■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第86号 ----- 2009/07/21 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  沖縄・奄美・九州南部に続き、関東甲信越地方でも一足お先に梅雨明け が宣言され、いよいよ本格的な夏に突入しました。  間もなく全国的に梅雨明けが宣言されることと思いますが、みなさんが お住いの地域はいかがでしょうか。  さてアマチュア無線の世界の夏は、ビックイベントが目白押しです。  8月1日(土)21:00〜2日(日)15:00には、第52回フィールドデーコ ンテストが開催されます。  真夏のフィールドでコンテストを目一杯楽しんでみませんか。  真夏の炎天下での運用の際は、熱中症等には十分気を付けてください。  そして、8月22日(土)・23日(日)には、東京都江東区有明で真夏の ビッグイベント「ハムフェア2009」が開催されます。  ハムフェア2009のキャッチフレーズは 「世界をめぐる楽しさ! アマチュア無線」  無線関連機器メーカー、販売店、クラブ等によるさまざまな楽しいイベ ントや展示や催事が盛りだくさんです。  また、当日は海外からのゲストの方々も多数来場が予定されています。  なお、ハムフェア2009の最新情報は、JARL Webでも順次ご紹介する予定 です。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/Ham-Fair.htm ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★第52回フィールドデーコンテストに参加しよう ★第14回関西アマチュア無線フェスティバルKANHAM2009盛大に開催される ★横浜開港150周年特別局8N1Yが「海の日記念イベント」を開催 ★岐阜県関市立武芸川中学校の生徒が国際宇宙ステーションと交信に成功 ★独立行政法人 科学技術振興機構(JST)  平成21年度地域の科学舎推進事業「地域活動支援」  「電波を体験!モリゾー&キッコロの電子工作と科学実験教室」  平成21年度の第1回目(愛知県会場)を開催 ★D-STAR管理サーバーソフトの一部改良  海外との接続方法について (海外のD-STARレピータネットワークに接続中の局の直接呼出が可能に!) ★2009全日本ARDF競技大会参加申込は8月1日〜31日 ★平成20年度の資格別アマチュア無線従事者免許取得者数 ★第4回マイクロ波入門講座 〜 マイクロ波帯へのお誘い 〜  (8月30日)の参加申込について ★お詫びと訂正 ★現行様式のIRC(国際返信切手券)の有効期限は2009年12月31日までです。 ★電波法令抄録の備え付け義務がなくなりました  総務省が電波利用ホームページ内に「総務省電波関係法令集」のページを開設  (法令、省令をはじめ告示についても閲覧が可能) ★学校など社団局への助成金交付について ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中  (日本アマチュア無線振興協会) ★JARLカードご利用の皆さんへ重要なお知らせ ★不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」  【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ★2009年7月21日〜8月に運用のJARLの記念局情報(運用終了の局を除く) ★青少年に対する助成・申請受付について ★QSLビューローからのお願い ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………       第52回フィールドデーコンテストに参加しよう ……………………………………………………………………………………………★  2009年8月1日(土)21:00〜2日(日)15:00、第52回フィールドデーコ ンテストが開催されます。  上位入賞を目指して本格的な重装備で参加する方も決して少なくないと思 いますが、参加することに意義があるという気軽な気分で、ハンディートラ ンシーバーを片手にハイキング気分ででかけて参加したり、ドライブを兼ね て簡単な設備で参加するのもまた楽しいものです。  ロケーションのよいフィールドに出かければ、それほど大がかりでない設備 でも、呼ばれる無線をそれなりに楽しむことができます。  ぜひ、みなさんも真夏のフィールドで、目一杯コンテストを楽しんでください。  多数のご参加を心よりお待ちしています。 ▽第52回フィールドデーコンテスト規約 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/fd/fd_rule.htm ■JARL主催コンテスト使用周波数帯の一部(430MHz帯)が変更になっています■  平成21年3月25日付けの官報でアマチュア業務に使用する電波の型式及び周波 数の使用区別が告示され、新しいバンドプランが制定されました。 (平成21年3月30日施行)  この新バンドプランでは430.70〜431.00MHzまでの周波数帯にVoIPが割り当てら れましたが、従来のJARLコンテスト周波数は430MHz帯のAM/SSB(電話)を430.25 〜430.80MHzと定めており、一部(430.70から430.80MHzの100kHz分)がVoIPに含 まれます。  このため、JARL主催コンテスト使用周波数帯の430MHz帯AM/SSB(電話)につい ては次のとおり変更いたしました。 ●JARL主催コンテスト使用周波数の430MHz帯AM/SSB(電話) 【旧】430.25〜430.80MHz → 【新】430.25〜430.70MHz ■1200MHz帯FMでオンエアされる方はご注意ください!■  平成21年3月30日から施行された、アマチュアバンドプランの改正により、 1200MHz帯での「広帯域の電話・電信・画像」の区分が変更となっています。  