■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第148号 ----- 2012/02/20 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  2月も後半に入って、数度にわたり日本全体で猛威をふるった冬将軍も、 ようやく終息の時期を迎えている気配がちょっとだけ感じられる今日この ごろです。関東地方では葉を落とした落葉樹に芽吹きの兆候が見られはじめ ています。  予報では日本海側や北日本地域はもうしばらく寒波が続く模様ですが、 もうひと我慢で春がやってきます。  過ごしやすい春の到来!アマチュア無線がめいっぱい楽しめるシーズンを 大いに期待しましょう。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★ヨーロッパのアマチュア衛星8機が打ち上げられる ★鹿児島市立草牟田小学校の児童たちが国際宇宙ステーションとの交信に成功 ★高知学園高知中学校の生徒たちが国際宇宙ステーションとの交信に成功 ★輝いている 科学するときの あなたの目  第53回科学技術週間(4月16日〜22日)  各地の科学関係機関や研究施設でイベントが実施されます ★第11回西日本ハムフェアを熊本県玉名郡長洲町  「ユニバーサル造船有明事業所体育館」で開催 ★ARDF審判員資格者証の期限切れに注意!! ★関西アマチュア無線フェスティバル7月14日(土)・15日(日)開催 ★「2012 IARU HF World Championship」コンテストへの  連盟本部局(HQ局)の参加と公募について ★九州総合通信局および日本無線協会九州支部の所在地表記の変更について  (平成24年4月1日から) ★理事候補者の選挙について ★2012年2月下旬〜3月に運用のJARLの記念局情報 ★JARL NEWSが均等季刊発行となります(春号は4月1日発行) ★支部名称変更のお知らせ ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中  (日本アマチュア無線振興協会) ★電波は譲りあって使いましょう ★SSBモードでの運用について ★野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ★青少年に対する助成・申請受付について ★JARL QSL転送サービスのご利用について ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………        ヨーロッパのアマチュア衛星8機が打ち上げられる ……………………………………………………………………………………………★  2012年2月13日、ESA(欧州宇宙機関)のヴェガ・ロケットで、ヨーロッパ の学生が製作した8機のアマチュア衛星が打ち上げられました。  8機の衛星はCubeSatタイプの衛星です。  興味をお持ちの方は、各打ち上げ団体のWebサイトを参照のうえ、受信に 挑戦してみませんか?   また今回、打ち上げられたアマチュア衛星のうち、ポーランドのPW-Sat には430MHz帯FMアップリンク、144MHz帯DSBダウンリンクの中継器が搭載 されているようですので、日本上空で衛星の動作が確認できたら交信に挑戦 してみるのも楽しいかも知れません。 ●AlmaSat-1(イタリア) ダウンリンク:437.465MHz 1200bps FSK、2407.850 MHz http://www.almasat.unibo.it/02_projects/almasat-1/almasat1.htm ●E-St@r(イタリア) ダウンリンク:437.445MHz 1200bps AFSK http://areeweb.polito.it/ricerca/E-STAR/ ●Goliat(ルーマニア) ダウンリンク:437.485MHz 1200bpx AFSK http://www.goliat.ro/ ●MaSat-1(ハンガリー) ダウンリンク:437.345MHz GFSK 625/1250bps、CW http://cubesat.bme.hu/en/ ●PW-Sat(ポーランド) アップリンク:435.020MHz FM、ダウンリンク145.900MHz DSB http://www.pw-sat.pl/ ●Robusta(フランス) ダウンリンク:437.325MHz 1200bps FMテレメトリー http://www.ies.univ-montp2.fr/robusta/satellite/?lang=en ●UniCubeSat(イタリア) ダウンリンク:437.305MHz 9600bps FSK http://www.gaussteam.com/ ●XaTcobeo(スペイン) ダウンリンク:437.365 MHz FFSK with AX.25 http://www.xatcobeo.com/cms/index.php ★…………………………………………………………………………………………… 鹿児島市立草牟田小学校の児童たちが国際宇宙ステーションとの交信に成功 ……………………………………………………………………………………………★  2月11日、鹿児島県鹿児島市の「鹿児島市立草牟田小学校」で、 ARISSスクールコンタクトが実施され、同校の児童たちが国際宇宙ステー ションに長期滞在中のダニエル C. バーバンク宇宙飛行士(KC5ZSX)との 交信に成功しました。  九州地方でのスクールコンタクトの実施は今回が3例目で、鹿児島県 内での実施は初めてとなります。  同校のスクールコンタクトは、熱心なアマチュア無線家である同校の 和田廣一郎校長先生(JE6GXH)が、地元のアマチュア無線家の協力によっ て準備を進めてきたものです。