■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第118号 ----- 2010/11/20 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  11月もいよいよ後半、そろそろ師走の声も聞こえはじめた今日この頃 です。朝晩の冷え込みも厳しくなり、すっかり冬の様相が感じられます。    本文中にも紹介していますが、このところようやくソーラーサイクル24 のコンディション上昇の兆しが見え始めました。  ソーラーサイクルの長い長い谷間で、一時は静まりかえっていたHF帯 ハイバンドに徐々に活気が戻りはじめています。  今後もさらなるコンディションの上昇が大いに期待したいところです。  コンディションの上昇に向かって、HF帯ハイバンドのアンテナの整備を 着々と進めてみてはいかがでしょうか。  さて、本号は「東海総合通信局の規正局とJARLアマチュアガイダンス局 の合同運用」の話題からスタートです。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★東海総合通信局の規正局とJARLアマチュアガイダンス局の合同運用を  静岡県田方郡の十国峠レストハウス駐車場で実施(関東地方以外で初の実施) ★ソーラーサイクル24コンディション上昇の予感 ★会員増強キャンペーンを11月1日〜12月末日まで実施中 ★アマチュア衛星「ふじ3号」の現状について(中継器ONに成功) ★「時の甲子園in小金井 t-Cup Challenge」作品を募集中  (独立行政法人情報通信研究機構(NICT)) ★総務省が非常時におけるアマチュア局の運用規制の緩和に関する  告示改正案に係る意見を募集 ★九州総合通信局が移転(平成23年1月11日から新庁舎で業務開始) ★JARL臨時総会開催のお知らせ  【平成22年11月21日(日) 寝屋川市立市民会館(大阪府)で開催します】 ★JARLアイボールミーティング ★2010年のDXCCフィールドチェック受付は12月22日(水)事務局到着分まで ★2011年分のアンテナ第三者賠償責任保険受付中 ★JARL会費などの継続手続きに、一般のクレジットカードが利用できます ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中  (日本アマチュア無線振興協会) ★不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」  【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ★電波は譲りあって使いましょう ★SSBモードでの運用について ★2010年11下旬〜12月に運用のJARLの記念局情報 ★JARL販売品「QSLカードケース」の価格改定 ★青少年に対する助成・申請受付について ★JARL QSL転送サービスのご利用について ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………  東海総合通信局の規正局とJARLアマチュアガイダンス局の合同運用を     静岡県田方郡の十国峠レストハウス駐車場で実施            (関東地方以外で初の実施) ……………………………………………………………………………………………★  東海地方本部監査指導委員会では、東海総合通信局との相互協力のもと、 東海総合通信局の規正局とJARLアマチュアガイダンス局による合同運用を 平成22年11月18日に静岡県田方郡の十国峠レストハウス駐車場で実施しま した。  総合通信局の規正局とJARLガイダンス局の合同運用は、これまで、関東 地方で4回の実施例がありますが、関東地方以外での実施は初のケースと なります。  十国峠頂上(日金山、標高770m)は東には相模湾、房総半島、南に伊豆 半島・伊豆七島、西に富士・駿河湾を一望できる抜群のロケーションです。  ちなみに十国峠の名前の由来は、「伊豆・駿河・遠江・甲斐・信濃・ 武蔵・上総・下総・安房・相模の十カ国が見渡せるから」とのことです。  運用地の十国峠レストハウス駐車場は、この十国峠の西側のふもとで、 標高約680m。南西方面の伊豆・駿河湾方面に開けたロケーションです。  当日はJARLのガイダンス局の運用をおこなう、静岡県支部の監査指導 委員会メンバーのほか、木村時政東海地方本部長(JA2HDE)、宇野 孝 東海地方本部監査長(JA2ANM)らが現地を訪れ、東海総合通信局の規正局 担当官との打ち合わせの後、10:00ごろから運用を開始しました。  運用は静岡県支部監査指導委員会が運用違反等を発見した場合、東海 総合通信局とJARLの両者で周波数等を確認し、まずJARLのガイダンス 局が注意を喚起するメッセージを送出し、状況を見て、運用違反が続くよ うであれば、東海総合通信局の電波規正局から違反の局が運用を停止する まで正しい運用を指導するメッセージを繰り返し送出するという、関東地方 で実施した方法と同様の形式でおこなわれました。  東海総合通信局の担当者と静岡県支部のガイダンス局担当者とのスムーズ な連携によりおこなわれ、あいにくの雨に見舞われた運用終了の14:00ごろ まで違反運用をおこなっていた局に対して、注意喚起・正しい運用に関する 指導をおこなうことができました。  