■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第24号 ----- 2006/12/05 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  いつのまにか、街中では木々は色とりどりのイルミネーションで輝き、楽しい クリスマスソングが流れ始めました。光陰矢のごとしと申しますが、このメール マガジンも昨年11月の発刊から1年がたち、2006年も残りわずかとなりました。  12月は、クリスマスや年末の大掃除、年賀状書きと家族サービスに忙しい日 が続きます。アマチュア無線界にはあまりホットな情報がありませんが、情報 通信研究機構(NICT)は12月3日付けの宇宙天気予報で直近の太陽活動に ついて、「太陽面では、926黒点群が発達をしています。  黒点群内に小さな黒点が増えているのが分かります。そして、2日9時(世界 時2日0時)、2日16時(世界時2日7時)、3日7時(世界時2日22時)、と3回にわた ってC1と小さいですが小規模フレアを起こしています。  引き続き、小規模フレアを発生させる可能性があります。さらに成長するの か、ここまでなのか、注目されます」としています。  アマチュア無線家のとって大変期待される、「サイクル24」を巡る太陽活動の 動向に大いに注目しましょう。  さて、今号は年末年始に関する話題を中心におとどけします。 【お知らせ】 ・「アンテナ第三者賠償責任保険」の加入締め切りは2006年12月11日 までです。  申し込み忘れがないようにくれぐれもご注意ください。詳細は下記 をご参照ください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/hokenseido.htm ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★JARL.COMサーバーの移転について(12月8日に実施します) ★平成18年度「会員増強キャンペーン」を11月1日〜12月末実施中! ★D-STARシステム体験会を熊本県・石川県・長野県で開催 ★ふくらむ宇宙無線通信への興味…   HIT-SAT運用技術講習会を開催(石狩後志支部) ★南極観測50周年記念局8J1ANT、第2回目の記念交信を実施予定 ★HF帯で正体不明の混信波が見つかっています ★DX NEWS ★アンテナ第三者賠償責任保険 加入締め切りは2006年12月11日まで  JARL NEWS2006年秋号綴込の払込取扱票で保険料をお振り込みください ★12月に運用のJARL記念局情報 ★NEWS TOPICS ★青少年に対する助成・申請受付について ★局免の満了日をお知らせください ★年末年始におけるQSLカードの発送について ★JARL会員局名録の発行について ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………     JARL.COMサーバーの移転について(12月8日に実施します) ……………………………………………………………………………………………★  JARL.COMにて使用しているサーバーの処理能力向上及びセキュリティー 強化、スパムメール等への対策強化等の対策を行い、JARL.COMを利用され ている方々の利便性向上をはかるため、12月8日(金)00:30〜06:00の間、 JARL.COMサーバーの移転作業を実施します。  作業時間中およびその前後において、JARL.COMの一部の機能が使用でき なくなる場合があります。利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、あ らかじめご了承お願いします。 ★……………………………………………………………………………………………   平成18年度「会員増強キャンペーン」を11月1日〜12月末実施中! ……………………………………………………………………………………………★  平成18年11月1日から12月末日までのキャンペーン期間中に、JARLに正員 ・准員として会員期間1年以上、入会された方に、もれなくJARL特製グッズ をプレゼントします。  JARL会員の皆様には、JARL未入会の方に、ぜひ入会をお勧めいただきます ようお願いします。  なお、正員・准員として半年間のご入会、または家族会員としてのご入会 にもJARLロゴ入りハンドタオルをプレゼントいたしますので、どうぞPRにご 協力をお願いします。 ▽詳細  http://www.jarl.or.jp//Japanese/5_Nyukai/2006zokyo/2006zokyo.htm ★……………………………………………………………………………………………     D-STARシステム体験会を熊本県・石川県・長野県で開催される ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、熊本県・石川県・長野県にD-STARレピータの直轄局を開設したこと に併せ、地方本部や熊本県支部・石川県支部・長野県支部の協力を得て、11月 26日、D-STARシステムの体験会を熊本・石川・長野各県の会場で同時開催しまし た。  各会場ではD-STARシステムに関する説明、公開運用、Q&Aなどを実施。公開 運用では3会場を結ぶ運用も実演され参加者の注目を集めていました。  なお、今後も同様なD-STAR体験会の開催を計画しています。  