■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第73号 ----- 2008/12/22 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  2008年も残すところ10日を切りました。  アマチュア無線の世界では、世界の研究機関からのソーラーサイクル24の スタート宣言に始まって、来るべき7MHz帯の拡大、長波帯135kHzの配分等に 関する総務省の意見募集、日本人宇宙飛行士のスクールコンタクト実施の 決定(2009年3月から)など、さまざまなビッグニュースが見られた年です。  皆様にとって、2008年はどのような年だったでしょうか。  2009年のアマチュア無線の世界がますます賑やかになることを祈念して、 2008年最後のメールマガジンをお送りします。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★ARISSが有人宇宙飛行による宇宙でのアマチュア無線運用25周年記念証を発行 ★事務局休業のお知らせ、および年末年始のQSLカード送付に関するお願い ★【豆知識】長波帯なるほど百科 ★BSアンテナを設置される方々へのご注意 ★平成20年度会員増強キャンペーン実施中 ★青少年の科学への興味を引き出すことを目標とした各種学会等との連携・  合同活動 第1回「おもしろ科学教室」(名古屋大学)にイベント協力 ★第62回QSOパーティー規約 ★ALL JAコンテスト開催日が変わります! ★来年の全日本ARDF競技大会は茨城県で開催 ★2009年のアンテナ第三者賠償保険受付を終了しました ★お詫びと訂正 ★ARISS Japanが長期滞在クルー若田光一宇宙飛行士、野口聡一宇宙飛行士、  および古川 聡宇宙飛行士とのスクールコンタクト実施団体を募集 ★野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ★不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」  【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ★2008年12月〜2009年1月上旬に運用のJARLの記念局情報 ★青少年に対する助成・申請受付について ★QSLビューローからのお願い ------------------------------------------------------------------------ ★…………………………………………………………………………………………… ARISSが有人宇宙飛行による宇宙でのアマチュア無線運用25周年記念証を発行 ……………………………………………………………………………………………★  有人宇宙飛行による宇宙からのアマチュア無線運用は、1983年11月28日〜 12月8日のスペースシャトル・コロンビア号のSTS-9ミッションにおける運用 からスタートしこのほど25周年を迎えました。  ARISSでは、宇宙におけるアマチュア無線の25周年を記念して、2008年11月 30日〜2009年1月15日の間、国際宇宙ステーションのアマチュア局との交受 信し、返信用切手を同封した報告書を送付してくださった方に25周年記念証 を発行します。 ●宇宙からのアマチュア無線25周年記念証 【ルール】  国際宇宙ステーション(ISS)との、音声、パケット(APRS)、音声レピータに よる交信。 ARISSの通信モード(音声、SSTV、スクールコンタクト、音声レピ ータ、デジタル)によるISSからの信号の受信。 【有効期間】2008年11月30日〜2009年1月15日 【報告事項】 A)通信日時、運用モード(SSTV, 音声、スクールコンタクト、等)、および交信、  受信の別。 B)報告者の、郵便番号、住所、氏名および、姓名のローマ字表記(必ず記載し  てください) 【報告方法】  返送用切手(140円分)をARISS JAPAN QSL担当(JARL国際課)へ送付してく ださい(返送用封筒は不要です)。  送付封筒の表面に「ARISS 25周年記念証申請」と明記。なお記念証は、実施 期間終了の2〜3カ月後には発行される予定です。 【締切】2009年1月31日(消印有効) --------------------------------------------------------------------- 【期間中の国際宇宙ステーションのアマチュア局運用情報】 ・12月15月〜19日  国際宇宙ステーションのアマチュア局は、145.825MHzで1200bpsのパケット 通信をおこなう予定です。PCSAT(AO-51)との構成ができれば、ダブルホッ プのAPRSが可能です。 ・12月21日〜26日  クロスバンド・レピータモードの運用を計画しています。  アップリンク:145.99MHz(トーン=67.0Hz)  ダウンリンク:437.80MHz(ローパワーモード)  ただし、この週には船外活動(22日)が計画されており、この日は運用をお こないません。 ・12月28日〜2009年1月3日  特別実験のためのクロスバンド・リピータ運用を計画しています。