■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第164号 ----- 2012/10/22 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  10月も後半に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。  北海道・東北・北陸・信越・北関東では、そろそろ紅葉の見ごろの知らせ がちらほら聞こえているようで、否応なしに秋の深まりが感じられます。  2012年は残暑の日々が長かった分だけ、体感的には今年の秋は例年よりも 早く通り過ぎているような気分にもなる今日このごろですが、ハム仲間との 楽しいおしゃべりで秋の夜長をめいっぱい満喫しましょう。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★第16回 IARU ARDF世界選手権大会(2012年9月10日〜15日)  セルビア共和国で開催される ★全日本ARDF競技大会会場にDEURAS-Mがやってくる  選手以外の方もぜひ見学にご来場ください ★CQ World Wide DXコンテストを楽しみませんか ★2012年のDXCCフィールドチェック受付は12月18日(火)事務局到着分まで ★JARLメールマガジン版「地方だより」 ★会員増強キャンペーンのPRにご協力ください!! ★JARLのアンテナ第三者賠償責任保険  2013年分の受付は10月5日〜12月12日 ★平成24年度「受信環境クリーン月間」実施中 ★情報通信研究機構(NICT)が各地で興味深いイベントを開催 ★2012年10月下旬〜11月に運用のJARLの記念局情報 ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中  (日本アマチュア無線振興協会) ★電波は譲りあって使いましょう ★SSBモードでの運用について ★野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ★青少年に対する助成・申請受付について ★JARL QSL転送サービスのご利用について ★総合通信局等の所在地とアマチュア無線関連問い合わせ電話番号  (平成24年7月1日現在) ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………    第16回 IARU ARDF世界選手権大会(2012年9月10日〜15日)             セルビア共和国で開催される ……………………………………………………………………………………………★  2012年9月10日〜15日、セルビア共和国の高地、コパオニクで 33カ国から約600名の参加者、うち450名の代表選手により、第16回 ARDF世界選手権大会が盛大に開催されました。  日本からも代表選手団が参加しました。残念ながら上位入賞は逃し ましたが、参加各選手とも大いに健闘しました。  第16回IARU ARDF世界選手権大会の詳細な参加レポートを、JR0AIJ 新井喜雄さんからお送りいただきました。  JARL Webの次のページに紹介していますので、ぜひお読みください (写真提供:JP3EVM 植木 等さん)。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-5_ardf/16th-world-championships/16th-Serbia.htm ★……………………………………………………………………………………………        全日本ARDF競技大会会場にDEURAS-Mがやってくる         選手以外の方もぜひ見学にご来場ください ……………………………………………………………………………………………★  今年の全日本ARDF競技大会は11月25日、岐阜県岐阜市で開催されます (11月24日には岐阜県関市でエキシビションを開催)。  11月24日・25日の両日、競技開催地では東海総合通信局の協力で、移動 監視車両(DEURAS-M)の展示・説明もおこなわれる予定です。  当日は選手以外の方の見学も大歓迎です。興味をお持ちの方は、みなさま お誘い合わせのうえ、ARDF競技の見学や、DEURAS-Mの見学にご来場ください。 ○11月24日(エキシビション) ・会場:岐阜県百年公園(岐阜県関市小屋名1966) ・開会式11:30〜終了15:30 ○11月25日(本大会) ・会場:岐阜ファミリーパーク(岐阜県岐阜市山県北野2081) ・開会式08:30〜閉会式14:30 ※見学の方の昼食は各自でご用意ください。また、見学の方のお申し込みは  必要ありません。  なお、2012全日本ARDF競技大会実行委員会では、大会の開催を記念して、 記念局8J2ARDFを10月20日〜11月25日の間運用しています。  多くの皆様のコールを心よりお待ちしています。 ★……………………………………………………………………………………………       CQ World Wide DXコンテストを楽しみませんか ……………………………………………………………………………………………★  アメリカCQマガジン社が開催している、CQ World Wide DXコンテスト (CQ WW DXコンテスト)は、数あるDXコンテストの中でも最大級のもの です。