■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第106号 ----- 2010/05/20 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  激しい気温の変化が続いた3月・4月を過ぎて、関東地方ではまるで、 初夏のような日差しの日が続いています。  気候的にはなんだか春を通り越して、そのまま初夏に突入したような 不思議な気分にもなる今日この頃ですが、みなさんがお住まいの地域は いかがでしょうか。  さて、平成22年5月30日(日)、愛知県名古屋市の名古屋市公会堂 (名古屋市昭和区鶴舞1-1-3)で、JARL第52回通常総会が開催されます。  尾張名古屋総会実行委員会では、主体となる愛知県支部をはじめ東海 地方4県の全支部の協力を得て、総会を成功させるための準備を進めて います。  総会は、JARLの事業を円滑に運営するための、重要な議案を決定する場と なりますので多くの会員の皆様のご来場を心よりお待ちしています。  なお、この総会をご欠席の方は、3月末に発送の選挙関連の書類に同封 されている委任状(入場券の裏面の委任状)に、できる限り“総会に出席 される正員の方の呼出符号(コールサイン)”を記入して、5月28日(金) 必着で事務局宛にご提出いただきますようお願いいたします。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-3_soukai/52-owarinagoya/52-owarinagoya.htm ▽尾張名古屋総会実行委員会のWebサイト http://www.jarl.com/nagoya  本号は、6月5日00:00〜13日24:00に開催の、情報通信月間参加行事 「デジタルQSOパーティー」の楽しみ方ガイドからスタートです。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★情報通信月間「夢がひろがる、世界とふれあう、デジタル・ニッポン」  デジタルQSOパーティー楽しみ方ガイド ★国際宇宙ステーション長期滞在の野口聡一宇宙飛行士が  南極昭和基地8J1RLとクルーQSO(続報)  野口聡一宇宙飛行士と南極昭和基地からのメッセージをJARL Webに掲載 ★H-IIAロケット17号機の打上げが延期(3機のアマチュア衛星を含む) ★2010年6月・7月に南アフリカ共和国から運用しませんか? ★中華人民共和国西部の青海省大地震での非常通信が終了 ★長野県小諸市立小諸東中学校の生徒が  国際宇宙ステーションに長期滞在中の野口聡一宇宙飛行士と交信に成功 ★【おもしろ豆知識】  国際宇宙ステーションのアマチュア局NA1SSとJARL発行アワード ★宇宙の電波をキャッチしてみよう!(JARL技術研究所) ★IARU HFチャンピオンシップコンテストが7月10日〜11日に開催! ★ハムフェア2010インフォメーション ★第15回関西アマチュア無線フェスティバルKANHAM2010最新情報! ★JARL会費などの継続手続きに、一般のクレジットカードが利用できます ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中  (日本アマチュア無線振興協会) ★不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」  【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ★JARLメールマガジン版「地方だより」 ★2010年5月下旬〜6月に運用のJARLの記念局情報 ★青少年に対する助成・申請受付について ★JARL QSL転送サービスのご利用について ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………  情報通信月間「夢がひろがる、世界とふれあう、デジタル・ニッポン」        デジタルQSOパーティー楽しみ方ガイド ……………………………………………………………………………………………★  総務省と、情報通信関連団体で構成される「情報通信月間推進協議会」 (JARL、JARDも構成団体になっています)は、毎年「電波の日」(6月1 日)をはさむ5月15日〜6月15日を「情報通信月間」として、6月1日に 各地で開催される「記念式典」をはじめ、情報通信に関する各種のイベン トや講演などを開催しています。  平成22年度の情報通信月間のテーマは、 「夢がひろがる、世界とふれあう、デジタル・ニッポン」  JARL、JARDも同協議会の一員として、アマチュア無線へのデジタル技術 の普及を意図して、6月5日(土)00:00〜13日(日)24:00に「2010デジ タルQSOパーティー」を開催します。  デジタルQSOパーティーも今回で4回目を迎えました。  ここでは、デジタルQSOパーティーを楽しむためのアドバイスをご紹介 します。皆様のご参加をお待ちしています。 ■D-STAR部門のアドバイス  ご存じのとおり、「D-STAR」はJARLが研究・開発した、アマチュア無線 のデジタル通信ネットワークシステムです。  2010年4月1日現在で、国内各地に57局のD-STARレピータが開設されてい ます。  JARLのD-STARレピータ・ネットワークは、まだまだ発展の途上にあり、 残念ながら全国各地をくまなくカバーするものとはなっていませんが、 国内の10のエリアとのレピータ・ネットワークが構築されつつあります。  日の丸デジタル通信システムD-STARは、日本の熱心な愛好者のほかに も、欧米諸国のアマチュア無線家の間では日本国内をはるかに上回る注目 を集めており、世界的な規模でのレピータネットワーク・システムも徐々 に作られつつあります。  D-STARではアクセスしたレピータから、インターネットを通じて先方の レピータを駆動し、高品位の音質(DVモード)で交信ができます。  それは国内の各地にとどまらず、世界の各地に広がっているレピータを 利用できます。  また、画像やデータ通信(DDモード)では、さらに幅広い情報交換がで き、災害発生時にもアマチュア無線局としての活動範囲が広がるのではな いでしょうか。  さてJARLが主催しているコンテストは、新年に開催のQSOパーティーを 含めて、レピータの使用が認められていません。  