■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第131号 ----- 2011/06/06 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  さる5月29日、大阪府池田市の池田市民文化会館で、第53回通常総会 が開催されました。5月にしては異例の大型台風接近の豪雨・強風にも 関わらず、全国各地から約850名の会員の方々の出席をいただき、JARL の事業を円滑に運営するための議案の審議をおこないました。  そして梅雨を迎えましたが、ようやく上昇期に転じたソーラーサイクル 24のお空のコンディションの方は好調のようです。  50MHz帯でヨーロッパがオープンするなど、HF帯・50MHz帯がますます おもしろくなってきそうです。  本号は、5月29日に大阪府池田市で開催された、第53回通常総会の話題 からスタートです。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★JARL第53回通常総会「いけだ総会」  平成23年5月29日(日)、大阪府池田市「池田市民文化会館」で開催される ★「守って!電波のルール」  平成23年度電波利用環境保護周知啓発強化期間(6月1日〜10日) ★近畿受信環境クリーン協議会で表彰(JA3DKW永井暉久さん) ★第52回ALL ASIAN DXコンテスト電信部門  2011年6月18日09:00〜20日09:00開催 ★JARLの公益法人改革について(平成23年6月6日現在) ★ハムフェア2011情報 ★財団法人電気通信振興会が一般財団法人に移行、「情報通信振興会」に改称 ★日本無線協会の平成23年度8月期の1・2アマ国家試験の受付期間は  平成23年6月1日〜20日 ★第16回関西アマチュア無線フェスティバルを開催 ★JARLメールマガジン版「地方だより」 ★東日本大震災等を被災された会員の方々への特別措置について ★東日本大震災において被災地の通信支援にご協力いただける  被災地在住のアマチュア無線家の皆様にお知らせ ★東日本大震災にともなう7エリアのコールサインの方へのQSLカード発送について ★2011年6月に運用のJARLの記念局情報 ★お詫びと訂正 ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中  (日本アマチュア無線振興協会) ★電波は譲りあって使いましょう ★SSBモードでの運用について ★青少年に対する助成・申請受付について ★JARL QSL転送サービスのご利用について ------------------------------------------------------------------------ ★…………………………………………………………………………………………… JARL第53回通常総会「いけだ総会」 平成23年5月29日(日)、大阪府池田市「池田市民文化会館」で開催される ……………………………………………………………………………………………★  平成23年5月29日(日)、(社)日本アマチュア無線連盟(JARL)の第53 回通常総会「いけだ総会」が、大阪府池田市の「池田市民文化会館」で開催 されました。  当日は全国から会員850人が出席して議案の審議などがおこなわれました。  定刻の午前10時、JK3RXY笠島さんの司会で始まった式典では、その冒頭、 本年3月11日におきた東日本大震災で被災された多くの方々に対して参加者 全員で黙祷が捧げられました。  続いて、屋田純喜(JL3JRY)いけだ総会実行委員長のリードでアマチュア コードの唱和がおこなわれ、ご来賓の紹介のあと、開催地を代表して長谷川 良彦関西地方本部長(JA3HXJ)の歓迎のあいさつ、原 昌三(JA1AN)JARL 会長から主催者あいさつがおこなわれました。  次にご来賓として出席の総務省近畿総合通信局 野津正明局長からご祝辞 をいただき、倉田 薫池田市長、井上徳造JAIA会長からご祝辞をいただき、 最後に桜井 俊総務省総合通信基盤局長からの祝電が披露され、また、東北 地方の支部長から東日本大震災でのご支援についてのお礼が披露されました。  表彰式では、アマチュア無線の有益な発明として、コンピューターソフト MMTTY、MMVARIの開発により、RTTY等のデジタルモード運用の普及への貢献に よりJE3HHT 森 誠氏(代理)が表彰されました。  つづいて、JARL正員歴通算30年〜60年の方々合計2,348名、当連盟役員を 20年以上にわたって勤められた方1名、昨年度の連盟事業に対する功労団体 として第52回通常総会(尾張名古屋総会)実行委員会および臨時総会(大阪 府寝屋川市で開催)実行委員会が、また、平成22年度開催のコンテスト・ク ラブ対抗部門年間総合第1位の仙台電波高専OBクラブが表彰されました。  式典の終了後11:15から総会の議事が開始されました。司会者から議長団が 紹介され、大橋事務局長から第53回通常総会出席者数の報告があり、JA3DKW 永井議長から総会の成立宣言がおこなわれました。  