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2006_local-photo.htm#1126d-star ★……………………………………………………………………………………………          ふくらむ宇宙無線通信への興味       HIT-SAT運用技術講習会を開催(石狩後志支部) ……………………………………………………………………………………………★ 北海道初の超小型アマチュア衛星HIT-SAT(12cm×12cm× 12cm、2.7kg)は、 2006年9月23日06:36にJAXA(宇宙航空研究開発機構)のM-Vロケット7号機 で鹿児島県内之浦宇宙空間観測所から太陽観測衛星「SOLAR-B」のサブペ イロードとして地球周回軌道上への打ち上げに成功しました。  部品には民生品を多く使用し、振動実験をはじめ、さまざまな検証実験 に1年半を要しているそうです。  HIT-SATに搭載しているアマチュア無線局は、「北海道キューブサット 開発アマチュア無線クラブ」が札幌市手稲区の北海道工業大学内に設置 され管制運用をおこなっています。  JARL石狩後志支部では代表者数名が10月15日、北海道工業大学三橋・ 佐鳥研究室の学生ほかで構成される「北海道キューブサット開発チーム」 の協力で、北海道工業大学内のHIT-SAT地上局をたずねました。  HIT-SATの打ち上げ技術に関する説明を受け、衛星管制運用のようすを 見学させていただきました。  当日は実際にHIT-SATからの受信を体験でき、参加者一同大変に大変感 動しました。 ●HIT-SAT打ち上げ技術説明会を開催  この時の感動を多くの支部メンバーの方々にも体験してもらおうと、11月 19日「HIT-SAT打ち上げ技術説明会」を、北海道工業大学三橋・佐鳥研究室の 協力を得て北海道工業大学G棟205号室で開催することになりました。  支部のWebサイトでの告知と、札幌市内のハムショップにポスターを貼って 参加を呼びかけたところ、約40名に方々の出席がありました。  当日はHIT-SAT管制スタッフのみなさん 主催者・大学関係者の挨拶の後、 佐鳥助教授から「HIT-SATのしくみ、研究の目的」、管制スタッフの一人で ある佐藤さん(大学院生)から「受信のコツやレポート方法」、三橋助教 授から「道内の宇宙工学分野の進展」等の説明がありました。  説明では「HIT-SATは低軌道(近地点277km、遠地点663km)の衛星で、 モービルアンテナでも受信できる」(HIT-SATのCWビーコンは437.275MHz、 FMは437.425MHz)ということなども紹介していただきました。  参加した支部のメンバーは初めて聞く衛星の開発・管制の苦労談などに興味 津々。熱心に開発スタッフのお話に耳を傾けていました。  説明会の中で開発スタッフの方々は、「多くのアマチュア無線家の皆様から いただいたHIT-SATの受信レポートは、HIT-SATの運用管制のための貴重な情報 として大切に活用しています。今後も受信等を通じてアマチュア無線家の皆様 のより一層のご協力をお願いいたします」と語っていました。  その後、HIT-SATの実際の管制運用を見学させていただきHIT-SATの宇宙からの シグナルを体感!参加者一同貴重な体験ができた1日でした。 (TNX JA8DKJ、JK8CFM、北海道キューブサット開発チーム) http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2006_local-photo.htm#1119ishikari-shiribeshi ★……………………………………………………………………………………………      南極観測50周年記念局8J1ANT、第2回目の記念交信を実施予定 ……………………………………………………………………………………………★   12月10日(日)は、東京・巣鴨のJARL事務局資料室で、南極昭和基地の 8J1RLとの記念交信(第2回)をおこなう予定です。当日、8J1RLとの交信 を希望される方は、無線従事者免許証とJARL会員証をお持ちのうえ、資料 室をおたずねください。多数のご参加をお待ちしています。  なお、コンディションにより、あるいは運用希望者が多数の場合には、 運用のご希望に添えない場合がありますのであらかじめご了承ください。 ★……………………………………………………………………………………………      HF帯で正体不明の混信波が見つかっています ……………………………………………………………………………………………★  昨秋、中国大陸方向から正体不明の電波が断続的に流され、HF帯を利用 している無線通信に支障をきたすことがありました。今年も同様の正体不明の 混信する電波が見つかっており、現在、総務省が全国5カ所で電波の到来方向を 調べ、発信源の特定作業中と報じています。  JARLでは、正体不明の電波停止まで、引き続き総務省と協力してまいります。 ▼詳細 「違法電波:中国?