CQ WW DXコンテストは電話部門(SSB)は10月、電信部門(CW)は 11月に分けて開催となります。 【開催日(時刻はJSTで表記)】 ・SSB:10月27日09:00〜29日08:59(JST) ・CW:11月24日09:00〜26日08:59(JST) 【バンド(WARCバンドを除く)】SSB=3.5〜28MHz帯、CW=1.8〜28MHz帯 【部門】  ・シングルオペ(ハイパワー、ローパワー、QRP、アシステッドの   オールバンドまたはシングルバンド)  ・マルチオペ(シングルTX、2TX、マルチTX) 【交信相手】全世界のアマチュア局 【ナンバー】RS(T)+CQゾーンナンバー 【得点】  ・異なる大陸間=3点  ・同大陸間の交信(異なるエンティティー)=1点、  ・同一エンティティー内の交信=0点(マルチのみ有効) 【マルチ】 各バンドを通じてのDXCCエンティティーの数+異なるCQゾーンナンバーの数 【ログ提出先】 SSBの提出先:ssb@cqww.com、CWの提出先:cw@cqww.com 【規約の詳細URL(アメリカCQマガジン社のWebサイト)】 http://www.cq-amateur-radio.com/cq_contests/cq_ww_dx_contest/index_cq_ww_dx_contest.html  この時期のDXブリテンなどでは、珍しいエンティティーやCQゾーンに 出かけてコンテストの運用をおこなう、DXerの情報も多く見られます。  このため、日頃は運用が少ないような国や地域からのCQを多数聞くこと ができます。  普段は大パイルアップになるような珍しいエンティティーの局との交信も、 このコンテストではマルチの一つに過ぎません。  世界のコンテスト参加者は次から次へとスピーディーにナンバー交換を済 ませて、ニューマルチとなる新しいエンティティーを取りに行くケースも多 いようで、これらの珍しい国や地域と交信できる可能性は日頃のパイルアップ のときより高いようです。  DX交信やDXコンテストの初心者の方も、この機会にCQ WWコンテストに参加 してみてください。 ★……………………………………………………………………………………………  2012年のDXCCフィールドチェック受付は12月18日(火)事務局到着分まで ……………………………………………………………………………………………★  平素よりJARL事務局でおこなっております、DXCCフィールドチェックの 2012年内の受付は、年末の業務処理の関係から、12月18日(火)事務局到着 分までとさせていただきますので、ご利用の方はご注意ください。  なお、2012年12月19日〜2013年1月7日の間に到着分のカードのチェック は、2013年1月7日以降となりますので、あらかじめご了承ください。 ★……………………………………………………………………………………………          JARLメールマガジン版「地方だより」 ……………………………………………………………………………………………★  JARL NEWS2012年秋号、地方だよりに掲載が間に合わなかった行事等をお知 らせします。 ■アマチュア無線関係ソフトウェア勉強会(石狩後志支部)  HAMLOG、zLog、QRZ.COM、その他の使い方説明・勉強会をおこないます。  アマチュア無線の楽しみ方も、LOGBOOKはカード取得せずにDXCC完成、 OQRSにてQSLカード取得など、アマチュア無線も変化してます。 ・日時 11月17日(日)13:00〜17:00 ・場所 札幌ラジオ会館 札幌市東区北17条東17丁目3-12 ※持参品はありません ・問合せ先 JA8DKJ 三井 ja8dkj@jarl.com ■青少年ラジオ製作会(石狩後志支部)  ラジオ少年に戻った気持ちでラジオ製作を楽しんでみませんか?  最近、ハンダごてを持つ機会も少なくなり腕が鈍ったと感じるOM、昔取 った杵柄でゲルマラジオ作りを楽しみませんか?  老若男女、年齢は問いません。ご参加お待ちしてます。 【ゲルマラジオ製作会】 ・日時 12月26日(水)10:00〜 ・場所 札幌ラジオ会館 札幌市東区北17条東17丁目3-12 ・会費 無料 【キットから選んで製作】 ・日時 平成25年1月19日(土)13:00〜16:00 ・場所 札幌ラジオ会館 札幌市東区北17条東17丁目3-12 ・内容 ○ゲルマラジオ ○Trラジオキット ○Tr・ICラジオキット ・会費 500円 ※持参品はありません ・問合せ先 JA8DKJ 三井 ja8dkj@jarl.com ■東海総合通信局・規正用無線局とJARLガイダンス局との合同(連携)運用 愛知県西尾市で実施予定  なお、東海総通とJARL東海地方本部による合同(連携)運用は、平成22年 11月18日に第1回を実施し、以降これまでに7回運用しており、今回が第8回目 の運用となります。 ・日時 平成24年11月14日(水)10:00頃〜夕刻まで ・場所 道の駅「にしお岡ノ山」駅舎前中央部 (愛知県西尾市小島町岡ノ山105番地57) ・運用局 東海総合通信局 監視課所轄 規正用無線局 JARL東海地方本部所轄 アマチュアガイダンス2局 (運用担当:JARL愛知県監査指導委員会運用選任者) ・周波数 144MHzおよび430MHz帯アマチュア無線周波数 ・目的 1.