これまで 実験していなかったLバンドによるアップリンクのテストをおこないます。  アップリンク:1269.65MHz。  ダウンリンク:145.80MHz(ローパワーモード)  国際宇宙ステーションのアマチュア局のLバンドシステムのケーブル損失を しのぐ、アップリンクとドップラー補正があれば通信は成功すると思われます。 ---------------------------------------------------------------------- 【参考】 ●国際宇宙ステーション開設局のコールサインなど FM音声交信(アメリカ局):NA1SS FM音声交信(ロシア局):RS0ISS, RZ3DZR FM音声交信(ヨーロッパ局): DP0ISS, OR4ISS FMパケット(BBS/メールボックス):RS0ISS-11 FMパケット(APRS unproto alias):ARISS ●国際宇宙ステーションが使用する交受信周波数 ダウンリンク(FM音声・パケット・SSTV):145.80MHz (全世界共通) 音声アップリンク:144.49MHz (IARU R2/R3) パケットアップリンク:145.99MHz(全世界共通) パケット(シンプレックス)/SSTV:145.825MHz(全世界共通) クロスバンド中継器ダウンリンク:145.80MHz (全世界共通) クロスバンド中継器アップリンク:437.80MHz (全世界共通) ★……………………………………………………………………………………………  事務局休業のお知らせ、および年末年始のQSLカード送付に関するお願い ……………………………………………………………………………………………★  年末年始は12月29日から1月4日までをJARL事務局の年末年始の休業とし、 新年は1月5日(月)から業務を開始します。  また年末年始、郵便局や宅配会社では年賀郵便物等の増加でたいへん混み 合います。QSLビューローあてのカードのご送付は、事故防止のため年末年始 をさけ、新年1月5日以降にご送付ください。  皆様のご協力をお願い致します。 ★……………………………………………………………………………………………           【豆知識】長波帯なるほど百科 ……………………………………………………………………………………………★  総務省は、アマチュア局に関する規定の整備のため、無線設備規則の一部 を改正する省令案について、平成20年11月13日(木)から同年12月12日(金)ま での間、意見の募集をおこないました。  この省令案では、アマチュア無線家の長年の悲願であった、7MHz帯拡大に 加えて長波帯135kHzのアマチュアバンドの分配の部分がありました。 ■長波帯は現在どのように使われているのだろう?  長波帯(30kHz〜300kHz)の周波数は、現在どのように使われているので しょうか?  現時点での日本の周波数割当計画を超長波帯(30kHz未満)や中波帯の低い 周波数も含めて見てみましょう。 ------------------------------------------------------------ 周波数  業務種別      公表されているおもな用途 0〜9kHz    分配されていない 9〜14kHz     無線航行      (オメガ局に使われていた) 14〜19.95kHz   固定、海上移動 19.95〜20.05kHz  標準周波数報時 20.05〜39kHz   固定、海上移動 39〜41kHz    標準周波数報時    JJY、福島長波局に使用中 41〜59kHz    固定、海上移動 59〜61kHz    標準周波数報時 61〜70kHz    固定、海上移動    JJY、九州長波局に使用中 70〜72kHz    無線航行      (デッカ局に使われていた) 72〜84kHz    固定、海上移動         ↑ 84〜86kHz    無線航行            ↑ 86〜90kHz    固定、海上移動         ↑ 90〜110kHz    無線航行       ロランC局に使用中 110〜112kHz   固定、海上移動   (デッカ局に使われていた) 112〜117.6kHz  無線航行            ↑ 117.6〜126kHz  固定、海上移動         ↑ 126〜129kHz   無線航行            ↑ 129〜160kHz   固定、海上移動、無線航行 160〜200kHz   航空無線航行 200〜285kHz   航空移動、航空無線航行    NDB局 285〜325kHz   海上無線航行、航空無線航行  NDB局、DGPS局 -------------------------------------------------------------  ロシアやモンゴル、ヨーロッパ圏の国には、長波帯の電波を使った ラジオ放送をおこなっているところもありますが、日本における用途は、 ご覧のように「無線航行」(海上、航空関係)関係の用途が中心です。  長波帯の上の方の周波数から、中波帯の下の方の周波数付近では、 ディファレンシャルGPS局や航空無線航行用の無指向性無線標識(NDB、 モールスで欧文2文字のIDを送信しています)も運用されています。  