July 2021 NEWS TOPICS INFORMATION


7月29日は「アマチュア無線の日」

 1952年(昭和27年)7月29日、全国30名の方々にアマチュア無線の予備免許が発給され、太平洋戦争によって禁止されていたアマチュア無線が再開しました。
 これを記念して1973年(昭和48年)に、日本アマチュア無線連盟は、7月29日を「アマチュア無線の日」として制定いたしました。
 戦後のアマチュア無線の再開と、その後のアマチュア無線の発展にご尽力いただいた皆様方にあらためて感謝を申し上げます。

 例年、JARL中央局(JA1RL)が東京都豊島区の日本アマチュア無線連盟本部から「アマチュア無線の日」を記念して運用を行っておりますが、今年は東京2020オリンピックパラリンピック記念局「JA1TOKYO」が運用しておりますので交信をお願いいたします。

(7月29日)




東京2020オリンピック・パラリンピック開催を記念した
 記念局「JA1TOKYO」の運用を東京都西東京市で開始!!

  

 JARLは、7月23日から開催される東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念した、特別なコールサイン「JA1TOKYO」の記念局を、7月16日、東京都西東京市において開設し運用を開始しました。
 「JA1TOKYO」の開局式のあと、各バンドごとに担当オペレーターがついてアクティブな運用がおこなわれ、夕方にはアマチュア無線家で当連盟会員でもある泉田裕彦衆議院議員(7K1KJK)が会場に駆けつけてくださいました。

JARL 尾会長 挨拶(抜粋)
 東京2020オリンピック・パラリンピックを一週間後にひかえまして、本日は記念局を開局することができました。関係の皆様には、御礼を申し上げます。
 本日から9月5日まで、東京2020オリンピック・パラリンピック開催期間中、「JA1TOKYO」を運用して、オリンピック・パラリンピックを、コロナ禍ではございますが、盛り上げていただきたいと思います。 皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 
尾会長より、島田委員長に「JA1TOKYO」の免許状が手渡されました。右は、JARL広報大使の水田かおりさん。
 

東京オリンピック記念局実行委員会 JH1LWP 島田委員長 挨拶(抜粋)
 皆様、本当に今日、待ちに待った「JA1TOKYO」の開局だと思います。スタッフの皆様も昨日から準備ということで、本当にお疲れ様でした。
 これから第一声が出まして、どんな反響がありますか楽しみでございます。来週より開催されるオリンピック・パラリンピックにおきまして、アスリートの皆様に頑張っていただきたいとエールを送ります。
 
 
尾会長、島田委員長、澤田東京都支部長、水田かおりさん、
そして東京2020記念局「JA1TOKYO」を担うスタッフの皆さん
 

 開局式の後、尾会長の「こちらはJA1TOKYO。TOKYO2020オリンピック・パラリンピックの記念局の開局式をおこない、運用を開始いたしました。入感の方がいらっしゃいましたらお願いいたします」という第一声から、「JA1TOKYO」の運用が開始しました。
 夕方に駆けつけていただいた泉田衆議院議員からも、「いよいよ始まることになりました。是非、世界に向けて絆を発信していただけたらと思います。大変だと思いますが頑張ってください」と激励の挨拶を頂戴し、ご自身もマイクを握ってパイルアップに応えてくださいました。


▲尾会長の第一声は21MHz帯のSSBでおこなわれました
 
▲泉田議員は7MHz帯で運用


▲オペレーターがパイルアップに応えました
 
▲「Radio JARL.com」の収録風景
 
 
▲新型コロナウイルス感染症の感染並びに感染拡大防止、三密(密集、密接、密閉)を避けてソーシャルディスタンスを確保し運用できるように配置された会場からQRV
 

 その後、同会場にて「Radio JARL.com」の収録がおこなわれ、尾会長と泉田議員が「JA1TOKYO」開局式の様子などを語りました。この内容は、FMぱるるん、FM西東京で放送される他、後日放送回がアップされる「Radio JARL.com」でお聴きいただけます。

▽Radio JARL.com
https://www.jarl.org/radio/RadioJARLcom.html

 
 
泉田議員を交えての記念写真
 

 「JA1TOKYO」局は、8月8日まで東京都西東京市で運用をおこないます。

(7月16日)
(7月21日更新)


東京都議会議員 清水康子さん(JK1HAX)が激励訪問(7月20日)
 7月20日、東京都議会議員の清水康子さん(JK1HAX)が、「JA1TOKYO」を激励訪問いただきました。西多摩地区選出でもあり、災害時の通信網について大変ご興味をお持ちの清水都議会議員は、4月に東京都支部が開催した「ハムらde無線フェア」に参加、JARL尾会長の講演にも出席され、その後に、4アマ免許を取得し先日開局されたそうです。
 今回の「JA1TOKYO」激励訪問でも、尾会長と、アマチュア無線についてや、アマチュア無線が緊急災害時にライフラインがストップした際に有用な通信手段であること、社会貢献や体験運用、IOT次世代の育成などに期待が寄せられているなどお話をされました。
 

(7月21日)




日本経済新聞にアマチュア無線の魅力やJARLの会員数増が紹介されました!

 7月10日(土)の日本経済新聞の夕刊に、当連盟やアマチュア無線の記事が掲載されました。
 “アナログ復権”の記事において、1994年以来27年ぶりに会員数が増加したことや、取材に応えた尾会長の、未知の相手に出会える新鮮さ・同じ趣味を持つ仲間の安心感もアマチュア無線の魅力のひとつだとのコメントが紹介されました。

 また、2月に第三級アマチュア無線技士の試験に合格し、小学生のころから憧れていたアマチュア無線を楽しむ方や、文通を楽しむ人、電報の利用が増えたりと、SNSのやりとりやスマートフォンの通話では味わえない“アナログ“の魅力が見直されていると掲載されています。

▽日本経済新聞 Web版(※日経電子版 会員限定)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD2784J0X20C21A5000000/

 会員数増についてはJARL Webをご覧ください。
▽JARL Web
https://www.jarl.org/Japanese/2_Joho/News2021/2021_news-3.htm#0330

(7月13日)




   
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