なお、議長の総会成立宣言のあと、JA1AN原 昌三会長が壇上で、「私事な がら、本年11月に予定されているJARLの一般社団法人への組織移行(新法人 化)を機会に、健康上の理由により会長職を辞したいのでお認めいただきた い。会員の皆様、これまでご支援いただいた関係の各位に厚くお礼を申し上 げます」と挨拶がありました。  そして、会場から原会長の長年の功績に対して労をねぎらう大きな拍手が 贈られました。  議案の審議では、議案説明に対する質疑応答が熱心におこなわれ、16時45 分までに第1号議案から第4号議案までの全議案が原案どおり可決承認され ました。 ★……………………………………………………………………………………………            「守って!電波のルール」  平成23年度電波利用環境保護周知啓発強化期間(6月1日〜10日) ……………………………………………………………………………………………★  総務省は、毎年、6月1日(電波の日)に併せて、電波利用環境保護周知 啓発強化期間を設けて、電波利用に関する周知・啓発活動を特に強化してお こなっていますが、今年も「守って! 電波のルール」をキャッチフレーズ に、6月1日〜6月10日(金)までを電波利用環境保護周知啓発強化期間とし て、電波利用環境保護に関する周知・啓発活動をおこないます。  この周知・啓発活動期間を中心にキャッチフレーズに併せて制作した、 「電波利用環境保護」に関するテレビCM、新聞などの広告、ポスターの掲示、 リーフレットの配布し積極的なPRをおこなうほか、総務省では「関連省庁や 団体等の協力を得て、6月1日〜30日までの間、不法無線局の取締りを強化 することにより、良好な電波利用環境の整備を推進する」と発表しています。 ▽総務省の報道発表 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban17_01000001.html ★……………………………………………………………………………………………     近畿受信環境クリーン協議会で表彰(JA3DKW永井暉久さん) ……………………………………………………………………………………………★  平成23年5月23日、大阪市中央区のKKR HOTEL OSAKAで開催された、近畿 受信環境クリーン協議会第61回総会・表彰式で、永井暉久さん(JA3DKW、 JARL評議員、写真右)が、同協議会の目的達成上特に功績が顕著であった として、表彰を受けました。  今回の永井さんの表彰の要旨は「永年にわたり、近畿受信環境クリーン 協議会の委員や日本アマチュア無線連盟の兵庫県監査指導委員長および関西 地方監査長として、アマチュア局に対する電波障害防止の啓発や指導をおこ なうとともに、でんぱ教室・ラジオ工作教室を開催し、一般市民への電波 障害への関心と理解を高めるなど、電波障害防止活動に大きく貢献した」 というものです。 ★……………………………………………………………………………………………       第52回ALL ASIAN DXコンテスト電信部門        2011年6月18日09:00〜20日09:00開催 ……………………………………………………………………………………………★  2011年6月18日09:00〜20日09:00、第52回ALL ASIAN DXコンテストが 開催されます。ソーラーサイクル24の上昇期に入り、HF帯ハイバンドも 賑やかになってきました。世界のアマチュア局がアジアの局をコールして くる、このコンテストを楽しんでみませんか。  今回は電信部門ですので、3アマ以上の方が参加対象となりますが、 4アマの方は9月に開催の電話部門にぜひご参加ください。  ALL ASIAN DXコンテストは今年、一部規約の改正がおこなわれました。  改正の概要は次のとおりです。 (1)国内向けおよび海外向け規約で、マルチオペレーター部門の参加局の  コンテストナンバーをオペレーターの平均年齢を使用できるようにした。 (2)国内向けおよび海外向け規約で、電子ログの国際的な標準である、  Cabrillo(キャブリロ)形式の受付を可能とし、交信ごとにオペレーター  名を記入することを廃止した。 (3)国内向けおよび海外向け規約で、マルチオペレーター部門参加局は、  参加全オペレーターのコールサインまたはコールサインがない場合は、  氏名(フルネーム)をサマリーに記入することを義務づけ、また、国内  向け規約で、シングルオペのジュニアとシルバー部門の参加局に対して、  サマリーシート意見欄(電子ログはサマリーに該当する部分)に年齢を  記入することを義務づけた。  大きな規約の変更ではありませんが、マルチオペレーター部門での参加、 ジュニア・シルバー部門での参加を計画されている方は、再度規約を確認 のうえご参加ください。  多数の方々のご参加を心よりお待ちしています。 ▽第52回ALL ASIAN DXコンテスト規約 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/all_asian/allasian_rule.htm ★……………………………………………………………………………………………    JARLの公益法人改革について(平成23年6月6日現在) ……………………………………………………………………………………………★  JARLの一般社団法人への移行につきましては、機関誌JARL NEWSほかで、 これまでご案内してきましたように、平成20年12月1日に施行された法律 「公益法人制度改革三法」に基づいて諸準備を進めております。  