QSLカードの書き方


 アマチュア局からアマチュア局へ送付するQSLカードの書き方、 また、アマチュア局の交信をワッチして受信報告書を送付するときのSWLカードの記入方法、 さらに、SWLから届いた受信報告書への返信の意味を込めたSWLあてに発行するカードの書き方などを、JARLの規格QSLカードを例に、簡単にご説明します。


(JARLの規格QSLカードを使用してご説明)
アマチュア局同士のQSLの例
  • 自局のコールサイン(ここではJA1RLとします)を記入します(パソコンで直接印刷している人がほとんどです)
     QSLカードの目的から、もっとも目立つように表記(デザイン)してください。なお、設(常)置場所以外で運用した場合はコールサインの後に斜線を入れ、移動先を記入して、次の例のように記載する方法もあります。(例:JA1RL/1**市)
    (注)**とは、その場所などを示します。都道府県名や市町村名あるいは郡名や山名など、移動運用地をなるべく詳しく表示します。
  • TO RADIO のところに交信相手局のコールサインを記入します。
     交信相手局が移動運用の場合は前項と同じように書いてもかまいません。
     なお、CONFIRMING OUR QSOは「私たちのQSOを認証する」という意味です。
  • DAY、MONTH、YEAR
     例のように、DAY、MONTHは記入欄が別々であれば問題ありませんが、一つの枠内に記入する場合は、MONTHを欧文(Apr.15など)にするとか、2020.04.15(または15.04.2020)のように月日が分かるように書きましょう。YEARは西暦で記入すると国内外ともに通用するので2020とか'20とか記入しましょう。
  • TIME欄はUTC(Coordinated Universal Time=協定世界時)か、JST(Japan Standard Time=日本標準時)かを明確にし、QSO開始時間を24時間表示で記入してください。
    DAY欄は、TIME欄がUTC表示のとき、前日になる場合もありますので、注意してください。
    TIME欄は、JST/UTC表示があるので、どちらかに合わせて片方を消してください。
    (注)UTC表示の場合は、JSTマイナス9時間としてください。
  • RST欄は、電話の場合「RS」、電信の場合「RST」を記入します。BAND欄にはMHzで記入してください。
  • MODE欄は、お互いに同一モードで交信した場合には2WAY SSBとか2×SSBのように記入します。現在は、ほとんど同一モードによる交信でしょうから、あらかじめ2WAYや2×が印刷されている場合が多いようです。また、CWとSSBの交信などのように、クロスモードの交信の場合には、2WAYの部分を線などで消します。
    なお、J3E(SSB)とかA1A(CW)というように電波型式表示の記入もできます。
  • TNX QSL PSEなど
     交信相手局からQSLカードが届いた場合にはPSE(Please)を消して、TNX(Thanks) QSL としたりします。
  • RIG、ANT、QTH、OPを記入する。
     無線機、アンテナ、運用場所、オペレーターの名前などを記入します。

 (JARLの規格QSLQSLカードを使用してご説明)

 SWLカードの記載内容は前述のQSLカードの必要記載事項とほぼ同じですが、交信証明の文章のかわりに受信報告書である旨の記載をします。
SWLカードの例
  • 自分のSWLナンバー(ここではJA1-56789とします)を記入します(パソコンで直接印刷している人が多いようです)。
     また、コールサインを使用してSWLカードを発行することもあります。
  • TO RADIOのところに 受信した局のコールサインを記入します。
     なお、SWLカードは受信の報告ですので、受信報告として、HEARD YOUR QSOなどと記入してください(一般のQSLカードを使用して、修正や書き直しをする方が多いようです)。
  • DAY、MONTH、YEAR、TIME、BAND、RST、MODEを記入します。
      DAY欄は、TIME欄がUTC表示のとき、前日になる場合がありますので、注意してください。TIME欄は、JST/UTC表示があるので、どちらかに合わせて片方を消してください。
     (注)UTC表示の場合は、JSTマイナス9時間としてください。
    RST欄は電話の場合「RS」、電信の場合「RST」を記入します。
    BAND欄にはMHzで記入してください。
    MODE欄には受信した局が運用していたモードを記入します。
     なお、電波型式表示の記入もできます。
  • RIG、ANT、CONDX、QTH、NAMEを記入します。
     受信に使用した機器やアンテナ、受信場所などを記入します。
     JARLの規格QSLにはありませんが、CONDX欄のあるQSLカードには、フェージングがある場合にはQSBを、その他交信状況などが変わればそれを記入します。
  • WKD/CLDを記入します。
     交信相手局のコールサインが分かれば、備考欄や空欄を利用して「WKD(Worked) With JA2RL」などと記入します。また、CQを出していた場合は「CLD(Called)CQ」のように記入します。


(JARLの規格QSLカードを使用してご説明)

SWLあてのQSLカードの例
  • 自局のコールサイン(ここではJA1RLとします)を記入します(パソコンで直接印刷している人が多いようです)
  • 「TO RADIO」を「TO SWL」に変更してSWLナンバー(ここではJA1−56789とします)などを記入します。
     SWLレポートの返事には、通常、「CONFIRMING YOUR RPT」などと記入してください。
  • DAY、MONTH、YEAR、TIME、BAND、MODEを記入します。
     DAY欄は、TIME欄がUTC表示のとき、前日になる場合がありますので、注意してください。
     TIME欄は、JST/UTC表示があるので、どちらかに合わせて片方を消してください。
    (注)UTC表示の場合は、JSTマイナス9時間としてください。
     RSTの欄は空欄または斜線を記入します。
     BAND欄にはMHzで記入してください。
     MODE欄は、交信記録などを確認してSSB、CW、FMなどの通信方式を記入します。なお、電波型式表示の記入もできます。
  • RIG、ANT、QTH、OPを記入します。
     交信時に使用した機器やアンテナ、運用場所を記入します。
  • WKD/CLDを記入します。
     交信相手局については受信報告があった場合、備考欄や空欄を利用して「WKD(Worked) With JA2RL 」などと記入します。また、CQを出していた場合は「CLD(Called) CQ」のように記入します。
  • 「TNX QSL PSE」を「TNX SWL」に変更します。

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