横浜開港150周年記念8N1Y(特別局)運用終了

 横浜市では、横浜開港150年周年を記念して開国博Y150を2009年4月28日〜9月27日の間開催。市内の各地で数々の楽しいイベントなどが繰り広げられました。

 JARLではこの開国博Y150の開催を記念して、横浜開港150周年記念局8N1Yの運用をおこないました。

 8N1Yは4月1日から、移動する局の運用を開始していましたが、4月27日からは廃車となる2台の大型ワゴン車(救急車)をシャックにしつらえた固定局の運用をおこないました。
 親子づれでシャックを訪れる子供たちを対象としておこなった電子工作では、約600名の子供たちに「ピカピカたねまる」の製作を楽しんでいただきました。

 また7月20日の海の日には、誠文堂新光社発行の月刊誌「子供の科学」の読者メンバーの子供たちが中心となって活動している、「子供の科学」ハムクラブ(JH1ZNI)との共催で「海の日記念イベント」を開催し、アマチュア無線の免許を持った元気な子供たちが8N1Yの運用を楽しみました。

 会期中の固定局への訪問者はのべ1,500名を越え、落書き自由の大型ワゴン車は、訪問者が書き残す記念のサインでいっぱいになっていました(写真下右)。

 そして9月27日、開国博Y150の閉会のこの日、8N1Yも約5カ月間の運用にピリオドを打ちました(右の写真は閉局式)。

 なお、約5カ月間の交信局数は約57,000局(うち海外局2,000局)。この数は、近年に開設運用された記念局の中でも群を抜く交信局数です。