■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第75号 ----- 2009/01/20 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  関東地方では冬の寒さが身にしみる今日この頃ですが、みなさんがお住い の地域ではいかがでしょうか。  マスコミでは地球温暖化現象が引き起こす問題点などが、盛んに報じられ ているようで、地球全体の平均気温は上昇の傾向を示しているようです。  近年は「厳冬」という言葉が似合う「冬」はあまりないのですが、さりと て「寒い日はとことん寒い」ものです。  さて宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成21年1月21日(水) 12:54〜 13:16(JST)、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)を打ち上げ の予定(打ち上げ予備期間は1月22日〜2月28日、ただし1月26日を除く) と発表していましたが、1月19日時点で、JAXAから「1月22日以降に延期」 の発表がおこなわれました。  「いぶき」には地球の温暖化現象を引き起こす、温室効果ガスの観測 センサ(TANSO-FTS)と、それを補助するための雲・エアロソルセンサ(TANSO -CAI)が搭載され、宇宙で温室効果ガスを観測する重要な使命を帯びて宇宙 に旅立ちます。無事打ち上げに成功し、「いぶき」のデータが地球温暖化 現象対策に大活躍してほしいものです。  なお「いぶき」の打ち上げにおいてH-IIAロケット15号機には、大学等の 団体が製作した、相乗り小型副衛星の軌道投入が予定されており、うち5 機がアマチュア無線の送信機を搭載した衛星となります。  本号は、H-IIAロケット15号機の打ち上げの話題からスタートです。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★JAXAがH-IIAロケット15号機を1月21日打ち上げ予定  (5機の小型アマチュア衛星を含む) ★名古屋大学で第1回「おもしろ科学教室」  異なる分野の学会やJARL等の団体の連携協力による  体験型科学啓蒙イベント実施される ★中米コスタリカ共和国の大地震について ★デイトンハムベンションツアーの募集 ★第8回西日本ハムフェア、3月8日、熊本県玉名郡長洲町で開催 ★JARL第51回通常総会(愛称:たんちょう釧路総会)は5月24日開催 ★DX NEWS ★日本無線協会 平成21年度の第一級・第二級国家試験開催予定 ★モールス電信技能認定のご案内 ★【電波物知り百科】地上デジタルテレビとワンセグ ★ALL JAコンテスト開催日が変わります!  開催日時 2009年4月25日(土)21:00〜26日(日)21:00(JST) ★2009年の全日本ARDF競技大会は茨城県で開催 ★「2009年ALL JA0 3.5MHz/7MHzコンテスト」記事訂正とお詫び ★ARISS Japanが長期滞在クルー若田光一宇宙飛行士、野口聡一宇宙飛行士、  および古川 聡宇宙飛行士とのスクールコンタクト実施団体を募集 ★野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ★不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」  【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ★2009年2月に運用のJARLの記念局情報 ★青少年に対する助成・申請受付について ★QSLビューローからのお願い ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………       JAXAがH-IIAロケット15号機を打ち上げ予定        (5機の小型アマチュア衛星を含む) ……………………………………………………………………………………………★  宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成21年1月21日(水) 12:54〜13:16 (JST)、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)を打ち上げの予定 (打ち上げ予備期間は1月22日〜2月28日、ただし1月26日を除く)と、発表 していましたが、1月19日時点で、JAXAから「1月22日以降に延期」の発表 がおこなわれました。  今回の「いぶき」(GOSAT)の打ち上げにおいてH-IIAロケット15号機には、 大学等の団体が製作した、次の7機の相乗り小型副衛星の軌道投入が予定され ており、うち5機がアマチュア無線の送信機を搭載した衛星となります。 ●東京大学  「PRISM」(アマチュア衛星) http://www.space.t.u-tokyo.ac.jp/prism/main.html ●香川大学  「KUKAI(開発時名称はSTARS)」(アマチュア衛星) http://stars1.eng.kagawa-u.ac.jp/ ●東北大学  「スプライト観測衛星(SPRITE-SAT)」(アマチュア衛星ではありません) http://www.astro.mech.tohoku.ac.jp/SPRITE-SAT/ ●東京都立産業技術高等専門学校(東京都立航空高等専門学校)  「KKS-1」(アマチュア衛星) http://www.kouku-k.ac.jp/~kks-1/ ●ソラン(株)  「かがやき」(アマチュア衛星) http://www.sorun.co.jp/kagayaki/top.html ●東大阪宇宙開発協同組合  「SOHLA-1」(アマチュア衛星の機能も搭載) http://www.sohla.com/requirement/index.php ●宇宙航空研究開発機構  「小型実証衛星1型(SDS-1)」(アマチュア衛星ではありません) http://www.jaxa.jp/pr/brochure/pdf/04/sat26.pdf 【JAXAの「いぶき」打ち上げ特設サイト】 http://www.jaxa.jp/countdown/f15/overview/sub_payload_j.html 【日本のCubeSat衛星】 http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/cubesat/cubesat.htm ★1月21日(水)12:30からJAXAが打ち上げライブ中継をおこないます!  JAXAは、H-IIAロケット15号機の打ち上げ当日、ライブ中継をおこないます。 インターネットでの配信をはじめ、全国のJAXA事業所、JAXA i、科学館、大学 等でのパブリックビューイングや、さらには一部のCATV、携帯電話など見るこ とができます。  なおJAXA放送の日時は、当日の準備作業の状況や天候等により変更になる場 合があります。 http://www.jaxa.jp/countdown/f15/live/index_j.html ★……………………………………………………………………………………………         名古屋大学で第1回「おもしろ科学教室」      異なる分野の学会やJARL等の団体の連携協力による          体験型科学啓蒙イベント実施される ……………………………………………………………………………………………★  成人の日の1月12日、国立大学法人名古屋大学東山キャンパス(名古屋市 千種区不老町)の「IB電子情報館」で、第1回「おもしろ科学教室」が開催 されました。  この「おもしろ科学教室」は、応用物理学会東海支部、電気学会東海支部、 電子情報通信学会東海支部、日本アマチュア無線連盟東海地方本部、日本赤 外線学会、日本物理学会名古屋支部、プラズマ・核融合学会、日本弁理士会 東海支部、NPO法人アスクネット、名古屋大学、愛知県の主催、 JSTイノベ ーションプラザ東海の共催、中日新聞社、 NHK名古屋放送局の後援で、「日 本の次世代科学技術を担う青少年の科学啓発のための学協会等連携による地 域社会を対象とした科学技術理解増進を趣旨」として開催されました。  イベントは、「ノーベル賞の秘密 素粒子のなぞ」と題する、ノーベル物 理学賞受賞記念講演を筆頭に、科学を体験できる興味深い各種展示、工作教 室などがおこなわれました。  参加する子供たちの募集は、地元有力紙の「中日新聞」の12月7日付け折 り込みチラシで、愛知県ほか近隣県の一般家庭を対象に12月19日までの間実 施されましたが、募集開始後すぐに定員に達してしまったそうです。 ■JARL東海地方本部はFOXハンティングと無線交信体験を企画  大変有意義なこのイベントに参加協力をすることになったJARL東海地方本 部は、今回取り組むイベントについて、参加学会が「工作教室」を主体とし て実施することから、ちょっと視点を変え「電波の面白さ」を子供たちに体 験してもらうことを主眼としてゲーム型式で参加してもらえる「FMラジオを 使ったFOXハンティング」と特定小電力無線機を使った「交信体験」をテー マとして選択しました。  なおFMラジオを使ったFOXハンティングは、愛知県支部が情報通信月間参加 行事の一つとして、毎年実施しているイベントです。  また展示ブースについても「子供たちが参加体験できること」を重視して、 通常の公開運用というスタイルは取らず、子供たちにモールス符号を体験し てもらう「体験コーナー」として出展をおこないました。 ■さまざまなイベントを楽しむ子供たち  当日の会場は元気な子供たちと、引率の保護者の方々であふれ、各学会や 団体のさまざまな展示や工作教室等の催事を賑やかに楽しんでいたようです。  応用物理学会の「風船ホバークラフト・風船ロケット工作」、電子情報通 信学会の「簡単モーターを使って回転だまし絵を見よう!」、日本赤外線学 会の「超簡単 火災報知器を作ろう!」の3つの工作教室では、熱心に工作 に取り組む子供たちの姿が印象的でした。  さて、東海地方本部の展示ブースですが、印字機を使ったモールス送信体 験に、子供たちの行列ができました。  子供たちに、「名前をモールス符号に書き換えたメモを見ながら」モール ス符号を打ってもらうという単純な体験ですが、参加した子供たちにとって 「長短点の組み合わせで文字を表す」というモールス符号の概念は分かりや すく、新鮮な発見となったようで、多くの子供たちが熱心に参加し、印字し たテープを嬉しそうに受け取っていました。  また、FOXハンティングは応募があった56名の子供たちを、上級生と下級生 の2組に分けて、FOXハンティングと交信体験を交代でおこないました。  当日の早朝は雪もちらついた冬の寒空の下でしたが、子供たちはFMラジオ を片手に元気にキャンパスの広場を駆けめぐりFOXを探し求めていました。  