■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第49号 ----- 2007/12/20 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  2007年もいよいよラストスパートとなりました。  商店街やホームセンターの店頭などにも、華やかなクリスマスイルミ ネーションとともに、お正月飾りが目立つようになりました。  このところ、夜半から早朝にかけての強い冷え込み、お昼も気温が上 がらない日々が続いています。そのような季節、読者のみなさんも体調 には十分に注意されて、風邪など召しませんように、年末年始を迎えら れますことを祈念しております。  来るべき2008年に向けて、私たちが最も気になっている、ソーラーサイ クル24ですが、後述の記事にもご紹介しているようにソーラーサイクルの ちょうど切り替わりの時期にある模様です。  太陽の活動は自然が織りなす現象であり、まだその活動自身の原因が 解明されていない部分も多いようですが、数々の観測データの分析の結果、 太陽の活動は、確実に次のサイクルに向かって進行しているということ ですので、近々の「ソーラーサイクル24」のスタートを大いに期待したい ところですね。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★第61回QSOパーティーに奮ってご参加ください ★最近の太陽黒点数の動向 ★総務省「電波利用電子申請・届出システム」がWindows Vistaに対応 ★DX News ★JARL会員局名録08−09年版発行(2008年1月下旬発行予定)のご案内 ★平成20年4月1日から無線従事者免許申請書が変わります ★【電波おもしろ豆知識】コミュニティFM局について調べてみました ★2007年1月に運用の記念局情報 ★News Topics ★学習研究社大人の科学シリーズ「真空管アンプ」を作ってみました ★ホテル宿泊割引のご利用について ★ふじ3号(FO-29)の現状と運用について ★青少年に対する助成・申請受付について ★年末年始のQSLカード送付に関するお願い ★QSLビューローからのお願い ★JARL事務局年末年始の休業について ★局免の満了日をお知らせください ★CQ出版社よりお知らせ ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………         第61回QSOパーティーに奮ってご参加ください ……………………………………………………………………………………………★  2008年1月2日09:00〜3日21:00(JST)、新春恒例の「QSOパーティー」を 開催します。今年で61回目を迎えるQSOパーティールールは昨年と同じです。  「新年のごあいさつ」、「2008年のQSO始め」として、多くの皆様のご参加 を心よりお待ちしています。  QSOパーティーに参加して20局以上と交信し、SASEを同封した、ログやサマ リーをお送りいただいた方には、参加記念のステッカーをプレゼントします。  2007年のステッカーは、干支の「ネズミ」のかわいらしいステッカーです。  みなさん奮ってご参加ください。 【QSOパーティー規約】  http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/qp/qsoparty.htm 【QSOパーティーに参加しよう】  http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/qp/nyp.htm ★……………………………………………………………………………………………             最近の太陽黒点数の動向 ……………………………………………………………………………………………★  サイクル23は終焉の時期を迎えています。  NOAA(National Oceanic and Atmospheric Administration=アメリカ海洋 大気圏局)の宇宙天気予報センターが発表している太陽黒点数のデータを見 ると、2007年は年頭から、右肩下がりの傾向で太陽黒点数が0になる日が多 くあり、特に10月〜11月にかけて無黒点の日が長期間続きました。  NOAAが発表している、1994年1月1日〜2007年12月11日までの太陽黒点数 を見ると、ソーラーサイクル23が、いよいよ終わりの時期に入り、ソーラー サイクル24がいつ立ち上がるのかが期待されます。  前のソーラーサイクル22は1996年末に終焉を迎えて、新たなソーラーサイ クル23がスタートしていますが、NOAAのデータによると、太陽黒点数はサイ クル22と23の切り替わりの時期、右肩下がりの傾向で1996年9月〜10月に、 無黒点の日が長く続きました。  その後1997年から、右肩上がりの傾向で太陽黒点数は上昇のカーブに転じ ました。 ●久々の太陽黒点群の出現  さて、情報通信研究機構(NICT)は、2007年12月7日付けの宇宙天気ニュー スで、「太陽の東側から、新しい黒点群が上がって来ました。978黒点群です。 太陽写真でも、黒い点がいくつも見えていて、これだけの黒点群が現れたのは、 久しぶりです」と報じています。  その後、さらに太陽の西の端(右端)に、新しく979黒点群が出現して、このと ころ黒点群の出現が続いている模様です。    