト開催時間中に、アマチュア無線以外の手段(Webクラスター、電話、インターネット、SNS、blog、Twitter等)を用いて、自局の運用情報(コールサイン、詳細な運用周波数、運用時刻)を相手方や第三者に通知や公開する行為、ならびに自局の運用情報をアマチュア無線以外の手段を用いて通知や公開するよう友人や第三者等に依頼する行為は、規約で禁止とします。

Q-31:
コンテスト期間中に自局の運用情報をアマチュア無線以外の手段を使って伝達してはいけないというのは、具体的に何をしてはいけないのですか?
A-31:
コンテスト期間中に、自局の運用情報(コールサイン、詳細な運用周波数、運用時刻)をアマチュア無線以外の手段(Webクラスター、携帯電話、メール、チャット、SNSなど)で他者に伝えるセルフスポッティング類似行為や第三者にスポットや投稿を依頼する行為を禁止します。
ただし、Contest Online ScoreBoard 等のリアルタイムスコアボードへのアップロードは禁止対象に含まれません。

Q-32:
コンテスト終了後にアマチュア無線以外の手段を使って具体的に何をしてはいけないのですか?
A-32:
コンテスト終了後に、データベースや録音、電話、電子メール、ブログ、SNS、Web、電子QSL等の情報を使って交信ログを作ったりあるいは交信を確認したり、コールサインやナンバーを修正することを禁止します。ただし、誤記修正を目的にコンテスト期間中に自身で作成したメモに基づく、コンテスト終了後の誤記修正は許されます。

Q-33:
コンテスト終了後に自局の運用情報をアマチュア無線以外の手段を使って伝達してはいけないというのは具体的に何をしてはいけないのですか?
A-33:
コンテスト終了後からログ提出締切日まで、交信相手からの問合せに対して、交信情報 (周波数(帯)、交信時刻、ナンバー)を伝達することは行わないでください。ただし、個別の交信データが特定出来ないよう集計または加工した情報の公開や、eQSL 等の QSL システムへのデータアップロード、Blog等に自身のコンテスト参加記録等を公開することは、禁止対象に含まれません。

Q-34:
コンテストにはログを提出しませんが、参加している友人には交信してコンテストナンバーを送りたいのですが、違反となりますでしょうか?
A-34:
上記のケースは、特に違反行為とは見なしておりません。しかしながら近年、予め計画されたQSOや作為的なQSOは、散見されます。以下の行為は、JARLコンテスト委員会では推奨致しません。
  • ① 同一免許人による違うコールサインでのQSOを作為的に計上すること。
  • ② 特定局の得点を高めるがためのQRVは、事前に計画された交信として、注意勧告もしくは無効となる場合がありますので、注意してください。

Q-35 :
移動局の/(ポータブル表示)送出について教えてください。
A-35 :
  • ① ポータブル表示は付けなくても失格にはなりません。
    ただし、FDコンテストでは、失格になりませんが、フィールドステーションとして扱われません。
  • ② 以下の理由により付けることを強く推奨します。
    • ・QSO時にコールエリアとナンバーが対応しないと混乱を招く恐れがあります。
    • ・コンテスト審査委員会では厳正なる審査を行っておりますが、違うエリアに扱ってしまう恐れがあること、また審査委員会から該当局に運用エリアを再確認することがあります。

Q-36:
コンテストの規約でのモードの件ですがSSTVの運用はどうなのでしょうか?
A-36:
JARL主催各コンテストの規約欄の「3 使用周波数帯」の欄に無いSSTV RTTYなどはコンテストでの参加は出来ません。「3 使用周波数帯」の欄を御確認ください。こちらに各バンドのモードを記載しております。

Q-37:
画像通信、インターネット経由通信を認めますか?
A-37:
認めておりません。

Q-38:
「マルチオペオールバンド」では、周波数帯が異なれば2波以上同時送信してもいいのでしょうか?
また、この場合2波にはある「10分間ルール」は適用されないのでしょうか?
A-38:
周波数帯が異なれば、2波以上を同時送信して構いません。例えば、3.5MHz、7MHz、14MHz、21MHz、28MHz、50MHzの同時送信も可能です。10分間ルールは適用されません。

Q-39:
「10分間ルール」について、詳しく教えてください。
A-39:
「10分間ルール」とは、バンドを変更し、最初の交信を行った時刻を起点とし、少なくとも10分間はそのバンドに留まらなければならないというルールです。
また、マルチオペ2波部門のログについては、交信ごとに送信波系列が分かるようにするか、2系列の送信波ごとに時間順に並べてください。マルチオペ2波部門と判断できないログの場合、マルチオペオールバンドへの参加と判断します。

Q-40 :
遠隔操作によるリモート運用で、コンテストに参加することは可能でしょうか?
A-40:
リモート運用は、すべてのアンテナ、送信機、受信機が一つの所在地に収まっている場合のみ許されます。また局所在地外に位置するリモート受信機の使用は禁止します。 エントリーは、アンテナ、送信機、受信機の所在地とします(オペレータの運用場所ではありません)。