なおFOXの受信用に「おもしろ科学教室」事務局が準備してくれたFMラジオ は、手回し発電式のものですが、このラジオも子供たちの興味を大きく引き つけたようで、また使用したラジオは、事務局のご厚意で子供たちにプレゼン トされることとなり、参加した子供たちは大喜びだったようです。             ★       ★  「おもしろ科学教室」事務局として学会や団体等の取りまとめをされた、 名古屋大学大学院工学研究科の高井吉明教授は、今回のイベントの大成功に ついて、「おもしろ科学教室も大変好評のうちに終了することができました。 毎年こんなのをやって欲しいという子供たちや保護者の希望もいただきました。  今回のイベントは、異なった分野の団体が一致団結しておこなった科学啓発 活動であり、恐らく自発的に連携をとって開催されたものとして、全国的にも 例はないのではないかと思います。  これを機会にぜひ何らかの連携あるいは組織を構築する努力をいたしたいと 存じます」と語っています。  今後も各団体の連携・協力を深め「第2回」「第3回」とイベントの輪が広 がっていくことが大いに期待できそうです。  また、各地においてもこのような「JARLが催事のお手伝いできる協力の場」 が、ぜひ広がって欲しいものです。 ▽写真が入った記事はJARL WebのNEWS FLASHでご覧ください http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2009_news.htm#0115 ★……………………………………………………………………………………………           中米コスタリカ共和国の大地震について ……………………………………………………………………………………………★  中米コスタリカ共和国で1月8日、震度6.2の大地震が発生し大規模な被害 が報道されています。  コスタリカの連盟RCCRでは、非常通信に備えて7090kHzのワッチをおこなっ ており、IARU第2地域の北米・中南米諸国の連盟に、混信や妨害を与えない ようにして欲しいと要請している模様です。 ★……………………………………………………………………………………………           デイトンハムベンションツアーの募集 ……………………………………………………………………………………………★  世界中のアマチュア無線家が集まる、アメリカのデイトン・ハムベンシ ョンが今年も5月に開催されます。(株)メイクアップツーリストでは、次の とおりJARL会員割引のツアーを募集しています。  ハムの添乗員が同行する安心の旅に参加されてはいかがでしょう。 ●旅行期間:2009年5月13日(水)〜5月18日(月)         ナイアガラ観光を含むツアーは、5月12日(火)〜5月18日(月) ●利用航空:ノースウェスト(予定) ●ツアーの内容 http://www.makeup1717.co.jp/dayinfo.html  詳細は下記へお問い合わせください。 (株)メークアップツーリスト 担当:武井(7N4OSH) 〒174-0056 東京都板橋区志村1-35-1 TEL03-3967-1717  FAX 03-3967-2781 E-mail:t-takei(アットマーク)makeup1717.co.jp ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)と表記して います。 ホームページ: http://www.makeup1717.co.jp/ ★……………………………………………………………………………………………   第8回西日本ハムフェア、3月8日、熊本県玉名郡長洲町で開催 ……………………………………………………………………………………………★  日本のアマチュア無線界では、関西アマチュア無線フェスティバルに次ぐ 規模のイベントとしてすっかり西日本地域で定着している「西日本ハムフェ ア」が、今年は3月8日、熊本県玉名郡長洲町のユニバーサル造船有明事業 所体育館で開催されます。  西日本ハムフェアの開催は、今回で8回目となります。同体育館での開催 は、今年で3回目となり、同イベントの会場としてすっかり定着したようです。  九州地方本部では、恒例の展示や催事をはじめ、さまざまな楽しいイベン トの開催を計画していますので、九州地方の方々はもとより、近隣のエリア の方もぜひご来場ください。  フェア前日の3月7日には、フェア会場そばのホテル有明会館で前夜祭の 開催も予定されています。  イベントの詳細などについては決まり次第、順次、九州地方本部のホーム ページで紹介される予定です。お楽しみに。 ▽第8回西日本ハムフェアのご案内 http://qshu.hp.infoseek.co.jp/8nisihamu.html ★……………………………………………………………………………………………    JARL第51回通常総会(愛称:たんちょう釧路総会)は5月24日開催 ……………………………………………………………………………………………★  JARL NEWS2009年冬号でもお知らせしていますが、JARL第51回通常総会 は、北海道釧路市の釧路市民文化会館(釧路市治水町12-10)で、平成21年 5月24日に開催されます。  たんちょう釧路総会実行委員会では、主体となる釧路根室支部をはじめ とした北海道内の全支部や釧路アマチュア無線クラブ、根室アマチュア無線 クラブ、道東アワードハンターズグループ、イースト北海道サーモンクラブ、 北根室アマチュア無線クラブなど地域クラブの協力を得て、総会を成功させる ための準備を進めています。  