■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第167号 ----- 2012/12/05 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  師走に入り、2013年の声が少しずつ聞こえて来てもおかしくない時期に なりました。太陽物理学者の間では、2013年はソーラーサイクル24がピーク を迎える年と予想されています。  NASA(アメリカ航空宇宙局)マーシャル宇宙飛行センターの「Solar Physics」のWebサイトでは「2012年11月現在、2013年の平均太陽黒点数は 秋ごろにピークを迎えその最大値は73程度と予想される」と記されています。  アマチュア無線家としてはちょっと残念な、控えめな数値ではあります。  HF帯ハイバンドにおいてワールドワイドに大オープンの良好コンディショ ンというわけにはいかないでしょうが、どん底のコンディションだった時期 と比べれば、十分に良好なコンディションが期待できそうです。  年末の忙しい時期ではありますが、サイクル24のピークの2013年に向かっ て、HF帯の設備の整備を検討してみるのも楽しいかもしれません。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★フィリピンの連盟からの協力要請「台風24号に伴う災害通信の実施について」 ★2012全日本ARDF競技大会終わる ★IARU第3地域総会がホーチミン市(ベトナム)で開催される ★準天頂衛星システム(QZSS)とアマチュア無線 ★第62回利根川水系連合水防演習に協力  「非常通信訓練コンテスト」を平成25年5月に実施予定(千葉県支部) ★会員増強キャンペーンのPRにご協力ください!! ★2012年のDXCCフィールドチェック受付は12月18日(火)事務局到着分まで ★JARLのアンテナ第三者賠償責任保険  2013年分の受付の締切が迫っています(12月12日まで) ★年末年始のQSLカード送付に関するお願い ★2012年12月に運用のJARLの記念局情報 ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中  (日本アマチュア無線振興協会) ★電波は譲りあって使いましょう ★SSBモードでの運用について ★野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ★青少年に対する助成・申請受付について ★JARL QSL転送サービスのご利用について ★総合通信局等の所在地とアマチュア無線関連問い合わせ電話番号 (平成24年7月1日現在) ------------------------------------------------------------------------ ★…………………………………………………………………………………………… フィリピンの連盟からの協力要請「台風24号に伴う災害通信の実施について」 ……………………………………………………………………………………………★  フィリピンの連盟PARAから12月3日付けで、JARLあてに次のような協力 要請が届きましたのでお知らせします。  PARAによれば、「フィリピンに接近している非常に強い台風24号(Bopha、 ボーファ)に備えて、12月3日にアマチュア無線の災害通信を発動した。 IARU第3地域のアマチュア無線家の皆様に、7.095MHz付近を空けていただく よう周知をお願いしたい」とのことです。  日本のアマチュア無線家の皆さんも、7MHz帯を運用される場合は十分にご 注意をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………          2012全日本ARDF競技大会終わる ……………………………………………………………………………………………★  平成24年11月25日(日)、岐阜県岐阜市山県北野、岐阜ファミリーパーク 周辺をフィールドとして、「2012全日本ARDF競技大会」が開催されました。  東海地方での開催は、2006年10月14日、15日に静岡県富士市で開催された、 第18回大会以来の6年ぶり。また、3.5MHz帯での本大会開催は国内で初めて のケースです。  大会の準備は、岐阜県支部内のARDF委員会メンバーが中心となり、隣接 する各県支部からの応援、ARDF愛好者の応援を得て約60名で組織を立ち上げ 本番に向けて、週末を中心に大会準備をすすめられました。  本大会前日の11月24日には、岐阜県関市の百年公園でエキシビション 競技(144MHz帯競技)も開催されました。 ●エキシビション競技(11月24日、岐阜県関市、144MHz帯競技) エントリー選手146名、うち出場者136名(韓国選手4名参加) ●本大会(11月25日、岐阜県岐阜市、3.5MHz帯競技) エントリー選手153名、うち出場者140名(韓国選手4名参加)  本大会に際して、東海総合通信局より電波監視車両DEURAS-M等を配備して いただき、2エリア監査指導委員の皆さんと共に、競技に支障がないように 監視にご協力いただきました。  また両日、会場では記念局8J2ARDFが運用されました。    晩秋の紅葉のフィールドを駆け巡った選手のみなさん、そして大会の 円滑な運営に携わった現地実行委員会のみなさんお疲れ様でした。  なお、大会の結果や詳細レポートは近日中にJARL WebのARDFページや、 JARL NEWS2013年冬号に掲載の予定です。 ★……………………………………………………………………………………………     IARU第3地域総会がホーチミン市(ベトナム)で開催される ……………………………………………………………………………………………★  第15回IARU第3地域総会が、11月5日から9日まで、ベトナムアマチュア無線 連盟(VARC)の招請を受けてホーチミン市で開催され、JARLを含む16か国の 連盟が参加しました。