から アマ無線帯 船舶無線に支障も」毎日新聞  http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061203k0000m040112000c.html ▼詳細 「160mバンドにおける侵入電波について」 http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/denshou/160m-noize.htm ★……………………………………………………………………………………………                DX NEWS ……………………………………………………………………………………………★ ■ラジオ放送100周年を記念してカナダのアマチュア局が特別プリフィック スで運用  ARRLによれば、「ラジオ放送」の父と呼ばれているレジナルド・フェッセ ンデンが、1906年12月24日に世界初の音声放送をおこなって以来、 100周年 を迎えることから、Industry Canada(カナダ産業省)はRAC (カナダの連盟) の要請を受け、同国のアマチュア無線家に100周年を記念する特別プリフィッ クスを使用した運用を許可した模様です。  特別プリフィックスの使用は、2006年12月1日〜2007年1月31日までの間 認められ、期間中、プリフィックスVEの局は1〜9の各エリアともにCGを、 VAの局はCFを、VYの局はCIを、VOの局はCHを使用して運用する場合がありま す。 ■VU7LD(ラクシャーディープ諸島)の運用開始される  インド人チームによる、VU7(ラクシャーディープ諸島)からのVU7LDの 運用が、2006年12月1日現地時間早朝から開始されました。  今回のVU7LDは、1.8/3.5/7/10/14/18/21/24/28MHz帯のHF帯各バンドのCW/ SSBほかデジタルモード(PSK31)で、年末まで運用がおこなわれます(予定)。  なお2007年1月15日からは、ラクシャーディープ諸島から、海外からのオ ペレーターを含むグループによるVU7RGの運用も計画されていますので、この 年末年始はこれまで運用が少なかったVU7をゲットする絶好のチャンスです。 ■「前様式のIRC」の有効期限は、2006年12月13日です。急いで切手等に交換 してください!  2006年8月31日まで販売されていた、前様式の国際返信切手件(IRC)は、 2006年12月31日が有効期限です。  この前様式のIRCは有効期限が過ぎると切手等への引き替えができなくな りますので、お持ちの方はお近くの郵便局で切手等との交換をすませてくだ さい。 ★……………………………………………………………………………………………   アンテナ第三者賠償責任保険 加入締め切りは2006年12月11日まで  JARL NEWS2006年秋号綴込の払込取扱票で保険料をお振り込みください ……………………………………………………………………………………………★  JARLの「アンテナ第三者賠償責任保険」はJARL会員の皆様が心配される 第三者への損害賠償責任リスクを補償する、JARL会員だけが加入できる保 険制度です。  現在ご加入の皆様も、未加入の皆様も、この機会にぜひご加入ください。  なお、募集期間は10月10日〜12月11日郵便振込分までの、年1回募集と なり、それ以降のご加入はできませんので、あらかじめご了承ください。  お申し込みの締切は12月11日です。締切が迫っていますので、くれぐれも お申し込み忘れのないようにご注意ください。 ▽詳細  http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/hokenseido.htm ★……………………………………………………………………………………………            12月に運用のJARL記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・南極観測50周年記念(8J1ANT、H18/11/01〜H19/10/31) ・熊本城築城400年祭(8J6KMJ、H18/12/20〜H19/03/31) ★……………………………………………………………………………………………               News Topics ……………………………………………………………………………………………★ ◆新春恒例「第60回QSOパーティー」規約  http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/qp/qsoparty.htm ◆職員人事(平成18年11月21日付)  http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-1_Soshiki/Jimukyoku.htm#jinji ◆各総合通信局による不法無線局の取締り状況(11/22更新)  http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/denshou/torishimari.htm ◆「第36回6m AND DOWNコンテスト結果」(11/22)  http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/6m/2006/index.html ◆「第490回理事会報告」JARL会員専用(11/22掲載)   http://www.jarl.or.jp/cgi-bin/security/membchk.cgi?FLNAME=/Japanese/4_jarl/4-1_Soshiki/rijikai/490rijikai-m.htm ◆「第109回評議員会報告」JARL会員専用(11/22掲載)   http://www.jarl.or.jp/cgi-bin/security/membchk.cgi?FLNAME=/Japanese/4_jarl/4-1_Soshiki/kaigi/109hyogiinkai-m.htm ◆JARL NEWS 2006年秋号の主な記事  JARL NEWS 2006年秋号は、10月1日付けで発行しました。  