JARLの事業を円滑に運営するための、重要な議案を決定する場となります ので多くの会員の皆様のご来場を心よりお待ちしています。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-3_soukai/51-kushiro/51-kushiro.htm ▽たんちょう釧路総会実行委員会のWebサイト http://www.jarl.com/tanchou ■正員歴30年、40年、50年、60年および70年表彰について  JARLでは、正員の期間が3月末現在で通算して30年、40年、50年、60年 および70年以上になられる方を、毎年通常総会の機に表彰させていただいて おります。  ご都合で一度退会されていた方も、最初に入会されてから途中非会員で あった期間を除いた通算期間が、この年数に達していれば表彰の対象とな ります。  以前に該当する正員歴がありながら表彰を受けていない方は、お手数です が1月末日までに、連盟事務局庶務課あてにお申し出ください。 連盟事務局庶務課 電話03-5395-3103 E-mail:shomu(アットマーク)jarl.or.jp ※上記メールアドレスは、スパムメール防止のため「@」を(アットマーク) と表記しています。  表彰につきましては、表彰審査会で審査し、この審査を受けて理事会に おいて決定します。  なお、一時的に非会員であった期間のある方につきましては、JARLでの 正員歴通算期間確認のため、JARLからの配布物など、会員であった期間を 証明することができるもののご呈示をお願いする場合があります。 ■3月に会費の継続手続きを必要とする正員へのお知らせ  平成21年3月6日でJARL会費が満了する正員の方は、継続会費を3月6日 までに納入しませんと、3月7日以降の正員資格を満たさないため、連盟 定款第40条の定めにより、本年5月に開催予定の通常総会の入場券が送付 されませんので、ご注意ください。  なお、継続会費を郵便局やコンビニエンスストアから送金される場合は、 到着までに日数がかかりますので、早めに手続きをしていただきますよう お願いいたします。 ★……………………………………………………………………………………………                 DX NEWS ……………………………………………………………………………………………★ ●DXCC  ARRL DXCCデスクのビル・ムーア氏(NC1L)からの情報によると、次の運用 がDXCCに有効になったとのことです。 T61AA アフガニスタン ●DXCCフィールドチェックに関する各種料金について 【ARRLに支払う料金】 ARRLに支払う「DXCC申請手数料、アワード送料、クレジットスリップ送料」 はクレジットカードでお願いいたします。VISA、Mastercard、AMEXなどがご 利用いただけます(DXCC Award Applicationにクレジットカード番号と有効 期限を記入してください)。  なお、このARRLに支払う料金について、円でのお支払いをご希望の方は、 円建てでも受け付けております。 (為替レート変動のため、2009年1月1日から「US$1=100円」に変更し ておりますのでご注意ください) 【JARLに支払う料金】  JARLに支払う「フィールドチェック手数料」は120交信ごとに1,000円です。 この料金につきましてもクレジットカードでお支払いいただけますが、 「JARLカード」のみご利用可能となっておりますので、なにとぞご了承くだ さい。  その他、ご不明な点などございましたら、JARL運用課までご連絡ください。 電話 03-5395-3112 Eメール oper(アットマーク)@jarl.or.jp ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)と表記 しています。 ★……………………………………………………………………………………………    日本無線協会 平成21年度の第一級・第二級国家試験開催予定 ……………………………………………………………………………………………★  (財)日本無線協会は平成21年度に次のとおり、第一級・第二級アマチュア 無線技士の国家試験の開催を予定しています。 ●4月期 受験受付期間:電子申請・書面申請とも2月1日〜20日(書面申請は消印有効) 試験日 第一級:4月11日(土)、第二級:4月12日(日) ●8月期 受験受付期間:電子申請は6月1日〜20日、書面申請の場合は6月23日が締切 (消印有効)となります。 試験日 第一級:8月30日(日)、第二級:8月29日(土) ●12月期 受験受付期間:電子申請・書面申請とも10月1日〜20日(書面申請は消印有効) 試験日 第一級:12月12日(土)、第二級:12月13日(日)  なお、ここで紹介した日程は予定です。試験会場は未定です。  第一級・第二級の国家試験の受験を予定されている方は、詳細が決定する 1月下旬ごろ、日本無線協会(本部電話:03-3533-6022)におたずねください。 ▽日本無線協会のホームページ http://www.nichimu.or.jp/ ★……………………………………………………………………………………………         モールス電信技能認定のご案内 ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、毎年ハムフェア開催に合わせて、「モールス電信技能認定(実 技試験)」をおこなっていますが、この試験を2009年2月14日(土)に東京巣 鴨のJARL事務局で実施いたします。  