ロギングソフト毎の提出ガイダンス
代表的なロギングソフトをご案内しています。
CTESTWIN
JI1AQY 堀内雄一さんによって開発されたコンテスト用ロギングソフトです。コンテストでの交信の記録、重複交信のチェック、CW送信、電子ログ作成、コンテスト終了後入力や多様なファイルの入出力などの機能を備えています。
JARL電子ログ提出用ファイル出力に対応しており、コンテスト終了後速やかに結果をWebアップロードまたは電子メールで提出する事が可能です。
以下の手順でJARLの電子ログ提出用ファイルが出力できます。- 1. [ファイル出力]をクリックします。
- 2. JARL電子ログシート出力をクリックします。
- 3. JARL推奨新フォーマット(R2.1)をクリックします。
- 4. コンテスト名称、参加部門種目コードなどサマリーシートの必要項目を記入します。
- 5. [OK]をクリックします。
- 6. 「.txt」という拡張子の付いたログ・サマリーシートが出力されます。
このファイルをWebアップロードページでアップロードするか、電子メールソフトで提出します。
zLog
東京大学アマチュア無線部JA1ZLOが開発したコンテスト用ロギングソフトです。コンテストでの交信の記録、重複交信のチェック、CW・音声送信、電子ログ作成などに加え、パソコンをネットワークすることによって相手局のコールサイン、コンテストナンバーなどを共有できるという、マルチオペ向けの機能が特徴です。
部員の卒業によって長いあいだ開発が止まってしまい、Windows 10では安定動作しないなどの問題が起きていました。2019年、JARLコンテスト委員会が開発者からソースコードを譲り受け、フリーソフトウェアとしてGitHubに公開しました。JR8PPG 武藤臣宣さんによって修正・改良が施され、有志によるテストを受けてWindows 10以降で動く安定版がリリースされました。
以下の手順でzLogでJARLの電子ログ提出用ファイルが出力できます。
- 1. [File]を開き、[Create E-Log]を選びます。
- 2. サマリーシートの項目を入力します。
- 3. [E-log作成]ボタンをクリックします。
- 4. 「.em」という拡張子のついたファイル(例:20256D.em)ができます。
このファイルをWebアップロードページでアップロードするか、電子メールソフトで提出します。
Turbo HAMLOG
JG1MOU 浜田 博さんによって開発されたTurbo HAMLOGは普段のQSO管理のための汎用ロギングソフトであり、CQ・ナンバー送出、マルチチェック、得点計算、デュープチェックといったコンテストのための機能は持っていません。しかし、Turbo HAMLOGを使い慣れており、Turbo HAMLOGでコンテストに参加しログ提出まで行いたい方もいらっしゃるでしょう。JARLコンテスト 電子ログサマリー作成ページを使えばTurbo HAMLOGで作成したCSVファイルをJARL電子ログ形式に変換することができます。
- 1. JARLコンテスト 電子ログサマリー作成ページにアクセスします。
- 2. 画面下部、[(2)ログシート入力画面を開いて入力する場合]欄の[ログシート入力画面を開く]ボタンを押します。
- 3. [ログシート入力画面]の右上にある[Turbo HAMLOGで作成したCSVファイルを読み込む]のボタンを押します。
- 4. 説明が表示されますので、その説明にしたがってTurbo HAMLOGからのCSVファイルの出力、このページへのCSVファイルの読み込みの操作を行います。
- 5. 画面上部、[入力内容をサマリーシート作成ページへ送る]のボタンを押します。
- 6. [電子ログサマリー作成ページ]に戻り、サマリーシート項目を入力して、[電子ログ作成・アップロード]のボタンを押します。
ご質問等は、コンテスト委員会お問い合わせフォームへお問合せください。