また長波帯は現在、鉄道関係の誘導無線システムをはじめ、一部の 照明機器(高周波利用設備として)などにも活用されています。  ここでは長波帯の代表的な局を紹介しましょう。 ●標準電波局JJY  電波時計でもおなじみの標準電波局です。情報通信研究機構(NICT) が運用管理をおこなっている局で、福島局(40kHz)と九州局(60kHz) があります。  皆さんもご存知かと思いますが、「JJY」の3文字は標準電波局の コールサインでであり、特に語源がある名称ではありません。  JJYは平成13年3月31日まで、短波帯での運用もおこなわれていたた め、アマチュア無線家の間でも非常になじみの深い局の一つです。  現在の長波帯JJYの前身となった、実験局JG2ASは郵政省電波研究所 (現在のNICT)によって昭和45年10月12日から、日本電信電話公社 (現在のNTT)検見川送信所で運用が開始され、その後、同公社名崎 送信所への移転はありましたが、平成11年6月9日まで、実用化実験 がおこなわれました。  そして、実験局JG2ASは運用は平成11年6月9日に終了され、翌6月 10日に福島県の大鷹鳥谷山(おおたかどややま)に開設した、JJY長波 局として運用を開始。また九州局については、平成13年10月1日から運 用を開始して、2送信所の体制で現在に至っています。 ○大鷹鳥谷山送信所(福島局) 1.施設の所在地   福島県田村市都路町/同双葉郡川内村境界の   大鷹鳥谷山山頂付近   標高 約790m   北緯 37度22分21秒   東経 140度50分56秒 2.送信施設概要   送信所名称:独立行政法人情報通信研究機構           おおたかどや山標準電波送信所   空中線電力:50kW(アンテナ効率約25%)   電波型式:A1B   送信周波数:40kHz   総敷地面積:約88,668平方メートル   アンテナ施設:地上高250m傘型   運用:連続運用      (機器の保守点検、落雷対策時を除く) ○羽金山送信所(九州局) 1.施設の所在地   佐賀県佐賀市富士町/福岡県前原市境界の   羽金山(はがねやま)山頂付近   標高 約900m   北緯 33度27分56秒   東経 130度10分32秒 2.送信施設概要   送信所名称:独立行政法人情報通信研究機構           はがね山標準電波送信所   空中線電力:50kW(アンテナ効率約45%)   電波型式:A1B   送信周波数:60kHz   総敷地面積:約115,803平方メートル   アンテナ施設:地上高200m傘型   運用:連続運用      (機器の保守点検、落雷対策時を除く) ▽NICT日本標準時プロジェクトのサイト http://jjy.nict.go.jp/index.html ●ロランC  双曲線電波航法システムは船舶航行に古くから使用されてきた測位シス テムです。  「2つの焦点からの距離の差が一定となる」という、双曲線の性質を利 用し、複数局からの電波の到達時間差で局間の距離差を求め、双曲線の交 点から位置情報を知るというものです。    「双曲線電波航法」の測位システムには以前、8局で全世界をカバーする、 「オメガ」(1997年廃止)、主に国内沿岸をカバーする「デッカ」(2001年 廃止)、「ロラン」があり、「ロラン」にはAとCの2種類のシステムがあ りました。 ▽ロランAを例にした双曲線電波航法の解説  (独立行政法人航海訓練所のサイト) http://www.kohkun.go.jp/knowledge/navigation/position/position_4.html  「ロランA」は中波帯(1750〜1950kHz)を使用したもので、「ロランC」 は長波帯を使用したものです。  中波帯を使用した「ロランA」があったころ、1.9MHz帯アマチュアバン ドは「ロランA」の信号の混信に悩まされました。  「ロランA」は1997年に、現在も運用中の「ロランC」にその役割を譲 って廃止されました。  「ロランC」は100kHzの電波を使用しています。  現在、電波航法はGPSへの移行が進んでいますが、ロランCシステムは韓国、 中国、ロシアなど近隣諸国とのチェーンもできているため、現在も国内をは じめ近隣諸国に、この測位システムを利用している船舶が見られるようです。   【ロランCシステムの概要】 http://www.kaiho.mlit.go.jp/syoukai/soshiki/toudai/lolanc/ http://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/chiba-loran/             ★      ★  このように、長波帯はアマチュア無線家にとって、これまであまりなじみ のない周波数でしたが、地味ですが重要な分野で活用されている周波数なの です。 ★……………………………………………………………………………………………         BSアンテナを設置される方々へのご注意 ……………………………………………………………………………………………★  アマチュア無線家の皆様方には、BSアンテナをご自身で取り付けられて いるケースも多いと思いますので、重要な内容としてお知らせします。  