地方総合通信局の電波規正用無線局とJARLのガイダンス局の連携運用

これまでの連携運用実績(令和2年2月16日現在)

実施日総合通信局支部監査
指導委員会
運用場所
令和2年2月16日(日) New東海総通静岡県浜松卸商センター「アルラ」
(静岡県浜松市)
令和元年11月20日(水)近畿総通和歌山県和歌山大学
(和歌山県和歌山市)
令和元年11月14日(木)北陸総通福井県福井市河合公民館
(福井県福井市)
令和元年11月6日(水)東海総通静岡県日本平
(静岡市清水区)
令和元年10月03日(木)東北総通青森県日本赤十字社青森県支部無線室
(青森県青森市)
令和元年09月03日(火)
東海総通岐阜県「森の駅」
(岐阜県海津市)
令和元年06月12日(水)
北陸総通北陸地方
石川県
セミナーハウスあいりす
(石川県加賀市)
令和元年06月04日(火)
東海総通三重県名阪上野忍者ドライブイン
(三重県伊賀市)
平成31年02月19日(火)
東海総通愛知県学校法人電波学園名古屋工学院専門
学校(愛知県名古屋市熱田区)
平成31年02月03日(日)
東海総通静岡県静岡県東静アマチュア無線フェア会場
(裾野市民文化センター)
平成30年11月25日(火)
東海総通三重県JARL三重県支部大会会場
サン・ワーク津(三重県津市)
平成30年11月20日(日)
東海総通静岡県「鳥羽山公園」
静岡県浜松市天竜区二俣町内
平成30年11月15日(木)
九州総通鹿児島県市内の高台にある公民館標高約230m
(鹿児島県鹿児島市)
平成30年11月13日(火)
北陸総通福井県「福井県自然保護センター」
福井県大野市
平成30年10月17日(水)
東北総通宮城県「海浜公園冒険広場」駐車場
宮城県仙台市若林区井戸浜
平成30年08月21日(火)
東海総通岐阜県「森の駅」
岐阜県海津市南濃町
平成30年07月29日(日)
東海総通東海地方東海ハムの祭典会場(日進市民会館)
(愛知県日進市)
平成30年06月12日(火)
東海総通三重県名阪関ドライブイン
(三重県亀山市)
平成30年06月06日(水)
北陸総通北陸地方
富山県
黒部市立前沢公民館
(富山県黒部市)
平成30年02月16日(金)
四国総通四国地方
愛媛県
松山市総合公園第2駐車場
(愛媛県松山市)
平成30年02月07日(水)
東海総通愛知県道の駅 にしお岡ノ山
(愛知県西尾市)

※平成20年〜平成29年の連携運用実績はこちら


■令和2年2月16日(日)
東海総合通信局・規正用無線局とJARL・アマチュアガイダンス局が浜松市南区にて連携運用
New

 JARL静岡県支部監査指導委員会は、静岡県西部ハムの祭典会場において東海総合通信局・規正用無線局とJARL アマチュアガイダンス局による連携運用を実施しました。
・運用日時:令和2年2月16日(日) 10:40〜14:00
・運用場所:浜松卸商センター「アルラ」
(静岡県浜松市南区卸本町37)
・参加者 :総務省 東海総合通信局 電波監理部監視課監視官およびJARL静岡県支部・監査指導委員

<連携運用報告>
 静岡県支部では、県内を東・中・西部に分けハムフェアーを開催しています。今回は、西部地区である浜松市「浜松卸商センター・アルラ」で開催された静岡県西部ハムの祭典会場の一角を使用し、東海総合通信局電波監理部監視課様の協力を得て連携運用を行いました。
 東海地方本部内の連携運用は、今回で42回・静岡県では12回目の実施となります。
 当日は生憎の雨天となり、来場者は例年より若干少なく660人。会場が県西部であることから、愛知県からもたくさんの来場者があり、盛況な祭典を開催することができました。
 一方、日曜日かつ雨のため、いつも賑わっている144/430MHzの運用は祭典広報局であるJA2RL局と来場関係者の通信以外はまったく入感がありませんでした。
 しかし来場者の皆さんは、日頃から違法・不法無線局に相当悩まされているようで、多数の来場者がブースを訪れ、私たちや監視課の職員にウイークデイにおける違法・不法無線局の無法(不法)ぶりを紹介してくれました。
 その一例を挙げると、