12月19日現在、978黒点群は太陽面の西の端に隠れ、太陽面はまた無黒点の状 態となっているもようです。  NICTの太陽物理学研究者の方のお話によれば「978および979黒点群は赤道付 近の発生であり、観測データによるとソーラーサイクル24のスタートを示すも のではなく、ソーラーサイクル23末期のものと考えられます」とのことで、 太陽観測データによれば「現在太陽ではソーラーサイクルの転換期の磁場の反 転は確実に進んでいる」そうですが「新しいサイクルを示す太陽黒点は、まだ 発生するに至っていない」ということでした。  ソーラーサイクルの周期は、一般に11年と言われていますが、この周期は早 い場合で9年、遅い場合13〜14年になることもあるようです。  ソーラーサイクル24のスタートはいったいいつになるのか?  今後も太陽の動向には目が離せません。 【情報通信研究機構(NICT)宇宙天気ニュース】  http://swnews.nict.go.jp/swnews.html ★……………………………………………………………………………………………   総務省「電波利用 電子申請・届出システム」がWindows Vistaに対応 ……………………………………………………………………………………………★  政府が開設している、電子政府の総合窓口(e-Gov)は、マイクロソフト社 のWindows Vista OS当時、同OSの対応および、インターネットエクスプロー ラー7での使用ができませんでした。  またe-Govの一部であり、総務省の無線局免許のインターネットを使用して おこなうことができる、「電波利用電子申請・届出システム」についても、 同OS上での使用および、インターネットエクスプローラー7環境下での使用が できませんでした。  e-Govでは、その後公表された、サンマイクロシステムズ社の 「Java Runtime Environment」のセキュリティーの脆弱性への対応および、 インターネットエクスプローラー7への対応をおこない、10月31日から Widnows Vistaへの正式対応を発表しましたが、同日時点で総務省の「電波利 用 電子申請・届出システム」については、インターネットエクスプローラー 7への対応は完了していましたが、Windows Vista OS環境で動作への正式対応 は発表されていませんでした。  そして、総務省はWindows Vistaへの正式対応が12月1日から可能となった と発表しています。  併せて、11月末までこの届出システムに使用している、 「Java Runtime Environment Version 1.4.2_15」 に新たなセキュリティー上の問題が公表されたことから、総務省では改修済み のシステムを使用する場合は、 「Java Runtime Environment 5.0 Update 14を導入する必要がある」 としています。  なお、日本無線協会の国家試験受験電子申請システムについては、12月17日 現在で日本無線協会からは「Windows Vistaへの対応」は発表されていません。 政府「e-Gov 電子政府の総合窓口」 http://www.e-gov.go.jp/ 総務省「電波利用 電子申請・届出システム」 http://www.denpa.soumu.go.jp/public/index.html ★……………………………………………………………………………………………               DX News ……………………………………………………………………………………………★ ●仏領サン・バルテルミー島(FJ)がニューエンティティーに  ARRLは2007年12月12日付けで、カリブ海に浮かぶフランス領の島である、 サン・バルテルミー島(St Barthelemy、プリフィックスFJ)を、338番目の ニューエンティティーとしてDXCC Listに掲載し、2007年12月14日以降の交 信を有効とすると発表しています。  なお、サン・バルテルミー島(FJ)のQSLカードによる申請受付は、2008年 1月1日以降からとなります。  http://www.arrl.org/news/stories/2007/12/19/100/?nc=1 ●南鳥島(JD1/M)  JA6GXK石原さんが12月、再び南鳥島からJD1BMMのコールサインでアクティブ に運用しています。運用時間は、5時から7時(JST)、18時から22時(JST)と のことです。 ●ミクロネシア  JA0VSH丸山さんと奥様のJG0PBJが12月28日から2008年の1月3日まで、ミクロ ネシア連邦のポンペイ州から、それぞれV63KZ、V63MPのコールサインとクラブ コールのV63BBQで運用する。QSLカードは、JA0VSHあて直接、SASEで送ってく ださいとアナウンスしています。 ●ロツマ島  3D2AGのトニーさんが、2008年1月末までの予定で、3D2AG/Pのコールサイン でフィジー諸島共和国のロツマ島から運用を開始しています。QSLカードは、 3D2AGトニーさん本人に送るようアナウンスしています。 ★……………………………………………………………………………………………   JARL会員局名録08−09年版発行(2008年1月下旬発行予定)のご案内 ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは会員の皆さんが開設しているアマチュア無線局相互のコミュニケ ーションの円滑化を目的として、2008年1月下旬に「JARL会員局名録(2008 −2009年版)」を発行します。  今回の会員局名録には、2007年11月7日現在の会員を収録しています。 「JARL会員局名録(2008−2009年版)」は、豊富な資料集などもアップデー トして、定価3,400円 送料600円(予定)で、2008年1月下旬(予定)に発行 します。  なお、2005年4月1日より個人情報保護法が施行されたことにともない、2008 −2009年版からは会員のみへの販売とします。  また、今回からアマチュア無線機器販売店での取り扱いはありません。 ★……………………………………………………………………………………………     平成20年4月1日から無線従事者免許申請書が変わります ……………………………………………………………………………………………★  総務省では、平成20年4月1日から無線従事者免許申請書の様式を変更し ます。  これにより、現行の無線従事者免許申請書は平成20年4月以降、利用でき なくなりますのでご注意願います。特に、  ・平成19年度12月期の第1・2級アマチュア無線技士国家試験に合格され   た方  ・平成19年11月〜平成20年3月開催の第3・4級アマチュア無線技士国家   試験に合格された方  ・平成19年11月〜平成20年3月開催のJARDの養成課程講習会(第3・4級   アマチュア無線技士)を受講されて修了試験に合格された方 の場合、無線従事者免許申請書を提出する時期が、申請書様式の切り替え時 期と重なる可能性がありますので、提出時期に合わせて十分に注意して正し い様式の書類を使用してください。  また、この様式は「新規の無線従事者免許証申請」と「無線従事者免許証 の再交付申請」の共用のものです。無線従事者免許証の再交付申請について も、申請書の提出時期に合わせて正しい様式の書類を使用するようにしてく ださい。 ▽詳細(電波利用ホームページ)  http://www.tele.soumu.go.jp/j/operator/apchange/henko.htm ★……………………………………………………………………………………………      体当たりチャレンジ!【電波おもしろ豆知識】      コミュニティFM局について調べてみました ……………………………………………………………………………………………★  JARLメールマガジン第46号(2007年11月5日号)では、ポータブルオーデ ィオ用のFMトランスミッター購入にともなう、お恥ずかしい失敗談を紹介し ましたが、この時の経験で、あらためて私たちの住まいの身の回りで大変多 くのFM放送がおこなわれていることを身をもって実感したものです。  特に市区町村の範囲等にカバーエリアを限定して放送がおこなわれている、 コミュニティーFM局が大変多いことも十分にわかりました。  そこで、総務省電波利用ホームページの「無線局免許情報」を閲覧して、 コミュニティFM局に関する簡単な分析をおこなってみることにしました。 ●全国の215局のコミュニティFM局(平成19年12月1日現在)に免許  平成19年12月1日現在で、無線局免許情報では215のコミュニティFM局の 免許情報が掲載されています。  なお以下の文中、放送局名から開設団体名がわかりにくい場合、カッコ内 に団体名を併記します。 ●各エリアで最初に開局したコミュニティFM局  日本で最初に免許されたコミュニティFM局は、北海道函館市の「FMいるか」 で、函館山ロープウェイが平成4年12月24日付けで免許を受けて開局しました。  各地方総合通信局(沖縄総合通信事務所)において、それぞれ最初に開局し たコミュニティFM局はつぎのとおりです(カッコ内は開設団体名、市町名)。 【北海道】FMいるか(函館山ロープウェイ、北海道函館市) 【東北】ラジオモンスター(山形コミュニティ放送、山形県山形市) 【関東】湘南ビーチFM(逗子・葉山コミュニティ放送、神奈川県逗子市・葉山町) 【信越】ラジオ チャット(エフエム新津、新潟市) 【北陸】FM-N1(えふえむ・エヌ・ワン、石川県野々市町)  【東海】FM Haro!(エフエム豊橋、愛知県豊橋市) 【近畿】FM HANAKO(エフエムもりぐち、大阪府守口市) 【中国】レディオBINGO(エフエムふくやま、広島県福山市) 【四国】エフエム761(エフエム・サン、香川県坂出市・宇多津町) 【九州】FM791(熊本シティエフエム、熊本県熊本市) 【沖縄】FMたまん(いとまんコミュニティエフエム放送、沖縄県糸満市)  平成19年12月1日、現在、コミュニティFM局は全国の都道府県内の、一部の 市区町村で運用されていますが、「栃木県」と「佐賀県」にはコミュニティ FM局がありません。 ●5W以下の局もあります。  コミュニティFM局は、市区町村などの比較的限られたカバーエリアを対象と して放送がおこなっています。免許される送信パワーは20Wが上限となって います。  コミュニティFM局の多くが、10〜20Wの送信パワーで免許を受けていますが 次の局は、5W以下のパワーでサービスをおこなっています。 