このモールス電信技能認定は、JARLがCWの普及・発展等を目的に独自にお こなっているものです。欧文・和文とも、さまざまなクラスがありますので、 みなさんも腕試しに挑戦してください。多くの方々のご参加をお待ちしてお ります。  実技試験の詳細や、認定のための申請書の様式などは、JARL Webをご参照 ください。  また、郵送による案内書等の発送を希望される方は、80円切手を貼った返 信用封筒を同封して、JARL運用課まで請求してください。 ▽モールス電信技能認定のページ http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-4_Morse/Morse.htm ★……………………………………………………………………………………………      【電波物知り百科】地上デジタルテレビとワンセグ ……………………………………………………………………………………………★  「ワンセグ」との言葉を当たり前のように耳にします。  「ワンセグ」は、地上デジタル放送の一部分を利用した携帯電話等向け の言わば簡易なデジタル放送のことです。  地上デジタル放送は、地上放送用の6MHzの周波数帯域である1チャンネル 分を「13」のセグメントと言う言わばブロックに分けて送信しています。  このうちの12セグメント分を家庭向けのデジタル放送として利用して、 残りの1セグメント分を携帯端末のような小さな画面用の放送として利用し ていますが、この1セグメントを利用した簡易な動画の放送を「ワンセグ」 と略称しているのです。  残りの12セグメントは、ワンセグに比べて12倍のセグメント数があり大容 量の情報を送信することができますので、ハイビジョン放送のように高画質 ・高品質の放送を実施することができますほか、12セグメントを分割して、 たとえば3分割して、同時 に3番組(これをデジタル標準放送(SD)と言い ます)を送信することもできます。  たとえば、1番組は全国ニュース、1番組は地域情報、残る1番組は地元の高 校野球などとの放送ができるようになります。     地上デジタルテレビ放送(12セグ)はフルハイビジョン・5.1chの高画質・ 高音質の放送に使用され、ワンセグは携帯電話端末のような小画面向けの簡易 動画に使用されます。表示能力を比較してみましょう。 (1)解像度  地上デジタルテレビ放送(12セグ)は解像度が最大で横1920×縦1080plxelの 画素数(言わば「ドット」です。)で表示されるのに対して、ワンセグは携帯 電話など画面が小さい放送のため、横320×縦240pixelという低解像度です。  なお、現在の地上アナログテレビ放送は、横720×縦480の画素数です。 (2)フレーム数  地上デジタルテレビ放送(12セグ)は1秒間に30フレーム数(言わば画像の数) であるのに対して、ワンセグは1秒間に15フレームしかありません。  これらを比較してみますと次のようになります。 ●地上デジタルテレビ(12セグ) 解像度   1920×1080pixel フレーム数 30フレーム 特徴    小さな文字等も見やすく、滑からな動きの画像 ●ワンセグ 解像度   320×240pixel フレーム数 15フレーム 特徴    小さな文字は見にくい。滑らかな画像ではない。 ★……………………………………………………………………………………………        ALL JAコンテスト開催日が変わります! ……………………………………………………………………………………………★  ご存じのとおり、昨年までALL JAコンテストは天皇誕生日(昭和天皇)であ った4月28日から4月29日に開催されてきました。  しかし、参加しやすい土・日曜日に開催してほしいという多くの会員から の要望がJARLに寄せられ、これにこたえて平成21年からは4月の最終土曜日 21時から翌日の21時まで開催ということになりました。 (平成20年11月に開催の第506回理事会で規程改正)  今年のカレンダーには4月25日から26日にALL JAコンテスト開催と書き込 んでおいてください!! ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/allja_test.htm ★……………………………………………………………………………………………        2009年の全日本ARDF競技大会は茨城県で開催 ……………………………………………………………………………………………★  2009年全日本ARDF競技大会の開催場所については平成20年9月に開催さ れた理事会で北陸地方本部内が候補予定となりましたが、このたび開催さ れた第506回理事会(平成20年11月)で改めてこのことについて協議された 結果、2009年の全日本ARDF競技大会は、関東地方本部内とし、茨城県支部 を中心に進めていくことで了承されました。  詳細は決定次第お知らせいたします。 ★……………………………………………………………………………………………  JARL NEWS2009年冬号掲載     「2009年ALL JA0 3.5MHz/7MHzコンテスト」記事訂正とお詫び ……………………………………………………………………………………………★  「JARL NEWS」2009年冬号掲載記事(p.123)におきまして,長野県支部主催 の「2009年ALLJA03.5MHz/7MHzコンテスト」(3月14日,15日開催)に「新潟県」 の見出しを誤ってついてしまいました。  また,規約の変更箇所が一部反映されていなかった点もありました。  