Q-41:
144MHzや430MHz等のメインチャンネルでコンテストを行っても良いのでしょうか?
A-41:
メインチャネルでのQSOは禁止します。
ただし、メインチャンネルでQSYする周波数アナウンスを伴う短いCQを出し、すぐにメインチャンネル以外の周波数へQSYしてからQSOする場合は、この限りではありません。

Q-42:
ALL ASIAN DXコンテストで、マルチオペの場合、年齢はどう送るべきでしょうか?
A-42:
コンテスト開始時(最初)のオペレータの平均年齢で、オペレータがチェンジしても最後までその年齢を送ってください。

■フィールドデーコンテストについて

Q-43:
宿泊施設や学校の屋上などでも発電機を使用して運用すれば「フィールドデーステーションA」になるでしょうか?
A-43:
容易に使用できる既設の電源がある宿泊施設や学校の校舎などの建造物(既設のアンテナ、タワー等の無線設備がある建物を含む。)では、発電機を使用しても「フィールドデーステーションB」になります。
ただし、公園や山の上の展望台等、商用電気はきてはいるが、一般に利用できるものではないと考えられるところでは、発電機等を使用することで、「フィールドデーステーションA」になることができます。
基本的には、フィールドデーコンテストの目的である「野外へ移動して運用」という主旨に相応しいかどうかになります。 判断が難しい場合には、資料写真等を添付してお問合せください。

Q-44:
ホームステーション同士の交信は得点やマルチとして計上してよいのでしょうか?
A-44:
ホームステーション同士の交信は、得点にもマルチにもなります。

Q-45:
ホームステーションとして参加する場合、注意すべき点は何でしょうか?
A-45:
ホームステーションの最大空中線電力は50Wとします。500Wの免許を受けていても、出力を50Wにして参加してください。送信する空中線電力ナンバーに“H" はありませんので、RS(T)+マルチプライヤー + “M" となります。

Q-46:
シングルオペ オールバンドモーニング[CAR][XAR]という新種目は、日曜日6時〜12時の6時間運用とするとありますが、土曜日の18時からコンテストに参加して、6時までの交信分をチェックログ扱いとして、この部門にログを提出することは可能でしょうか?
A-46:
提出可能です。

■QSOパーティの書類提出について

    Q-47:
    電子メールを使った書類の提出、すなわち「電子ログ」は使えないのでしょうか?
    A-47:
    お正月のQSOパーティは、ほとんどの方がステッカーを請求されるため、SASE(切手を貼り自分の宛名を書いた返信用封筒)を同封していただく関係上電子ログでの提出は受け付けていません。

    Q-48:
    通常のコンテストと同様に、提出する紙のログは手書きのみが受け付けされるのでしょうか?
    A-48:
    いいえ。QSOパーティに限り、パソコンで作成されたログでの提出も受け付けとなります。

    Q-49:
    書類はなぜA4サイズに限り、B5サイズは認められないのですか?
    A-49:
    書類サイズが統一されていないと、電子データにインプットする作業および審査・集計する作業が、とてもやりにくいからです。また、B5サイズがA4の間に隠れて見落としかねないからです。

    Q-50:
    従来のB5サイズのものを、A4サイズに拡大コピーして使ってもよいのでしょうか?
    A-50:
    QSOパーティに限って、当面の間OKとします。
    しかし、コンテストについては、記入に必要な項目がA4サイズから変わっていますので、この方法はとらないでください。

    Q-51:
    自作のフォームでもよいのでしょうか?
    A-51:
    自作はかまいませんが、JARL が制定しているサマリーシートおよびログシートと、記載項目が合致している必要があります。
    記載位置については、寸分違わぬようにとは申しませんが、ほぼ同じような並びにしてください。なお、罫線については、全体として見やすくまとまっておれば、細かい指定はいたしません。
    大量の書類をデータ入力し審査・集計しますので、使用する紙質なども含めて、ご協力願います。(感熱紙、裏面の印刷が透き通る紙、半紙のように薄い紙、などは使わないでください。)

    Q-52:
    JARL非会員でもステッカーはもらえますか?
    A-52:
    はい、SASEで請求があればお送りします。コンテストにおいても参加(書類提出)下さることは一向に差し支えありません。ただ、コンテストに関する情報も限られ、せっかく参加されても表彰の対象になりませんので、できるだけJARL に入会くださいますようにお勧めします。

    Q-53:
    12支が揃ったので、盾を申請しようと思いますが、どのようにすればよいのですか?
    A-53:
    下記をご覧ください

    Q-54:
    12支を完成する途中でコールサインが変わったのですが、認められますか?
    A-54:
    認められます。

    Q-55:
    途中のステッカーを紛失した年があるのですが、もう一巡待たなければいけないですか?
    A-55:
    コールサイン、氏名、参加された年をお伝えいただければ、記録を調べることができます。 ハガキまたは電子メール(contest@jarl.org)で尋ねてください。電話でのお問合せはお断りします。

    Q-56:
    昨年完成していたのですが、申請を忘れていました。今年申請してもよいですか?
    A-56:
    OKです。申請の際には、今年の申請書とは別に「会員課コンテスト係(○○○○年分)」宛として送ってください。

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