IARU本部、第1地域および第2地域からも役員がオブ ザーバーとして参加しました。  重要な議題として、加盟連盟が支払う第3地域の会費の値上げが理事会から 提案され、20%の値上げが採択されました。  また、第3地域の理事の定員を増やすことがオーストラリア、ニュージーラ ンドから提案され、現行の5名から6名に増員することが採択されました。  これを受けて、本年12月15日からの次期理事として次の6名が無投票で選出 されました(コールサイン順)。 ・HL1AQQジュン・グン・リー(再任) ・JE1MUI 遠藤静夫(再任) ・VK3TL ジョフ・アトキンソン(新任) ・VU2GMNゴパール・マドハバン(再任) ・YB0AZウィスヌ・ウィジャジャ(新任) ・ZL2AZピーター・レイク(再任)  なお、次期議長には互選によりVU2GMNゴパール・マドハバン氏が選出され、 第3地域総会の承認を受けました。  次回、第16回IARU第3地域総会は、インドネシアの連盟ORARIの招請を受け 入れて、2015年後半にジョグジャカルタ(インドネシア)で開催することを 採択しました。 ★……………………………………………………………………………………………      準天頂衛星システム(QZSS)とアマチュア無線 ……………………………………………………………………………………………★  平成22年9月11日に準天頂衛星(QZS=Quasi Zenith Satellite)の初号機 である「みちびき」(QZS-1)がH-IIAロケット18号機で打ち上げられ、現在 試験運用をおこなっています。  準天頂衛星システム(QZSS=Quasi Zenith Satellites System)は、現在 使用している米国のGPS衛星システムの補完機能(測位可能時間の拡大)と 測位精度や信頼性を向上させる補強機能等を有する無線航行衛星システム です。  平成23年9月30日に「実用準天頂衛星システム事業の推進の基本的考え方」 が閣議決定され、その後は内閣府の主導により事業が推進されています(閣議 決定の内容やシステム整備の意義については下記のURLを参照してください)。 ▽「準天頂衛星システムについて」(内閣府) http://www8.cao.go.jp/space/qzs/qzs.html  準天頂衛星「みちびき」の測位信号等は6種類あり、それぞれの送信周波数 は、下表のとおりです。準天頂衛星とアマチュア無線の関わりですが、中心 周波数1278.75MHzのLEX(L6)と呼ばれる補強信号がアマチュア無線の周波数 とオーバーラップしていることです。この信号は42MHzの帯域幅を使用してい て、1200MHz帯のアマチュアバンドの1260〜1300MHzの全帯域と重なってしまい ます。  測位衛星からの送信電力は123W(EIRP)ですが広帯域に拡散していること などから、アマチュア無線業務への実質的な干渉問題は、ほとんど発生しな いと考えられます。  しかし、LEX(L6)信号を使用した地上の測位システムが、アマチュア無線 の電波により影響を受けることが「みちびき」を使用した実証実験で判明して います(下記URLの国土地理院の屋外実証実験報告書を参照)。 ▽高精度測位補正等技術(精密測量向け)の実証実験(国土交通省国土地理院) http://www.gsi.go.jp/eiseisokuchi/qzs_mokuji-okugai.html  測位システムのイミュニティー向上等の技術的な対策も進められているよう ですが、国際的にも無線航行衛星の業務は一次業務であり、1200MHz帯のアマ チュア業務は、二次の業務に位置づけられています。  この周波数帯で運用する際は、優先される一次の業務に有害な影響を与え ないことが前提となっていますので、その動向や関連の情報などに、十分に 注目していく必要があります。 <第1表>準天頂衛星「みちびき」の使用周波数 信号名   中心周波数 L1C/A    1575.42MHz L1C     1575.42MHz L1-SAIF   1575.42MHz LEX(L6)  1278.75MHz L2C     1227.60MHz L5      1176.45MHz ★……………………………………………………………………………………………         第62回利根川水系連合水防演習に協力   「非常通信訓練コンテスト」を平成25年5月に実施予定(千葉県支部) ……………………………………………………………………………………………★  平成25年5月18日(土)に千葉県香取市で第62回「利根川水系連合水防 演習」(主催:国土交通省、都県等)が開催される予定です。  これに併せて関東地方非常通信協議会(会長:関東総合通信局長)および 同協議会の構成員である日本アマチュア無線連盟千葉県支部では、非常通信 訓練を兼ねたコンテストを実施する準備を進めています。  昨今、首都直下地震や南海トラフ地震などの発生が危惧されておりますが、 一昨年3月11日の東日本大震災の際には多くの被災地で津波等により電力・ 通信ラインが寸断され、情報面でも孤立した状況が発生しました。  そのような中、アマチュア無線家のボランティア活動により、被災状況や 避難状況等の情報伝達がおこなわれ、被災地の復旧に大きく寄与した事例が 報告されています。  また、いくつかの市町村では、災害対策基本法に基づく地域防災計画の 作成にあたり、被災地の災害状況等についての情報収集等の協力要請をおこ なうため、地元のアマチュア無線クラブ等と災害協定等が締結されています。  これらのことを踏まえ、今後発生が予想されている首都直下地震等が発生 した場合の迅速な対応のための非常通信訓練を兼ねたコンテストを実施する ものです。  なお、今回の「非常通信訓練コンテスト」の際、千葉県支部では“特別 コールサインによる記念局”も開設する予定です。  詳細につきましては、現在、関係機関との調整を含め、準備を進めている ところです。企画内容等が決まりましたら、改めてお知らせします。  