平成22年11月21日に寝屋川市立市民会館(大阪府)で臨時総会が開催 され、新法人への移行に必要な定款そのほかの改正について審議がおこ なわれました。ここでは上程された「社団法人日本アマチュア無線連盟 の定款、規則及び選挙規程の全面改正並びに一般社団法人日本アマチュア 無線連盟の社員選出のための臨時社員選挙実施要領の承認の件」の議案を 採決した結果、賛成多数でご承認をいただきました。  平成23年6月6日現在、JARLの一般社団法人への移行に関するスケジュ ールにつきましては、概要次のとおり予定しております。 ●一般社団法人設立のための移行認可申請書の提出 ・JARLでは平成23年2月の理事会審議を経て3月1日に提出しました。 ・内閣総理大臣から内閣府公益認定等委員会に対し5月13日付けで、  この申請に関する諮問がおこなわれました。 ・5月20日付けで同委員会から内閣総理大臣に対して「認可の基準に適合 すると認めるのが相当である」と答申されました。  今後のスケジュールは、次のとおりです。 ・新法人への移行に合わせて現行の規定、規程類の改正 ・臨時社員選挙の実施(8〜9月に予定)および社員の決定 ・一般社団法人の設立認可、設立登記(10月下旬の見込み) ・平成24年6月に、新法人としての最初の社員総会を開催 ★……………………………………………………………………………………………              ハムフェア2011情報 ……………………………………………………………………………………………★ ●絵画コンクール作品募集中  今年もハムフェア2011の開催に合わせて、「絵画コンクール」を実施し ます。  高校生以下の子供たちを対象とした、絵画コンクール応募作品の募集は 5月2日(月)〜6月24日です。作品のテーマは「ファミリーで楽しむ アマチュア無線」です。高校生以下のお子様がいらっしゃる方は、この機会 に応募をお勧めください。 ▽ハムフェア2011開催要項 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair ▽絵画コンクール実施要項 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/2011/kaiga2011/kaiga2011.htm ★…………………………………………………………………………………………… 財団法人電気通信振興会が一般財団法人に移行、「情報通信振興会」に改称 ……………………………………………………………………………………………★  電波法令集、各種の無線技士国家試験の情報雑誌「電波受験界」、各種の 問題集などを発行している財団法人電気通信振興会は、6月1日に一般財団 法人に移行し、移行と同時に「情報通信振興会」と改称されました。  なお、一般財団法人情報通信振興会(〒170-8480東京都豊島区駒込2-3-10) のおもな事業内容は、 1.電気通信行政に関する調査研究及び新聞、雑誌、図書類の刊行頒布 2.電気通信に関する知識及び施設の普及電気通信施設の設置及び利用に関する  調査並びに相談 3.無線局の申請代行 4.電気通信関係者の教養の向上並びに福祉の増進に関する事業 5.その他本会目的達成に必要な事業 で従来通り変更はありません。 ▽一般財団法人情報通信振興会のWebサイト http://www.dsk.or.jp/index.htm ★……………………………………………………………………………………………   日本無線協会の平成23年度8月期の1・2アマ国家試験の受付期間は             平成23年6月1日〜20日 ……………………………………………………………………………………………★  日本無線協会が開催する、平成23年度8月期の1・2アマ国家試験の受付 期間は、平成23年6月1日〜20日(電子申請、書面申請とも)です。  8月期の1・2アマ国家試験の受験を予定されている方は、提出忘れが ないようにご注意ください。  詳細は、日本無線協会のWebサイトをご参照ください。 ▽日本無線協会のWebサイト http://www.nichimu.or.jp/ ★……………………………………………………………………………………………       第16回関西アマチュア無線フェスティバルを開催 ……………………………………………………………………………………………★  関西アマチュア無線フェスティバルは、今年は7月16日(土)、17日(日) に、大阪府池田市の池田市民文化会館(大阪府池田市天神1丁目7−1) および池田市カルチャープラザ、文化会館隣接の豊島野公園で開催されます。  今年のKANHAMのテーマは、 ドキドキ宣言!「イベント満載 見どころ満載 科学満載」 〜関西から元気を発信!  です。  今年で16回目を数えるKANHAMですが、毎年、ユニークな新イベント等が 登場して、来場者を楽しませてくれるKANHAMですから、今年も大いに期待 できそうです。  