2009年3月29日以前は、「広帯域の電話・電信・画像」の区分であった1294.6 〜1295.8MHzが、2009年3月30日以降は 1294.6MHz-1294.9MHz VoIP 1294.9MHz-1295.8MHz 広帯域の電話・電信・画像  に変更となっています。  JARL主催コンテストでは、1200MHz帯以上での使用周波数については、総務省 告示の「アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」による ものとしていますので、特に1200MHz帯FMにコンテストで参加される方は十分に ご注意ください。 ■野外でアマチュア無線を運用する際の注意■  野山など公共の場でアマチュア無線を運用する場合は、自然環境の保全に 配慮してください。とりわけアンテナの設置や発電機の騒音発生にあたって は周辺に迷惑をかけないように気をつけてください。  運用が終了したら撤収後の掃除なども忘れないようにしてください。ゴミ などは必ず持ち帰るようにしてください。来たときよりも綺麗にして帰るぐ らいの意気込みで、自分で出したゴミ以外のゴミでも進んで持って帰るよう にしてください。 ★……………………………………………………………………………………………  第14回関西アマチュア無線フェスティバルKANHAM2009盛大に開催される ……………………………………………………………………………………………★  7月18日・19日の2日間、大阪府池田市の池田市民文化会館で、第14回 関西アマチュア無線フェスティバルKANHAM2009が開催されました。  KANHAM2009のテーマは「つながる・ひろがる電波の世界」  来場者の方々は恒例のメーカー、販売店、クラブ等による展示コーナー のほか、数々の講演、記念局をはじめとしたさまざまなイベントを大いに 楽しんでいたようです。  来場者数は実行委員会からまだ公式発表がなされていませんが、体感的に も前年よりも確実に多かったようで、しかも来場者の会場での滞留時間も長 かったようです。  また、これまでも評判が高かった、子供たち向けのイベントは今年もます ます磨きがかかり、会場の3階イベントスペースは常時大勢の子供たちであ ふれ、数々の楽しい科学実験や工作を賑やかに楽しんでいました。  来場した子供たちを引きつける科学啓発イベントとして、かなり完成度の 高いイベントに成長したように感じられます。  なお、当日の写真入りレポートは近日中に、JARL Webに掲載します。 ★……………………………………………………………………………………………     横浜開港150周年特別局8N1Yが「海の日記念イベント」を開催 ……………………………………………………………………………………………★  横浜開港150周年特別局8N1Y実行委員会では、7月20日の海の日に「海の日 記念イベント」を開催しました。  この記念イベントは、誠文堂新光社発行の月刊誌「子供の科学」の読者 メンバーの子供たちが中心となって活動している、「子供の科学」ハムク ラブ(JH1ZNI)の支援で実施したものです。  当日は30名以上の子供たち、保護者の方を含めると50名以上の参加者が、 参加し、固定局シャックそばのスペースで、電子工作教室「ピカピカたね まる」、日本大学のCubeSat SEEDS IIのデジトーカ受信体験、特定小電力 トランシーバーを使った交信体験、FOXハンティングなどの楽しいイベント を開催しました。  すでにアマチュア無線の免許を持っている子供たちもいて、50/144/430 MHz帯で特別局8N1Yにオンエアし大いに交信を楽しんでいたようです。  なお、当日の写真入りレポートは近日中に、JARL Webに掲載します。 ★……………………………………………………………………………………………   岐阜県関市立武芸川中学校の生徒が国際宇宙ステーションと交信に成功 ……………………………………………………………………………………………★  7月11日19:15、岐阜県関市立武芸川中学校の生徒たちが、国際宇宙ステー ションに搭乗している若田宇宙飛行士との交信に成功しました。今回のスク ールコンタクトは国内で35例目、東海地方では2例目の実施となります。  武芸川中学校のスクールコンタクトは、宇宙や光(電波)について学ぶ、 総合的な学習の時間の一環として、同校の舩戸 智先生(JI2HVT)の提案に より実施が計画されたものです。  武芸川中学校は全校生徒約200名。今回のプログラムは、同校の中学3年生 (2クラス)の生徒全員が何らかの形で参加、協力するスタイルで進められ てきました。  今回のスクールコンタクトのために臨時に開設した社団局は8J2ISS。 アンテナや無線設備の設置調整は、戸根伸剛岐阜県支部長(JK2XXK)ほか岐阜 県支部のメンバーが協力しておこなわれました。  交信の途中、電源の故障による1分間の中断のハプニングが起こりましたが、 20人の生徒のうち16人の質問に回答を得る形で、武芸川中学校のスクールコン タクトは終了しました。  なお詳細なレポートは、JARL WebのNEWS FLASHをご覧ください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2009_news-7.htm#0715 ★…………………………………………………………………………………………… 独立行政法人 科学技術振興機構(JST) 平成21年度地域の科学舎推進事業「地域活動支援」 「電波を体験!モリゾー&キッコロの電子工作と科学実験教室」 平成21年度の第1回目(愛知県会場)を開催 ……………………………………………………………………………………………★  7月12日、愛知県名古屋市昭和区の名古屋市公会堂で、独立行政法人科学 技術振興機構(JST)の平成21年度地域の科学舎推進事業「地域活動支援」と して東海地方本部が取り組んでいる、「電波を体験!