そして当日は、その和田校長先生自らが、 マイクコントローラーを務めて、児童たちの交信をサポートしました。  アマチュア無線家の先生が自校の子供たちのために、中心人物となって スクールコンタクトの準備を進めたケースはこれまで国内で4例あります が、校長先生が実施の中心人物になって全体準備を進め実施に至ったケー スは、今回の草牟田小学校が初めてです。  なお、アマチュア無線家の校長先生がマイクコントローラーを務めた例 は実は過去に1度だけあります。2007年3月24日に長野県上伊那郡辰野町 で実施された「たつの宇宙少年団」のスクールコンタクトで、当時辰野町 立川島小学校校長であったJA0AWK栗林良裕さんがマイクコントローラーを 務めました。  しかし「たつの宇宙少年団」のスクールコンタクトは、辰野町近隣の 5つの小学校に呼びかけて集まった小学生たちが交信にチャレンジした もので、中心となって実施の全体準備を進めたのは地元のアマチュア無線 家の方々であり、今回の草牟田小学校のケースとは少し事情が異なって いました。  中心人物となって準備を進めた和田廣一郎校長先生に、準備から成功に 至るまでの貴重なレポートをいただき、JARL Webに掲載いたし ました。ぜひお読みください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2012/2012_news-2.htm#0214-1 ★……………………………………………………………………………………………   高知学園高知中学校の生徒たちが国際宇宙ステーションとの交信に成功 ……………………………………………………………………………………………★  2月13日、高知県高知市の「高知学園高知中学校」で、ARISSスクールコン タクトが実施され、高知中学校の生徒たちが国際宇宙ステーションに長期滞在 中のESA(欧州宇宙機関)の宇宙飛行士であるアンドレ・カイパース宇宙飛行 士(PI9ISS)との交信に成功しました。  四国地方でのスクールコンタクトの実施は、2005年7月4日の「高知県高知 市立横浜小学校」以来で今回が2例目です。  過去国内でおこなわれた外国人宇宙飛行士との英語による交信は、大部分が NASA(アメリカ航空宇宙局)のアメリカ人宇宙飛行士の方々によるものです。  これまでNASA以外の宇宙飛行士との英語の交信をおこなったケースは、 ・西東京市立保谷小学校 (2009年9月26日、ロバート・サースク宇宙飛行士(VA3CSA)、カナダ宇宙庁) ・西堀榮三郎記念探検の殿堂 (2011年2月22日、パオロ・ネスポリ宇宙飛行士(IZ0JPA)、欧州宇宙機関)  の2例しかなく、高知中学校のスクールコンタクトはこれらと同様、珍しい ケースの一つとなりました。  このスクールコンタクトは、前回の「高知市立横浜小学校」で実施のスクー ルコンタクトと同様、JA5GSG大村育子さんが中心となって、高知県支部のメン バー他の協力を得て準備が進められたものです。  JA5GSG大村さんに、準備から成功に至るまでの貴重なレポートをいただき、 JARL Webに掲載いたしました。ぜひお読みください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2012/2012_news-2.htm#0216 ★……………………………………………………………………………………………        輝いている 科学するときの あなたの目        第53回科学技術週間(4月16日〜22日)     各地の科学関係機関や研究施設でイベントが実施されます ……………………………………………………………………………………………★  4月18日は「発明の日」です。「発明の日」は専売特許条例(現在の特許 法)が、明治18年4月18日に公布されたことを記念して制定されたもので「発 明の日」を含む1週間が、昭和35年2月26日の閣議了解により「科学技術週間」 と制定されてから、平成23年度開催で53回目を迎えます。  科学技術週間には、文部科学省の呼びかけにより、全国各地の科学館、 博物館、大学、試験研究所などで、講演会、展覧会、映画会、座談会、 施設公開など科学技術に関する各種の催事の実施が予定されています。  今年の科学技術週間(第53回)は4月16日〜22日、 「わぁ ぼく こんなに みつけたよ かがくのたね」を標語として実施され、 各地の科学技術団体や研究施設などにより、さまざまな催事が実施される 予定です。2月20日現在では、各団体等で開催の催事予定や行事予定は発表 されてないものが多いようですが、「第53回科学技術週間のWebサイト」で、 決定したものから順次紹介になりますので、こまめに行事や催事等をチェック して、楽しそうな催事を見つけてみましょう。 ▽第53回科学技術週間のWebサイト http://stw.mext.go.jp/ ★……………………………………………………………………………………………        第11回西日本ハムフェアを熊本県玉名郡長洲町        「ユニバーサル造船有明事業所体育館」で開催 ……………………………………………………………………………………………★  JARL九州地方本部は3月4日、熊本県玉名郡長洲町の「ユニバーサル 造船有明事業所体育館」で、「第11回西日本ハムフェア」を開催します。  準備もいよいよ大詰めに入っています。  九州地方をはじめ、各地からのご来場を心よりお待ちしています。 ★日時 3月4日(日)09:30〜15:00 ★会場 ユニバーサル造船有明事業所体育館(熊本県玉名郡長洲町) ★最寄り駅 JR鹿児島本線長洲駅 ★おもな内容  さまざまな催事の詳細は、第11回西日本ハムフェアのWebサイトをご参照 ください。 http://www.jarl.com/nishiham ■西日本ハムフェアに鉄道利用で来場を予定されている方にお知らせ■  西日本ハムフェア会場の最寄り駅は鹿児島本線(在来線)「長洲駅」です。  