また昨年、15周年記念として、第1回KANHAMコンテストとKANHAM QSOパー ティーを開催しましたが、好評につき、今年もKANHAMコンテスト&KANHAM QSO パーティを開催します。 ◆KANHAMコンテスト◆ 2011年6月19日(日) 06:00 〜 18:00 (JST) ◆KANHAM QSOパーティ◆ 2011年6月12日(日)00:00〜6月18日(土)23:59(JST)  また、第16回 関西アマチュア無線フェスティバル特別記念局(8J3A、 8J3XVI)を4月1日から7月17日まで、関西地方の各府県支部持ち回りで 運用中です。固定局が8J3A、移動局が8J3XVI(16回目の開催の意味)です。  両局とも当日はKANHAM会場での運用を予定しています。  なお、第16回関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM2011)の催事に 関する案内は、実行委員会のホームページに決まったものから順次掲載に なる予定ですので、大いに期待しましょう!  第16回関西アマチュア無線フェスティバルの最新情報は、実行委員会Web サイトをご参照ください。 ▽関西アマチュア無線フェスティバル実行委員会のWebサイト http://www.jarl.gr.jp/kanham/ ★……………………………………………………………………………………………          JARLメールマガジン版「地方だより」 ……………………………………………………………………………………………★  JARL NEWS2011年春号、地方だよりでご案内した内容が一部変更になった 行事をお知らせします。 ■愛知県支部大会・第43回ハムの祭典「とことこ常滑大会」(愛知県支部) ※JARL NEWS春号でご案内したオークションとジャンク市は,会場の都合で 取り止めました。ほか変更点があります。 ●日時 7月10日(日)09:30〜16:00 ●会場 常滑市民文化会館・中央公民館 常滑市新開町5-65(名鉄「常滑駅」 下車7分) http://www.city.tokoname.aichi.jp/kbn/75300260/75300260.html ※駐車場は十分な広さがあります ●支部大会 10:30〜11:30 ※先着200名に記念品進呈。参加券(JARL NEWS 春号82ページに掲載)をご持参ください ※支部と語る会も予定 ●講演 13:00〜14:00  「HachiのAPRSおしえて委員会〜APRS運用ガイド編〜」  講師:JF1AJE 松澤荘八氏 ●ハムの祭典 14:30〜16:00(予定)  ○メーカー・販売店の最新型無線機器の展示  ○お楽しみ抽選会  ○登録クラブコーナー  ○JARL局公開運用  ○JARL入会・会費継続のご案内  ○QSLカードの転送受付  ○電波障害相談  ○D-STAR展示実演・Q&A  ○レピータ周波数メモリーサービスほか  ○手書きQSLカードコンテスト  ※優秀作品はJA2RLのカードになります  ○DEURAS-M(不法無線局移動探索車)展示公開  ○電子申請LITEパスワード申請受付(従事者免許証が必要です)  ○地震体験車展示&体験(県庁号)震度7の世界を体験しよう!  ○DXCCフィールドチェック  ※手数料の納付は,クレジットカードのみ対応予定。  実施要領は  http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-2_Award/dxcc/dxcc.htm  を参照  ○親子工作教室  ※申込方法は支部HPにて  ○小型サッカーロボ実演(中部大学学生)  そのほか楽しい催しがいっぱい ●その他  〇JARL局(JA2YRL予定)運用希望の方は、従事者免許証とJARL会員証を持参  ※会員証をお持ちでない方はゲストオペ  ○入場無料  ○アマチュア無線家,アマチュア無線に興味のある人どなたでも入場可  ●問合せ先 Eメール:jarl(アットマーク)he.mirai.ne.jp ※実施の有無,内容は決まり次第支部HPにて案内 ※全催事は予定で変更する場合があります ●連絡先 春日井市藤山台1-4-1 112-503 渡辺洋久(JA2BDX)  Eメール:ja2bdx(アットマーク)jarl.com ※上記E-mailアドレスはスパムメール防止のため、「@」を(アットマーク) と表記しています。 ▽支部ホームページ http://www.mirai.ne.jp/~jarl/ ★……………………………………………………………………………………………     東日本大震災等を被災された会員の方々への特別措置について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、平成23年3月11日に発生した東日本大震災および3月12日に 発生した長野県北部地震で被災された会員の方々のための、 ・会費や転送手数料のお支払いを会費や転送手数料の満了日から6ヵ月まで  猶予できる特別措置 ・災害により書類および賞状などを紛失・消失を余儀なくされた被災地の  方々に対しては、申し出により「会員証、アワード、コンテスト」等の  再発行する特別措置 について、4月23日に開催された第523回理事会において審議し、両特別措置 を実施することを決定しました。  