■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第141号 ----- 2011/11/07 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  紅葉前線は次第に南下を進めているようですが、北海道や北東北の一部 では、すでに紅葉の見ごろも終わり本格的な冬を迎え始めているようです。  また11月に入り、早いところでは、クリスマスセールの看板を掲げたり、 一部のショッピングモールやホームセンターなどもボチボチ見かけるよう になってきました。  さて、本文中にも紹介していますが、平成23年11月、JARLにとって、 これまでにない大きな組織改革、一般社団法人への移行がおこなわれました。  もちろん一般社団法人に移行後も、アマチュア無線の世界にとっての JARLの重要な役割はこれまでどおり変わりません。  今後もJARLの事業の円滑な運営をおこなうために、会員の皆様方のご支援 ご協力を心よりお願いいたします。   ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★一般社団法人日本アマチュア無線連盟がスタートしました ★「電力線搬送通信設備」(PLC)の動向に関する  芳野赳夫(JA1XF)JARL電磁環境委員会委員長の報告  ★2011全日本ARDF競技大会 2011年10月30日、香川県さぬき市で開催される ★10月に実施された2件のスクールコンタクト  詳細レポートをJARL Webに掲載 ★熊本県熊本市の政令指定都市化が決定 ★JARL QSLビューローの住所表示が10月1日から変更になりました。 ★JARL会員局名録2012-2013年版発行のご案内 ★日本アマチュア無線連盟 アンテナ第三者賠償責任保険について ★アイボールミーティングについて ★野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ★2011年11月に運用のJARLの記念局情報 ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中  (日本アマチュア無線振興協会) ★電波は譲りあって使いましょう ★SSBモードでの運用について ★青少年に対する助成・申請受付について ★JARL QSL転送サービスのご利用について ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………      一般社団法人日本アマチュア無線連盟がスタートしました ……………………………………………………………………………………………★  すでにお知らせのとおり、JARLはこれまで一般社団法人への移行の準備を 進めてまいりましたが、準備がすべて整った平成23年11月1日に設立登記手 続きをおこない、一般社団法人日本アマチュア無線連盟に移行いたしました。  またJA1AN原 昌三会長は新法人移行登記の日をもって会長の職を退任し、 新たに、会長JA5MG稲毛 章理事、副会長JA1AYO丹羽一夫理事、同JH1UBU 根本紀正理事の新体制でスタートしました。  なお、一般社団法人日本アマチュア無線連盟の設立にともない、社員制度 がスタートしました。平成23年9月に実施した社員選挙で社員となった方 (計134名)のうち、支部ごとに選出された社員の方々50名(このほか栃木県 ・岡山県・山口県・福井県は地方本部長推薦)が支部長の任にあたります。 ★……………………………………………………………………………………………       「電力線搬送通信設備」(PLC)の動向に関する      芳野赳夫(JA1XF)JARL電磁環境委員会委員長の報告  ……………………………………………………………………………………………★  行政刷新会議(内閣府)から平成22年6月に「スマートメーターの普及 促進に向けた屋外通信(PLC通信)規制の緩和」について検討をおこなう よう総務省に指示があり、「情報通信審議会 情報通信技術分科会 電波 利用環境委員会」の下に「高速電力線搬送通信設備作業班」が設置されて、 2MHzから30MHzの周波数でのPLCの屋外利用について、事業者からの具体的 な提案等を確認のうえ、無線システムへの影響等の検証・検討をおこない、 平成23年度中に結論を出すこととなりました。  作業班は、電気通信大学の上 芳夫(かみ よしお)教授を主任とした 24名で構成され、3月11日に第1回検討会開始以後9月末までに4回の作業班 が開催されました。  構成員としては平成18年度に屋内限定のPLC規格を制定した審議会と同じ、 航空通信、海上通信、短波放送、電波天文、JARLと各分野の短波利用者も 招集されています。  JARLではこの検討に関して電磁環境委員会が対応することになり、同委 員長の芳野が作業班構成員として参画しています。作業班発足から半年が 経過し、今回提案されているPLCの屋外利用の概要が見えてきましたので 報告します。 【PLCの屋外利用】  作業班設置の目的に「スマートメーターの普及促進」との記載があり、 「スマートグリッド実現のための一つの技術としてPLCの採用」を検討して いるかに見えましたが、実際には電力事業者からの提案は一つもなく、単 に屋外に設置するネットワークカメラや電気自動車(EV)の充電時に車内 蓄積情報や地図情報等のダウンロード/アップロードをおこなう提案に 限定しており、目的の「スマートメーターの普及促進」とはかけ離れた ものでした。  