多くの方々の参加をお待ちしております。  後日JARLの千葉県支部のホームページ等に詳細を掲載しますので、それを ご覧ください。 ★……………………………………………………………………………………………       会員増強キャンペーンのPRにご協力ください!! ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは平成24年11月1日から12月末日まで、平成24年度の2回目の会員 増強キャンペーンを実施しております。キャンペーン期間中にJARL正員・ 社団会員・准員として会員期間1年以上で新たにご入会いただいた方に、 もれなくJARL特製グッズをプレゼントいたします。  JARL会員の皆様は、JARL未入会の方にご入会をお勧めいただきますようお 願いいたします。  また、現在まだJARLの会員ではない皆様も、ぜひご入会をいただきます ようお願いします。  なお、正員・社団会員・准員として新たに半年間のご入会、または家族会員 として新たにご入会いただいた方にも、JARLグッズをプレゼントいたします。  皆様のご協力を心よりお願いいたします。 ※キャンペーン期間中に会費を納入された方を対象といたします。 ※JARL会員事業課(電話03-5395-3109、E-mail:kaiin@jarl.or.jp)まで  ご連絡をいただければ、入会の資料をお送りします。 ★……………………………………………………………………………………………  2012年のDXCCフィールドチェック受付は12月18日(火)事務局到着分まで ……………………………………………………………………………………………★  平素よりJARL事務局でおこなっております、DXCCフィールドチェックの 2012年内の受付は、年末の業務処理の関係から、12月18日(火)事務局到着 分までとさせていただきますので、ご利用の方はご注意ください。  なお、2012年12月19日〜2013年1月7日の間に到着分のカードのチェック は、2013年1月7日以降となりますので、あらかじめご了承ください。 ★……………………………………………………………………………………………         JARLのアンテナ第三者賠償責任保険      2013年分の受付の締切が迫っています(12月12日まで) ……………………………………………………………………………………………★  JARLの賠償責任保険制度は、JARL会員の皆様方が心配される無線機器、 アンテナ、タワー等に起因した他人への損害賠償責任リスクを保証する、 JARL会員の皆様方だけがご加入いただける保険制度です。  現在ご加入の皆様も、未加入の皆様も、この機会にぜひご加入ください。  JARLのアンテナ第三者賠償責任保険の詳細や、申し込み方法等はJARL NEWS2012年秋号や、JARL Webの次のページを併せてご参照いただきますよう お願いいたします。  なお、2013年分の受け付けより、保険料の変更、支払限度額・免責金額の 変更、タワー算出(算出基礎数字)の申告方法の変更がおこなわれています。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/hokenseido.htm ※2013年分の募集期間は10月5日〜12月12日、郵便振込分までの年1回募集  です。それ以降のご加入はできませんので、あらかじめご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………       年末年始のQSLカード送付に関するお願い ……………………………………………………………………………………………★  年末年始、郵便局や宅配会社では年賀郵便物等の増加で大変混み合います。 QSLビューローあてのカードのご送付は、事故防止のため年末年始を避け、 新年1月7日以降にご送付ください。どうぞご協力をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………         2012年12月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・銀河連邦建国25周年記念事業(8J1GINGA、04/01〜12/31) ・三郷市市制施行40周年記念事業(8J1MST、04/28〜12/31) ・茂原市制施行60周年記念(8J1MBR、H24/06/01〜H25/03/31) ・八街市市制施行20周年記念(8J1SPY、H24/06/01〜H25/03/31) ・木更津市制施行70周年記念(8J1KS、10/01〜12/31) ・第28回国民文化祭・やまなし2013(愛称「富士の国やまなし国文祭」) (8J1Y、H24/11/01〜H25/11/10) ・日中国交回復40周年(8N1CJ、11/01〜12/31) ・第65回東京消防庁開庁記念式(8N119T、H24/12/23〜H25/03/25) ・日本国際警察協会創立50周年記念(8J3IPA、04/01〜12/31) ・岡藩城下町400年祭(8J6OKAJO、06/01〜12/31) ・第12回西日本ハムフェア(8J6HAM、H24/12/10〜H25/03/03) ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線 技士に関する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四 級標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で修了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で修了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますの で、アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》 (パソコン用) http://www.jard.or.jp (携帯用) http://www.jard.or.jp/i/ ★……………………………………………………………………………………………          電波は譲りあって使いましょう ……………………………………………………………………………………………★  一口に、「アマチュア無線」と言っても、さまざまな運用方法があり、 各種の通信技術が用いられて日夜通信がおこなわれています。  