デジタルQSOパーティーのD-STAR部門は、「レピータを使用した交信が 認められる唯一のもの」です。  また、D-STARレピータを介した、430MHz帯DVモードと1200MHz帯DVモ ードのクロスバンド交信がOKとなるのもおもしろいところです。  これまで、D-STARに触れるチャンスのなかった皆さんも、このデジタル QSOパーティーへの参加をきっかけに、新しい楽しみ方の一つとして、 D-STAR運用に初挑戦してみてはいかがでしょうか。 ■PSK31部門のアドバイス  PSK31は、G3PLX, Peter Martinez氏によって1998年に発表され、その 後急速に世界中に普及したものです。パソコンのソフトウエア上で変復 調がおこなわれ、無線機とはパソコンのサウンドインターフェースを介 して接続されます。  PSK31の最大の特徴は、簡単なアンテナやローパワーでも結構楽しめ ることです。バーチカルアンテナと10Wで十分楽しめます。海外との交信 でもこのような設備で十分です。  昔からの文字通信はRTTYですが、これで楽しく運用するには結構設備 がよくないとだめでした。PSK31ではSメーターがまったく振れていない かすかな信号でも、きれいに復調します。  従来のRTTYよりは通信速度はゆっくりしていますが、送信した文字を 修正できる機能があってRTTYのように送りっぱなしにならず、間違って も直せることで落ち着いて交信できます。  運用にあたっては。無線機のダイヤルは 7.029MHz、10.141MHz、14.070MHz、21.070MHz等に固定して、後は 表示されているスペクトラムの信号のあるところをクリックするだけで 文字が流れてきます。伝搬状態のよいときは2kHzの幅に10局以上も見 えて、しかもそれが混信なく復調できます。簡単なアンテナ、ロー パワー、人間的な通信速度、狭帯域である特長は真にエコなモードと いえます。  JE3HHT森 誠さんは、PSK31用の運用ソフト「MMVARI」を発表されて います。すばらしい復調性能に加え、日本語の送受信が可能です。  QSOパーティーでは、のんびり日本語によるラグチューをしながら 参加するのも、なかなかおもしろいでしょう。参加に当たっては、 ぜひQRPでチャレンジしてみてください。  海外とのQSOもOKです。いろいろな参加の仕方があると思います。 【参考】 ・MMVARI http://www33.ocn.ne.jp/~je3hht/ ■WSJT部門のアドバイス  WSJTというのは、「Weak Signal Communication, by K1JT」の略で、 1993年ノーベル物理学賞を受賞したK1JT, Joe Taylor博士が作成した、 もともとはEMEや流星雨通信などの微弱電波での通信を可能にした通信 ソフトウエアです。今はV、UHF帯だけでなくマイクロ波や電離層を伝播 経路としたHF帯でも交信がおこなわれています。  WSJTとはいくつかの通信モードの総称で、JT65が多くの場合に使われ ます。PSK31と同様、パソコンのソフトウエア上で変復調がおこなわれ、 無線機とはパソコンのサウンドインターフェースを介して接続されます。  JT65の最大の特徴は、もともとEME用に開発されただけあって、超微弱 な信号でも交信できることです。PSK31よりさらにQRPでも世界中と交信 できます。交信は、送信1分、受信1分で交互になされ、送受される文字 数は必要最小限となります。超微弱な信号で交信できることを目的とし、 極限を追求したモードと言えます。  デジタルQSOパーティーでは、送信出力をうんと絞ってQRPpで参加して みたらいかがでしょうか。どこまで簡単なアンテナでQSO可能か実験する 良い機会にもなります。海外とのQSOもOKです。 【参考】 ・WSJT http://www.physics.princeton.edu/pulsar/K1JT/wsjt.html ・JT-65Aの実践的運用法 http://www.st.rim.or.jp/~jr1bas/WSJT6.html ※本デジタルQSOパーティーの前身である、「テレコムQSOパーティー」  で、希望する方に発行していた記念ステッカーについては、「テレ  コムQSOパーティー部門」参加者で希望する方に2011年開催分までに  限って発行いたします。   なお、専用の台紙の頒布は昨年で終了しておりますのでご了承くだ  さい(封筒とサマリーに「ステッカー希望」と朱書きし、SASE同封で  お申し込みください)。 ★……………………………………………………………………………………………     国際宇宙ステーション長期滞在の野口聡一宇宙飛行士が           南極昭和基地8J1RLとクルーQSO(続報)  野口聡一宇宙飛行士と南極昭和基地からのメッセージをJARL Webに掲載 ……………………………………………………………………………………………★  前号でもお知らせしましたが、4月29日の昭和の日、国際宇宙ステー ション長期滞在の野口聡一宇宙飛行士が南極昭和基地(8J1RL)とクルー QSOにより、交信に成功しました。  「昭和の日にアマチュア無線でおこなわれた、昭和基地と国際宇宙ステー ションとの交信」という、アマチュア無線の世界にとっても楽しいニュース です。  この交信が計画されたきっかけや、実際の交信、その内容などについて、 国際宇宙ステーション搭乗中の野口宇宙飛行士と8J1RLをオペレートした 南極昭和基地の第51次越冬隊員の方々から、たいへん興味深いレポートを いただきましたのでJARL WebのNEWS FLASHに掲載いたしました。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2010/2010_news-5.htm#0513  なお本レポートは、JAXA、国立極地研究所のご厚意、およびARISS運用 委員の安田 聖さん(7M3TJZ)のご協力により、特別にご提供いただいた もので、紹介にあたって関係者の皆様方に厚く御礼いたします。 ★……………………………………………………………………………………………    H-IIAロケット17号機の打上げが延期(3機のアマチュア衛星を含む) ……………………………………………………………………………………………★  5月18日、金星探査機「あかつき」(PLANET-C)を搭載し打ち上げが 予定されていた、H-IIAロケット17号機は射場の種子島宇宙センターの 天候の関係で打ち上げが延期になりました。  