あわせてお詫び申し上げます。  規約の変更点については,以下のとおりです。 ○当初行事予定から開催日を変更 ○マルチに関する部分で,自局が管外局の場合「異なる局のみ」から「異な  る0エリアの呼出符号の局および0エリア内から運用する局のみ」に変更 ○電子ログでの提出可。書類を郵送する場合は,日本郵便を推奨する旨を追加  変更後の規約等につきましては,長野県支部HPをご覧ください 「JARL NAGANO WEB」http://jarl-nn.asama.net/index.php                       (JARL広報課/長野県支部) ★……………………………………………………………………………………………  ARISS Japanが長期滞在クルー若田光一宇宙飛行士、野口聡一宇宙飛行士、  および古川 聡宇宙飛行士とのスクールコンタクト実施団体を募集 ……………………………………………………………………………………………★  2009年2月から3か月間、国際宇宙ステーションに日本人初の長期滞在 クルーとして若田光一宇宙飛行士が搭乗します。  今回の長期滞在ミッションは、日本の宇宙実験棟「きぼう」の船外実験設備 組み立て作業を主とするものです。  若田宇宙飛行士は、アマチュア無線を学生時代の趣味の一つとしていた経験が あります。  NASAは若田宇宙飛行士の長期滞在のミッションの中に「日本の各地の学校等と の日本語によるARISSスクールコンタクト」の実施を組み込んでおり、若田宇宙 飛行士と日本の多数の学校等とのARISSスクールコンタクトの実施が期待されて います。  その後、2009年後半から2010年前半にかけて、長期滞在クルーとして、6カ月 間の長期滞在が予定されている野口聡一宇宙飛行士の滞在期間および、2011年春 ごろから6か月間の長期滞在が予定されている古川 聡宇宙飛行士の滞在期間に も、同様に日本の各地の学校等とのスクールコンタクトが組み込まれています。  ARISS Japanでは、若田・野口・古川宇宙飛行士とのスクールコンタクトの実施 を希望している、学校や団体の募集を広くおこなっています。  お知り合いの学校や教育施設等で、若田・野口・古川宇宙飛行士との交信に 関心を示している団体がありましたら、ぜひみなさんも積極的に協力をしていた だき、子供たちの交信のサポートをお願いいたします。  なお、ARISSスクールコンタクトの詳細に関するお問い合わせは、 ariss(アットマーク)jarl.or.jp までお願いします。 【URL】http://www.jarl.or.jp/ariss/index.html ※上記メールアドレスは、スパムメール防止のため、「@」を(アットマーク) と表記しています。 ★……………………………………………………………………………………………        野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ……………………………………………………………………………………………★  野山など公共の場でアマチュア無線を運用する場合は、自然環境の保全に 配慮してください。とりわけアンテナの設置や発電機の騒音発生にあたって は周辺に迷惑をかけないように気をつけてください。  運用が終了したら撤収後の掃除なども忘れないようにしてください。ゴミ などは必ず持ち帰るようにしてください。来たときよりも綺麗にして帰るぐ らいの意気込みで、自分で出したゴミ以外のゴミでも進んで持って帰るよう にしてください。 ★……………………………………………………………………………………………    不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」     【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ……………………………………………………………………………………………★  あきらかに業務用と思われる通信をはじめ、音楽を流してレピータを妨害 したり、バンドプランを無視した運用など、アマチュアバンドに不法局が 出没しています。これらの不法局を追い出すための、とても良い方法があり ます。  それはみんなで「コールサインを言う」という、とても簡単なことなので す。コールサインの送出は、無線局運用規則で義務付けられています。  あなたはコールサインを言わずに交信していることがありませんか?  もし、そのような交信をしていたら、それを聞いている他の局は、あなた が「正規のアマチュア局」なのか、「免許を受けていない不法無線局」なの か判断できません。  そのような状況は不法無線局にとって、たいへん都合がよく、あなたは 不法無線局が出没しやすい環境をつくっていることになってしまいます。  みんなで、交信のときはコールサインを必ず言うことによって、不法局を 追い出そうではありませんか。 ▽「みんなで不法局を追い出そう!!」  