両特別措置の詳細は、JARL Webの次のページをご覧ください。 http://www.jarl.or.jp/notice20110427.htm ★……………………………………………………………………………………………     東日本大震災において被災地の通信支援にご協力いただける       被災地在住のアマチュア無線家の皆様にお知らせ ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、今回の東日本大震災において、近隣の災害対策本部や避難所の 連絡手段等にご協力いただける、被災地のアマチュア無線家の皆様方に、無線 機をお送りし被災地の通信支援等にご活用いただくことを検討してまいりま した。  輸送の問題や、機材を投入する場所の問題等を含めて、その可能性について 調整をおこなってまいりましたが、検討の結果次の要領で被災地の通信支援用 の無線機の提供を実施することといたしましたのでお知らせいたします。                − 記 − 【提供の条件】  今般の東日本大震災に伴う被災地在住のアマチュア無線家の方々で、被災 地の通信支援等にご協力いただける方。 【申し出方法】 1 コールサイン、住所、氏名 2 必要とするトランシーバーの台数 3 トランシーバーを受け取ることができる災害対策本部名もしくは避難所   名称(所在地)をお伝えください。個人宅にお送りすることはできません。 【注】 ・お申し出いただいた通信支援用無線機の投入地域の重複等により、提供の  お申し出にお応えできない場合がありますので、あらかじめご了解ください。 ・現在、輸送手段も混乱しており、お申し出をいただいても必ずしもお届け  できない場合があるかも知れませんことをご了知おき願います。 【申し出・連絡先】 JARL非常通信センター 電話03-5395-3112、 E-mail:lab-pa(アットマーク)jarl.or.jp ※上記、E-mailアドレスはスパムメール防止のため「@」を、(アットマーク) と表記しています。 ★…………………………………………………………………………………………… 東日本大震災にともなう7エリアのコールサインの方へのQSLカード発送について ……………………………………………………………………………………………★  東日本大震災の影響により、3月末発送分であった7エリアのコール サインの方へのQSLカードの発送が大変遅くなりましたことをお詫びいた します。  5月末に発送分のQSLカードにつきましては、通常通りの発送を完了して います。  しかし、東北地方の一部には現在もQSLカードをお届けすることが困難 な地域があります。これらの地域を送付先としている会員の方へのQSL カードの発送は、引き続き見合わせていただきますので、何卒ご理解を いただきますようお願いいたします。 ★……………………………………………………………………………………………        2011年6月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・四街道市市制30周年記念事業(8J1YKD、04/01〜12/31) ・QRPデー(8J1VLP、8J2VLP、8J4VLP、8J6VLP、04/28〜06/30) ・第60回水郷潮来あやめ祭り(8J1ITAKO、05/01〜06/26) ・第16回関西アマチュア無線フェスティバル(8J3XVI・8J3A、04/01〜07/17) ・江・浅井三姉妹博覧会(8J3SIMAI、04/01〜12/04) ・第66回国民体育大会 おいでませ! 山口国体  第11回全国障害者スポーツ大会 おいでませ! 山口大会  (8J4OIDE、04/01〜10/24) ・志国高知 龍馬ふるさと博(8N5TOSA、04/15〜06/30) ・沖縄アマチュア無線50年祭(8N6RL、05/15〜10/31) ・弘前城築城400年祭(8J7400H、04/01〜08/31) ・デジタルサポ富山支援推進事業(8J9DST、05/26〜07/24) ・松本市平和都市宣言25周年記念事業 第23回国連軍縮会議in松本  (8N0UN、04/29〜07/31) ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-6_stations/es-sta_list.htm ★……………………………………………………………………………………………               お詫びと訂正 ……………………………………………………………………………………………★  前号の「古川 聡宇宙飛行士によるスクールコンタクトが実施されます」 の記事中、古川 聡宇宙飛行士との交信がスケジュールされている3校の うち1校の校名の表記に誤りがありました。  記事中では、「長野県立松本盲学校」と表記してありましたが、 「長野県松本盲学校」が正しく、お詫びのうえ訂正いたします。 ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線 技士に関する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四 級標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で修了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で修了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますので、 アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》 (パソコン用) http://www.jard.or.jp (携帯用) http://www.jard.or.jp/i/ ★……………………………………………………………………………………………          電波は譲りあって使いましょう ……………………………………………………………………………………………★  一口に、「アマチュア無線」と言っても、さまざまな運用方法があり、 各種の通信技術が用いられて日夜通信がおこなわれています。  電波は、「有限」ですし、アマチュア無線用に割り当てられた周波数も 限られています。  電波を発射する際には、他の無線局が運用をしていないか十二分に 確かめるのは当然として、自分の電波が他の無線通信に妨害を与え ないように気をつけることが求められます。    言わば「譲り合い」の精神でお互いが十二分に注意しながら電波を 有効に活用することが必要なのですが、最近、この「譲り合い」の 精神を忘れ、他の局が運用していることを認識しないまま電波を発射 して妨害を与えているとの事例が散発しています。  弱い電波の局もあれば、自分の受信機では単なる雑音としか聞こえ ない特殊な電波型式で運用している局もあります。  各局にありましては、決して他の局にご迷惑をかけることのない運用 を心掛けていただきますようお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………            SSBモードでの運用について ……………………………………………………………………………………………★    アマチュア無線家の皆様の中には、日頃はハンディートランシーバーや モービルトランシーバーでFMモードによる運用が中心の方々も多いと思い ます。  SSBモードでのアマチュア無線の運用は、全世界的に3.5/3.8/7MHz帯では LSB(下側波帯のSSB)、14MHz帯以上の周波数帯では、USB(上側波帯のSSB) を使用するという長年の国際的な慣習があります(衛星通信ではダウンリン クがLSBになる場合があります)。  特にHF帯で運用される場合、LSB/USBの切り替えを忘れないように十分に ご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成23年度については、平成22年4月1日の時点で18歳未満の方(平成4年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………        JARL QSL転送サービスのご利用について ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。大量のQSLカードを正確かつ迅速に送るためには会 員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」で  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 事故の原因となりますので、QSLマネージャーを経由して送る場合は、  QSLカードの6枠(8枠)の左に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠  内にはQSLマネージャーのコールサインを書いてください。 6.QSLカードのまとめは、発行するコールサインごとにお願いします。  複数のコールサインをお持ちの方やご家族でQSLカードを発行する際  には、ご協力をお願いします。 7. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社よりお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■別冊CQ ham radio No.16 (5月19日発売) ループ・アンテナの設計とHFデルタ・ループの製作 定価1,890円 JAN4910079970615  http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MBC/MBC201106.html ---------------------------------------------------------------------- ■CQ ham radio 2011年6月号 (5月19日発売) 特集 ハンディー機をもっと楽しもう! 