JAXAでは、打ち上げの予定日5月21日以降になると発表しています。  H-IIAロケット17号機には、金星探査衛星「あかつき」のほか、JAXAの 小型ソーラー電力セイル実証機(IKAROS)、大学等が製作した小型副衛星 4機が相乗りしますが、このうち、UNISEC(大学衛星コンソーシアム)の 「UNITEC-1」、創価大学の「Negai☆″」、早稲田大学の「Waseda SAT」 は、アマチュアバンドの送信機を搭載したアマチュア衛星として打ち上 げられます。  各衛星の詳細については、次をご参照ください。 【UNISEC「UNITEC-1」】 http://www.unisec.jp/unitec-1/ 【創価大学「Negai☆″」】 http://kuro.t.soka.ac.jp/main.html 【早稲田大学「Waseda SAT」】 http://www.miyashita.mmech.waseda.ac.jp/Waseda-Sat2/index.htm ★……………………………………………………………………………………………   2010年6月・7月に南アフリカ共和国から運用しませんか? ……………………………………………………………………………………………★  ワールドカップ・サッカーの開催中に、南アフリカ共和国を訪れるハム は、自分のコールサインの前に「ZS10/」をつけて、南アフリカ共和国 から運用できます。  南アフリカ共和国のアマチュア無線連盟(SARL)は、2010年6月・7月 に南アフリカ共和国を訪れる免許を持つすべてのハムに、事前の登録を 前提に南アフリカ共和国での運用を許可するように、南アフリカ共和国の 独立通信委員会と交渉して、合意に達しました。  登録様式は次のサイトからダウンロードできます。 http://www.amateurradio.org.za/worldcup.htm  記入を済ませた様式に、パスポートの写真を含むページのコピーおよび 自国のアマチュア無線免許のコピー(日本の場合は、地方総合通信局が発行 する英文証明)を添付して、次の宛先にE-mailしてください。 worldcup(アットマーク)sarl.org.za ※上記E-mailアドレスは、スパムメール防止のため、「@」を(アット  マーク)と表記しています。  南アフリカ共和国で運用する際には、メールに添付した様式のコピー と本人のアマチュア無線免許状(英文証明のコピーを含む)を携帯して ください。  なお南アフリカ共和国のアマチュア無線に関する詳細は、南アフリカ 共和国のアマチュア無線連盟(SARL)のWebサイトをご参照ください。 ▽SARLのWebサイト http://www.sarl.org.za (出典:May-2010 IARU E-letter) ★……………………………………………………………………………………………     中華人民共和国西部の青海省大地震での非常通信が終了 ……………………………………………………………………………………………★  4月14日、中華人民共和国西部の青海省チベット族自治州玉樹県を襲った マグニチュード7.1の大地震では、2,000人以上が死亡し、家を失った被災者 の救援活動が現在も続いている模様です。  中国の連盟CRSAは、世界のアマチュア無線家に向けて、「アマチュア無線 を使用した非常通信が実施される可能性があるので、被災地の救援活動を 円滑に進めるために混信や妨害を与えないように協力して欲しい」と要請し ていました。  先ごろ、CRSAのコーディネーターであるファン・ビン氏(BA1RB)、IARU Region 3非常通信委員会および同委員会議長のジム・リントン氏(VK3PC) の連名で、アマチュア無線家の協力による救援活動とそれにともなう、非常 通信が2010年5月9日をもって終了した旨のレポートが届きましたので、 日本のアマチュア無線家の皆様にもお知らせします。  現地では中国各地から集まったアマチュア無線家たちが、救援活動に幅広 く参加し被災地への救援物資の輸送を支援したほか、直接の救援活動にも参 加し、ある北京のアマチュア無線家のグループは6名の被災者の命を救うなど の活躍を見せた模様です。  標高が高いために、9割のアマチュア無線家が高山病になったそうですが、 救援活動中に怪我をしたメンバーはなく、CRSAによれば「2008年の四川大地 震の際の経験と教訓が生かされ、救援活動におけるアマチュア無線活動は実 用的なレベルだった」としています。  なお、レポートの送付文には「青海省大地震におけるアマチュアバンドを 使用した非常通信は2009年5月9日をもって終了した。救援活動で貢献した、 中国のアマチュア無線家をはじめ、円滑な非常通信をおこなうために周波数 をクリーンにしてくれた、世界のアマチュア無線家の皆さんに感謝する」 と記されています。 ★……………………………………………………………………………………………         長野県小諸市立小諸東中学校の生徒が  国際宇宙ステーションに長期滞在中の野口聡一宇宙飛行士と交信に成功 ……………………………………………………………………………………………★  5月14日20:26、長野県小諸市立小諸東中学校の生徒が、ARISSスクール コンタクトで国際宇宙ステーションに長期滞在中の野口聡一宇宙飛行士と の交信に成功しました。  このスクールコンタクトは国内45例目ですが、信越地方では2007年3月 24日に長野県上伊那郡辰野町の「たつの宇宙少年団」以来の実施で2例目 となります。  同校のスクールコンタクトは、3月25日に実施の宮城県塩竃市立第二中 学校のスクールコンタクト(国内43例目)と同様、自校の先生がキーマン となって、自校の生徒の交信成功を目標に準備を進め、実施に至ったもの です。  なお、野口聡一宇宙飛行士は6月上旬にソユーズ宇宙船での帰還が予定 されていることから、今回のスクールコンタクトは、野口聡一宇宙飛行 士がARISSスクールコンタクトで日本の子供たちとおこなった最後の交信 となります。  現在、このスクールコンタクトの準備とりまとめをおこなった、同校の 小柳昭喜先生に詳細なレポートを依頼中で、レポートが届き次第、 JARL Web等でご紹介できる予定です。ご期待ください。 ★…………………………………………………………………………………………… 【おもしろ豆知識】 国際宇宙ステーションのアマチュア局NA1SSとJARL発行アワード ……………………………………………………………………………………………★  これまでNA1SSが実施したスクールコンタクトの中で、国内25例目の 「たつの宇宙少年団」のスクールコンタクト(2007年3月24日実施)は、 日本のスクールコンタクトの歴史の中で特筆すべき回だったことを皆さん は覚えていますか?  国内25例目のこのスクールコンタクト成功で、信越地方との初の交信 がおこなわれて、NA1SSは日本の国内10のエリアとの交信を達成したの です。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2007_news-3.htm#0324 ●NA1SSにAJDを特別発行!  JARLではこのとき、国際宇宙ステーションのアマチュア局NA1SS(正式 名称:International Space Station Amateur Radio Club 1)に対して、 AJDアワード(国内全エリア交信賞)を特別に発行しました。  日本国内以外の局へのJARLアワード発行は、 「陸上の同一エンティティー内での交信」 「QSLカードの所持」 などが申請要件となり、NA1SSはこの申請要件を満たしていませんが、 25例におよぶ国内の子供たちとの交信に対して、日本のアマチュア無線 家からの感謝状の意味合いも含めて、特別に発行したものだったのです。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2007_news-4.htm#0402-3 ●NA1SSがAJDの次のJARL発行アワードを獲得できるとしたら?  先にも紹介しましたが、NA1SSは「運用地点の制限」や「QSLカードの 所持」についてJARL発行アワードの申請要件を満たしていませんが、仮 に申請要件を満たしているものとして、NA1SSがAJDの次に完成できる可 能性があるJARL発行アワードについて調べてみました。  なおこれまでの45例のスクールコンタクトのうち、JK1ZAM(2回)と 8N3ISS(2回)、8J1KW(3回)との交信は複数回に渡りますが、スク ールコンタクト自体の実施団体は異なりますので、別な局としてカウン トするものと仮定します。 ●実はもう完成しているJARL Stationsアワード「J賞、A賞」、R賞完成間近  ARISSスクールコンタクトは、プリフィックスが8Jや8Nの臨時に開設 する社団局による特例交信で実施されるケースが極めて多くなってい ます。  これまでの45例の中でも、41例がこの特例による交信です。  JARL Stationsアワードでは、先におこなわれた規約の見直しで、JARL が開設している以外の「8Jや8Nプリフィックスの局」についても、JARL が開設する局と見なすように改正されたことから、ARISSスクールコンタ クトの「臨時に開設した社団局」も規約上は、JARL Stationsアワードの 対象となることとなりました。  NA1SSが「8Jまたは8N」と交信をした局数は、前記の41例と先に交信に 成功した、南極昭和基地8J1RLでその数42となります。  このことから、NA1SSはJARL Stationアワードのうち、 「J賞(5局)」と「A賞(20局)」をすでに完成していることとなり、 また「R賞(50局)」の完成もかなり間近に来ていることとなります。  また、L賞についても申請要件のうち「10の異なるエリア」の要件 はすでに達成していますから、100局に達した時点で完成です。 ●確実に狙える144MHz-100はもうすぐ五合目に到達  確実に完成できる可能性があるのは、交信局数をひたすら稼ぐタイプ のアワードです。ARISSスクールコンタクトの場合、144MHz帯での交信 が対象ですから「144MHz-100」アワードとなります。  これはあくまでも交信相手を日本国内のスクールコンタクトに限定 して考えた場合ですが100例達成時点で完成です。  NA1SSは現在45局達成していることになります。  数的には、「144MHz-100」完成までの折り返し点が近づいてきたと いうことになります。  日本のスクールコンタクトは、2001年11月23日の入間市児童センター 無線クラブでの初の実施以来、約8年半で45例の実施を数えているわけで すから、これまで通りのペースでスクールコンタクトが実施されていくと 仮定すると、完成は約10年後ということになるのでしょうが、今後、日本 人宇宙飛行士との交信だけでなく、アメリカ人宇宙飛行士との交信により スクールコンタクトの実施をおこなう団体や、有資格の子供たちが集まる アマチュア無線クラブなどによる実施事例が、もっともっと増えていけば、 思ったより早く完成するのかもしれません。 ●AJDの次はWAJA?JCC-100?  アワードハントを始めたばかりの方が、AJD(全エリア交信賞)の次に 目指すアワードといえば、WAJA(全都道府県交信賞)やJCCなのではない かと思います。  NA1SSのこれまでの、スクールコンタクトの交信の中で、交信が達成で きている都道府県は次のとおりです。 北海道(01)、青森県(02)、岩手県(03)、宮城県(06)、 長野県(09)、東京都(10)、神奈川県(11)、千葉県(12)、 埼玉県(13)、茨城県(14)、岐阜県(19)、愛知県(20)、 京都府(22)、大阪府(25)、兵庫県(27)、福井県(29)、 石川県(30)、広島県(35)、山口県(33)、高知県(39)、 福岡県(40)  現在、47都道府県のうち、21の都道府県との交信が完了しています。  一方、NA1SSがこれまで交信をおこなった市をピックアップしてみますと、 次のようになります。 