http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/denshou/callsign.htm ★……………………………………………………………………………………………      2009年2月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・オリーブ100年祭(8J5OLIVE、H20/04/01〜H21/03/31) ・Project KDES 2008(8J1AXA、H20/05/01〜H21/03/31) ・第8回西日本ハムフェア(8J6HAM、H20/12/20〜H21/03/08) ・第51回JARL通常総会(8N8TKS、H21/01/17〜H21/05/24) ★……………………………………………………………………………………………          青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する全国 の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成21年3月末日までの間(平成20年度)については、平成20年4月1日の 時点で18歳未満の方(平成2年4月2日以降に生まれ方)を対象としており ます。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………            QSLビューローからのお願い ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。このような作業をおこないながら、大量のQSLカードを 正確かつ迅速に送るためには会員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」、  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 事故の原因となりますので、QSLマネージャーを経由して送る場合は、  QSLカードの6枠(8枠)の左に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠  内にはQSLマネージャーのコールサインを書いてください。 6. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社よりお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ダイオード&トランジスタがわかる本(1月21日発売) 中山 昇 著 B5判 128ページ 定価2,100円 本書は、ダイオードと、トランジスタの基本的な動作とその使い方を解説しています。 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/15/15251.html ■エレキジャック No.10(1月24日発売) B5判 176ページ 基板付き 定価1,470円 第1特集 太陽電池を使った電子工作 第2特集 音で( ̄ー ̄)ニヤリとさせる四つの方法 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQZ200902.html ■SH-2マイコンで学ぶ組み込み開発入門(1月24日発売) Interface編集部 編 B5判 232ページ 定価2,310円 組み込みシステム開発を始める第一歩として、ルネサス テクノロジ製SH-2シリーズで 最も使われている32ビットマイコン「SH7144」を取り上げ,SH-2マイコンのしくみから MP3プレーヤなどの製作事例などを解説します。 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MIF/MIFZ200903.html ■CQ ham radio 2月号(1月19日発売) 特集「最新ハンディトランシーバー活用術」 綴じ込み付録 保存版・最新JCC/JCGリスト 定価890円(税込) http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQ200902.html ■エレキジャック No.10(1月24日発売) 第1第1特集 太陽電池を使った電子工作 第2特集 音で( ̄ー ̄)ニヤリとさせる四つの方法 基板付き 定価1,470円(税込) http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQZ200902.html ■Interface 3月号(1月24日発売) 特集「はじめてのマイコン活用基礎の基礎 」 定価980円(税込) http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MIF/MIF200903.html 【お求めは、全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co.jp/ ※ 発売日は、東京都内発売を基準にしております。地域により、発売が異なること がありますので、あらかじめご了承願います。 CQ出版(株) 販売促進室 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2 TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106 E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)と表記して います。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSの今後の発行予定について   JARL NEWS2009年春号は、第51回通常総会議案掲載の関係で、2009年5月 上旬に発行の予定です。     ◆このメールマガジンは、JARL 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