JARL NEWS 履歴

2006年秋号
2006年秋号 ■2006年秋号の表紙
 今月の表紙はコイルの仲間たちです。コイルは基本的に「線材を巻いたもの」で 非常に簡単な構造の部品ですが、コンデンサーと組み合わせて共振回路を構成する パーツとして大変重要な部品です。空芯のタイプ、フェライトコアなどの磁性体材料 に線材を巻いたタイプなど、さまざまな容姿やサイズのものがあります。
 無線機の中には同調回路、発振回路やフィルター回路などに多数使用されている ほか、アンテナの一部としても、ローディングコイル(短縮コイル)やバラン (平衡器)などを構成する重要なパーツとして活躍しています。
JARLからのお知らせは、「CQ ham radio」誌 (CQ出版社刊 毎月19日発売) においても、「FROM JARL」として掲載しております。


■2006年秋号の主な記事■   




QTC

サイクル24、スタートの兆しが!今後の太陽活動に注目しましょう。

 ハムフェア2006は、夏真っ盛りの8月19日・20日に開催。このアマチュア無線最大のイベントは、2日間で昨年と同じ 29,000人の入場者でにぎわいました。
 ハムフェア2006にあわせて実施した「JARL入会者歓迎キャンペーン」も予想を上回り、また、会場近くで日本無線協会 が実施した、第3級、第4級の国家試験にも定員近くの受験者が集まり、アマチュア無線の活気が感じられるハムフェア となりました。
 活気といえば、アマチュア無線では太陽活動がもっとも気になるところ。現サイクルの23の太陽活動は、今が底だと いわれています。
 ところが、NASA(アメリカ航空宇宙局)などの発表によれば、太陽の活動にサイクル24のきざしが見られるおのこと。 これは、「バックワード・算すポット」という磁場の逆転が起こったことを示す特徴を持った黒点が現れたことが、 太陽観測衛星「SOHO」の磁場を観測できる特殊な望遠鏡によって観測されたことによります。
 待ち望んでいたサイクル24は、すでにその活動がスタートし、そのピークは2010年と予測されるとのことですから、 今後の太陽活動に目が離せません。



TOPICS
 Topicsに掲載の次の記事はJARL Webの各ページに紹介されています。



■JARL NEWSの今後の発行予定と原稿の締切りについて

○JARL NEWSは年4回の季刊発行です。
 JARL NEWSは年4回の季刊発行です。次号の「2007年冬号」は2007年1月1日発行予定、「2007年春号」は第49回通常総会議案掲載の関係で、2007年5月上旬発行予定です。
○JARL NEWSの原稿締切りについて
 地方だよりなどの原稿は、各号発行月の2カ月前の20日が締切日となります。
 早めに行事等の内容をご決定いただき、原稿をお送りいただきますようお願いいたします。
○CQ誌の「FROM JARL」の活用について
 JARL NEWSへの掲載にタイミングの合わない地方本部や支部の行事等については、CQ出版社にご協力いただいている、CQ誌のFROM JARLのページも活用させていただきます。CQ誌のFROM JARLについても、掲載号数月の2カ月前の20日となりますので、あわせてよろしくお願いいたします (たとえば9月号(8月19日発行)は7月20日)。
 CQ誌のFROM JARLのページはJARL広報課で編集・制作をおこなっていますので、JARL NEWS同様、広報課(E-mailの場合は、jn_genko@jarl.or.jp)までお送りいただきますようお願いいたします。
JARL Web版「地方だより/登録クラブ・ニュース」をご活用ください
 地方本部や支部、登録クラブの行事予定については、新設のJARL Web版「地方だより/登録クラブ・ニュース」のページにも、お送りいただいた原稿の整理が完了し次第掲載となります。なお、同ページの掲載原稿は、当該行事終了後、または次号JARL NEWS掲載後に削除となりますのであらかじめご了承ください。



■ インフォメーション

第488回理事会開催(会員専用ページ)


■委員会委員長・委員の委嘱(敬称略)

  1. 次記の委員会の委員長を、平成18年7月20日付けで委嘱
    ○ARDF委員会
    委員長JA8ATG原 恒夫
    ○アワード委員会
    委員長JA1COP佐々木広武
    ○コンテスト委員会
    委員長JF1SQC森川晴一郎
    ○不法局対策委員会
    委員長JA3HXJ長谷川良彦