北海道札幌市   0101 青森県八戸市   0203 岩手県盛岡市   0301 宮城県仙台市   0601 宮城県塩竃市   0603 長野県小諸市   0908 東京都東京23区  1001 東京都三鷹市   1005 東京都小金井市  1011 東京都西東京市  1030 神奈川県茅ヶ崎市 1108 千葉県浦安市   1227 埼玉県狭山市   1315 埼玉県入間市   1325(3回) 埼玉県さいたま市 1344(3回) 岐阜県関市    1905 京都府京都市   2201 大阪府池田市   2506(2回) 大阪府高槻市   2509 大阪府羽曳野市  2526 兵庫県神戸市   2701(2回) 兵庫県尼崎市   2703(2回) 兵庫県明石市   2704 兵庫県高砂市   2717 兵庫県川西市   2718 福井県小浜市   2904 広島県広島市   3501 広島県三次市   3510 広島県東広島市  3513 山口県宇部市   3301 高知県高知市   3901 福岡県久留米市  4007  このようにJCCアワードの対象となる市との交信は、32市との交信が達成 されていることになります。JCCアワードの最初の目標となる、JCC-100の約 1/3の市との交信が済んでいるのです。  数字だけ見ると、WAJAもJCC-100も「いつかは完成できそう!」と思えて きます。  WAJAの完成が先か?JCC-100の完成が先か?ちょっと微妙なところです。 数的にはWAJAが有利ですが、対象エリアが細かく分散しているJCC-100の 有利さも無視できません。  みなさんは、どちらが先になると思いますか?  ちなみに、NA1SSが交信済みの郡については次の6郡です。 長野県上伊那郡(09001)、茨城県那珂郡(14008)、愛知県愛知郡(20001)、 兵庫県加古郡(27007)、兵庫県揖保郡(27005)、石川県鳳珠郡(30009)  また、WAKUアワードの対象となる政令指定都市の区との交信については、 次の6区です。 神戸市兵庫区 神戸市北区 札幌市東区 さいたま市北区(3回) 広島市中区 仙台市青葉区  NA1SSにとって、JCGやWAKUアワードの完成は、将来的にもかなり難しそう ですね。 ★……………………………………………………………………………………………     宇宙の電波をキャッチしてみよう!(JARL技術研究所) ……………………………………………………………………………………………★  JARL NEWS2010年春号の特集「アマチュア無線の技術を応用して宇宙の 電波を受信する」はいかがだったでしょうか。  日頃から、私たちが何気なく交信に使っている「トランシーバー」や 「受信機」は、実は「非常に高感度な電波センサー」であり、「高感度 な測定器としての側面」も持ち合わせていることが、おわかりいただけ たものと思います。  JARL技術研究所では、この特集の内容をさらに一歩進めて、実際に 宇宙電波の観測に挑戦してみようという方々のための、より具体的な アドバイスの冊子を制作しました。  この冊子は、JARL Webの次のURLからPDF形式(約1.8Mバイト)で取り 出すことができますので、観測に挑戦される方はぜひ参考にしてください。 ▽魅惑の電波天文の世界「宇宙の電波をキャッチしよう」(PDF形式) http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/leaflet/observe-cosmic-radio-waves.pdf ★……………………………………………………………………………………………   IARU HFチャンピオンシップコンテストが7月10日〜11日に開催! ……………………………………………………………………………………………★  2010年も「IARU HF ワールド チャンピオンシップ コンテスト」が7月10 日(土)21:00〜11日(日)21:00までの24時間、開催が予定されています。  JARLでは今回もHQ局を募集していましたが、JARL HQ局が次の9局に決まり ました。コンテスト中の「運用バンド・モード」など詳細は次のとおりです。 運用バンド・モード  コールサイン(運用場所) 160m(1.8/1.9) CW   8N3HQ (兵庫県神戸市灘区:大阪大学アマチュア無線クラブ) 80m (3.5) CW     8N4HQ (岡山県岡山市北区:JH4WBYグループ) 80m (3.5/3.8) Phone  8N1HQ (神奈川県南足柄市:足柄平野DXer) 40m (7) CW      8N3HQ (兵庫県神戸市灘区:大阪大学アマチュア無線クラブ) 40m (7) Phone     8N4HQ (岡山県岡山市北区:JH4WBYグループ) 20m (14) CW      8N3HQ (兵庫県三木市:Kansai Crazy Contesters) 20m (14) Phone     8N8HQ (北海道岩見沢市:JA8CDTグループ) 15m (21) CW      8N3HQ (奈良県奈良市:関西HQグループ) 15m (21) Phone 8N1HQ (千葉県君津市:東京大学コンテストクラブ) 10m (28) CW      8N1HQ (東京都港区:FEDXP 有志グループ(JARL登録クラブ)) 10m (28) Phone    8N2HQ (岐阜県中津川市:チームひるかわ)  また、日本の個人アマチュアとして参加する場合の、ルールを昨年のルー ルに基づき次に簡単にご紹介します。 ▽詳細はこちら(英文) http://www.arrl.org/contests/rules/2009/iaru.html  コンテスト期間中にJARL HQ局と4波以上で交信された局には、JARLビュ ーロー経由で記念の達成証を送るとともに、その方のコールサインをJARL Web上に掲載してその栄誉を称えます。皆さん頑張ってください。 □開催日時:2010年7月10日(土)21:00(JST)〜11日(日)21:00(JST) □使用できるバンド:160m〜10mまでの6バンド。 □電波型式:CWまたはPhone □参加部門・種目:  シングルオペ・Phoneのみ (電力別にHigh、Low、QRP種目あり)  シングルオペ・CWのみ  (電力別にHigh、Low、QRP種目あり)  シングルオペ・Mix (電力別にHigh、Low、QRP種目あり)  マルチオペ・シングルTX(Mixのみ。10分間ルールあり)  電力別種目は、High=出力150W超、Low=出力150W以下、QRP=出力5W以下。 □交換ナンバー:RS/T + ITUゾーン番号(日本は45) □得点: ・同一ITUゾーン内の局/HQ局/IARU役員局との1交信1点 ・同一ITUゾーン内で異なる大陸の局との1交信1点(日本はITUゾーン45で あり、ゾーン45内では異なる大陸は存在しないため、この項目は日本からの 参加者には不要です) ・同一大陸で異なるITUゾーン内の局との1交信3点 ・異なる大陸の局との1交信5点 (なお、Mix部門では同一局のCWとPhoneによる交信はそれぞれ得点になる) □マルチプライヤー:  バンドごとの(モードごとではない)、ITUゾーン数+HQ連盟の数。 