所在地      局名(開設団体名名称)          パワー 埼玉県朝霞市   すまいるエフエム             1W 大阪府貝塚市   SENSHU JOLLY FM(貝塚コミュニティ放送)  2W 埼玉県さいたま市 REDS WAVE(エフエム浦和)         3W 東京都立川市   FM844(エフエムラジオ立川)        5W 千葉県浦安市   FM U-LaLa(エフエム浦安)         5W ●複数の送信所を開設している局もあります。  一方、一部のコミュニティFM局では、市区町村の地形や高層建造物など の関係でどうしてもカバーできないエリアをカバーするため、複数の送信所 を設けている例もありますが、一般民放局と比べて複数の送信所を設置して いる局は少ないようです。 所在地      局名(開設団体名名称)        送信所数 北海道函館市  FMいるか(函館山ロープウェイ)     3送信所 北海道釧路市  FMくしろ                4送信所 北海道留萌市  エフエムもえる             2送信所 北海道名寄市  Airてっし(エフエムなよろ)      2送信所 群馬県太田市  エフエム太郎(おおたコミュニティ放送) 2送信所 新潟県南魚沼市 エフエムゆきぐに            2送信所 新潟県三条市  ラジオは〜と(燕三条エフエム放送)   2送信所 富山県黒部市  ラジオ・ミュー(新川コミュニティ放送) 2送信所 静岡県熱海市  Ciao!(エフエム熱海湯河原)      2送信所 愛知県豊田市  ラジオ・ラブィート(エフエムとよた)  2送信所 大阪府箕面市  タッキー816(みのおコミュニティ放送) 2送信所 兵庫県西宮市  さくらFM(西宮コミュニティ放送)    2送信所 兵庫県宝塚市  ハミングFM宝塚             2送信所 岡山県倉敷市  FMくらしき               2送信所 ●送信所が別の総合通信局管内に設けられている珍しいケース  三重県名張市のエフエムなばり(アドバンスコープ)は、サービス エリアおよびスタジオは、東海総合通信局管内の名張市ですが、送信所 を近畿総合通信局管内の奈良県山辺郡山添村に設置するという、極めて 珍しい形で免許を受けています。 ●コミュニティFM局に免許されている電波型式  FMのステレオ放送で、F8Eの免許を受けている局が多いですが、中には、 併せてF3Eの免許を受けている局もありました。  さて、これはコミュニティFM局としては非常に珍しいケースですが、次の 2局は、FM文字多重放送もおこなっています。  熊本県の「グリーンポケット」(エフエム小国)はFM音声(F8E)放送局 とは別に、文字多重放送の局としてF2Dの免許を受けています。  茨城県鹿嶋市の「FMかしま」についても、電波型式F9Wで免許を受けて 文字多重放送を実施しています。  大阪府守口市の「FM HANAKO」(エフエムもりぐち)、兵庫県尼崎市の 「FM aiai」(エフエムあまがさき)も、以前この文字多重放送をおこなっ ていましたが、両局とも現在は文字多重放送をおこなっていません。  FM文字多重放送は平成19年3月31日で、NHKが放送を中止したばかりですが、 JFN(ジャパンエフエムネットワーク)の民放38局ほか、一部の独立民放FM局 では現在も文字多重放送が継続されています。  市場で新品のFM文字多重放送対応ラジオの入手は不可能となっていますが、 JFNでは、タクシーやバスの車内の電光ニュースの提供、災害発生時など の緊急情報システム向け文字情報提供などに、FM文字多重放送は有効に活用 可能であることから、今後も文字多重放送を継続していく模様です。  現在文字多重放送を実施している、2局のコミュニティーFM局についても 同様で、今後も文字多重放送を継続していく模様で、  茨城県の「FMかしま」は、同局のサービスエリアである鹿嶋市内の希望世 帯に、パパラジーコムという専用受信機の配布し、市の情報などをいち早く 伝える有効な地域情報メディアとして活用しており、  熊本の「グリーンポケット」(エフエム小国)は、地元の有力紙である 「熊本日日新聞」提供のニュースのダイジェスト版などを流しています。 ●コミュニティFM放送局の識別信号(コールサイン)の構成  コミュニティFM放送局の識別信号(コールサイン)の構成はつぎのとおりです。  JOZZ△◇◇-FM  △には、管轄の総合通信局ごとに次の数字が配置されます。 北海道:1、東北:2、関東:3、信越:4、北陸:5、東海:6、近畿:7、 中国:8、四国:9、九州・沖縄:0  ◇◇は、AA、AB、AC、・・・・・・、AZ、BA、BB、・・・・・・の順に割り 当てられます。  前出の「グリーンポケット」(エフエム小国)では、文字多重放送の局とし て、JOZZ0AH-FCMのコールサインの免許も受けています。 ●コミュニティFM局の周波数  各地のコミュニティFM局に指定された周波数は、215局のうち3/4以上が70M Hz台です。特に76MHz台が最も多く、全体の1/3以上を占めています。  全国のコミュニティFM局では、80MHz台の高い周波数で放送している局の方 が珍しいのです。  そのうち、85MHz以上の高い周波数で放送している局は次の6局でした。 