電波は、「有限」ですし、アマチュア無線用に割り当てられた周波数も 限られています。  電波を発射する際には、他の無線局が運用をしていないか十二分に 確かめるのは当然として、自分の電波が他の無線通信に妨害を与え ないように気をつけることが求められます。    言わば「譲り合い」の精神でお互いが十二分に注意しながら電波を 有効に活用することが必要なのですが、最近、この「譲り合い」の 精神を忘れ、他の局が運用していることを認識しないまま電波を発射 して妨害を与えているとの事例が散発しています。  弱い電波の局もあれば、自分の受信機では単なる雑音としか聞こえ ない特殊な電波型式で運用している局もあります。  各局にありましては、決して他の局にご迷惑をかけることのない運用 を心掛けていただきますようお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………            SSBモードでの運用について ……………………………………………………………………………………………★    アマチュア無線家の皆様の中には、日頃はハンディートランシーバーや モービルトランシーバーでFMモードによる運用が中心の方々も多いと思い ます。  SSBモードでのアマチュア無線の運用は、全世界的に3.5/3.8/7MHz帯では LSB(下側波帯のSSB)、14MHz帯以上の周波数帯では、USB(上側波帯のSSB) を使用するという長年の国際的な慣習があります(衛星通信ではダウンリン クがLSBになる場合があります)。  特にHF帯で運用される場合、LSB/USBの切り替えを忘れないように十分に ご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………        野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ……………………………………………………………………………………………★  移動運用で、野山など公共の場でアマチュア無線を運用する場合は、自然 環境の保全に配慮してください。とりわけアンテナの設置や発電機の騒音発生 にあたっては周辺の人たちに決して迷惑をかけないように気をつけてください。  運用が終了したら撤収後の掃除なども忘れないようにしてください。ゴミ などは必ず持ち帰るようにしてください。来たときよりも綺麗にして帰るぐ らいの気持ちで、自分で出したゴミ以外のゴミでも進んで持って帰るよう にしてください。 ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成24年度については、平成24年4月1日の時点で18歳未満の方(平成6年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………        JARL QSL転送サービスのご利用について ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。大量のQSLカードを正確かつ迅速に送るためには会 員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」で  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 外国の局と交信し、QSLマネージャーを経由して送る場合は、QSLカードの  6枠(8枠)の左または左上に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠内にはQSL  マネージャーのコールサインを書いてください。 6.QSLカードのまとめは、発行するコールサインごとにお願いします。  複数のコールサインをお持ちの方やご家族でQSLカードを発行する際  には、ご協力をお願いします。 7. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★…………………………………………………………………………………………… 総合通信局等の所在地とアマチュア無線関連問い合わせ電話番号 (平成24年7月1日現在) ……………………………………………………………………………………………★ 【北海道総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒060-8795 札幌市北区北8条西2-1-1 札幌第1合同庁舎 電話:011-709-2311(内線4655) 【東北総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒980-8795 仙台市青葉区本町3-2-23 仙台第2合同庁舎 電話:022-221-0688 【関東総合通信局無線通信部陸上第三課】 所在地:〒102-8795 東京都千代田区九段南1-2-1 九段第3合同庁舎 電話:03-6238-1937(自動応答・職員対応含む) 24時間FAX・テレフォンサービス、職員対応時間(9:00〜12:00、13:00〜16:30) 【信越総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒380-8795 長野市旭町1108 長野第1合同庁舎 電話:026-234-9988 【北陸総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒920-8795 