モリゾー&キッコロの 電子工作と科学実験教室(愛知県会場)」が開催されました。  JSTの事業に東海地方本部が協力するのは、昨年に続き2年目となります。  今回の名古屋市公会堂(愛知県会場)での開催は、平成21年度の第1回目 で愛知県支部ハムの祭典と同時開催となりました。  当日は事前申込みをいただいた18組の親子が参加し、親子で熱心に「モリ コロ・ウインカー」の製作やオモシロ実験を楽しんでいました。  なお東海地方本部のこの活動は、2005年、約半年間の長丁場で実施された、 「愛・地球博アマチュア無線ブース8J2AI」の工作教室のスタッフを務め、多 くの工作指導経験を積み重ねたボランティアの方々が、参加する子供たちの 工作指導を進める形で実施されています。  東海地方本部では、今後も「青少年の科学への興味を引き出す催事」の開 催に、積極的に取り組んで行くことを計画していることから、子供たちの指 導に協力していただけるボランティアの方々の参加を広く呼びかけています。 ▽詳細 http://8j2ai.jarl.or.jp/volunteer2009.html ▽写真入りの記事 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2009_news-7.htm#0716 ★…………………………………………………………………………………………… D-STAR管理サーバーソフトの一部改良 海外との接続方法について (海外のD-STARレピータネットワークに接続中の局の直接呼出が可能に!) ……………………………………………………………………………………………★  D-STARによる国際間の通信は、相手国のD-STARレピータ局のコールサイン を指定して「エリアCQ」の方法で交信していました。このため交信を希望す る局が現在、どのレピータ局のサービスエリアにいて、ワッチをしているの かを事前に知っておく必要がありました。  今回、管理サーバーのソフトの一部を改良により、ゲートウェイ指定から 先の海外D-STARレピータ局を特定せず、相手局のコールサインを直接指定し て、国内と同様に交信ができるようになりました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【具体例1】  米国のコールサイン「W5○△□」を持つローカル局がデイトンハムベンシ ョン出かけたとして、ハムベンションの会場には、会場内のD-STARの特設レ ピータ「K5DIT B」と、会場の近郊に開設されている「W8BI B」のD-STAR レピータがあると仮定してみましょう。  「エリアCQ」のみの対応だった従来、ローカル局の「W5○△□」が、ど ちらのレピータをワッチしているか不明なとき、 (1)相手先コールサイン」に「/K5DIT B」を指定して「エリアCQ」により 「W5○△□」を呼び出してみる。応答があれば交信を開始。 (2)応答がなければ相手局コールサインを「/W8BI B」に変更して同様に呼 び出す。  というプロセスを踏む必要がありました。  今回の改良により、このような操作は必要なくゲートウェイの指定のみで 「相手局コールサイン」に「W5○△□」を直接指定することにより、国内の 場合と同様に、相手局がいるD- STARレピータを自動的に選びだして呼び出 すことができるようになりました。  便利な新しい機能を活用して海外とのD-STAR交信をぜひ楽しんでください。 【具体例2】  D-STARレピータの周波数を受信中に海外局のCQ呼出が聞こえた場合、この 局と交信するにはD-STAR無線機の「RX→CS」ボタンを長押します(機種により TONE ボタン長押しなど、操作が異なる場合があります)。  この操作により相手局のコールサインが自動的にセットされるので引き続 き無線機のPTTを操作して相手局と交信してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ★……………………………………………………………………………………………       2009全日本ARDF競技大会参加申込は8月1日〜31日 ……………………………………………………………………………………………★  平成21年10月25日(日)、茨城県土浦市で2009年全日本ARDF競技大会が 開催されます。前日の10月24日(土)には、茨城県かすみがうら市で、 3.5MHz帯のエキシビション競技も開催されます。  全日本ARDF競技大会はどなたでも参加できます。奮ってご参加ください。  2009全日本ARDF競技大会の参加申込は8月1日〜31日です。  参加を予定されている方は、申込忘れのないようにご注意ください。  なお、申込方法の詳細等については、JARL NEWS2009年夏号や、JARL Webの 次のページをご参照ください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-5_ardf/2009/2009ardf_info.htm ★……………………………………………………………………………………………      平成20年度の資格別アマチュア無線従事者免許取得者数 ……………………………………………………………………………………………★  総務省が情報通信統計データベースのWebサイトで発表している、平成20 年末(平成21年3月末)の資格別アマチュア無線従事者免許取得者数の推移 のデータによりますと、平成20年度の各級アマチュア無線技士の免許の新規 取得者数は、第1級が638、第2級が384、第3級が8,512、第4級が14,963 です。 ▽詳細(総務省が情報通信統計データベース) http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/ ★……………………………………………………………………………………………     第4回マイクロ波入門講座 〜 マイクロ波帯へのお誘い 〜          (8月30日)の参加申込について ……………………………………………………………………………………………★  JARLマイクロ波委員会と、国立大学法人電気通信大学 先端ワイヤレスコ ミュニケーション研究センター(AWCC) 共催で8月30日実施する、「第4回 マイクロ波入門講座 〜 マイクロ波帯へのお誘い 〜」について、前号 メールマガジンでは「定員の範囲内で当日の参加受付もいたします」とご案内 しましたが、7月21日時点ですでに多数の参加申込をいただいており、事前申込 のみで定員に達してしまう可能性が極めて高いことから、当日の参加受付は おこなわないこととさせていただきます。  参加をご希望の方は、必ず事前申込みをお願いいたします。  なお、参加申込が定員に達し次第、申込受付を終了させていただきますので、 あらかじめご了承ください。 ★……………………………………………………………………………………………            お詫びと訂正 ……………………………………………………………………………………………★ ●JARL NEWS2009年春号、2009年夏号コンテストページ  JARL NEWS2009年春号、2009年夏号コンテストページに掲載の、 IARU HF World Championshipコンテストのルールの概要中で、 「得点」の項目に誤りがありました。 正しくは −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− □得点 ・同一ITUゾーン内の局/HQ局/IARU役員局との1交信1点 ・同一ITUゾーン内で異なる大陸の局との1交信1点(日本はITUゾーン  45であり、ゾーン45内では異なる大陸は存在しないため、この項目は  日本からの参加者には不要です) ・同一大陸で異なるITUゾーン内の局との1交信3点 ・異なる大陸の局との1交信5点(なお、Mix部門では同一局のCWとPhone  による交信はそれぞれ得点になる) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  お詫びのうえ訂正いたします。 ●JARL NEWS2009年夏号  兵庫県川西市立清和台小学校のスクールコンタクトのレポート中で、 屋田純喜さんのコールサインの記載に誤りがありました。  正しいコールサインは「JL3JRY」です。レポートをお送りいただきました、 屋田さん、および関係各位に大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいた します。 ★……………………………………………………………………………………………   現行様式のIRC(国際返信切手券)の有効期限は2009年12月31日までです。 ……………………………………………………………………………………………★  現行様式のIRCは、2009年12月31日までの引換え期限の明示があり、今年 いっぱいで有効期限を満了します。  現行様式のIRCをお持ちの方は、早めに郵便切手等と交換をおこなうように してください。  なお、日本郵便によると、2010年以降も使用可能な新有効期限が明記された 新様式のIRCについては、近日中に発売開始日の発表があり、発売開始は9月 ごろになるのではないかとのことです。 ★……………………………………………………………………………………………        電波法令抄録の備え付け義務がなくなりました 総務省が電波利用ホームページ内に「総務省電波関係法令集」のページを開設       (法令、省令をはじめ告示についても閲覧が可能) ……………………………………………………………………………………………★  平成21年6月22日付けの官報に掲載の電波法施行規則の一部を改正する省令 (総務省令第62号)により、電波法施行規則第38条が改正され、平成21年7月 1日から施行されました。  この省令改正によりアマチュア無線局を含むすべての無線局は、平成21年7 月1日からは、法およびこれに基づく命令の収録(電波法令集またはその抄録) の備え付け義務がなくなりました。  なお改正により、「法およびこれに基づく命令」を簡単に見ることができな くなってしまうことから、総務省はこれまで、法令、省令のみを収録していた 関連法令のページに加えて「総務省電波関係法令集」という新しいページを総 務省電波利用ホームページ内に設けて、告示等についても併せて閲覧、検索 することが可能となりました。  法令等についてお調べになる場合は、ぜひご利用ください。  また、JARL編集のアマチュア局用「電波法令録抄録」については、今後も 発行を継続する予定です(平成21年は7月中旬発行予定、発売はCQ出版社)。 ★……………………………………………………………………………………………         学校など社団局への助成金交付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、助成に関する規程第7条に基づく平成21年度における学校など 社団局への助成の受付を7月1日から8月末日の間おこない、助成金(10,000 円/予定)の交付を10月中旬に行う予定です。  助成に関する規程第7条に該当し、助成金の交付を希望する社団局は連盟 事務局会員事業課あてに返信用封筒に住所・氏名・郵便番号を記入し、80円 相当の切手をはって、申請書類を請求してください。  JARL Webのメニューにある「学校等への社団局助成(申請書)」から 取り出すこともできます。 ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  (財)日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線技士に関 する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四級 標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で終了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で終了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますので、 アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》  http://www.jard.or.jp  http://www.jard.or.jp/i/(携帯) ★……………………………………………………………………………………………      JARLカードご利用の皆さんへ重要なお知らせ ……………………………………………………………………………………………★  すでにお知らせのとおり、JARLカードの提携をお願いしている新生カード 株式会社(旧GEコンシューマー・ファイナンス株式会社)では、クレジット カード事業から撤退することとなり、「JARLカード」をご利用の皆様には 大変ご迷惑をおかけいたしますが、今後の状況などはJARL WebやJARL NEWS でお知らせいたします。 http://www.b-office.jp/jarlcard/ http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/jarl-card.htm  お問い合わせは、次へお願いいたします。  ●JARLカード(クレジットカード)について   新生カードカスタマーセンター(電話03-5949-1152)    ※受付時間 9:30〜17:30 土日祝年末年始は除く  ●JARL会費継続について   JARL会員事業課(電話03-5395-3109) ★……………………………………………………………………………………………    不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」     【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ……………………………………………………………………………………………★  あきらかに業務用と思われる通信をはじめ、音楽を流してレピータを妨害 したり、バンドプランを無視した運用など、アマチュアバンドに不法局が出 没しています。これらの不法局を追い出すための、とても良い方法があります。  それはみんなで「コールサインを言う」という、とても簡単なことなのです。 コールサインの送出は、無線局運用規則で義務付けられています。  あなたはコールサインを言わずに交信していることがありませんか?  もし、そのような交信をしていたら、それを聞いている他の局は、あなた が「正規のアマチュア局」なのか、「免許を受けていない不法無線局」なの か判断できません。  そのような状況は不法無線局にとって、たいへん都合がよく、あなたは不法 無線局が出没しやすい環境をつくっていることになってしまいます。  みんなで、交信のときはコールサインを必ず言うことによって、不法局を追 い出そうではありませんか。 ▽「みんなで不法局を追い出そう!!」  http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/denshou/callsign.htm ★……………………………………………………………………………………………    2009年7月21日〜8月に運用のJARLの記念局情報(運用終了の局を除く) ……………………………………………………………………………………………★ ・横浜開港150周年記念(8N1Y、H21/04/01〜09/27) ・富士山マイクロ波帯・ミリ波帯電波伝搬研究プロジェクト  (8J1FUJ、H21/04/01〜09/30) ・Project KDES 2008(8J1AXA、H21/04/01〜H22/03/31) ・ハムフェア2009(8J1A、H21/08/01〜08/23) ・2009年全日本ARDF競技大会(8N1ARDF、H21/08/01〜10/31) ・岐阜市制120周年記念事業(8J2GIFU、H21/06/01〜10/31) ・野洲市市制施行5周年記念(8J3YS、H21/08/08〜11/08) ・JARL倉敷クラブ創立50周年記念事業(8J450YAB、H21/08/01〜10/31) ・丹波篠山築城400年祭(8J3TS40O、H21/04/01〜10/31) ・受信環境クリーン月間(8N5CLEAN・8N0CLEAN、H21/07/01〜10/31) ・肥薩線開通100周年記念(SL人吉運行)(8J6SL、H21/05/01〜10/31) ・会津若松市市制110周年記念事業(8J7AIZ、H21/05/10〜07/20) ・ボランティア愛ランド北海道オロロンラインinはぼろ  (8J8LOVE、H21/07/01〜08/02) ・第22回全国健康福祉祭 北海道・札幌大会(8J8WA、H21/08/08〜09/08) ・高岡開町400年記念事業(8N9T400Y、H21/04/01〜09/30) ・第64回国民体育大会 2009年トキめき新潟国体・第9回全国障害者スポーツ  大会 トキめき新潟大会(8N0TOKI、H21/04/01〜10/12) ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-6_stations/es-sta_list.htm ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する全国 の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成21年度については、平成21年4月1日の時点で18歳未満の方(平成3年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………            QSLビューローからのお願い ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。