総務省は、一部の形態のBS放送受信システムで、平成23年以降に使用開始を 予定しているBS21チャンネル及び23チャンネルの電波を受信した際に、同シス テムから漏えいした電波が他の無線システム等に干渉を与える可能性があると いう事実を確認し、関係事業者とともに対策のための連絡会を開催し、具体的 な対策の検討を開始したと、平成20年5月30日付けで報道発表していました。  このたび同連絡会において、携帯電話等との干渉防止と良好なBS放送受信シ ステムの設置のために注意点を取りまとめ、平成20年12月17日付けで報道発表 をおこない、放送受信システム施工業者等に向けて周知広報をおこなってい ます。  もちろん、この症例はご自身で設置されたBS受信設備においても発生する 可能性があることから、すでに「BSアンテナの設置をされている方」や「これ から自分で取り付けようとお考えの方」も、同連絡会の「BS放送受信システム から携帯電話への干渉を防止するために」の資料をよくお読みになり十分に 注意してください。 「BS放送受信システムから携帯電話への干渉を防止するために」(PDF型式) http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/pdf/081217_2_bs.pdf ---------------------------------------------------------------------- 【背景】平成20年5月30日付報道発表より抜粋  現在、我が国には、BS放送用周波数として、国際調整手続を経て12周波数が 割り当てられていますが、このうち4周波数(17、19、21および23チャンネル) については現在使用されておらず、平成19年7月の電波監理審議会答申を受け、 平成23年以降、BSデジタル放送のために使用を開始することが決定されたとこ ろです。  これを受け、平成20年1月末から2月初めにかけて、これらの4周波数のう ち2周波数(21チャンネル及び23チャンネル)を使用して、現在情報通信審議 会において審議されているBSデジタル放送等に適用可能な新たな放送方式の検 討のための実験電波を発射したところ、携帯電話サービスを提供する電気通信 事業者から、携帯電話(1.5GHz帯PDC)基地局の一部において受信障害が発生 しているとの報告があったため、同実験を直ちに停止しました。  その後、関係者及び総務省が協力して実態調査を行ったところ、屋外設置型 のBS放送受信用増幅器を使用している一部の形態のBS放送受信システムで、BS 21または23チャンネルの電波を受信した際に、同システムから漏えいした電波 が既存の携帯電話等の無線システム等に干渉を与える可能性があるという事実 を確認しました。 ---------------------------------------------------------------------- ▽総務省の報道発表 http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/081217_2.html ★……………………………………………………………………………………………       平成20年度会員増強キャンペーン実施中 ……………………………………………………………………………………………★  平成20年11月1日〜12月末日まで、平成20年度のJARL会員増強キャンペーン を実施中です。  キャンペーン期間中にJARLに正員・准員として会員期間1年以上で新たにご 入会いただいた方に、もれなくJARL特製グッズをプレゼントいたします。  なお正員・准員として新たに半年間のご入会、または家族会員として新たに ご入会いただいた方にもJARLグッズをプレゼントします。  メールマガジン読者の皆様には、JARL未入会の方に、ぜひ入会をお勧めいた だきますようお願いいたします。 【問い合わせ先】JARL会員事業課 電話03-5395-3109 E-mail:kaiin(アットマーク)jarl.or.jp ※スパムメール防止のため、上記アドレスは「@」を(アットマーク)と 表記しています。 ★……………………………………………………………………………………………  青少年の科学への興味を引き出すことを目標とした各種学会等との連携・  合同活動 第1回「おもしろ科学教室」(名古屋大学)にイベント協力             (東海地方本部) ……………………………………………………………………………………………★  国立大学法人名古屋大学東山キャンパス(名古屋市千種区不老町)内「IB 電子情報館」大講義室で、平成21年1月12日(月)、第1回「おもしろ科学 教室」が開催されます。  この「おもしろ科学教室」は、応用物理学会東海支部、電気学会東海支部、 電子情報通信学会東海支部、日本アマチュア無線連盟東海地方本部、日本赤外 線学会、日本物理学会名古屋支部、プラズマ・核融合学会、日本弁理士会東海 支部、NPO法人アスクネット、名古屋大学、愛知県の主催、JSTイノベーション プラザ東海の共催、中日新聞社、NHK名古屋放送局の後援で「日本の次世代科 学技術を担う青少年の科学啓発のための学協会等連携による地域社会を対象 とした科学技術理解増進を趣旨」として開催されるものです。  