2009全日本ARDF競技大会開催される
【10月25日、茨城県土浦市(かすみがうら市)】

 10月25日、2009全日本ARDF競技大会を茨城県土浦市で開催しました。
 全日本ARDF競技大会の関東地方での開催は、1999年に山梨県大泉村での開催以来で10年ぶりです。

 2009全日本ARDF競技大会は、土浦市、かすみがうら市、茨城県オリエンテーリング協会、(社)全国高等学校文化連盟、茨城県高等学校文化連盟アマチュア無線部会、日本アマチュア無線機器工業会ほかによる後援、協力のもとで開催されました。

 大会の準備・運営は、地元茨城県支部を中心に、関東地方本部の都県支部の協力を得て実行委員会を組織して滞りなく進められました。

 今回の大会は、韓国から6名の選手団(競技参加選手は5名)を迎えての開催となりました。

 本大会(144MHz部門)の前日の10月24日には、茨城県かすみがうら市の、第一常陸野公園周辺のフィールドで、エキシビション競技(3.5MHz帯)を実施。競技には99名の選手が参加しました。

 また10月25日の本大会は、茨城県土浦市の茨城県立中央青年の家周辺で実施され、173名の選手が受信機片手にフィールドを駆けめぐりました。

【2009全日本ARDF競技大会競技結果(PDF型式)】

 JARLが主催する全日本ARDF競技大会は今回で21回目。日本のARDFの歴史を築いてきたベテラン選手の方々の年齢層も相応に高くなっていますが、今年の全日本ARDF競技大会は前年同様、全国から中・高校生選手が78名参加するなど、大会全体として今後の参加選手層の若返りが大いに期待できそうです。

 大会の開催に当たって、原会長(JA1AN)は「今年も多数の高校生選手たちの参加、学校単位での積極的な取り組みもあり、実に喜ばしく思っています。有効なJARLの青少年育成のための重要な事業の一つとして、今後も取り組んでいきたい」と語っています。

 なお、この大会で上位入賞した選手の中から、2010年にクロアチアで開催されるIARU ARDF世界選手権大会の参加選手が選考になる予定です。




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