  • (1)三重県側の港と思われる場所から、メインチャネルで何語か分からない言葉で交信しているのが聞こえる。
  • (2)メインチャンネルで無変調電波が連続して何時間も送出されている。
  • (3)145MHzのメインチャンネルで、ガイダンス局の運用と関係ない注意喚起が聞こえた。
 など、色々な情報が複数の方から寄せられました。

 また、総務省の監視機器やガイダンス局の実機を初めて見る方も大勢来られ、監視活動の説明に聞き入っていました。 この他にも、使用している無線機が新スプリアス規格未対応である参加者からは、その対応方法や問い合わせ先などの質問が寄せられました。
 静岡県内おいてこのようなイベントに合わせての連携運用を行ったのは昨年からで、一般のアマチュア局に対して連携運用の意義や内容を知ってもらう啓発活動ができたことは、大きな成果だったと思います。
 連携運用にご協力くださった東海総合通信局電波監理部監視課加藤課長様ほか2名の監視官の方、木村東海地方本部長・堀内監査長、静岡県支部監査指導委員及び静岡県支部からの多数の協力を得て運用しました。
上記の運用協力をいただきました皆様を始め、ブースにお立ち寄り情報提供をいただきました方々及び啓発の機会をいただいた関係者にお礼を申し上げ報告と致します。

レポート:高澤勝彦 静岡県支部監査指導委員長(JA2APN)


■令和元年11月20日(水)
近畿総合通信局・規正局とJARLガイダンス局の連携運用

 去る令和元年11月20日近畿総合通信局規正局とJARLガイダンス局の連携運用が行われました。近畿総合通信局から宮山電波監理部長、橘監視第一課長をはじめ5名の方々、JARL関西地方本部から石原監査長(JH3BUM)、蛭子大阪府支部長(JE3DBS)、田中和歌山県支部長(JF3NIM)、和歌山県支部監査指導委員(JA3BY・JA3ESL・JA3RVS・JO3CPX・JO3VUQ・JR3KUF)の各氏が参加されました。場所は高野・熊野世界文化遺産など豊かな歴史と環境に育まれた和歌山県唯一の国立総合大学である和歌山大学です。国立大学で最大の直径12mの巨大パラボラアンテナが設置されています。岸裏氏(JH3NYP)のご尽力により場所提供頂きました。

 10:00監視第一課長の挨拶により運用を開始しました。和歌山の現状としては早朝よりの運用が多く、これからの時間帯での運用が少なくなってくる時間でしたが、相も変わらずコールサインを言わない、バンドプランを守らない局が横行しています。

 送信内容及び送信回数は144MHz帯ではFMが運用出来ない周波数での運用-2回・コールサイン不送出-3回合計5回430MHz帯では宇宙通信周波数での運用-11回・レピーター周波数での運用-2回・コールサイン不送出-10回合計23回となり今回の総送信回数は28回となります。

 今回の連携運用では近畿総通の方では和歌山での運用状況を知りたいとのことでしたので状況把握が出来たのではないかと思いますし、今回の運用で場所提供の和歌山大学、参加頂いた方々に御礼申し上げます、有り難う御座いました。


■令和元年11月14日(木)
JARL北陸アマチュアガイダンス局と北陸総合通信局規正局との合同運用

  • 開催日時 令和元年11月14日(木)10:30から15:00
  • 開催場所 福井県福井市河合鷲塚町9−18  福井市河合公民館
  • 参加者  JARL北陸の関係者(7名)及び北陸総合通信局監視調査課の担当者(3名)
  • 周波数帯 144及び430MHz帯のFM波
 今回の合同運用は令和元年2回目の運用となった。6月の加賀市での運用と同様に、コールサイン不送出の局をガイダンス局で10分間連続して聴取するほか、別途受信機とアンテナを置き担当を分けて聴取した。
 ガイダンス局からのメッセージ送信は合計17回に上り、コールサインの不送出4回、使用区分(FM)の運用5回、使用区分(宇宙通信)の運用8回、であった。特に、430MHz帯の違反局が多かった。
  • 区分帯違反(FM、宇宙通信)については、直ち停波し、別のチャンネルにQSYするも、区分帯違反のままである局や、区分帯違反を承知で運用している局があった。指導に対し停波するため、規制局からのメッセージ送信はなかった。
  • 信号が弱い局に対してはメッセージを2回送信した。
  • 10分間ノーコールでPRメッセージを流すと、コールサインを発するが、不明瞭な局があった。