金沢市広坂2-2-60 金沢広坂合同庁舎 電話:076-233-4481 【東海総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒461-8795 名古屋市東区白壁1-15-1 名古屋合同庁舎第3号館 電話:052-971-9622 【近畿総合通信局無線通信部陸上第三課】 所在地:〒540-8795 大阪市中央区大手前1-5-44 大阪合同庁舎第1号館 電話:06-6942-8564 【中国総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒730-8795 広島市中区東白島町19-36 電話:082-222-3369 【四国総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒790-8795 松山市宮田町8-5 電話:089-936-5034 【九州総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒860-8795 熊本市西区春日2-10-1 電話:096-326-7865 【沖縄総合通信事務所無線通信課陸上担当】 所在地:〒900-8795 那覇市旭町1-9 カフーナ旭橋B-1街区5階 電話:098-865-2306 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社からお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■Interface 2013年1月号 (11月24日発売) 特集 研究 人間センシング JAN4910016190137 定価980円 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MIF/MIF201301.html ---------------------------------------------------------------------- ■ワイヤレス通信用RF電力増幅器の設計 (11月22日発売) 高効率とリニアリティを両立するGHz帯増幅技術 Steve C.Cripps 著 草野 忠四郎 訳 末次 正 / 太郎丸 真 監訳  B5判 464ページ JAN9784789846387 定価9,240円 CD-ROM、1枚付き  無線通信には送信機があり必ずRF電力増幅器(PA)が使われています.PA設計 の基礎となる原理は,数十mWから100W以上までほぼ同じです.しかし,LTE, WiFiなど,ディジタル無線通信の革新が進むなかで,従来とは異なる複雑な トレードオフがもたらされ,旧来のPA設計における概念の見直しが迫られて います.  本書は,線形PAの基礎,ロードプル理論,高効率化,非線形効果とその対策, その他PAアーキテクチャやPA用電源などを,原理に基づきていねいに解説して います. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/46/46381.html ---------------------------------------------------------------------- ■お手軽マイコン・ボード Arduinoとセンサで計測&解析 (11月22日発売) パソコンに取り込んで波形や周波数成分を分析レポート 大川 善邦 著 B5変型判 192ページ JAN9784789840965 定価2,520円 CD-ROM1枚付き  マイコン・ボードArduinoにセンサを繋ぎ,PCやAndroidタブレットと接続し 観測したデータを取り込みます.PCでは,Visual Studio,Processing,VBA を使って開発を行います.  各センサから取り込んだ観測データをフーリエ解析,ウェーブレット解析 する手法を解説します. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/40/40961.html ---------------------------------------------------------------------- ■CQ ham radio 2012年12月号 (11月19日発売) 特集 アマチュア無線にカムバック JAN4910042071226 定価940円 別冊付録 CQ CALENDAR 2013 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQ201212.html ---------------------------------------------------------------------- ■別冊CQ ham radio QEX Japan No.5 (11月19日発売) 外誌記事で作るアマチュア無線用アンテナ JAN4910079971223 定価1,600円 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MBC/MBC201212.html ---------------------------------------------------------------------- お求めは,全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co. ━◇好評発売中◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■パドル・トレーナー U CQ ham radio オリジナル・モールス練習機 ダンボール箱入り 価格15,000円 縦振電鍵,バグキー,パドルに対応したメモリ機能付きモールス練習機 です. キー(電鍵)は別途ご用意ください. ---------------------------------------------------------------------- ■モールス通信用小型電鍵 