イベントは「小学生」「中学生」「高校生」を対象として、「理科のおもし ろさや楽しさを体験し、遊びの中で理科の色々な現象に対する興味と関心を持 たせることによって理科好きの子供を育てるため、講演会、工作教室、展示等」 がおこなわれます。  JARL東海地方本部は「キツネを探せ!FOXハンティング」と題して、子供た ちを対象にFMラジオを使ったFOXハンティングを実施します。 ================================================================== 【日時】平成21年1月12日(月)祝日、午後 【場所】名古屋大学IB電子情報館大講義室   (会場は300人ほど収容可能) 【イベントの予定】 13:00 開会式(平野総長挨拶:予定) 13:00〜13:45 講演会:中村光廣准教授(名大理学部)            「ノーベル賞のひみつ素粒子のなぞ」 13:45〜14:45 主催団体による各種展示等 ●核融合・プラズマ学会 「プラズマ放電のくるくるヘリカル」「プラズマボール」 「超伝導技術磁気浮上列車」 ●応用物理学会東海支部 「卓上SEMによるミクロの世界探検」「大気圧プラズマ」 ●名古屋大学 ノーベル賞紹介ビデオ及びパネル ●電気学会東海支部(展示内容検討中) ●日本弁理士会東海支部(13:45から30分) 電子紙芝居「発明」、「特許」ってなあに? ●工作教室、各種イベント (14:45〜16:30、テーマは予定、参加申込は終了しています)  @風船を使ってホバークラフトとロケットを作ろう!   (1年生以上60名、応用物理学会東海支部)  A簡単モーターを使って回転だまし絵を作ろう!   (3年生以上60名、電子情報通信学会東海支部)  B超簡単火災報知機を作ろう!  (5年生以上30名、日本赤外線学会)  Cキツネを探せ!FOXハンティング   (1年生以上50名、日本アマチュア無線連盟東海地方本部) ==================================================================  第1回「おもしろ科学教室」に参加する子供たちの募集は、地元有力紙の 「中日新聞」の12月7日(日)付け折り込みチラシで、愛知県ほか近隣県の 一般家庭(東海地方以外からの参加も可)を対象に12月19日までの間実施さ れました。  なお第1回「おもしろ科学教室」の案内チラシは、JARL Webの次のアドレ スでJARLメールマガジン読者の皆様にもご覧いただけるように掲載していま す(PDF)ので、興味がある方はぜひご覧になってみてください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/20090112-univ-nagoya-event.pdf  また、講演会の聴講や各種展示等の見学については、申込をしなくても 会場スペースの余裕の範囲で自由ですので、申込が間に合わなかったご家庭 の方々も、講演の聴講や展示の見学にでかけてみてはいかがでしょうか。  当日見学の方は会場が満員の場合、入場できない場合がありますのであら かじめご了承ください。  このような「青少年の科学への興味を引き出すことを目標とした各種学会」 や「大学」「自治体」、そしてJARLほかの関連団体の連携・合同計画による 「一般青少年に向けての体験型科学啓蒙イベント」の実施はこれまであまり 前例がなく、今後も各団体の連携・協力を深め「第2回」「第3回」とイベ ントの輪が広がっていくことが大いに期待されます。 ★……………………………………………………………………………………………            第62回QSOパーティー規約 ……………………………………………………………………………………………★  2009年1月2日09:00〜3日21:00、新春恒例の「QSOパーティー」が開催さ れます。QSOパーティーは、平成21年(2009年)で第62回を迎えます。  2009年の新年もご挨拶を兼ねて、みなさんもぜひQSOパーティーをお楽しみ ください。 【規約】=============================== 1.開催日時  2009年1月2日09時00分から3日21時00分(JST) 2.参加資格  アマチュア局およびSWL(アマチュア局の電波を受信する個人をいう。 以下同じ) 3.使用周波数帯  総務省告示「アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」 によるものとする。 4.参加部門  アマチュア局 (コードナンバー………30)  SWL    (コードナンバー………31) 5.交信方法等 (1)呼び出し  電話…CQ NEW YEAR PARTY  電信…CQ NYP  データ、画像、ATV等は、電話や電信に準じる。 (2)交換する通報  RST符号による相手局のシグナルレポート+オペレータの名前 (3)国内局:交信(受信)の相手局は、日本国内および国外のアマチュア局。   