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-1_Digest/2006/JN06autumn.htm ◆JARL Web版地方だより(10月31日更新)  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/lc-main.htm ◆JARL Web版CLUB NEWS (10月2日更新)  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/club-info.htm ★……………………………………………………………………………………………         青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、平成18年度から会費の助成をおこなってい ます。  本年度は、平成18年4月1日の時点で18歳未満の方(昭和63年4月2日 以降に生まれた方)が対象となります。会員の皆様には、青少年とのQSOや アイボールの際に、ぜひこの青少年への助成の措置を教えてあげてください。  http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………           局免の満了日をお知らせください ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、免許満了日の約3カ月前にハガキで再免許手続きの時期が近 づいたことをお知らせするサービスを実施しています。  このサービスに関してくれぐれもご注意いただきたいのは、JARLの会員 データは総合通信局の局免許データとリンクしているわけではないため、 免許満了日をあらかじめJARLに知らせていただく必要があるということです。  現在、JARLに免許満了日をお知らせいただいていない方は、会員事業課ま で、ハガキ、FAXまたはE-mailでご連絡をお願いします。 【送付先】 (社)日本アマチュア無線連盟 会員事業課   住所:〒170-8073 東京都豊島区巣鴨1-14-5   FAX :03-5395-3134   E-mail:kaiin@jarl.or.jp  なお、JARL Webの会員専用ページをアクセス可能な方は、「会員データの 照会と変更」のページで、免許満了日をご自身で入力・変更することができ ますのでご利用ください。 ▽詳細  JARL Webメニューのページから、「会員データの照会・変更」(JARL会員 ご自身のデータの照会・変更/Eメール転送サービス登録・変更・解除)の ページ(JARL会員専用)にお入りください。  http://www.jarl.or.jp/Japanese/0-1.htm ★……………………………………………………………………………………………        年末年始におけるQSLカードの発送について ……………………………………………………………………………………………★  年末年始は年賀郵便などのため、郵便局や宅配会社は相当の混雑が予想 されます。  そのため、QSLビューローあてのカードの送付は事故防止のため、年末 年始をさけ、新年1月5日以降にご送付いただきますようお願いいたし ます。 ▽詳細(QSLビューローからのお願いのページ)  http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm ★……………………………………………………………………………………………         JARL会員局名録の発行について ……………………………………………………………………………………………★  JARLの会員局名録は、2006年の1月中旬に「2006-2007年版」を発行し ました。次の発行は2008年1月中旬に「2008-2009年版」を予定しています。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/9_Hanbai/hanbai/Callbook_0607.htm =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSは季刊発行です。「2006年秋号」は2006年10月1日に発行しました。   「2007年冬号」は、2007年1月1日発行の予定です。  ◆このメールは、JARL Eメール転送サービスに登録された方を対象にお送り   していましたが、Eメール転送サービスを登録していないJARL会員の方も、   配信登録手続きをすることで配信できるようになりました。   JARL Webのトップページから登録画面に入ることができます。  ◆配信解除につきましては、下記よりお願いします。    http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/  ◆発行・編集 日本アマチュア無線連盟 ............................................................................  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