アマチュア無線周波数、中でもV/UHF帯アマチュア無線に使用されている  周波数の環境維持・改善のため、これらの周波数におけるアマチュア無線局  への遵法運用喚起と違法・不法無線局への運用指導、違法・不法運用抑制を  目的としています。 2.この遵法喚起により、重要無線通信、テレビ・ラジオ・電話等への電波障害 の防止を図ります。 ・見学  制限なし、運用状況の見学は自由 ■信越地方本部電子申請啓発QSOパーティー(信越地方本部) ・目的 自局の再免許時期を確認し、あわせて電子申請への理解と普及促進に  つなげる ・日時 12月1日(土)00:00〜9日(日)24:00JST ・参加資格・部門  ○管内局部門:信越総合通信局の免許を受けたアマチュア個人局(0エリアの   コールサイン。管外在住局、旧長野県山口村在住局を含む)  ○管外局部門:上記以外の日本国内のアマチュア個人局 ※いずれもゲストオペは認めない ・交信相手局  ○管内局:日本全国のアマチュア個人局  ○管外局:管内局部門参加局(運用地は問わない) ・運用地 QSOパーティー参加中の運用地の変更を認める ・使用周波数帯・モード その局に許可された周波数帯、モード(文字通信、 画像通信も可) ※135kHz帯、10/18/24MHz帯を除く ※衛星通信を除く ※呼出周波数は呼出のために使用可とし、交信はおこなわないこと ※レピータ(D-STARを含む)、VoIPの使用は許可するが、チャンネルを長時間  占用しないなどのマナーを守ること ※詳細は信越地方本部コンテスト委員会Webサイトをご覧ください http://www.jarl.com/zerocontest/ ★……………………………………………………………………………………………       会員増強キャンペーンのPRにご協力ください!! ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは平成24年11月1日から12月末日まで、平成24年度の2回目の会員 増強キャンペーンを実施いたします。キャンペーン期間中にJARL正員・社団 会員・准員として会員期間1年以上で新たにご入会いただいた方に、もれな くJARL特製グッズをプレゼントいたします。  JARL会員の皆様は、JARL未入会の方にご入会をお勧めいただきますようお 願いいたします。  また、現在まだJARLの会員ではない皆様も、ぜひご入会をいただきます ようお願いします。  なお、正員・社団会員・准員として新たに半年間のご入会、または家族会員 として新たにご入会いただいた方にも、JARLグッズをプレゼントいたします。  皆様のご協力を心よりお願いいたします。 ※キャンペーン期間中に会費を納入された方を対象といたします。 ※JARL会員事業課(電話03-5395-3109、E-mail:kaiin@jarl.or.jp)まで  連絡をいただければ、入会の資料をお送りします。 ★……………………………………………………………………………………………         JARLのアンテナ第三者賠償責任保険         2013年分の受付は10月5日〜12月12日 ……………………………………………………………………………………………★  JARLの賠償責任保険制度は、JARL会員の皆様方が心配される無線機器、 アンテナ、タワー等に起因した他人への損害賠償責任リスクを保証する、 JARL会員の皆様方だけがご加入いただける保険制度です。  現在ご加入の皆様も、未加入の皆様も、この機会にぜひご加入ください。  JARLのアンテナ第三者賠償責任保険の詳細や、申し込み方法等はJARL NEWS2012年秋号や、JARL Webの次のページを併せてご参照いただきますよう お願いいたします。  なお、2013年分の受け付けより、保険料の変更、支払限度額・免責金額の 変更、タワー算出(算出基礎数字)の申告方法の変更がおこなわれています。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/hokenseido.htm ※2013年分の募集期間は10月5日〜12月12日、郵便振込分までの年1回募集  で、それ以降のご加入はできませんので、あらかじめご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………         平成24年度「受信環境クリーン月間」実施中 ……………………………………………………………………………………………★  総務省、NHK、民放各社、JARLなど、関連団体で構成される、受信環境 クリーン中央協議会は、受信障害の防止を図ることを目的として、毎年 10月1日から 10月31日までの間を「受信環境クリーン月間」と定め、全国 各地で放送電波の受信障害の防止に向けた活動を展開しています。  本月間中は、受信環境保護に関する幅広い周知・広報活動などが積極的 に実施されています。 ★……………………………………………………………………………………………    情報通信研究機構(NICT)が各地で興味深いイベントを開催 ……………………………………………………………………………………………★  情報通信研究機構(NICT)では、11月〜12月にかけて、各地で情報通信 の最新技術などに関する興味深いイベントの開催を予定しています。  