国外局:交信(受信)の相手局は、日本国内のアマチュア局に限る。 6.交信上の禁止事項 (1)総務省告示「アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」 の逸脱 (2)レピータの使用 7.書類の提出 (1)完全な交信局数が20局以上のアマチュア局または完全な受信局数が20局以  上のSWLは、JARL制定の「サマリーシート」および「ログシート」(または  A4判で同形式のもの)を使用し、必要事項を記入して提出すること。 (2)提出締切日 2009年2月2日(消印有効) (3)提出先 〒170-8073 JARL会員部運用課QSOパーティー係 8.参加記念品 (1)書類を提出したアマチュア局およびSWLには、希望により記念ステッカー  を贈る。   国内の局が記念ステッカーを希望する場合は、サマリーシートなどを提出  する際、返信用封筒(住所、氏名、呼出符号および郵便番号を明記し、80円  切手を貼った定形封筒)を同封すること。   国外の局が記念ステッカーを希望する場合は、サマリーシートなどを提出  する際、返信用封筒(SAE)と1IRCを同封すること。 (2)次の場合は記念ステッカーを贈らない。  この規約に違反した場合  提出したサマリーシートなどに虚偽の記載があった場合 ★……………………………………………………………………………………………        ALL JAコンテスト開催日が変わります! ……………………………………………………………………………………………★  ご存じのとおり、今年までALL JAコンテストは天皇誕生日(昭和天皇)であ った4月28日から4月29日に開催されてきました。  しかし、参加しやすい土・日曜日に開催してほしいという多くの会員から の要望がJARLに寄せられ、これにこたえて平成21年からは4月の最終土曜日 21時から翌日の21時まで開催ということになりました。 (平成20年11月に開催の第506回理事会で規程改正)  来年のカレンダーには4月25日から26日にALL JAコンテスト開催と書き込 んでおいてください!! ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/allja_test.htm ★……………………………………………………………………………………………        来年の全日本ARDF競技大会は茨城県で開催 ……………………………………………………………………………………………★  2009年全日本ARDF競技大会の開催場所については平成20年9月に開催さ れた理事会で北陸地方本部内が候補予定となりましたが、このたび開催さ れた第506回理事会(平成20年11月)で改めてこのことについて協議された 結果、2009年の全日本ARDF競技大会は、関東地方本部内とし、茨城県支部 を中心に進めていくことで了承されました。  詳細は決定次第お知らせいたします。 ★……………………………………………………………………………………………    2009年のアンテナ第三者賠償保険受付を終了しました ……………………………………………………………………………………………★  2009年のJARLのアンテナ第三者賠償保険(施設賠償責任保険)制度につき ましては、JARL会員を対象に加入者を募集しましたが、受付は2008年12月10 日をもって終了しました。  今回のお申し込みによる、2009年のJARL賠償責任保険の保険期間は2009年 1月1日午後4時から2010年1月1日午後4時までです。  なお、本賠償責任保険は中途からの加入はできませんのでご了承ください。 ★……………………………………………………………………………………………               お詫びと訂正 ……………………………………………………………………………………………★  JARL NEWS2008年秋号82ページの「PSK31やWSJTの免許申請について」の記 事の表記に誤りがありました。 @WSJTの電波型式をF1Bと表記していますが、F1Dの誤りです。 A左段12行目からの文章  したがって、これらが表記されていれば電波型式としては許可を受けてい ることになります。  一方、・・・(以下略)・・・・      ★   ★  お詫びのうえ、訂正いたします。 ★……………………………………………………………………………………………  ARISS Japanが長期滞在クルー若田光一宇宙飛行士、野口聡一宇宙飛行士、  および古川 聡宇宙飛行士とのスクールコンタクト実施団体を募集 ……………………………………………………………………………………………★  2009年2月から3か月間、国際宇宙ステーションに日本人初の長期滞在 クルーとして若田光一宇宙飛行士が搭乗します。  今回の長期滞在ミッションは、日本の宇宙実験棟「きぼう」の船外実験設備 組み立て作業を主とするものです。  若田宇宙飛行士は、アマチュア無線を学生時代の趣味の一つとしていた経験が あります。  NASAは若田宇宙飛行士の長期滞在のミッションの中に「日本の各地の学校等と の日本語によるARISSスクールコンタクト」の実施を組み込んでおり、若田宇宙 飛行士と日本の多数の学校等とのARISSスクールコンタクトの実施が期待されて います。  