九州新幹線ご利用で、長洲駅をアクセスする場合、新大牟田駅や新玉名駅 での在来線への直接連絡がないため、博多方面からですと久留米駅もしくは 筑後船小屋駅、鹿児島方面からですと熊本駅で乗り換えが必要となります。  博多方面からのアクセスの場合、筑後船小屋駅への停車本数が少なく、 在来線快速は大牟田、または荒尾止まりが多いため、久留米駅で在来線 に乗り換えでも、大牟田または荒尾で再度乗換が必要となるケースが多い ようです。  また九州新幹線全線開通の2011年3月12日以前に運行されていた、長洲 駅停車の特急「リレーつばめ」は、すでに運行を終了しておりますので、 博多方面からのご来場の場合は、特急料金のかかる九州新幹線の利用は 不利で、時刻表を参照し十分時間に余裕を持って出発してJR在来線快速を ご利用のうえ、大牟田や荒尾まで出て、長洲駅停車の普通電車に乗り換え ることをお勧めします。 ★……………………………………………………………………………………………        ARDF審判員資格者証の期限切れに注意!! ……………………………………………………………………………………………★  ARDF審判員資格者証の有効期間は交付の日から5年を経過した年度末(3 月31日)までです。更新を希望する方は、次の書類等をJARL業務課ARDF係 まで送付してください。 1.ARDF審判員資格者証更新申請書  次のサイトからダウンロードしてプリントアウトしてください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-5_ardf/ardf-shinpanshikaku_koshin.pdf 2.ARDF 審判員資格者証の用紙  JARL運用課宛てSASE同封でご請求ください。呼出符号、氏名および生年 月日を記載し、写真を貼付してください。 3.返信用封筒(90円切手を貼付したもの。返信先宛名を明記してください) 4.競技大会従事証明書または研修証明書をお持ちでない方  JARL業務課に「ARDF委員会の知識検証用用紙」をSASE同封でご請求くだ さい。 5.手数料500円(為替または現金)  ご不明な点等の質問はJARL業務課ARDF係までお問い合わせください。 電話:03-5395-3112 E-mail:oper(アットマーク)jarl.or.jp ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク) と表記しています。 ★……………………………………………………………………………………………   関西アマチュア無線フェスティバル7月14日(土)・15日(日)開催 ……………………………………………………………………………………………★  関西アマチュア無線フェスティバルKANHAM2012は、今年は7月14日(土)、 15日(日)に、大阪府池田市の池田市民文化会館および池田市カルチャー プラザ、文化会館隣接の豊島野公園で開催されます。実行委員会ではKANHAM 2012の開催に向けて、魅力ある催事の実施について検討を開始しています。  KANHAM2012では、毎年恒例のメーカー展示、クラブ展示・販売、フリー マーケット等はもちろん、数々の催事の開催が計画されています。実行委 員会ではメインテーマやテーマ催事などは現在検討中ですが、毎年、ユニ ークな新イベント等が登場して、来場者を楽しませてくれるKANHAMですか ら、今年のテーマイベントも大いに期待できそうです。  なお、第17回関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM2012)の催事に 関する案内は、実行委員会のホームページに決まったものから順次掲載され る予定ですので、大いに期待しましょう! ▽実行委員会のホームページ http://www.jarl.gr.jp/kanham/ ★……………………………………………………………………………………………      「2012 IARU HF World Championship」コンテストへの          連盟本部局(HQ局)の参加と公募について ……………………………………………………………………………………………★  IARU主催の「2012 IARU HF World Championship」コンテストは、2012年 7月14日(土)21:00〜15日(日)21:00に開催が予定されています。  JARLでは、2012年もこのコンテストに連盟本部局として参加しますので、 2012年1月1日〜2月29日までの間、連盟本部局を運用していただく団体 を公募します。  参加を希望する団体は、「IARU HF World Championshipに参加する連盟 本部局(HQ局)の運用者(局の開設を含む)の公募および運用等に関する 要領」(「HQ局の公募と運用等に関する要領」と略称する)をご覧いただ き、団体名、代表者(代表者名と代表者のコールサインは必須)または、 連絡者の住所・氏名・コールサイン・電話番号・E-mailアドレス、運用 予定場所、運用可能バンド・モード、運用希望のバンド・モードについて の自局で達成ができるQSO・マルチ・スコア等を記載して、2012年2月 29日までにJARL事務局業務課あてにE-mailでお申し込みください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-6_stations/2012/iaru-2012.htm ★……………………………………………………………………………………………  九州総合通信局および日本無線協会九州支部の所在地表記の変更について  (平成24年4月1日から) ……………………………………………………………………………………………★  熊本県熊本市の政令指定都市化(平成24年4月1日)に伴い、総務省九州 総合通信局と日本無線協会九州支部の所在地表記が、平成24年4月1日から 次のように変更となります。  