東海総合通信局の担当官の方によれば、今後もより一層、所管の各支部の 監査指導委員会の方々との協力を深めて、運用違反者等に対する注意喚起に 積極的に取り組んでいきたいとのことです。  各地方においても、このような連携協力の輪が大きく広がって欲しいもの です。 ★……………………………………………………………………………………………       ソーラーサイクル24 コンディション上昇の予感 ……………………………………………………………………………………………★  21MHz帯でヨーロッパがよくオープンするなど、多くのアマチュア無線 家の方々が、待ち望んだソーラーサイクル24の太陽活動上昇の兆候が そろそろ見られ始めてきました。  ベルギー王立天文台太陽黒点データセンターSIDCが発表している、 「Dayly Sunspot Number」の国際月平均黒点数Riデータによると、2008 年は366日のうち太陽黒点が観測できなかった日が265日にも達し、太陽 物理学者の間でも「Blankest Year of the Space Age」と語られるほど 活動が低調な時が続き「マウンダー極小期の再来か」という話題も大き く上り始めました。  2009年もこの傾向は続き、365日のうち太陽黒点が観測できなかった日 が262日におよびますが、秋頃から数値はまだまだ小さいものの、太陽 黒点が観測できた日数が徐々に増加し始めたような感じです。  2010年はSIDCが発表している10月末までの304日分データで、数値は まだまだ小さいものの太陽黒点が観測できた日が264日あり、活発な活動 領域やフレア等が観測されるケースも徐々に増えてきているようです。  またRiのデータをグラフ化してみますと、2009年秋頃からRiは緩やか な上昇カーブを描き始めたようすが感じとれます。  そして情報通信研究機構(NICT)のSWC宇宙天気情報センターのサイト でも、「活発な太陽活動」の報がよく見られるようになりました。  太陽の活動は全体的に「極小期」の傾向を示しながらも、少しずつ上向 き始めているようです。  なお太陽研究者の間では、ソーラーサイクル24のピークの時期は2013年 5月頃、太陽黒点数は66程度の控えめな数値になるのではないかと予想さ れています。  24/28MHz帯の大オープンはまだ先かと思われますが、今後の太陽の活動 にも大いに注目し、またコンディションの上昇を大いに期待しましょう。 ▽参考 ●ベルギー王立天文台太陽黒点データセンターSIDC http://sidc.oma.be/index.php ●情報通信研究機構(NICT) SWC宇宙天気情報センター http://swc.nict.go.jp/contents/index.php ★……………………………………………………………………………………………       会員増強キャンペーンを11月1日〜12月末日まで実施中 ……………………………………………………………………………………………★  平成22年度の会員増強キャンペーンを11月1日〜12月末日まで実施します。  キャンペーン期間中にJARLに正員・准員として会員期間1年以上で新たに ご入会いただいた方に、もれなくJARL特製グッズをプレゼントいたします。  JARL会員の皆様には、JARL未入会の方に、ぜひ入会をお勧めいただきます ようお願いいたします。  なお、正員・准員として新たに半年間のご入会、または家族会員として 新たにご入会いただいた方にも、JARLグッズをプレゼントいたします。  皆様のご協力をお願いいたします。 ○キャンペーン期間中に会費を納入された方を対象といたします。 ○JARL会員事業課までご連絡をいただければ、入会資料をお送りいたします。 電話03-5395-3109 E-mail:kaiin(アットマーク)jarl.or.jp ※前記、E-mailアドレスはスパムメール防止のため、「@」を(アットマーク) と表記しています。 ★……………………………………………………………………………………………  アマチュア衛星「ふじ3号」の現状について(中継器ONに成功) ……………………………………………………………………………………………★  電力収支の確認のため、10月14日にアナログ送信機(JTA)をOFFにして 以来、管制局からのアナログ送信機ONのコマンドが実行できない状況が続 いていた、「ふじ3号」ですが、すでに約3年に渡る食の期間がスタート している11月16日07:43のパス(オービット#70368)における、コマンドの 送信で、中継器の起動に成功しました。  07:50にCWテレメトリを確認する事ができたことから、送信機がONになった 正確な時刻は、07:46〜49と思われます。その後、19:30(UTC)のパスでも、 元気なCWテレメトリーが受信され、11月19日現在も動作が確認されています。  既報のとおり、過去の「ふじ3号」管制時においても、一時的にコマンド が通らない現象が発生したことがありますが、この際、衛星の内部温度が 一定以上に上昇するとコマンドが通りにくくなる現象が発生することが確認 されていることから、今回の障害は同様な原因によるものと推測されますが、 食の期間を迎えて衛星の内部温度が、ある程度下がった状態になりコマンド を受けるようになったものと思われます。  