JARLは、「PLCの屋外利用の必然性がないこと」や「短波帯の無線シス テムに妨害を与える可能性が高い」ことから、今後の「なし崩し的な利用 範囲拡大に反対」を表明しています。 【作業班の検討スケジュール】  作業班のスケジュールとこれまでの開催実績は次の通りです。各作業班 の配付資料も表中のURLから入手できます。 平成23年3月      作業班発足 第1回作業班(3月11日) 【参考】http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho _tsusin/policyreports/joho_tsusin/denpa_kankyou/42914.html 平成23年4、5月    海外動向調査、漏えい電波低減の技術的裏付け検討             第2回作業班(5月31日) 【参考】http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho _tsusin/policyreports/joho_tsusin/denpa_kankyou/kousoku/45816.html 平成23年5〜8月    共存条件及び試験方法の検討 第3回作業班(7月20日) 【参考】http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho _tsusin/policyreports/joho_tsusin/denpa_kankyou/kousoku/02kiban16_03000070.html 平成23年9、10月    共存条件案策定、実証実験の実施手順書案提示             第4回作業班(9月20日) 【参考】http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho _tsusin/policyreports/joho_tsusin/denpa_kankyou/kousoku/02kiban16_03000084.html 平成23年11、12月    報告書(案)作成、パブリックコメント             第5回作業班(11月8日開催予定) 平成24年1〜3月    報告書作成、電波利用環境委員会報告、             情報通信審議会答申  10月25日現在、総務省がおこなう屋外実証実験に関する検討が進められ ています。  JARLでは、「屋外実証実験案について」(資料4-8)で提示された実験 場所の環境雑音が高く、この背景雑音値で基準値が設定される恐れもある ため、環境雑音が低い実験場所への変更を強く提案しています。  この実証実験の終了後、この結果により作成された報告書を基に年末に かけてパブリックコメント(意見募集)がおこなわれる予定です。  JARLは作業班構成委員として、今後ともPLCの屋外利用に関して強く反対 していきます。                ★   ★ 【参考】総務省情報通信審議会 情報通信技術分科会 電波利用環境委員会高速電力線搬送通信設備作業班 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/denpa_kankyou/kousoku.html ★……………………………………………………………………………………………  2011全日本ARDF競技大会 2011年10月30日、香川県さぬき市で開催される ……………………………………………………………………………………………★  2011年10月30日、香川県さぬき市に、全国各地から138名の選手(申込は 146名)を迎えて、JARL主催の2011全日本ARDF競技大会が開催されました。  また本大会(144MHz帯競技)前日の10月29日には、94 名の選手(申込は 100名)により3.5MHz帯のエキシビション競技が開催されました。  今年も多くのベテラン選手の参加はさることながら、高校生以下の選手の 参加も多く44名を数えました。  全日本ARDF 競技大会は、JARL主催の大会となって以来、今大会で23回目 となりますが、同競技大会の四国地方での開催は、1994年(平成6)に第6 回大会が現在の愛媛県上浮穴郡久万高原町で開催されて以来で、実に17年 ぶりです。地元香川県支部のメンバーのほか、近県のアマチュア無線家が 実行委員会を組織して準備し大会が進められました。  また、今夏のハムフェア、今秋のIARU RegVオーストラリアARDF競技大会、 そして香川大学の香川発人工衛星「KUKAI」の紹介展示がありお祭り一色でした。 ●エキシビション競技(3.5MHz帯競技)  10 月29 日、さぬき市「ツインパルながお」(さぬき市長尾名1494-1) 周辺のフィールドで開催されました。  当日の天候は晴れのち曇り。夜になって小雨。面積が日本で一番狭い香川県 での競技エリアは、南の山側には南北に幾筋かの尾根と谷、北側には水田、 民家があり、年間降雨量が少なくため池の多い当県特有の地形です。  起伏が多く小道は曲りくねり行き止まりもあり、山中の歩行が難しく探索 ルートの選択に苦慮されていたようです。 ●本大会(144MHz 帯競技)  同市内の「みろく自然公園」(さぬき市大川町富田中3286)周辺のフィー ルドで開催されました。前夜からの小雨が心配でしたが、当日は一時薄日が さすなど競技開催中の降雨による影響は最小限にとどまり、全選手がゴール した後、雨脚が強まりました。  