JARLコンテストについての意見募集(第1回目)

2012年7月
JARLコンテスト委員会

 JARLコンテスト委員会では、JARLコンテストに多くのコンテスト参加者がより楽しく積極的に参加していただけるよう、納得度の高い規約の実現のための見直しを進めて行きます。本活動の一環として、多くの会員からの意見を募集します。検討していただきたい内容が多くあるため、意見募集を3回に分けて実施したいと思います。今回はその第1回目とします。

 今回は、FDコンテストの実施時期、160mバンドの復活、その他(自由意見)という内容で意見募集を行います。二回目は11月に、ALL JAやACAGのマルチ、その他(自由意見)という内容で、三回目は2月に、賞状の全員化や電子化、カテゴリーの見直し、その他(自由意見)という内容でそれぞれ意見募集を行う予定です。

 意見をお出しいただく前提として、JARLコンテストが置かれている現状をご理解いただき(下記(注)参照)、実現可能性の高い具体性のある意見をお寄せいただければ、コンテスト参加者の皆様の納得度の高い制度設計に反映ができるものと考えます。

 次の実施要領にしたがって多くの皆さんの意見をお送りいただけますよう、よろしくお願い申しあげます。

実施要領

  1. 意見募集期間
    2012年8月1日から8月31日まで

  2. 意見提出方法
    電子メール、電子メール添付の文書または書面にて、5に示す委員会の指定する様式に従って意見を提出してください。
    【提出先Eメールアドレス】
    cnt-iken1(アットマーク)jarl.or.jp
    ※上記E-mailアドレスは、スパムメール防止のため「@」を(アットマーク)と表記しています。
  3. 意見提出のできる方
    JARL正員、社団会員、家族会員、准員とします。

  4. 注意事項
    (1)JARLの会員のコールサインあるいはSWLナンバーの記入をお願いします。記入されていない方からの意見については取扱いできないこととします。
    (2)お送りいただきました意見は委員会にて検討後、取りまとめを行い、報告書として公開します。その際,意見をお出しいただいた方のコールサイン等が表示されますので,あらかじめご承知おきください。
  5. 委員会の指定する様式
    以下の様式により,ご意見の提出をお願いします。

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□  JARLコンテストについての意見様式 □

1.提出日:2012年  月  日

2.コールサインまたはSWLナンバー:

3.氏名:

4.現在コンテスト委員会で検討中の事項は次のとおりです。これらについて意見をお願いします。

4-1. FDコンテストの実施時期について
JARL会員と日本のアマチュア無線全体の高齢化が進行しています。例えば、51歳以上の会員の年齢構成が76パーセントとなっております。FDコンテストの目的は「野外に移動して運用するアマチュア局との交信をはかるため」であり、今後の日本のアマチュア無線の動向を考えると,8月第1週という酷暑の時期に、野外でアンテナ設営作業等を含めたコンテスト運用を行うという行為は再検討する必要があるのではないかと考えています。開催時期の変更については、他の既実施のコンテスト等の行事のこともあるため、実現可能な策は他のJARLコンテストとの時期入れ替えが考えられます。

・コンテスト時期変更: 賛成 反対 その他意見
(いずれの場合も理由の明記をお願いします)

4-2.160mバンドの復活について
160mバンドはかつて国内コンテストでも一般的に使用されていました。 しかし、当時の1.9MHz帯で5kHz幅の割り当てという条件下ではオフバ ンド運用という問題が出てきたため、JARL国内コンテストから1.9MHz 帯を外す措置が取られました。近年のアマチュア局の減少と160mバンド拡張 により、再度160mバンドのコンテスト使用ができる状況が可能になりつつあ ります。以上の理由により160mバンドの復活を検討しており、皆様の意見を いただきたく思います。復活にあたっては、混乱を避けるために段階的に実施し てゆくことも考えられます。このことも意見があればよろしくお願いします。

・160mバンドの復活: 賛成 反対 その他意見
(いずれの場合も理由の明記をお願いします)

4-3.その他
以下自由にJARLコンテストに対する意見や改善提案等がありましたらご記入してください。


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注:
JARLコンテストの置かれている現状
 JARLの事業の中で、コンテストは収入要素が全く無く支出一片道の事業です。 例えばコンテスト賞状の印刷発送費用として、おおよそ年間2百万円の支出となっ ております。費用縮減の事業見直しの観点では、コンテストは廃止や見直しの対 象として真っ先に注目される事業ではありますが、アマチュア無線のコンテスト に存在意義を見出していただいている会員の皆様に支えられてJARLコンテストが 維持されています。
 今後も合理的かつ経済的なコンテストの運営は当然として、コストダウンを図り ながら参加される皆様の満足度を高めるということは,並大抵の努力やアイデア では実現が難しいということは承知しておりますが、こういう状況を踏またうえ でJARLコンテストは今後どうあるべきかのお考えを多数お寄せいただければ 幸いに存じます。


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