各イベントとも参加料は無料。一般来場者も参加対象として案内がおこ なわれていますので、興味をお持ちの方はNICTホームページの参加案内等 を参照のうえ、でかけてみてください。 ●けいはんな情報通信フェア2012「情報通信で拓く未来の科学と技術」 ・開催日時:2012年11月8日(木) 〜11月10日(土) ※8日(木)は事前登録制(13:30〜17:00)、  9日(金):10:00〜17:00、10日(土):10:00〜16:30は事前登録不要。 ・開催場所:けいはんな学研都市 精華・西木津地区      (京都府相楽郡精華町光台1-7) 【概要】歴史・文化をはぐくむ「けいはんな学研都市」にある情報通信関連 機関や大学の最先端の研究成果を講演や展示および子供たち向けのイベント を通じて紹介。 【詳細】 http://www.nict.go.jp/univ-com/plan/fair/ ●沖縄電磁波技術センター 施設一般公開「施設開所10周年記念」 ・開催日時:2012年11月23日(金) 参加無料 ・開催会場:独立行政法人情報通信研究機構沖縄電磁波技術センター      (沖縄県国頭郡恩納村字恩納4484) 【内容】 ○施設見学ツアー ・屋外コース(短波海洋レーダ、準天頂衛星「みちびき」地上局アンテナなど ・屋内コース(さまざまな降雨を測定する測定器、雨量計の原理を体験) ○電波でキツネを探そう!(フォックスハンティング) ○被災地で活躍「WINDSを利用した衛星通信」 ○展示室公開 ○総務省沖縄総合通信事務所紹介 ・電波監視車の展示、ラジオ製作、DVDの上映(電波監視)など 【詳細】 http://www.nict.go.jp/info/event/2012/11/121123_01.html ●NICTオープンハウス2012 「情報通信技術の未来がわかる」 ・開催日時:2012年11月30日(金)〜12月1日(土)10:00 〜17:00 ・開催会場:独立行政法人 情報通信研究機構本部  (東京都小金井市貫井北町4-2-1) 【概要】情報通信研究機構(NICT)では、最新の研究成果を講演(おもに情報 通信関係者向け)、デモ・パネル展示等により紹介(一般の方々も興味深く 見学できそうな内容が多数あります)。参加無料。 【詳細】 http://www.nict.go.jp/info/event/2012/11/121130_01.html ★……………………………………………………………………………………………      2012年10月下旬〜11月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・銀河連邦建国25周年記念事業(8J1GINGA、04/01〜12/31) ・三郷市市制施行40周年記念事業(8J1MST、04/28〜12/31) ・茂原市制施行60周年記念(8J1MBR、H24/06/01〜H25/03/31) ・八街市市制施行20周年記念(8J1SPY、H24/06/01〜H25/03/31) ・アクアラインマラソン(8J1AQ、08/24〜10/31) ・杉並区制施行80周年記念事業(8J1S8X、09/01〜10/31) ・小平市制50周年記念事業(8N1YKR、10/01〜11/30) ・第35回記念大会 日本スリーデーマーチ(8J1ARK、10/01〜11/04) ・木更津市制施行70周年記念(8J1KS、10/01〜12/31) ・第28回国民文化祭・やまなし2013(愛称「富士の国やまなし国文祭」) (8J1Y、H24/11/01〜H25/11/10) ・日中国交回復40周年(8N1CJ、11/01〜12/31) ・静岡県立静岡東高校創立50周年記念式典(8J2YDU、08/03〜11/03) ・2012全日本ARDF競技大会(8J2ARDF、10/20〜11/25) ・学校法人 名古屋電気学園 愛知工業大学名電高等学校創立100周年記念 (8N2100MD、10/01〜11/30) ・日本国際警察協会創立50周年記念(8J3IPA、04/01〜12/31) ・長浜・戦国大河ふるさと博(8J3NARI、04/22〜12/02) ・第13回国際マンガサミット(8J4MANGA、08/01〜11/10) ・受信環境クリーン月間(8N5CLEAN、07/01〜10/31) ・岡藩城下町400年祭(8J6OKAJO、06/01〜12/31) ・2012佐賀インターナショナルバルーンフェスタ(8J6BAL、10/06〜11/05) ・受信環境クリーン月間(8J8CLEAN、10/01〜10/31) ・受信環境クリーン月間(8N0C、09/01〜10/31) ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線 技士に関する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四 級標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で修了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で修了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますの で、アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》 (パソコン用) http://www.jard.or.jp (携帯用) http://www.jard.or.jp/i/ ★……………………………………………………………………………………………          電波は譲りあって使いましょう ……………………………………………………………………………………………★  一口に、「アマチュア無線」と言っても、さまざまな運用方法があり、 各種の通信技術が用いられて日夜通信がおこなわれています。  