平成24年4月1日以後に、申請書等の郵便物を送付される方はご注意くだ さい。 【総務省九州総合通信局】 ・平成24年3月31日まで:熊本県熊本市春日2-10-1 熊本地方合同庁舎 ・平成24年4月1日から:熊本県熊本市西区春日2-10-1 熊本地方合同庁舎 【日本無線協会九州支部】 ・平成24年3月31日まで:熊本県熊本市辛島町5-1 日本生命熊本ビル ・平成24年4月1日から:熊本県熊本市中央区辛島町5-1 日本生命熊本ビル ★……………………………………………………………………………………………            理事候補者の選挙について ……………………………………………………………………………………………★  JARLの理事候補者の選挙が平成24年2月6日付けの告示として、JARL NEWS 2012年冬号に掲載されています。  詳細は、JARL NEWS2012年冬号(1月1日発行)の次のページ、およびJARL Webの次のページをご参照ください。 【JARL NEWS2012年冬号】  ・選挙告示、選挙運動についてのご注意(JARL NEWS2012年冬号・12ページ)  ・理事候補者選挙のお知らせ(同13ページ) 【JARL Web「平成24年実施の理事候補者の選挙について】 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-3_Kokuchi/2012/2012senkyo.htm ★……………………………………………………………………………………………        2012年2月下旬〜3月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・稲城市制施行40周年記念(8J1ING、H23/10/01〜H24/03/31) ・「レプソルド子午儀」の重要文化財指定記念(8J1R、H23/12/10〜H24/02/29) ・JARL新法人移行特別記念局(8N*JARL、H24/01/01〜H24/03/31)  注)*印は、複数エリアの開設を示します。 ・吉川市新駅開業記念(8J1YMS、H24/02/01〜H24/03/31) ・電波学園(名古屋工学院専門学校)設立60周年記念事業 (8J2NDP・8J2NKC、H23/10/01〜H24/09/30) ・第11回西日本ハムフェア(8J6HAM、H23/12/10〜H24/03/04) ★……………………………………………………………………………………………      JARL NEWSが均等季刊発行となります(春号は4月1日発行) ……………………………………………………………………………………………★  年4回の季刊発行としているJARL NEWSは、これまで冬号(1月1日)、 春号(5月上旬)、夏号(7月1日)、秋号(10月1日)と、春号が通常 総会議案掲載の関係で発行が遅れる変則的な季刊発行でしたが、一般社団 法人移行にともない春号発行日を4月1日とした均等季刊発行となります。  なお、JARL NEWS2012年春号の「地方だより」「クラブニュース/QSP」の 原稿締切は、平成24年2月20日となりますのでご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………            支部名称変更のお知らせ ……………………………………………………………………………………………★  平成24年4月1日から、現「網走支部」の支部名称が「オホーツク支部」 に変更となります。 ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線 技士に関する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四 級標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で修了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で修了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますの で、アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》 (パソコン用) http://www.jard.or.jp (携帯用) http://www.jard.or.jp/i/ ★……………………………………………………………………………………………          電波は譲りあって使いましょう ……………………………………………………………………………………………★  一口に、「アマチュア無線」と言っても、さまざまな運用方法があり、 各種の通信技術が用いられて日夜通信がおこなわれています。  電波は、「有限」ですし、アマチュア無線用に割り当てられた周波数も 限られています。  電波を発射する際には、他の無線局が運用をしていないか十二分に 確かめるのは当然として、自分の電波が他の無線通信に妨害を与え ないように気をつけることが求められます。    言わば「譲り合い」の精神でお互いが十二分に注意しながら電波を 有効に活用することが必要なのですが、最近、この「譲り合い」の 精神を忘れ、他の局が運用していることを認識しないまま電波を発射 して妨害を与えているとの事例が散発しています。  弱い電波の局もあれば、自分の受信機では単なる雑音としか聞こえ ない特殊な電波型式で運用している局もあります。  