競技エリアは前日のエキシビション競技と同じ地形に、送電線、鉄塔など があり反射波が多く、選手の方位探索を惑わせたようです。  昼食には屋台の出店によるアツアツの名物大盛りの「讃岐うどん」と「む すび」が小雨で濡れた体を温めてくれました。  開会式、スタート、ゴール後の昼食、表彰式と主要行事は、雨の心配のない テントドームで行われ参加者全員の協力で予定より1時間弱早く無事全競技 日程を終了することができました。  ご参加ご支援の皆様、本競技大会に来香いただきスタッフ一同心より感動 し感謝申し上げます。  なお、2011全日本ARDF競技大会の競技結果は、近日中にJARL WebのARDFの ページに掲載しています。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-5_ardf/2011/2011ardf.htm ★……………………………………………………………………………………………     10月に実施された2件のスクールコンタクト        詳細レポートをJARL Webに掲載 ……………………………………………………………………………………………★  前号でもお知らせしました、岩手県大槌町(会場:大槌町立吉里吉里小 学校)、愛知県瀬戸市立西陵小学校のスクールコンタクトに関する詳細な レポートをいただき、JARL WebのNews FLASHに掲載いたしました。  貴重なレポートをぜひお読みください。 ●岩手県大槌町(会場:大槌町立吉里吉里小学校) http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2011/2011_news-10.htm#1017 ●愛知県瀬戸市立西陵小学校 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2011/2011_news-10.htm#1019 ★…………………………………………………………………………………………… 東海総合通信局・電波規正局とJARLガイダンス局との合同運用(東海地方本部) ……………………………………………………………………………………………★  平成23年10月18日正午過ぎから、愛知県瀬戸市にて東海総合通信局と愛知 県監査指導委員会との相互協力の下、東海総合通信局・移動監視車両(DEURAS -M)の出動を得て同局・電波規正局とJARLガイダンス局による合同運用が実施 されました。  144MHz帯の健全な周波数環境の保持と、国際宇宙ステーションと小学生との 交信保護を目的とし、狭帯域使用区分におけるF3Eの使用区別違反や、呼出符 号不送出などの運用、特に国際宇宙ステーションとの交信に対する妨害等に 対してJARLガイダンス局の注意を喚起するメッセージを発射し、状況を見て 東海総合通信局・電波規正局から警告を与える電波の発射をおこないました。 これにより周波数環境の改善が進み、夕刻までには不法・違法無線局が途絶え てゆくに至りました。  東海総合通信局では、新たに投入された新鋭の電波規正局が運用を開始され たことにより、周波数の状況に適したメッセージによる電波規正業務ができる ようになったことで、これまで以上に成果のある合同運用となり、今回は特別 に宇宙ステーションとの交信前に「本日、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士 と瀬戸市の、西陵小学校の小学生が交信をおこないます。宇宙ステーションか らの電波は弱いので、本日はこの周波数での電波発射はとめて、交信が成功す るよう見守ってください」と言ったアナウンスで規正が実施されました。  なお、愛知県支部における合同運用は、今年4月に愛知県豊田市で運用して 以来2回目、東海地区では3回目の実施となりました。  愛知県監査指導委員会では、今後も東海総合通信局と連携を図りながら運用 違反者等に対する注意喚起を積極的に取り組んでいきます。 ★……………………………………………………………………………………………          熊本県熊本市の政令指定都市化が決定 ……………………………………………………………………………………………★  平成23年10月18日に開かれた閣議において、熊本県熊本市の政令指定都市へ の移行が決定され、10月21日の官報で「指定都市の指定に関する政令の一部を 改正する政令」が公布されました。  この政令は平成24年4月1日に施行され、同日から熊本市は全国で20番目の 政令指定都市となります。  熊本市には5つの行政区が設置される予定で、平成21年11月下旬から開催 予定の平成23年度第4回定例市議会において、関係する条例案等が提案され、 審議の後、正式決定となります。  平成24年4月1日から熊本市に誕生する予定の5つの行政区のJARL制定区 番号については、同市議会の決定の後お知らせいたします。 ▽政令指定都市・合併・熊本都市圏トップページ(熊本市) http://www.city.kumamoto.kumamoto.jp/content/web/asp/kiji_detail.asp?NW=1&ID=5103&LS=186 ★……………………………………………………………………………………………          JARLメールマガジン版「地方だより」 ……………………………………………………………………………………………★  JARL NEWS2011年秋号地方だよりに掲載が間に合わなかった行事等をお知 らせします。 ●平成24年賀詞交歓会(福岡県支部) ・日時 平成24年1月8日(日)12:00〜14:00 11:00〜受付開始 ・場所 西鉄イン福岡 13階・レストラン「ブロッソ」     福岡市中央区天神1-16-1(アクロス福岡前) [tel]092-712-5858 ・会費 5,000円 ・募集人員 100名  ※定員になり次第締切りますので,お早めにお申し込みください ・締切 平成24年1月5日(木) ・申込み・問合せ先 コールサイン、氏名、住所、電話番号を事務局まで  お知らせください  JARL福岡県支部事務局 JA6FRM 城戸伸夫  Eメール:ja6frm(アットマーク)jarl.com ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。 ●ハムの集い・チャリティーオークション(佐賀県支部) ・日時 12月18日(日)14:00〜 ・場所 NHK佐賀放送局玄関前ロビー ・参加対象 アマチュア無線局および一般の方々 ・内容  各局一品以上(無線機器、日用品)を持ち寄っていただき、セリの収益金は  東日本大震災、国内外の難民や困った人々への救済費として全額寄付します ・品物提出先 下記の連絡先(当日持ち寄り大歓迎) ・連絡先 JE6NFU 荒木尉司 je6nfu(アットマーク)jarl.com ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。 ●お詫びと訂正 ・第35回宮崎コンテスト(2011年秋号p.109)  下記種目の入賞者のコールサイン,得点が欠落しておりました。 訂正しお詫びいたします。 県外局 ニューカマー JG1GNK/1 208 ・「第18回きやったもんせかごっまARDF競技大会結果」の訂正  2011年秋号p.97掲載の「第18回きやったもんせかごっまARDF競技大会結果」 記事中、1位の末次恵太氏のコールサインは「JI6FJQ」が正しいものでした。 お詫びのうえ,訂正いたします。 ★……………………………………………………………………………………………   JARL QSLビューローの住所表示が10月1日から変更になりました。 ……………………………………………………………………………………………★  平成23年10月1日、島根県簸川郡斐川町が島根県出雲市に編入合併となる ことにともない、JARL QSLビューローの住所表示が、10月1日から次のよう に変更となりました。 〒699-0588島根県出雲市斐川町神庭1324-3  変更後当面の間は、旧住所表示でも郵便物等は到着しますが、QSLカードを 送付いただく場合は、新住所表示によりご送付いただきますようお願いいた します。 ★……………………………………………………………………………………………       JARL会員局名録2012-2013年版発行のご案内 ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは会員の皆さんが開設しているアマチュア無線局相互のコミュニ ケーションの円滑化を目的として、2011年11月7日現在の会員を掲載した、 「JARL会員局名録(2012-2013年版)」を2012年1月下旬に発行します。  会員の皆様方にすでに発送済みのJARL NEWS2011年夏号で「会員局名録 掲載等変更申出書」(ハガキ)を綴じ込み、JARL NEWS2011年秋号(2011 年10月1日発行)に、購入予約専用の「郵便振替用紙」を綴じ込んでおり ます。  なお、2005年4月1日より個人情報保護法が施行されたことにともない、 会員ご自身または登録クラブからの予約販売を中心におこなっております ので、お申し込みは、JARL NEWS2011年秋号に綴じ込みの「払込取扱票」 をご利用ください。  また、アマチュア無線機器販売店や書店等でのお取り扱いはございま せん。 ★……………………………………………………………………………………………   日本アマチュア無線連盟 アンテナ第三者賠償責任保険について ……………………………………………………………………………………………★  日本アマチュア無線連盟の賠償責任保険制度は、日本アマチュア無線連盟の 会員の皆様方が心配される無線機器、アンテナ、タワー等に起因した他人への 損害賠償責任リスクを補償する、日本アマチュア無線連盟会員の皆様方だけが ご加入いただける保険制度です。  制度や申込み方法等の詳細はJARL NEWS2011年秋号(10月1日発行)をご参照 ください。 ★……………………………………………………………………………………………           アイボールミーティングについて ……………………………………………………………………………………………★  毎年年末に開催しているJARLアイボールミーティングですが、今年は開催 を取りやめました。  あらかじめご了承ください。 ★……………………………………………………………………………………………        野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ……………………………………………………………………………………………★  移動運用で、野山など公共の場でアマチュア無線を運用する場合は、自然 環境の保全に配慮してください。とりわけアンテナの設置や発電機の騒音発生 にあたっては周辺に迷惑をかけないように気をつけてください。  運用が終了したら撤収後の掃除なども忘れないようにしてください。ゴミ などは必ず持ち帰るようにしてください。