電波は、「有限」ですし、アマチュア無線用に割り当てられた周波数も 限られています。  電波を発射する際には、他の無線局が運用をしていないか十二分に 確かめるのは当然として、自分の電波が他の無線通信に妨害を与え ないように気をつけることが求められます。    言わば「譲り合い」の精神でお互いが十二分に注意しながら電波を 有効に活用することが必要なのですが、最近、この「譲り合い」の 精神を忘れ、他の局が運用していることを認識しないまま電波を発射 して妨害を与えているとの事例が散発しています。  弱い電波の局もあれば、自分の受信機では単なる雑音としか聞こえ ない特殊な電波型式で運用している局もあります。  各局にありましては、決して他の局にご迷惑をかけることのない運用 を心掛けていただきますようお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………            SSBモードでの運用について ……………………………………………………………………………………………★    アマチュア無線家の皆様の中には、日頃はハンディートランシーバーや モービルトランシーバーでFMモードによる運用が中心の方々も多いと思い ます。  SSBモードでのアマチュア無線の運用は、全世界的に3.5/3.8/7MHz帯では LSB(下側波帯のSSB)、14MHz帯以上の周波数帯では、USB(上側波帯のSSB) を使用するという長年の国際的な慣習があります(衛星通信ではダウンリン クがLSBになる場合があります)。  特にHF帯で運用される場合、LSB/USBの切り替えを忘れないように十分に ご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………        野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ……………………………………………………………………………………………★  移動運用で、野山など公共の場でアマチュア無線を運用する場合は、自然 環境の保全に配慮してください。とりわけアンテナの設置や発電機の騒音発生 にあたっては周辺の人たちに決して迷惑をかけないように気をつけてください。  運用が終了したら撤収後の掃除なども忘れないようにしてください。ゴミ などは必ず持ち帰るようにしてください。来たときよりも綺麗にして帰るぐ らいの気持ちで、自分で出したゴミ以外のゴミでも進んで持って帰るよう にしてください。 ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成24年度については、平成24年4月1日の時点で18歳未満の方(平成6年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………        JARL QSL転送サービスのご利用について ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。大量のQSLカードを正確かつ迅速に送るためには会 員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」で  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 外国の局と交信し、QSLマネージャーを経由して送る場合は、QSLカードの  6枠(8枠)の左または左上に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠内にはQSL  マネージャーのコールサインを書いてください。 6.QSLカードのまとめは、発行するコールサインごとにお願いします。  複数のコールサインをお持ちの方やご家族でQSLカードを発行する際  には、ご協力をお願いします。 7. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★…………………………………………………………………………………………… 総合通信局等の所在地とアマチュア無線関連問い合わせ電話番号 (平成24年7月1日現在) ……………………………………………………………………………………………★ 【北海道総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒060-8795 札幌市北区北8条西2-1-1 札幌第1合同庁舎 電話:011-709-2311(内線4655) 【東北総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒980-8795 仙台市青葉区本町3-2-23 仙台第2合同庁舎 電話:022-221-0688 