各局にありましては、決して他の局にご迷惑をかけることのない運用 を心掛けていただきますようお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………            SSBモードでの運用について ……………………………………………………………………………………………★    アマチュア無線家の皆様の中には、日頃はハンディートランシーバーや モービルトランシーバーでFMモードによる運用が中心の方々も多いと思い ます。  SSBモードでのアマチュア無線の運用は、全世界的に3.5/3.8/7MHz帯では LSB(下側波帯のSSB)、14MHz帯以上の周波数帯では、USB(上側波帯のSSB) を使用するという長年の国際的な慣習があります(衛星通信ではダウンリン クがLSBになる場合があります)。  特にHF帯で運用される場合、LSB/USBの切り替えを忘れないように十分に ご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………        野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ……………………………………………………………………………………………★  移動運用で、野山など公共の場でアマチュア無線を運用する場合は、自然 環境の保全に配慮してください。とりわけアンテナの設置や発電機の騒音発生 にあたっては周辺に迷惑をかけないように気をつけてください。  運用が終了したら撤収後の掃除なども忘れないようにしてください。ゴミ などは必ず持ち帰るようにしてください。来たときよりも綺麗にして帰るぐ らいの気持ちで、自分で出したゴミ以外のゴミでも進んで持って帰るよう にしてください。 ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成23年度については、平成22年4月1日の時点で18歳未満の方(平成4年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………        JARL QSL転送サービスのご利用について ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。大量のQSLカードを正確かつ迅速に送るためには会 員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」で  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 事故の原因となりますので、QSLマネージャーを経由して送る場合は、  QSLカードの6枠(8枠)の左に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠  内にはQSLマネージャーのコールサインを書いてください。 6.QSLカードのまとめは、発行するコールサインごとにお願いします。  複数のコールサインをお持ちの方やご家族でQSLカードを発行する際  には、ご協力をお願いします。 7. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社よりお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■CQ ham radio 2012年3月号 (2月18日発売) 特集 アマチュア無線の電子ログ活用入門 JAN4910042070328 定価940円 別冊付録 ハムのための「道の駅」最新ガイド http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQ201203.html ---------------------------------------------------------------------- ■別冊CQ ham radio QEX Japan No.2 (2月18日発売) 外誌記事で作る変わり種アンテナ JAN4910079970325 定価1,470円 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MBC/MBC201203.html ---------------------------------------------------------------------- ■楽しく学ぶアナログ基本回路 (2月15日発売) 電子部品のマスターからアプローチ 吉本 猛夫 著 B5判 152ページ JAN9784789813457 定価2,310円  回路図は,言葉が通じない外国人との間でも,見ただけでそのシステムの 原理や機能を表現できる,すばらしい世界共通語です.本書の目標は「回路 図が読めるエンジニアになること」です. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/13/13451.html ---------------------------------------------------------------------- ■トランジスタ技術 2012年3月号 (2月10日発売) 特集 始めよう!チョコっとカメラ JAN4910066630324 特別号定価880円 別冊付録 トラ技ジュニア http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MTR/MTR201203.html ---------------------------------------------------------------------- ■現場で使えるローエンド・マイコン活用事例集 (1月28日発売) PICとAVRマイコン+C言語プログラミング 石神 芳郎 著 B5変型判 232ページ JAN9784789842181 定価2,940円  PIC12F683,PIC12F1822,ATtiny2313のマイコンを使った機器を作ります. テーマとしては,照明コントローラ,大電力パワーコントローラ,カード キー・システム,エネルギー(電流)監視システム,シリアル(RS-485)データ のモニタ装置,AVRマイコンのロジックICなど,役立つ応用例を取り上げま した.