その後、2009年後半から2010年前半にかけて、長期滞在クルーとして、6カ月 間の長期滞在が予定されている野口聡一宇宙飛行士の滞在期間および、2011年春 ごろから6か月間の長期滞在が予定されている古川 聡宇宙飛行士の滞在期間に も、同様に日本の各地の学校等とのスクールコンタクトが組み込まれています。  ARISS Japanでは、若田・野口・古川宇宙飛行士とのスクールコンタクトの実施 を希望している、学校や団体の募集を広くおこなっています。  お知り合いの学校や教育施設等で、若田・野口・古川宇宙飛行士との交信に 関心を示している団体がありましたら、ぜひみなさんも積極的に協力をしていた だき、子供たちの交信のサポートをお願いいたします。  なお、ARISSスクールコンタクトの詳細に関するお問い合わせは、 ariss(アットマーク)jarl.or.jp までお願いします。 【URL】http://www.jarl.or.jp/ariss/index.html ※上記メールアドレスは、スパムメール防止のため、「@」を(アットマーク) と表記しています。 ★……………………………………………………………………………………………        野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ……………………………………………………………………………………………★  野山など公共の場でアマチュア無線を運用する場合は、自然環境の保全に 配慮してください。とりわけアンテナの設置や発電機の騒音発生にあたって は周辺に迷惑をかけないように気をつけてください。  運用が終了したら撤収後の掃除なども忘れないようにしてください。ゴミ などは必ず持ち帰るようにしてください。来たときよりも綺麗にして帰るぐ らいの意気込みで、自分で出したゴミ以外のゴミでも進んで持って帰るよう にしてください。 ★……………………………………………………………………………………………    不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」     【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ……………………………………………………………………………………………★  あきらかに業務用と思われる通信をはじめ、音楽を流してレピータを妨害 したり、バンドプランを無視した運用など、アマチュアバンドに不法局が 出没しています。これらの不法局を追い出すための、とても良い方法があり ます。  それはみんなで「コールサインを言う」という、とても簡単なことなので す。コールサインの送出は、無線局運用規則で義務付けられています。  あなたはコールサインを言わずに交信していることがありませんか?  もし、そのような交信をしていたら、それを聞いている他の局は、あなた が「正規のアマチュア局」なのか、「免許を受けていない不法無線局」なの か判断できません。  そのような状況は不法無線局にとって、たいへん都合がよく、あなたは 不法無線局が出没しやすい環境をつくっていることになってしまいます。  みんなで、交信のときはコールサインを必ず言うことによって、不法局を 追い出そうではありませんか。 ▽「みんなで不法局を追い出そう!!」キャンペーンのページ  http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/denshou/callsign.htm ★……………………………………………………………………………………………      2008年12月〜2009年1月上旬に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・オリーブ100年祭(8J5OLIVE、H20/04/01〜H21/03/31) ・Project KDES 2008(8J1AXA、H20/05/01〜H21/03/31) ・妙高市合併3周年記念・新潟県支部大会妙高開催(8JφMYOKO、H20/06/01  〜H21/01/03) ・第8回西日本ハムフェア(8J6HAM、H20/12/20〜H21/03/08) ★……………………………………………………………………………………………          青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する全国 の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成21年3月末日までの間(平成20年度)については、平成20年4月1日の 時点で18歳未満の方(平成2年4月2日以降に生まれ方)を対象としており ます。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………            QSLビューローからのお願い ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。