和歌山県湯浅町 FMマザーシップ        88.9MHz 京都府宇治市  FMうじ            88.8MHz 長崎県島原市  FMしまばら          88.4MHz 山口県長門市  FM AQUA(FMながと)      87.8MHz 長崎県佐世保市 はっぴぃ!FM873(FMさせぼ)  87.3MHz 兵庫県加古川市 BAN-BANラジオ         86.9MHz        ★     ★  コミュニティFM局は地元に密着した地域情報を提供するという使命から、 非常災害時などの情報提供面などで、地元のアマチュア無線クラブ等との情報 提供等に関する協定を結んでいる例も少なくないようです。  なお今年7月に信越地方で発生した中越沖地震の際は、現地のコミュニティ FM局が災害情報の提供に活躍したもようであり、今後はより一層の連携を深め ていくことも大切なのかもしれません。 ★……………………………………………………………………………………………           2008年1月に運用の記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ 【JARL特別局および特別記念局の開設状況】 ・ 東京消防庁開庁60周年記念式 (8J1TFD、H19/12/15〜H20/03/31)   http://ji1yua.orz.ne.jp/ ・ 第7回西日本ハムフェア(8J6HAM、H19/12/20〜H20/03/09)   http://qshu.hp.infoseek.co.jp/7nisihamu.html ・ 第63回国民体育大会冬季大会「長野かがやき国体」   (8N0SNOW、H19/12/25〜H20/02/22)   http://www.pref.nagano.jp/kokutai/kokutai_3.htm 【JARL以外の団体が開設する主な記念局の開設状況】  JARL以外の団体などの開設による記念局情報も含め記念局のことが詳しく 紹介されているホームページ「8J-station.info」がありますので、ご参照 ください。                             (Tks to JJ1WTL) http://www.motobayashi.net/8j-station/index.html ★……………………………………………………………………………………………                 News Topics ……………………………………………………………………………………………★ ◆JARL Web版地方だより(12月20日更新)  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/local-info.htm ◆JARL Web版登録クラブニュース(10月01日更新)  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/club-info.htm ◆平成19年度JARLカレンダー(各地の行事予定)  http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-7_Calendar/2007/Calendar.htm ★……………………………………………………………………………………………   学習研究社大人の科学シリーズ「真空管アンプ」を作ってみました ……………………………………………………………………………………………★  12月1日から学習研究社真空管アンプの発売が開始されました。  大人の科学シリーズ「真空管アンプ」の概要は既報のとおりですが、実際に セットを製作してみました。  今回の真空管アンプキットは基板上完成品で、製作に要する作業は、プラス チックシャーシへの基板の取り付け(ネジ止め)、基板への電池金具の取り付 け(ネジ止め)、ホーンの組み立て(ネジ止め)で、ネジ止めが主体です。  ハンダ付けを要する部分は1カ所もありません。  組み立てに当たってちょっと難点があったのが、 (1)シャーシにはまっている「電池ボックスやトランスのフタ」が外しにく  かった点。 (2)開梱時に梱包材に基板を固定してある針金が固く、基板が取り出しにく  かった点  などです。  また同梱の真空管の足が、たまたまちょっと大きく曲がっていました。  しかし、今回の真空管アンプ付属のストレーナーは、2作の真空管ラジオの ものとは、改良が加えられており、スムーズに足の曲がりを矯正することがで きました。  2種類の真空管には、真空管ラジオと同様、青と黄色のマークで色分けされ ています。  完成した真空管アンプの音をラジオにつないで聞いてみました。  「うん。まぁ、こんな感じかなぁ」という音でしょうか。  さすがに、付属のスピーカーですと低域は厳しいようで、中音域を中心に、 柔らかな レトロっぽい音が再現される感じでした。  付属のスピーカーですと、スピーカーの口径などの限界もありますし、近 いうちに、 しっかりしたスピーカーユニットにつないで聞き比べてみようか と思っています。   製作した真空管アンプを、JARL資料室に飾っておいたところ、資料室に来 訪した回路に詳しいOMさんが回路図を見て一言、曰く。  「電源スイッチの部分を改良した方がいい。電源を切っても電池が並列接 続されたままだから、電源をOFFにしておいても、2本の電池が相互に充放電 を繰り返して、なくなってしまうからね」とのアドバイスがありました。  