【関東総合通信局無線通信部陸上第三課】 所在地:〒102-8795 東京都千代田区九段南1-2-1 九段第3合同庁舎 電話:03-6238-1937(自動応答・職員対応含む) 24時間FAX・テレフォンサービス、職員対応時間(9:00〜12:00、13:00〜16:30) 【信越総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒380-8795 長野市旭町1108 長野第1合同庁舎 電話:026-234-9988 【北陸総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒920-8795 金沢市広坂2-2-60 金沢広坂合同庁舎 電話:076-233-4481 【東海総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒461-8795 名古屋市東区白壁1-15-1 名古屋合同庁舎第3号館 電話:052-971-9622 【近畿総合通信局無線通信部陸上第三課】 所在地:〒540-8795 大阪市中央区大手前1-5-44 大阪合同庁舎第1号館 電話:06-6942-8564 【中国総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒730-8795 広島市中区東白島町19-36 電話:082-222-3369 【四国総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒790-8795 松山市宮田町8-5 電話:089-936-5034 【九州総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒860-8795 熊本市西区春日2-10-1 電話:096-326-7865 【沖縄総合通信事務所無線通信課陸上担当】 所在地:〒900-8795 那覇市旭町1-9 カフーナ旭橋B-1街区5階 電話:098-865-2306 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社からお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ■トランジスタ技術 2012年11月号 (10月10日発売) 特集 はんだ付けから始めるマイコン開発 JAN4910066631123 定価950円 特別付録 マイコン・モジュール製作両面プリント基板別冊付録 トラ技Jr.No6 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MTR/MTR201211.html ---------------------------------------------------------------------- ■ディジタル・デザイン・テクノロジ No.15 (10月10日発売) FPGAによる高速化設計 JAN4910165551124 定価2,100円 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MDD/MDD201211.html ※ディジタル・デザイン・テクノロジーはNo.15をもちまして休刊となります。 ---------------------------------------------------------------------- ■Interface 2012年11月号 (9月25日発売) 特集 お手軽WiFiモジュール活用術 JAN4910016191127 定価980円 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MIF/MIF201211.html ---------------------------------------------------------------------- ■モールス通信用小型電鍵 Vega (9月11日発売) 製造元 (株)GHDキー/発売元 CQ出版社 ダンボール箱入り 価格15,000円 【直接販売商品】 ●おもな特徴 ・小型ながら実用性のある設計. ・移動運用やサブ・キーとしても最適. ・ベース,パーツともに艶消しの梨地仕上げ後,硬質クロームメッキ仕上げで, いぶし銀の高級な雰囲気. ・軸受けはオイルレスメタル使用で,ガタ,キシミなどがなく,  メインテナンス・フリー. ・接点は銀接点,シャフトはステンレスを使用. ・パドル操作時の接点感触改善のため,独自の接点座構造. ・シリアル・ナンバー入り http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/I/I000057.html ---------------------------------------------------------------------- ■パドル・トレーナー U (9月11日発売) CQ ham radio オリジナル・モールス練習機 製造元 (株)GHDキー/発売元 CQ出版社 ダンボール箱入り 価格15,000円 【直接販売商品】 ●おもな特徴 ・本機の「Key In」にパドルをつなぎ,スイッチを「E KEY」にすると  エレキーの練習ができる. ・スイッチを「E BUG」にすると短点のみ自動で出るエレバグの練習ができる. ・縦振りキーやバグキー,複式キーなどの練習もできる. ・スピーカの音量を大きくできるので,CW愛好会やクラブなどでの送信練習  や記録を再生することで受信練習もできる. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/I/I000058.html ---------------------------------------------------------------------- 【お求めは,全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co. ━◇近刊のお知らせ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■CQ ham radio 2012年11月号 (10月19日発売予定) 特集 アマチュア無線 DIYアイデア集   JAN4910042071127 定価940円 別冊付録 2012アマチュア無線機カタログ  ---------------------------------------------------------------------- ■エレキジャック No.23 (10月25日発売予定) Android×ArduinoでI/O! エレキジャック編集部 編 B5判 144ページ JAN4910042081126 定価1,680円  今,日本でも携帯電話がなだれを打ってスマホに買い換えられています.  その大半がAndroidというGoogle社のOSを採用しています.本特集は, Android端末であるスマホやタブレットにUSBケーブルでセンサ類をつなぎ 測定するために,Arduinoを利用する方法を具体的に解説します.  Arduinoは従来通りスケッチを書けば,センサからのデータを収集できます. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQZ201211.html ---------------------------------------------------------------------- ■Interface 2012年12月号 (10月25日発売予定) 特集 ARMコンピュータでI/O JAN4910016191226 定価980円 ---------------------------------------------------------------------- ※発売日は,東京都内発売を基準にしております.地域により,発売が異なる  ことがありますので,あらかじめご了承願います. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  CQ出版(株) 営業部 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2  TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106  E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp  URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSの今後の発行予定について   JARL NEWS2012年秋号は、2012年10月1日に発行、JARL NEWS2013年  冬号は、2013年1月1日発行の予定です。  ◆このメールマガジンは、JARL Eメール転送サービスに登録された方を   はじめ、JARL Webから配信の登録手続きをいただいた会員の方に配信   しております。   配信登録のページにはJARL Webのトップページから入ることができま   すので、お知り合いのJARL会員の方で、本メールマガジンの配信を   希望される方が、いらっしゃれば、教えてあげてください。 http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/mailmagazine.html  ◆本メールマガジンの送信アドレスへの返信はできません。   本メールマガジンは、JARL広報課で作成しています。記事内容について   のお問い合わせは、事務局担当業務各課または広報課までお願いします。   http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-1_Soshiki/Jimukyoku.htm  ◆配信解除につきましては、下記よりお願いします。   http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/  ◆過去のメールマガジンは下記のページをご覧ください。   http://www.jarl.or.jp/mailmagazine/jarl-mail-magazine.htm  ◆発行・編集 日本アマチュア無線連盟 ..........................................................................  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