「ふじ3号」の当面の運用予定ですが、アナログモード(JAモード)の 連続運用とし、バッテリー電圧の低下などの要因等で中継器がOFFになった 場合、一定の充電期間をおいて管制局から適時中継器ONのコマンドをいた します。  中継器がONになっているときの、中継器の使用は制限しませんが適正な 電力でのアップリンクをお願いいたします。  なお今後数カ月の間に、「ふじ3号」への日照時間は急激に変化し、 食の時間が急激に増加していきます。アマチュア衛星通信愛好者の皆様には 電力収支確認のため、受信テレメトリーの提供にご協力をお願いいたします。  電力収支が悪化した際には、連続運用を中止し、一定の運用スケジュール による計画運用に切り替える場合もありますのであらかじめご了承ください。  なお、今後の運用計画等については、「FO-29管制局からのお知らせ」の ページで逐次ご案内いたします。 ▽受信テレメトリーデータの送付先 lab(アットマーク)jarl.or.jp ※上記E-mailアドレスは、スパムメール防止のため「@」を(アットマーク) と記載しています。 ▽「FO-29管制局からのお知らせ」 http://blog.goo.ne.jp/fo-29/ ★……………………………………………………………………………………………      「時の甲子園in小金井 t-Cup Challenge」作品を募集中        (独立行政法人情報通信研究機構(NICT)) ……………………………………………………………………………………………★  日本標準時の管理や、電波時計などに広く活用されている、標準電波局JJY の管理・運用をおこなっている独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は、 「時の甲子園in小金井 t-Cup Challenge」と題して、おもに全国の高等専門 学校生、高等学校生、中学生、小学生を対象として、時間・時刻・時計など時 をテーマとした技術や、アイデアを募集するコンテストを実施中で、各作品の 募集を次のとおりおこなっています。 ●技術コンテスト(高等専門学校生や高校生からなる3名以内のチームを対象)  時間、時刻、時計など時(とき)をテーマとして、新しいアイデアを盛り 込んだ自作品を製作してもらうコンテストです。  既成概念にとらわれないアイデアをもとにした応募を歓迎します。 【応募締切】2010年12月10日  次の二つのコンテストの作品募集要項は、後日別に発表されます。 ●アイデア時計コンテスト(小学生・中学生対象)  「こんな時計があったらいいな!」「あんな時計だったら欲しい!」など、 応募者の方々が思い描くアイデアいっぱいの時計を1枚の画用紙の中に表現 するコンテストです。 【応募締切】2011年6月頃(予定) ●私の10秒コンテスト(一般の応募も可能です)  10秒という時間は、とても短い時間ですが、この短い時間でも人の心に届 くようなメッセージを伝えることは可能でしょうか?  このコンテストでは、映像や音声といった手段を駆使して、10秒という限 られた時間を最大限に利用するような作品を募集します。表現形式は、映像、 音楽、音声、アニメ、静止画、パラパラマンガ、何でもかまいません。  10秒間という限られた時間の中で、いかに巧みにメッセージを伝え、見聞 きした人の気持ちを動かすことができるのかを競っていただきます。  楽しい10秒、美しい10秒、考えさせられる10秒など、応募者ならではの10秒 をご応募ください。 【募集締切】後日発表になります。 ▽詳細 http://www.jsforum.or.jp/event/t-cup/ ★……………………………………………………………………………………………  総務省が非常時におけるアマチュア局の運用規制の緩和に関する  告示改正案に係る意見を募集 ……………………………………………………………………………………………★  総務省は、非常時における社団であるアマチュア局のより円滑な運用が 可能となるよう、関係告示の一部を改正する告示案について、平成22年 11月10日から平成22年12月10日までの間、意見を募集しています。  総務省は今回の改正案の背景について「現在、非常時において、アマ チュア局の無線設備を操作することができる資格を有する者が、他の免許 人のアマチュア局を運用する場合は、当該免許人の立ち会いを必要として います。本件は、社団であるアマチュア局に限り、非常時においては、 一定要件の下でその立ち会いを要さないこととするために関係告示の一部 を改正するもの」としています。  意見募集の詳細は、総務省の報道発表をご参照ください。 ▽総務省の報道発表 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_01000006.html ★……………………………………………………………………………………………   九州総合通信局が移転(平成23年1月11日から新庁舎で業務開始) ……………………………………………………………………………………………★  九州総合通信局(現在の所在地:熊本市二の丸1-4)は、 平成20年7月から九州地方整備局において建設中だった、熊本地方 合同庁舎A棟(熊本市春日2-10-1)10〜12階に移転し、平成23年 1月11日より同庁舎における業務を開始すると発表しています。  平成23年1月11日以降に、免許申請書の送付等をされる方は、 ご注意ください。  