なおハンダ付けができる方は、3極接続への改造などが可能です。 ▽写真入りの製作レポートはこちら http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/gakken-tube-amp/making-tube-amp.htm ▼JARL Web「学習研究社「大人の科学シリーズ」に真空管アンプが登場!」 (JARLメールマガジン第45号連動記事)  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/gakken-tube-amp/gakken-tube-amp.htm ▼学習研究社「大人の科学.net」  http://otonanokagaku.net/ ▼大人の科学「真空管アンプ」 http://otonanokagaku.net/products/invent/amplifier/detail.html ★……………………………………………………………………………………………          ホテル宿泊割引のご利用について ……………………………………………………………………………………………★  現在、JARL会員向けのホテル利用割引きのうち、(株)東急ホテルズの申 込み方法が、平成20年4月1日の宿泊分より「Webコーポレートカスタマー」 に変更になります。  申込みは、専用のWebサイトからとなり、法人会員番号とパスワードが必要 になります。  詳細は、JARL Webの「会員割引 旅とホテル」(JARL会員専用ページ)を ご参照ください。 ▽「会員割引 旅とホテル」(JARL会員専用ページ)  JARL Webトップページ「会員割引 旅とホテル」のボタンからお入りくだ さい。  http://www.jarl.or.jp/ ★……………………………………………………………………………………………          ふじ3号(FO-29)の現状と運用について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、日陰により通常は運用を停止しているアマチュア衛星「ふじ3 号」のより詳細な電力事情や、UVCを含む衛星搭載制御回路の現況確認をおこ なうデータ取得のため、現在定期的に「ふじ3号」のアナログ系中継器をオ ンにしています。  アマチュア衛星の受信が可能な方は、テレメトリーの受信にご協力をお願 いします。  なお、JAS-2のアナログ中継器をONにするスケジュールに関する情報は、今 後、次のページで逐次ご紹介しています。 ▽詳細  http://www.jarl.or.jp/Japanese/3_Fuji/new/information.htm ★……………………………………………………………………………………………          青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する全 国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成20年3月末日までの間(平成19年度)については、平成19年4月1日の 時点で18歳未満の方(平成元年4月2日以降に生まれ方)を対象としておりま す。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ★……………………………………………………………………………………………          年末年始のQSLカード送付に関するお願い ……………………………………………………………………………………………★  年末年始、郵便局や宅配会社では年賀郵便物等の増加で大変混み合います。  QSLビューローあてのカードのご送付は、事故防止のため年末年始を避け、 新年1月7日以降にご送付ください。  どうぞご協力お願いいたします。 ★……………………………………………………………………………………………            QSLビューローからのお願い ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。このような作業を行いながら、大量のQSLカードを 正確かつ迅速に送るためには会員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上  10cm以下」、「重量2g以上4g以内」、「折り返しのないもの」と規定さ  れていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 事故の原因となりますので、QSLマネージャーを経由して送る場合は、  QSLカードの6枠(8枠)の左に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠  内にはQSLマネージャーのコールサインを書いてください。 6. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードはQSL  カードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順にして  ください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれていたり   するとカードは転送されません。