来たときよりも綺麗にして帰るぐ らいの気持ちで、自分で出したゴミ以外のゴミでも進んで持って帰るよう にしてください。 ★……………………………………………………………………………………………        2011年11月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・四街道市市制30周年記念事業(8J1YKD、04/01〜12/31) ・稲城市制施行40周年記念(8J1ING、10/01〜H24/03/31) ・湘南工科大学創立50周年記念 第47回松稜祭(8J1SIT5O、11/01〜11/20) ・電波学園(名古屋工学院専門学校)設立60周年記念事業 (8J2NDP・8J2NKC、10/01〜H24/09/30) ・江・浅井三姉妹博覧会(8J3SIMAI、04/01〜12/04) ・2011佐賀インターナショナルバルーンフェスタ (8J6BAL、10/01〜11/06、運用終了) ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-6_stations/es-sta_list.htm ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線 技士に関する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四 級標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で修了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で修了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますので、 アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》 (パソコン用) http://www.jard.or.jp (携帯用) http://www.jard.or.jp/i/ ★……………………………………………………………………………………………          電波は譲りあって使いましょう ……………………………………………………………………………………………★  一口に、「アマチュア無線」と言っても、さまざまな運用方法があり、 各種の通信技術が用いられて日夜通信がおこなわれています。  電波は、「有限」ですし、アマチュア無線用に割り当てられた周波数も 限られています。  電波を発射する際には、他の無線局が運用をしていないか十二分に 確かめるのは当然として、自分の電波が他の無線通信に妨害を与え ないように気をつけることが求められます。    言わば「譲り合い」の精神でお互いが十二分に注意しながら電波を 有効に活用することが必要なのですが、最近、この「譲り合い」の 精神を忘れ、他の局が運用していることを認識しないまま電波を発射 して妨害を与えているとの事例が散発しています。  弱い電波の局もあれば、自分の受信機では単なる雑音としか聞こえ ない特殊な電波型式で運用している局もあります。  各局にありましては、決して他の局にご迷惑をかけることのない運用 を心掛けていただきますようお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………            SSBモードでの運用について ……………………………………………………………………………………………★    アマチュア無線家の皆様の中には、日頃はハンディートランシーバーや モービルトランシーバーでFMモードによる運用が中心の方々も多いと思い ます。  SSBモードでのアマチュア無線の運用は、全世界的に3.5/3.8/7MHz帯では LSB(下側波帯のSSB)、14MHz帯以上の周波数帯では、USB(上側波帯のSSB) を使用するという長年の国際的な慣習があります(衛星通信ではダウンリン クがLSBになる場合があります)。  特にHF帯で運用される場合、LSB/USBの切り替えを忘れないように十分に ご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成23年度については、平成22年4月1日の時点で18歳未満の方(平成4年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………        JARL QSL転送サービスのご利用について ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。大量のQSLカードを正確かつ迅速に送るためには会 員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」で  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 事故の原因となりますので、QSLマネージャーを経由して送る場合は、  QSLカードの6枠(8枠)の左に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠  内にはQSLマネージャーのコールサインを書いてください。 6.QSLカードのまとめは、発行するコールサインごとにお願いします。  複数のコールサインをお持ちの方やご家族でQSLカードを発行する際  には、ご協力をお願いします。 7. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社よりお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■RFワールド NO.16(10月29日発売) 特集 携帯端末のアンテナ・テクノロジ解明 JAN4910066641115  定価1,680円 http://cqcentral/hanbai/books/MTR/MTRZ201111.htm ---------------------------------------------------------------------- ■Interface 2011年12月号 (10月25日発売) 特集 手を動かし実践する!MATLABプログラミング JAN4910016191219 特別号定価1,130円 DVD-ROM付き http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MIF/MIF201112.html ---------------------------------------------------------------------- ■エレキジャック No.20 (10月25日発売) 特集 アマチュア無線を楽しむ工作 B5判 152ページ JAN4910042081119 定価1,890円  最新PICマイコンでモールス練習機を作って,モールスをマスターしましょ う.アマチュア無線関連の電子工作やアンテナの製作記事をたくさん取り上 げた以外に,防災グッズにも注目しました.電気が来ないなど,ライフライ ンが寸断された時に,太陽電池や充電について知っておけばよかったと思っ た方も多いと思います.大きなパネルは高価ですが,小さな太陽電池パネル を使った実用工作事例やヒントをたくさん紹介しています. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQZ201111.html ---------------------------------------------------------------------- ■CQ ham radio 2011年11月号 (10月19日発売) 特集 パソコンで楽しさ広がるアマチュア無線 JAN4910042071110 特別号定価930円 別冊付録 2011 アマチュア無線機カタログ http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQ201111.html ---------------------------------------------------------------------- 【お求めは,全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co.jp/ ━◇近刊のお知らせ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■おとながたのしむプラモデル (11月10日発売予定) ドイツ製プラモデルと電子工作 橋詰 伸一 著 B5変型判 176ページ JAN9784789818964 定価2,730円  鉄道模型では,駅舎や町並みなどの建物などをストラクチャと呼び,走る鉄 道車輌とともに重要な役割をになっています.本書では,細かなところまで 本物らしくそして組み立て精度の高いドイツ製のプラモデルを取り上げ,その 代表的なストラクチャ・モデルの紹介と,オリジナルなLED照明を中心とした 電気関係の解説を行います.照明があるとないでは,組み上げたストラクチャ の見栄えが大きく異なります. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/18/18961.html ---------------------------------------------------------------------- ■トランジスタ技術 2011年12月号 (11月10日発売予定) 特集 即席サバイバル回路50 JAN4910066631215 定価820円 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MTR/MTR201112.html ---------------------------------------------------------------------- ※ 発売日は,東京都内発売を基準にしております.地域により,発売が異なること がありますので,あらかじめご了承願います. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  CQ出版(株) 販売促進室 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2  TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106  E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp  URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。 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