  2. アマチュア無線フェスティバル実行委員会の委員長および委員を平成18年7月21日付けで委嘱
    ○アマチュア無線フェスティバル実行委員会
    委員長JH1HNH海江田威宣
    副委員長JA1AYO丹羽一夫
    副委員長JA1UT林 義雄
    委 員JA1DXU本間祐弘
    委 員JA1ATP上野 毅
    委 員JA1FY野田隆志
    委 員JA1TY坂田佳昌
    委 員JH1UBU根本紀正
    委 員JH1DJO大野 泰
    委 員JI1KAV長江和夫
    委 員JI1BVT沼上順治

  3. 次記の委員会の委員長を、平成18年8月1日付けで委嘱
    ○技術政策委員会
    委員長JA1ZU後藤尚久
    ○次世代通信委員会
    委員長JA1CIA三木哲也
    ○周波数委員会
    委員長JA3OZ藤原功三
    ○マイクロ波委員会
    委員長JG1QGF種村陽亜
    ○電磁環境委員会
    委員長JA1XF芳野赳夫
    ○レピータ委員会
    委員長JH1BSJ芝山 仁

  4. 次記のとおり、青少年育成委員長および委員を、平成18年8月1日付けで委嘱。
    ○青少年育成委員会
    委員長JA8ATG原 恒夫
    委 員JI1TJJ石谷優行
    委 員JI1TXW荘司保治
    委 員JJ1EVL世古名知夫
    委 員JM1MNW竹内俊晴
    委 員7L1FFN磯 直行
    委 員JA2TMK井坂資弘

  5. アワード委員会の委員を次のように委嘱。
    ○アワード委員会
    委 員JA1CKE星野幸男
    委 員JH1IED須藤悦朗
    委 員JR1DTN佐藤 哲
    委 員7M2GCW三浦俊成
    委 員JA7QLP工藤博昭
    (平成18年8月17日付け)
    委 員7K1DPE竹内起司
    (平成18年8月23日付け)

  6. 不法局対策委員会の委員を、平成18年8月25日付けで次のように委嘱。
    ○不法局対策委員会
    委 員7L1FFN磯 直行
    委 員7M3TJZ安田 聖
    委 員JE3RZT野添憲三

■委員会・分科会の開催

  • マイクロ波委員会
     平成18年6月25日、東京都西東京市のスカイタワー西東京会議室でマイクロ波委員会(委員長=JG1QGF)を開催。入門講座の進め方について検討しました。
     委員会終了後、「マイクロ波入門講座」を開催し「マイクロ波帯の楽しみ方」などの各種講演等をおこないました。
  • コンテスト審査分科会
     平成18年7月17日、東京・巣鴨のJARL事務局会議室で、コンテスト審査分科会(分科会長=JM1LRQ)を開催し、第48回ALL JAコンテストの書類審査をおこないました。
  • 青少年育成委員会
     平成18年8月26日、東京・巣鴨のJARL事務局会議室で、第5回青少年育成委員会(委員長=JA8ATG)を開催。青少年育成の方策に関する理事会への答申の検討をおこないました。


■UHF帯交信記録の認定(平成18年7月1日)
 次の局からU・SHF帯の交信記録認定の申請がありました。
 この公示については、2カ月以内にJARL会員2名以上から異議があった場合、記録が認定されないことがあります。
       ※     ※
◆JL1BLF/0
・運用地点:長野県北安曇郡小谷村(標高2,437m)
◆JN7WGO/7
・運用地点:山形県飽海郡遊佐町(標高1,759m)
◆JA1AKA/0
・運用地点:長野県北安曇郡小谷村(標高2,437m)
◆JH1GED/7
・運用地点:山形県飽海郡遊佐町(標高1,759m)
◆JA1GLD/1
・運用地点:栃木県下都賀郡大平町大平山(標高225m)
◆JA1KVN/1
・運用地点:埼玉県北埼玉郡大利根町キャスリーン公園(標高13m)
【相互間距離】
10.1GHz帯:323.1km
10.4GHz帯:323.1km
249GHz帯:21.7km
●申請1:10.1GHz帯F5(F3F)
・平成18年8月5日11:50〜
・無線設備
【JL1BLF/0】ガン発振ND751AAM+MGF1302+MGF1601A(自作)、BSコンバーター+BSチューナー(自作)、パラボラ直径50cm、80cmH 出力180mW
【JN7WGO/7】ガン発振ND751AAM+MGF1302+MGF1601A+MGFK30M(自作)、BSコンバーター(改)+BSチューナー(改)、パラボラ直径45cm、1.2mH 出力400mW
●申請2:10.1GHz帯F9(F8W)
・平成18年8月5日11:40〜
・無線設備
【JL1BLF/0】申請1に同じ
【JN7WGO/7】申請1に同じ
●申請3:10.4GHz帯F5(F3F)
・平成18年8月5日12:18〜
・無線設備
【JA1AKA/0】ガン発振ND751AAM+MGF1302+MGF1601A(自作)、BSコンバーター+BSチューナー、パラボラ直径46cm、70cmH 出力200mW
【JH1GED/7】ガン発振ND751AAM+MGF1302+MGF1601A(自作)、BSコンバーター(改)+BSチューナー(改)、パラボラ直径50cm、1.3mH 出力130mW
●申請4:10.4GHz帯F9(F8W)
・平成18年8月5日12:12〜
・無線設備
【JA1AKA/0】申請3に同じ
【JH1GED/7】申請3に同じ
●申請5:249GHz帯F3(F3E)
・平成18年4月9日14:24〜
・無線設備
【JA1GLD/1】TS-790G+自作機,カセグレン直径45cm 1.5mH 出力100mW
【JA1KVN/1】IC-1271+自作機、カセグレン直径60cm 1.5mH 出力0.03mW