なお、IARU役員についてはバンドごとに最大4(AC、R1、R2、 R3)を加算で きる。  HQ局およびIARU役員局については、ゾーンとしてはカウントできない。 □書類の提出先と締切日:  書類の提出先は  IARU International Secretariat, Box 310905, Newington, CT 06111-0905 USA  電子申請は  IARUHF@iaru.org  締め切りはコンテスト終了後30日以内まで。 ★……………………………………………………………………………………………           ハムフェア2010インフォメーション ……………………………………………………………………………………………★ ●フォトコンテストを開催…アウトドア運用風景の写真を大募集します 【応募期間は2010年5月20日〜6月20日、入賞者には入場整理券をプレゼント!】  今年のアマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2010)は、8月21日 (土)・22日(日)に東京・有明の東京ビッグサイト西2ホールで開催します。  キャッチフレーズは「アウトドアで楽しさ再発見!」。  アマチュア無線フェスティバル実行委員会は、皆さんのアウトドアでの運用 風景、アウトドア運用のノウハウなどが伝わる写真などを大募集します。  応募いただいた作品をアマチュア無線フェスティバル実行委員会で審査の うえ、50作品を選出しハムフェア2010の会場で掲示・発表いたします(ハム フェア当日の表彰はありません)。  入賞者には「ハムフェア2010」の入場整理券をプレゼント。多くの皆様の 応募をお待ちしています。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/2010/photo-contest2010.htm ●絵画コンクールの応募作品を5月1日から募集中  ハムフェア2010絵画コンクールの作品募集を5月1日〜6月25日まで実施 中です。絵画コンクールは、高校生以下の子供さんでしたら、どなたでも応 募できます。  絵画コンクールにはアマチュア無線の夢・未来を、若い感性で表現した 作品が多数寄せられますが、今年も多くの素晴らしい作品の到着が期待さ れます。ご家族やお知り合いの、子供さんにもぜひ、応募をお勧めください。  なお、絵画コンクールに関するお問い合わせは、JARL会員事業課「ハム フェア絵画コンクール係」までお願いします。 【応募・問い合わせ先】 〒170-8073東京都豊島区巣鴨1-14-5 電話03-5395-3118 E-mail:hamfair(アットマーク)jarl.or.jp ※上記アドレスは、スパムメール防止のため「@」を(アットマーク)と 表記しています。 ▽実施要項 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/2010/kaiga2010/kaiga2010.htm ▽ハムフェア2010開催要項 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/Ham-Fair.htm ★……………………………………………………………………………………………           「ものづくりのおもろさ再発見」    第15回関西アマチュア無線フェスティバルKANHAM2010最新情報!       今年も初夏(7月17日(土)・18日(日))の開催 ……………………………………………………………………………………………★  関西アマチュア無線フェスティバルは、今年も初夏の7月17日(土)、 18日(日)に、大阪府池田市の池田市民文化会館および池田市青年の家、 文化会館隣接の豊島野公園で開催されます。    KANHAM2010では、毎年恒例のメーカー展示、クラブ展示・販売、フリー マーケット等はもちろん、数々の催事が計画されています。  また毎年磨きがかかっている、KAMHAMの子供たち向けの科学啓発イベン トは、秀逸で、今年も親子で楽しめるビッグイベントとして、多数の親子 連れの来場が大いに期待できます。  関西アマチュア無線フェスティバルの記念局は次の2局で、4月3日か ら運用開始の予定です。 8N3KHXV(移動しない局、池田市民文化会館、土日祝日中心の運用) 8N3XV(移動する局、関西地方各県支部による持ち回り運用) ▽関西アマチュア無線フェスティバル記念局情報 http://www.jarl.gr.jp/kanham/8n3khxv.html ■テーマイベント  さてKANHAMの今年のテーマ「ものづくりのおもろさ再発見」。  テーマイベントとしては、 関西アマチュア無線フェスティバル 「自作名人 激集合」が開催されます。  アマチュア無線人口が減少の一途をたどる中、機器の自作に関しても 困難な状況にあります。自作の意欲はあっても部品の入手難や加齢による 眼力気力の減退、手の震え等が自作の前に立ちふさがります。  また苦心惨憺して製作した自作機に、誰も関心を寄せないという冷やや かな現実もあります。  自作したものを何とか見せびらかしたい、誰かに誉めて貰いたいという、 ささやかな願いの自作名人衆に、広く救いの手を差し伸べる特別企画です。 ▽関西アマチュア無線フェスティバル 「自作名人 激集合」 http://www.jarl.gr.jp/kanham/geki.html ■15周年を記念してコンテストとQSOパーティーを開催  また、今年で15回目を数える関西アマチュア無線フェスティバル15周年を 盛り上げる特別企画として、 「関西アマチュア無線フェスティバル開催15周年記念QSOパーティー」を 2010年6月13日(日)00:00〜6月19日(土)24:00(JST)、さらに、第1回 (2010)KANHAMコンテストを2010年6月20日(日) 06:00〜18:00 (JST)に 開催します。 ▽第1回(2010)KANHAMコンテスト http://www.jarl.gr.jp/kanham/contest.html ▽関西アマチュア無線フェスティバル開催15周年記念QSOパーティー http://www.jarl.gr.jp/kanham/qsoparty.html  また実行委員会では、このほかにもスペシャル企画を計画中とのことです。  毎年、ユニークな新イベント等が登場して、来場者を楽しませてくれる KANHAMですから大いに期待ですね。  なお、第15回関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM2010)の催事に 関する案内は、実行委員会のホームページに順次掲載になる模様ですので、 大いに期待しましょう! ■大阪府池田市で開催の第三級・第四級アマチュア無線技士臨時国家試験  第15回関西アマチュア無線フェスティバル(池田市)の開催に併せて、 7月17日に第四級、18日に第三級の臨時国家試験が大阪府池田市の池田 市立カルチャープラザ(大阪府池田市天神1-9-3)で実施されます。 ▽関西アマチュア無線フェスティバル実行委員会のホームページ http://www.jarl.gr.jp/kanham/ ★……………………………………………………………………………………………   JARL会費などの継続手続きに、一般のクレジットカードが利用できます ……………………………………………………………………………………………★  JARL Webの会員専用ページ(会員情報の照会と変更のページ)から事前 登録をしていただくことにより、お持ちの一般のクレジットカード(VISA、 MASTER、JCB、AMEX)で、会費等を自動継続してお支払いいただくことが 可能となりました(事前登録は会費等が満了する約1か月前までに手続き をお願いします)。  便利なクレジットカードによる自動継続をぜひご利用ください。  なお事前登録の手続きの方法は、JARL Webの会員専用ページの「会員デ ータの照会と変更」のページにログインし、そのページの一番下の「会費 用クレジットカード登録はこちら」のボタンを押して、「クレジットカード によるJARL会費の支払い」ページでカード情報などを入力してください。  なお、事前登録の入力には、JARL会員専用ページへログインするため の情報が必要です。また手続きの際は、お持ちのクレジットカードを手元 にご用意ください。 ※本件についてのお問い合わせは、  JARL事務局会員事業課(電話03-5395-3109)にお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  (財)日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線技士に関 する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四 級標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で修了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で修了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますので、 アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》 (パソコン用) http://www.jard.or.jp (携帯用) http://www.jard.or.jp/i/ ★……………………………………………………………………………………………    不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」     【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ……………………………………………………………………………………………★  あきらかに業務用と思われる通信をはじめ、音楽を流してレピータを妨害 したり、バンドプランを無視した運用など、アマチュアバンドに不法局が出 没しています。これらの不法局を追い出すための、とても良い方法があります。  それはみんなで「コールサインを言う」という、とても簡単なことなのです。 コールサインの送出は、無線局運用規則で義務付けられています。  あなたはコールサインを言わずに交信していることがありませんか?  もし、そのような交信をしていたら、それを聞いている他の局は、あなた が「正規のアマチュア局」なのか、「免許を受けていない不法無線局」なの か判断できません。  そのような状況は不法無線局にとって、たいへん都合がよく、あなたは不法 無線局が出没しやすい環境をつくっていることになってしまいます。  みんなで、交信のときはコールサインを必ず言うことによって、不法局を追 い出そうではありませんか。 ▽「みんなで不法局を追い出そう!!」  http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/denshou/callsign.htm ★……………………………………………………………………………………………         JARLメールマガジン版「地方だより」 ……………………………………………………………………………………………★  支部の案内の都合で、JARL NEWS2010年春号に掲載が間に合わなかった 行事をご案内します。 ●渡島桧山支部:第16回FOXハンティング競技大会 ・日 時  6月13日(日) 集合・受付09:50〜10:00       競技開始10:15〜 競技時間1時間       ※雨天による開催判断07:00 ・会 場  函館市見晴公園 函館市見晴町56番地       TEL:0138-57-7210 ・参加資格 特になし ・その他  競技終了後、焼肉パーティーを開催します  (ソフトドリンクは用意しますが、おにぎりなどは各自ご持参ください) ※詳細が決まり次第、支部HP、メーリングリストOHS、メールマガジン  OHBにてお知らせします ★……………………………………………………………………………………………       2010年5月下旬〜6月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・富士山マイクロ波帯・ミリ波帯電波伝搬研究プロジェクト  (8J1FUJ、H22/01/01〜12/31) ・相模原市政令指定都市移行記念事業(8N1S、H22/04/01〜09/30) ・ゆめ半島千葉国体 第65回国民体育大会 ゆめ半島千葉大会  第10回全国障害者スポーツ大会(8J1YUME、H22/04/01〜10/25) ・深谷市制5周年記念事業(8J1F、H22/04/01〜05/31) ・富士吉田市市制施行60周年記念(市制祭)(8N1F、H22/06/01〜08/31) ・QRPデー(8J1P、8J4P、8J6P、H22/04/28〜06/30) ・第52回JARL通常総会(尾張名古屋総会)(8J2A、H22/04/01〜05/30) ・名古屋開府400年記念事業(8J2NC4OO、H22/05/01〜10/31) ・第30回全国豊かな海づくり大会 ぎふ長良川大会(8N2SEA、H22/05/01〜06/13) ・平城遷都1300年祭(8J3SENTO、H22/01/01〜12/31) ・第15回関西アマチュア無線フェスティバル2010  (8N3XV、8N3KHXV、H22/04/01〜07/18) ・第24回湯原温泉露天風呂の日(8J4626H、H22/06/01〜06/26) ・2010年四国情報通信月間(8N5T、H22/05/01〜06/15) ・YOSAKOIそーラン祭り(8J8Y、05/01〜06/13) ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-6_stations/es-sta_list.htm ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成22年度については、平成22年4月1日の時点で18歳未満の方(平成3年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………        JARL QSL転送サービスのご利用について ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。大量のQSLカードを正確かつ迅速に送るためには会 員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」で  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 事故の原因となりますので、QSLマネージャーを経由して送る場合は、  QSLカードの6枠(8枠)の左に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠  内にはQSLマネージャーのコールサインを書いてください。 6. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社よりお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■別冊CQ ham radio No.12 2010/6 SUMMER(5月19日発売) 特集「ワイヤ・アンテナの製作と実験」 定価1,890円 JAN4910079970608  http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MBC/MBC201006.html ■CQ ham radio 6月号(5月19日発売) 特別号定価930円 JAN4910042070601  特集 アマチュア無線 カムバックへの手引き 別冊付録 はじめようハムの英会話QSO http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQ201006.html 【お求めは,全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co.jp/ ━◇近刊のお知らせ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■はじめての高周波測定(5月31日発売予定) 市川 裕一 著 A5判 336ページ 定価3,360円 JAN9784789830218 さまざまな測定の基本を理解し,一人で,ステップ・バイ・ステップで測定 を進められるように配慮しています. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/30/30211.html ※発売日は,東京都内発売を基準にしております.地域により,発売が異  なることがありますので,あらかじめご了承願います. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●●第52回JARL通常総会「尾張名古屋総会」出展のお知らせ●● 第52回JARL通常総会「尾張名古屋総会」が,2010年5月30日(日)に愛知県名古屋 市「名古屋市公会堂」で開催されます.ぜひ当社ブースにお立ち寄りください. http://www.cqpub.co.jp/event/hamfair/jarl-soukai2010.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  CQ出版(株) 販売促進室 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2  TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106  E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp  URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSの今後の発行予定について   JARL NEWS2010年夏号は7月1日、JARL NEWS2010年秋号は10月1日  に発行となる予定です。  ◆このメールマガジンは、JARL Eメール転送サービスに登録された方を   はじめ、JARL Webから配信の登録手続きをいただいた会員の方に配信   しております。   配信登録のページにはJARL Webのトップページから入ることができま  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