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………          JARL事務局年末年始の休業について ……………………………………………………………………………………………★  JARL事務局は12月29日から1月4日を年末年始の休業とし、新年は1月7日 (月)から業務を開始します。あらかじめご了承ください。 ★……………………………………………………………………………………………            局免の満了日をお知らせください ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、免許満了日の約3カ月前にハガキで再免許手続きの時期が近づい たことをお知らせするサービスを実施しています。  このサービスに関してくれぐれもご注意いただきたいのは、JARLの会員デー タは総合通信局の局免許データとリンクしているものではないため、免許満了 日をあらかじめJARLに知らせていただく必要があります。  現在、JARLに免許満了日をお知らせいただいていない方は、会員事業課まで、 ハガキ、FAXまたはE-mailで連絡をいただくか、JARL Webの会員データ変更ペ ージにて変更をお願いします。 【送付先】 (社)日本アマチュア無線連盟 会員事業課   住所:〒170-8073 東京都豊島区巣鴨1-14-5   FAX :03-5395-3134   E-mail:kaiin(アットマーク)jarl.or.jp ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)と表記し ています。  なお、JARL Webの会員専用ページをアクセス可能な方は、「会員データの照 会と変更」のページで、免許満了日をご自身で入力・変更することができます のでご利用ください。  ▽詳細   JARL Webメニューのページから、「会員データの照会・変更」(JARL会員ご  自身のデータの照会・変更/Eメール転送サービス登録・変更・解除)のペー  ジ(JARL会員専用)にお入りください。   http://www.jarl.or.jp/Japanese/0-1.htm ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社よりお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■第3級ハム国試 要点マスター'08(12月15日発売) 野口 幸雄 著 A6判 292ページ 定価1,050円 「新試験制度」に対応させ、試験問題を分野ごとにまとめて整理し、既出問題 集としての役目をもった部分と、各問題で答えを導き出すための要点をわかり やすく解説した解 説集としての部分をもつ受験参考書です。 http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/13/13971.htm ■第4級ハム国試 要点マスター'08(12月15日発売) A6判 352ページ 定価1,050円 第4級アマチュア無線技士の試験問題をすべて網羅し、各問題の答えおよびそ の要点をわかりやすく解説した受験参考書です。 http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/13/13961.htm ■現代エレクトロニクスの基礎知識(12月17日発売) 高木 誠利 著 B5変型判 160ページ 定価1,890円 身近に接する機会のある電気や電波、通信、パソコンなどの基礎知識を端的に 説明して、エレクトロニクスに関する知識を深めていただくようにまとめまし た。 http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/15/15221.htm ■高周波回路設計のためのSパラメータ詳解(12月17日発売) 市川 古都美/市川 裕一 共著 A5判 196ページ 定価2,310円 本書はSパラメータをわかりやすく明快に解説しました。ぜひ本書でSパラメー タの世界へ足を踏み入れてみてください。 http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/30/30251.htm ■CQ ham radio 1月号(12月19日発売) 巻頭特集「海洋冒険家 堀江謙一さんと交信しよう!」 第1付録 ハム手帳2008 第2付録 CQ壁掛けカレンダー2008 特別号定価980円(税込) http://www.cqpub.co.jp/cqham/ ※ 発売日は、東京都内発売を基準にしております。地域により、発売が異なる  ことがありますので、あらかじめご了承願います。 CQ出版(株) 販売促進室 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2 TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106 E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)と表記して います。 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