Vega ダンボール箱入り 価格15,000円 ・小型ながら実用性のある設計. ・移動運用やサブ・キーとしても最適. ---------------------------------------------------------------------- お求めは,直接販売商品の為CQ出版WebShopをご利用ください】 http://shop.cqpub.co. ━◇近刊のお知らせ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■トランジスタ技術 2013年 1月号(12月10日発売予定) 特集 ハンダ付けから始めるマイコン開発 JAN4910066630133 定価950円 別冊付録 電気屋に贈る機構図面の描き方 付録2 別冊付録 トラ技ジュニア No.7 ---------------------------------------------------------------------- ■第4級ハム国試 要点マスター 2013 (12月15日発売予定) 2色刷りでポイント解説 CQ ham radio編集部 編 A6判 344ページ JAN9784789813617 定価1,260円 赤色の下敷き(投げ込み式)付き  第4級アマチュア無線技士国家試験の受験対策書です.2012年までに出題 された試験問題をすべて網羅し,各問題の答えおよびその要点をわかりやす く解説しました.  本書は全頁2色刷りです.要点部分を色刷りにすることによって,短時間 で要点をつかみ合格を目指します.さらに,過去の出題頻度も一目でわかる ように工夫してあるほか,試験1時間前の最後の追い込みに活用していただ けるよう,直前勉強のマークも付けています. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/13/13611.html ---------------------------------------------------------------------- ■第3級ハム国試 要点マスター 2013 (12月15日発売予定) 2色刷りでポイント解説 野口 幸雄 著 A6判 288ページ JAN9784789813624 定価1,260円 赤色の下敷き(投げ込み式)付き  第3級アマチュア無線技士国家試験の受験対策書です.試験問題を分野ごと にまとめて整理し,各問題で答えを導き出すための要点をわかりやすく解説 しました.  本書は全頁2色刷りとしてあり,問題の要点や答えを導き出すためのキー ワード部分を色刷りにすることによって,短時間で要点をつかみ,より簡単 に合格することを目指しています. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/13/13621.html ---------------------------------------------------------------------- ※発売日は,東京都内発売を基準にしております.地域により,発売が異なる  ことがありますので,あらかじめご了承願います. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  CQ出版(株) 営業部 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2  TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106  E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp  URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSの今後の発行予定について   JARL NEWS2013年冬号は、2013年1月1日に発行、JARL NEWS2013年  春号は、2013年4月1日発行の予定です。  ◆このメールマガジンは、JARL Eメール転送サービスに登録された方を   はじめ、JARL Webから配信の登録手続きをいただいた会員の方に配信   しております。   配信登録のページにはJARL Webのトップページから入ることができま   すので、お知り合いのJARL会員の方で、本メールマガジンの配信を   希望される方が、いらっしゃれば、教えてあげてください。 http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/mailmagazine.html  ◆本メールマガジンの送信アドレスへの返信はできません。   本メールマガジンは、JARL広報課で作成しています。記事内容について   のお問い合わせは、事務局担当業務各課または広報課までお願いします。   http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-1_Soshiki/Jimukyoku.htm  ◆配信解除につきましては、下記よりお願いします。   http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/  ◆過去のメールマガジンは下記のページをご覧ください。   http://www.jarl.or.jp/mailmagazine/jarl-mail-magazine.htm  ◆発行・編集 日本アマチュア無線連盟 ..........................................................................  Copyright(C) 2005-2012 JARL ALL Rights reserved. =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=--=-=-=-=-=-=-=-=