特別号定価930円 JAN4910042070618  別冊付録 DX WORLD ATLAS http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQ201106.html ---------------------------------------------------------------------- ■Interface 2011年7月号 (5月25日発売予定) 特集 CPUの動作原理とアセンブラの基礎知識 定価980円 JAN4910016190717  http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MIF/MIF201107.html 【お求めは,全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co.jp/ ━◇近刊のお知らせ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■Cで開発するPICモジュール・プログラム・サンプル集 (6月10日発売予定) 稲崎 弘次 著 B5変型判 176ページ 定価2,940円 CD-ROM付き  PICを使った回路を設計するとき,PIC本体に内蔵されているモジュールや 外付けのモジュールを利用することになります.  本書は,それら主だったモジュールの制御方法をサンプル回路とサンプル ・プログラムで具体的に解説しました. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/42/42161.html ---------------------------------------------------------------------- ■CQ ham radioオリジナル電鍵 「ペガサスPegasus」 (6月13日発売予定) 製造元: (株)GHDキー/発売元: CQ出版社 ケース入り 価格15,000円  「CQ ham radio」オリジナル電鍵のPegasus(ペガサス)は,マウス感覚で 操作できる縦打ちのツイン・パドルです.  このパドルはツイン・パドルですので,ツマミの同時押さえでスクイーズ 操作が行えます(短点,長点の連続符号になります). http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/I/I000029.html ※ 発売日は,東京都内発売を基準にしております.地域により,発売が異 なることがありますので,あらかじめご了承願います. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  CQ出版(株) 販売促進室 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2  TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106  E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp  URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSの今後の発行予定について   JARL NEWS2011年春号は、総会議案掲載の関係で2011年5月上旬に発行、   JARL NEWS2011年夏号は2011年7月1日発行の予定です。  ◆このメールマガジンは、JARL Eメール転送サービスに登録された方を   はじめ、JARL Webから配信の登録手続きをいただいた会員の方に配信   しております。   配信登録のページにはJARL Webのトップページから入ることができま   すので、お知り合いのJARL会員の方で、本メールマガジンの配信を   希望される方が、いらっしゃれば、教えてあげてください。 http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/mailmagazine.html  ◆本メールマガジンの送信アドレスへの返信はできません。   本メールマガジンは、JARL広報課で作成しています。記事内容について   のお問い合わせは、事務局担当業務各課または広報課までお願いします。   http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-1_Soshiki/Jimukyoku.htm  ◆配信解除につきましては、下記よりお願いします。   http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/  ◆過去のメールマガジンは下記のページをご覧ください。   http://www.jarl.or.jp/mailmagazine/jarl-mail-magazine.htm  ◆発行・編集 日本アマチュア無線連盟 ..........................................................................  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