なお、熊本地方合同庁舎には九州総合通信局のほか、九州財務局、 熊本労働局、九州農政局、熊本地方気象台、熊本営繕事務所の各官署 が入居となる予定です。 【移転先】熊本市春日2-10-1 熊本地方合同庁舎(A棟)10〜12階 ▽九州総合通信局の発表 http://www.soumu.go.jp/soutsu/kyushu/topic/topic101111-1-0.html ★……………………………………………………………………………………………             JARL臨時総会開催のお知らせ  【平成22年11月21日(日) 寝屋川市立市民会館(大阪府)で開催します】 ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、平成22年11月21日、寝屋川市立市民会館で臨時総会を開催 いたします。  会員の皆様のご理解を賜りますとともに、臨時総会へのご出席を切にお願 い申し上げます。 ・開催日 平成22年11月21日(日) 開会10:00 ・開催場所 寝屋川市立市民会館(大阪府寝屋川市秦町41番1号) ・議題 第1号議題 社団法人日本アマチュア無線連盟の定款、規則及び     選挙規程の全面改正並びに一般社団法人日本アマチュア無線連盟     の社員選出のための臨時社員選挙実施要領の承認の件 【JARL臨時総会のご案内(JARL Web)】 http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-3_soukai/rinji-neyagawa/rinji-neyagawa.htm ★……………………………………………………………………………………………             JARLアイボールミーティング ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは会員の皆様の親睦を深めるため、平成22年のJARLアイボールミー ティングを開催します。 ・日時 12月9日(木)18:30〜 ・場所 青山ダイヤモンドホール(東京都港区北青山3-6-8)     地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線の表参道駅B-5出口直結 ・会員 1人10,000円  会員の皆様のご参加をおまちしています。  申込み方法等の詳細は、JARL庶務課(TEL03-5395-3103)までお問い合わせ ください。 ★……………………………………………………………………………………………  2010年のDXCCフィールドチェック受付は12月22日(水)事務局到着分まで ……………………………………………………………………………………………★  平素よりJARL事務局でおこなっております、DXCCフィールドチェックの 2010年内の受付は、年末の業務処理の関係から、12月22日(水)事務局到着 分までとさせていただきますので、ご利用の方はご注意ください。  なお、2010年12月23日〜2011年1月5日の間に到着分のカードのチェック は、2011年1月5日以降となりますので、あらかじめご了承ください。 ★……………………………………………………………………………………………       2011年分のアンテナ第三者賠償責任保険受付中 ……………………………………………………………………………………………★  JARLの2011年分のアンテナ第三者賠償責任保険(保険期間:2011年1月1 日午後4時〜2012年1月1日午後4時まで)の加入受付は、2010年10月5日 〜2010年12月10日郵便振込分までです。  加入をご希望の方は、JARL NEWS2010年秋号の説明をよくお読みいただいて、 お申し込みください。  なお、本保険の加入者募集は年1回で、募集終了後の中途加入はできませ んので、くれぐれもお申し込み忘れのないようにご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………   JARL会費などの継続手続きに、一般のクレジットカードが利用できます ……………………………………………………………………………………………★  JARL Webの会員専用ページ(会員情報の照会と変更のページ)から事前 登録をしていただくことにより、お持ちの一般のクレジットカード(VISA、 MASTER、JCB、AMEX)で、会費等を自動継続してお支払いいただくことが 可能となりました(事前登録は会費等が満了する約1か月前までに手続き をお願いします)。  便利なクレジットカードによる自動継続をぜひご利用ください。  なお事前登録の手続きの方法は、JARL Webの会員専用ページの「会員デ ータの照会と変更」のページにログインし、そのページの一番下の「会費 用クレジットカード登録はこちら」のボタンを押して、「クレジットカード によるJARL会費の支払い」ページでカード情報などを入力してください。  なお、事前登録の入力には、JARL会員専用ページへログインするため の情報が必要です。また手続きの際は、お持ちのクレジットカードを手元 にご用意ください。 ※本件についてのお問い合わせは、  JARL事務局会員事業課(電話03-5395-3109)にお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  (財)日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線技士に関 する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四 級標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で修了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で修了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますので、 アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》 (パソコン用) http://www.jard.or.jp (携帯用) http://www.jard.or.jp/i/ ★……………………………………………………………………………………………    不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」     【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ……………………………………………………………………………………………★  あきらかに業務用と思われる通信をはじめ、音楽を流してレピータを妨害 したり、バンドプランを無視した運用など、アマチュアバンドに不法局が出 没しています。これらの不法局を追い出すための、とても良い方法があります。  それはみんなで「コールサインを言う」という、とても簡単なことなのです。 コールサインの送出は、無線局運用規則で義務付けられています。  あなたはコールサインを言わずに交信していることがありませんか?  もし、そのような交信をしていたら、それを聞いている他の局は、あなた が「正規のアマチュア局」なのか、「免許を受けていない不法無線局」なの か判断できません。  そのような状況は不法無線局にとって、たいへん都合がよく、あなたは不法 無線局が出没しやすい環境をつくっていることになってしまいます。  みんなで、交信のときはコールサインを必ず言うことによって、不法局を追 い出そうではありませんか。 ▽「みんなで不法局を追い出そう!!」  http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/denshou/callsign.htm ★……………………………………………………………………………………………          電波は譲りあって使いましょう ……………………………………………………………………………………………★    一口に、「アマチュア無線」と言いましても、様々な運用方法があり、 各種の通信技術が用いられて日夜通信がおこなわれています。  電波は、「有限」ですし、アマチュア無線用に割り当てられた周波数も 限られています。  電波を発射する際には、他の無線局が運用をしていないか十二分に 確かめるのは当然として、自分の電波が他の無線通信に妨害を与え ないように気をつけることが求められます。    言わば「譲り合い」の精神でお互いが十二分に注意しながら電波を 有効に活用することが必要なのですが、最近、この「譲り合い」の 精神を忘れ、他の局が運用していることを認識しないまま電波を発射 して妨害を与えているとの事例が散発しています。  弱い電波の局もあれば、自分の受信機では単なる雑音としか聞こえ ない特殊な電波型式で運用している局もあります。  各局にありましては、決して他の局に決してご迷惑をかけることの ない運用を心掛けていただきますようお願いいたします。 ★……………………………………………………………………………………………            SSBモードでの運用について ……………………………………………………………………………………………★    アマチュア無線家の皆様の中には、日頃はハンディートランシーバーや モービルトランシーバーでFMモードによる運用が中心の方々も多いと思い ます。  SSBモードでのアマチュア無線の運用は、全世界的に3.5/3.8/7MHz帯では LSB(下側波帯のSSB)、14MHz帯以上の周波数帯では、USB(上側波帯のSSB) を使用するという長年の国際的な慣習があります(衛星通信ではダウンリン クがLSBになる場合があります)。  特にHF帯で運用される場合、LSB/USBの切り替えを忘れないように十分に ご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………       2010年11下旬〜12月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・富士山マイクロ波帯・ミリ波帯電波伝搬研究プロジェクト (8J1FUJ、H22/01/01〜12/31) ・富士川町誕生記念(8J1FFF、H22/08/11〜11/30) ・三鷹市市制施行60周年記念事業(8J1M6O、H22/09/01〜12/31) ・小田原市制70周年記念事業(8N1OC、H22/10/20〜H23/01/16) ・平城遷都1300年祭(8J3SENTO、H22/01/01〜12/31) ・高松市市制施行120周年記念 高松市趣味協会創立30周年記念  (8J5TA、H22/10/01〜11/30) ・JA6YRCアマチュア無線八代クラブ創立50周年記念  (8J650YRC、H22/10/01〜11/30) ・第10回西日本ハムフェア(8J6HAM、H22/12/10〜H23/03/06) ・東北新幹線全線開業対策事業(新幹線新青森駅開業対策事業)  (8J710A、H22/10/20〜12/05) ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-6_stations/es-sta_list.htm ★……………………………………………………………………………………………         JARL販売品「QSLカードケース」の価格改定 ……………………………………………………………………………………………★  QSLカードの整理に便利な、JARL販売品の「QSLカードケース」は、根強い 人気商品として多くの方々にお買い求めいただきご活用いいただいており ますが、原材料の高騰などによる製造原価値上がりのため、11月5日から、 2,940円(本体2,800円+消費税5%)に価格改定いたしました。  あらかじめご了承ください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/9_Hanbai/9-4.htm ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成22年度については、平成22年4月1日の時点で18歳未満の方(平成3年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………        JARL QSL転送サービスのご利用について ……………………………………………………………………………………………★ ●薄い紙で作成した規格外QSLカードは転送できません!!  コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された規格外の QSLカードをQSLビューローに送る方が最近、非常に増えています。  これら規格外のQSLカードは、仕分け作業の効率の妨げになるなど、 スムーズな転送作業の障害となっています。  QSLカード等の規格は、「サイズが長辺14〜15cm、短辺9〜10cm、重さは 2g以上4g以内」と定められています。  特に薄い紙で作られたカードは、他の仕分けカードに混入したり、破損、 紛失、飛散など、転送作業の妨げになります。  規格外の重さや大きさのQSLカード等の転送はおこないませんので、QSL ビューローにQSLカードをお送りいただく際にご確認ください。 ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ  http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  円滑なQSL転送がおこなえるように皆様のご協力よろしくお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社よりお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■改訂新版 定本 ディジタル・システムの設計 (11月10日発売) 猪飼 國夫/猪飼 維斗 共著 A5判 400ページ 定価2,940円 JAN9784789838924  本書は,1990年に上梓した『定本ディジタル・システムの設計』と2002年 に上梓した『HDL設計練習帳』の内容を後継し,大学・高専などの学生あるい は電気・電子・通信・情報関係などが専門でない人々で,本当の初歩から digital技術を学習する人々の役に立てるように記述しています. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/38/38921.html ■CQ ham radio 12月号(11月19日発売) 特集「わかるアマチュア無線Q&A」 別冊付録 CQ CALENDAR 2011 特別号定価930円 JAN4910042071202  http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQ201012.html ■別冊CQ ham radio No.14 2010/12 WINTER(11月19日発売) 定価1,890円 JAN4910079971209  特集 バーチカル・アンテナの設営と研究 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MBC/MBC201012.html 【お求めは,全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co.jp/ ━◇近刊のお知らせ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ARMマイコン (11月20日発売) B5判 216ページ 定価2,310円 JAN4910066641207   本書は,マニア,エンジニアを対象にしたARM/Cortexマイコンの活用書です.  最初に今話題のmbedについて解説と製作例を紹介します. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MTR/MTRZ201012.html ■すぐに使える地デジ受信アンテナ (11月25日発売) 小暮 裕明/小暮 芳江 共著 プリント基板付き B5判 40ページ  定価3,150円 JAN9784789812498  本書では,ちょっと変わった形をしてはいますが,コストが安くなる可能性 を秘めた地デジ・アンテナ(プリント基板)を付属しています.同軸ケーブル をつなげば,すぐに利用できます.これを使って窓際や部屋の中で地デジの 電波を実際にキャッチしながら,アンテナのカラクリに迫ってみましょう. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/12/12491.html ■マイコンと電子工作 No.3 (11月25日発売) 定価1,890円 JAN4910042081201  特集 電子おもちゃをHCS08で作る http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQZ201012.html ※ 発売日は,東京都内発売を基準にしております.地域により,発売が異なること がありますので,あらかじめご了承願います. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆「Embedded Technology 2010」出展のお知らせ◆◆  12月1日(水)〜3日(金)の3日間,パシフィコ横浜において, 「Embedded Technology 2010/組込み総合技術展」が開催されます.  ご来場の際は,ぜひ当社ブースにお立ち寄りください. http://www.cqpub.co.jp/event/EmbeddedT/ET2010.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『合点!電子回路超入門』の石井 聡 氏がET 2010のパネリストとして講演 ◆  書籍『合点!電子回路超入門』,『電子回路設計のための電気/無線数学』, 『無線通信とディジタル変復調技術』(CQ出版社 発行)を執筆された 石井 聡氏(アナログ・デバイセズ)が,Embedded Technology 2010の パネリストとして登壇されます.参加費は無料.聴講をお勧めします! ●表題:アナログで攻めるディジタル技術    〜 求められる“アナログ+ディジタル”の協調システム開発 〜 ●日時:12月1日(水) 15:00-17:00 ●場所:パシフィコ横浜 会議センター5F http://imyme.chicappa.jp/ET2010/conference/info.cgi?no=P#P-1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  CQ出版(株) 販売促進室 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2  TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106  E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp  URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSの今後の発行予定について   JARL NEWS2011年冬号は2011年1月1日、JARL NEWS2011年春号は、   総会議案掲載の関係で2011年5月上旬に発行の予定です。  ◆このメールマガジンは、JARL Eメール転送サービスに登録された方を   はじめ、JARL Webから配信の登録手続きをいただいた会員の方に配信   しております。   配信登録のページにはJARL Webのトップページから入ることができま   すので、   お知り合いのJARL会員の方で、本メールマガジンの配信を希望される   方が、いらっしゃれば、教えてあげてください。 http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/mailmagazine.html  ◆本メールマガジンの送信アドレスへの返信はできません。   本メールマガジンは、JARL広報課で作成しています。記事内容について   のお問い合わせは、事務局担当業務各課または広報課までお願いします。   http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-1_Soshiki/Jimukyoku.htm  ◆配信解除につきましては、下記よりお願いします。   http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/  ◆過去のメールマガジンは下記のページをご覧ください。   http://www.jarl.or.jp/mailmagazine/jarl-mail-magazine.htm  ◆発行・編集 日本アマチュア無線連盟 ..........................................................................  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