大量のQSLカードを正確かつ迅速に送るためには会 員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」で  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 事故の原因となりますので、QSLマネージャーを経由して送る場合は、  QSLカードの6枠(8枠)の左に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠  内にはQSLマネージャーのコールサインを書いてください。 6. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社よりお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■アマチュア局用 電波法令抄録(7月16日発売) (社)日本アマチュア無線連盟 編 A5判 200ページ  定価1,050円 JAN9784789811767 アマチュア無線を運用するために必要な法令をまとめた法令集です。アマチュ ア無線技士の国家試験を受験される方にも、電波法令の参考書として必携の書 といえます。 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/11/11761.html ■CQ ham radio 8月号(7月18日発売) 特集「クルマから楽しむアマチュア無線」 別冊付録 アマチュア無線の運用倫理と運用手順 特別号定価930円 JAN4910042070892  http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQ200908.html ■Interface 9月号(7月25日発売) 特集「ソフトウェア技術者のためのFPGA入門」 定価980円 JAN49100161909991  http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MIF/MIF200909.html 【お求めは、全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co.jp/ ━◇近刊のお知らせ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■USBマイコンでパソコンI/O![78K0基板付き](7月21日発売) 内藤 竜治 著 B5変型判 176ページ 基板&CD-ROM付き 定価3,990円 JAN9784789842129 付属のマイコン基板は、パソコンのUSBポートに差し込むだけで、プログラム を書き込んだりデータをやりとりしたりできます。実際に手を動かしながら、 USBによるデータI/Oの方法をマスタしましょう。 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/42/42121.html ■PICマイコン・スタートアップ[dsPIC基板付き](7月21日発売) 山口 晶大 著 B5変型判 192ページ dsPIC基板付き  定価2,940円 JAN9784789842112 本書にはPICマイコンが搭載された基板が付属しています。この1冊とパソコ ン、そしてほんの少しの部品を準備すれば、あとはC言語を書いてダウンロー ドするだけでマイコンを使ったハードウェア開発の世界を体験できます。 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/42/42111.html ■dsPIC基板で始めるディジタル信号処理(7月21日発売) 岩田 利王 著 B5変型判 200ページ 基板&CD-ROM付き 定価3,150円 JAN9784789830997 ディジタル信号処理用マイコンdsPIC基板を付属し、開封してすぐにディジ タル信号処理の実験をできるようにしました。ディジタル信号処理の世界 を体験してみたい入門者にとって待望の書と言えるでしょう。 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/30/30991.html ■起動プログラム ブート・ローダ入門(7月25日発売) Interface編集部 編 B5判 208ページ 定価2,310円 JAN4910016200997 本書は、さまざまなCPUの初期化事例から、フリーでオープン・ソースの 各種ブート・ローダの移植事例や使い方について解説します。 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MIF/MIFZ200909.html ※ 発売日は、東京都内発売を基準にしております。地域により、発売が異なること がありますので、あらかじめご了承願います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆「電子回路シミュレータPSpice入門編」のVista対応について◆◆ 「電子回路シミュレータPSpice入門編」付録の回路シミュレータはWindows Vistaで 動かないのか,という問合せをよくいただきます.インストールされたプログラムの 一部に互換モードの設定を加えることで,Vistaでも動作します. 詳しくは書籍ページをご参照ください. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/36/36271.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ CQ出版(株) 販売促進室 〒170-8461 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