このような作業をおこないながら、大量のQSLカードを 正確かつ迅速に送るためには会員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」、  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 事故の原因となりますので、QSLマネージャーを経由して送る場合は、  QSLカードの6枠(8枠)の左に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠  内にはQSLマネージャーのコールサインを書いてください。 6. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社よりお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■第4級ハム国試 要点マスター'09(12月15日発売) CQ ham radio編集部 編 A6判 356ページ 定価1,050円 2008年に出題された第4級アマチュア無線技士の試験問題をすべて網羅し、各問題の 答えおよびその要点をわかりやすく解説した受験参考書です。 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/13/13891.html ■第3級ハム国試 要点マスター'09(12月15日発売) 野口 幸雄 著 A6判 288ページ 定価1,050円 「新試験制度」に対応させ、試験問題を分野ごとにまとめて整理し、既出問題集と しての役目をもった部分と、各問題で答えを導き出すための要点をわかりやすく解説 した解説集としての部分をもつ受験参考書です。 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/13/13901.html ■CQ ham radio 1月号(12月19日発売) 第特集「2009年のアマチュア無線界」 特別号定価980円(税込) http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQ200901.html 【お求めは、全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co.jp/ ※発売日は、東京都内発売を基準にしております。地域により、発売が異なること  がありますので、あらかじめご了承願います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆2008 Microwave Workshops & Exhibition 出展のお知らせ◆◆ 11月26日(水)〜28日(金)の3日間、パシフィコ横浜 アネックスホールF201−F206 会議室において、「2008 Microwave Workshops & Exhibition」が開催されます。 ご来場の際は、ぜひ当社ブースにお立ち寄りください。 http://www.cqpub.co.jp/event/mwe/2008.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ CQ出版(株) 販売促進室 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2 TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106 E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)と表記して います。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSの今後の発行予定について   JARL NEWS2009年冬号は、2009年1月1日に発行の予定です。     ◆このメールマガジンは、JARL Eメール転送サービスに登録された方をはじめ、   JARL Webから配信の登録手続きをいただいた会員の方に配信しております。   配信登録のページにはJARL Webのトップページから入ることができますので、   お知り合いのJARL会員の方で、本メールマガジンの配信を希望される方が、   いらっしゃれば、教えてあげてください。 http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/mailmagazine.html  ◆配信解除につきましては、下記よりお願いします。   http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/  ◆過去のメールマガジンは下記のページをご覧ください。   http://www.jarl.or.jp/mailmagazine/jarl-mail-magazine.htm  ◆発行・編集 日本アマチュア無線連盟 ..........................................................................  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