本書を参考にしながら,少しずつ電子工作とマイコンに挑戦してく ださい. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/42/42181.html ---------------------------------------------------------------------- 【お求めは,全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co.jp/ ━◇近刊のお知らせ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■Interface 2012年4月号 (2月25日発売予定) 特集 タッチで広がる!NFC & FeliCaアプリを開発しよう JAN4910016190427 定価980円 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MIF/MIF201204.html ---------------------------------------------------------------------- ■第2級ハム国家試験問題集 2012/2013年版 (3月1日発売予定) アマチュア無線技士国家試験用 野口 幸雄 著 A5判 208ページ JAN9784789813662 定価2,520円  本書は昭和63年10月期から,平成22年12月期までに行われた第2級アマ チュア無線技士国家試験の問題を,出題範囲ごとに系統的にまとめ,解答 番号を付けた,国家試験を受験する方に必携の書です.出題頻度を示して ある他,無線工学の計算問題については,解説を付けてその算出方法を説明 しています. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/13/13661.html --------------------------------------------------------------------- ■LEDで作る! 知る! 光の世界 (3月1日発売予定) 虹から学ぶ光の不思議体験と電子工作 伊藤 仁/舘 伸幸 共著 B5変型判 176ページ JAN9784789841689 定価2,520円  理科や科学の実験は「光」や「音」という日常生活でごく自然に接して いる素材を用いることができます.それら理科学実験に使う道具を電子 工作で自ら作り出すことにより,より楽しく,より自由に実験を進められる ようにまとめました.本書では,光のさまざまな現象を実験とともに体験 理解するとともに,LEDの電子工作を通じて三原色から作られる光の不思議 を解き明かしていきます. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/41/41681.html --------------------------------------------------------------------- ■Arduinoで計る,測る,量る (3月1日発売予定) 測定したデータをLCDに表示,SDカードに記録、 無線/インターネットに送る方法を解説 神崎 康宏 著 B5変型判 264ページ JAN9784789842198 定価2,940円  本書は,Arudinoで温度,湿度,明るさ,電流,気圧,距離,重さなど日常 必要になる主な計測項目を取り上げました.そして,計測した結果をSDカード に記録し,PCに有線/無線で送信し,インターネットにも対応させるところま でを具体的に解説します.  なお,本書のプログラムはArduino 1.0で動作を確認しています. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/42/42191.html ---------------------------------------------------------------------- ※ 発売日は,東京都内発売を基準にしております.地域により,発売が異なる ことがありますので,あらかじめご了承願います. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  CQ出版(株) 販売促進室 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2  TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106  E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp  URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSの今後の発行予定について   JARL NEWS2012年春号は、2012年4月1日に発行、JARL NEWS2012年  夏号は、2012年7月1日発行の予定です。  ◆このメールマガジンは、JARL Eメール転送サービスに登録された方を   はじめ、JARL Webから配信の登録手続きをいただいた会員の方に配信   しております。   配信登録のページにはJARL Webのトップページから入ることができま   すので、お知り合いのJARL会員の方で、本メールマガジンの配信を   希望される方が、いらっしゃれば、教えてあげてください。 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