■レピータ局の告知
(1)設置場所 (2)出力周波数 (3)アクセストーン/運用モード (4)運用時間 (5)代表者 (6)緊急連絡者

<開設>
  • JP1YJN (1)神奈川県大和市上草柳 (2)1292.46MHz(平成18年6月1日から運用) (3)88.5Hz (4)常時 (5)・(6)山本貴士 JE4HBP(046-261-4487)
  • JP1YJO (1)東京都狛江市岩戸南 (2)439.29MHz(平成18年4月14日から運用) (3)DV (4)常時 (5)・(6)山本貴士 JE4HBP(046-261-4487)
  • JP1YJP (1)群馬県前橋市金丸町 (2)439.05MHz(平成18年6月26日から運用) (3)DV (4)常時 (5)・(6)加藤松雄 JO1JMJ(090-3408-1106)
  • JP1YJQ (1)千葉県千葉市美浜区幸町 (2)439.27MHz(平成18年8月16日から運用) (3)DV (4)常時 (5)・(6)葛原 茂 JI1OBJ(043-216-8011)
  • JP9YEG (1)石川県白山市福留町 (2)434.03MHz、1270.125MHz(平成18年7月1日から運用) (3)DV、DD (4)常時 (5)岡野重和 JA9AAO(076-275-3522) (6)小川健朗 JA9OFF(076-277-2549)
<増設>
  • JP1YGB (2)439.68MHz(平成18年6月19日から運用) (3)88.5Hz (4)常時
<変更>
  • JR1VD (6)古川博昭 7M4LJD(090-6022-2683)
  • JP1YDI (5)山本宗一 JA1QC(047-411-4311)
  • JP2YDE (1)静岡県浜松市都田町(平成18年8月15日から運用)
  • JP3YCS (5)清水章一 JA3SQI(075-711-6298) (6)小北 醇 JA3SQF(075-861-3353)
  • JR4VF (5)敦田潔晴 JA4AYB(0847-86-0737) (6)伊藤利久夫 JA4WCP(0847-86-0737)
  • JR5WA (5)亀岡宗三 JH5DGO(089-976-6029)
  • JR5WC (5)亀岡宗三 JH5DGO(089-976-6029)
  • JR5VL (5)亀岡宗三 JH5DGO(089-976-6029)
  • JP5YCF (5)亀岡宗三 JH5DGO(089-976-6029)
  • JR6VU (5)波多勝博 JA6PNB(093-962-8670) (6)滑石広志 JH6TGM(093-618-4988)
<停波>
  • 無線設備故障・設置場所変更等のため当分の間
    JR1WM(439.64MHz)、JR1VD(2426.02MHz)
<廃止>
  • JR8VM(平成18年8月31日付)


■サイレントキー
 次の会員の方がお亡くなりになりました。つつしんでご冥福をお祈りします(敬称略)。

 お知り合いの方で、逝去された方がおられましたら、ハガキなどの書面により、会員事業課までお知らせください。

JI1BOO関口任啓
JS1HRI関  武
7M3VDP敷地吉男
JG2DJV久野 弘
JF3GPZ浅井正雄
JE7URI山田佳邦
JA8COG郡司成雄
JR8XFR佐藤新基



【JARL忘年会のお知らせ】
 JARLでは会員の皆様の親睦を深めるため、次のとおり平成18年の忘年会を開催します。
  • 日時 平成18年12月6日(水)18:30〜
  • 場所 青山ダイヤモンドホール(東京都港区北青山3-6-8)
     地下鉄銀座線、半蔵門線、千代田線の表参道駅B-5出口直結
  • 会費 1人10,000円
 会員の皆様のご参加をお待ちしています。申込方法などの詳細は、JARL庶務課までお問い合わせください。



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