北陸総合通信局 規正局

あまちゅあがいだんす9局

レポート:JARL北陸地方本部 監査長 松野 和夫


■令和元年11月6日(水)
東海総合通信局・規正用無線局とJARL・アマチュアガイダンス局が静岡市清水区にて連携運用

 JARL 静岡県支部監査指導委員会は、県内有数の観光地である日本平(静岡市清水区)において東海総合通信局・規正用無線局とJARL アマチュアガイダンス局による連携運用を実施しました。

  • 運用日時:令和元年11月6日(水) 10:00〜15:00
  • 運用場所:日本平観光施設内駐車場入口付近(東展望台)海抜約282m
         (静岡市清水区馬走地先 日本平)
  • 運用協力者:総務省 東海総合通信局 電波監理部監視課監視官およびJARL静岡県支部・監査指導委員
<設置場所の背景と概要>
 日本平は、「徳川家康」を祀ってある「久能山東照宮」を南に抱えた観光地で、当日は心配された天候も日本晴れ、風もなく一日中快適な監視活動を東海総合通信局監視課様の協力を得て行うことが出来ました。
日本平の山頂は307mで、今回の監視活動はその中腹(282m)にある東展望台の1階に機器を設置。周囲に「東海総合通信局監視課/アマチュア無線連盟静岡県支部 連携監視活動」と「電波の違法運用監視」の掲示を掲げ運用を行いました。
 会場となる東展望台付近はバスで訪れる観光客が相当多く、展望台に登る観光客は監視活動の説明掲示をチラチラと横眼で見て通り過ぎる人が多い中、興味を持たれた方には、活動の趣旨や内容を説明することが出来ました。

<当日の連携運用の状況>
 展望台の1階を使用した運用は今迄の運用のようにテントは必要無く、日本晴れの周囲の景気や富士山を眺めながらの監視活動を行うことができました。東海地方本部内の連携運用は、今回で41回・静岡県では11回目となります。
 今回の運用場所は静岡県の海岸に面した地域にあり、経済活動が活発で、そこを行き交うトラックなどの動きも多く、監視の対象となったのは、これらの活動に関与する移動局でした。啓発メッセージの送出件数は、JARLガイダンス局は114回(内訳:144MHz帯6回、430MHz帯108回)、東海総合通信局・規正用無線局は14回で、430MHzの衛星バンドでの運用違反が多く見受けられました。
 ガイダンスメッセージ送出時に気づいた交信内容は、「パワーを下げろ」、「第○条って言わなかったよ」、「ココもダメか」などと発していた局がありました。
 運用所感としては、昨年実施した浜松市での連携運用に比べガイダンスメッセージの送出回数が多く、今回は休む暇なくメッセージを送出していたという感じで、当地区における違法運用者がとても多いことを実感しました。
今回の連携運用は、監視課様4名、地方本部監査長、静岡県支部監査指導員6名、同県支部関係者2名の協力を得て運用しました。地道ではありますが、このような活動を継続するより規律正しい無線通信を行えるように努力したいと思います。
 ご協力を賜りました監視課様、東海地方本部、他関係各位にご協力を感謝申し上げ報告と致します。

レポート:高澤勝彦 静岡県支部監査指導委員長(JA2APN)


■令和元年10月03日(木)
東北総合通信局規正無線局とJARLガイダンス局の合同運用

 JARL青森県支部監査指導委員会では、主としてガイダンス局を運用して電波法令に違反したアマチュア無線局にメッセージ送信等で周知活動しております。この度、東北総合通信局規正局とJARLガイダンス局の合同運用を行い、違法局や不法局に対して直接指導を実施しました。

  • 日時:2019年10月3日(木)10:00〜12:00
  • 場所:青森県青森長島1-3-1 日本赤十字社青森県支部「無線室」
  • 参加者:東北総合通信局監視課堂下課長以下3名
    JARL側は東北地方本部から尾形本部長、佐藤本部監事、青森県支部から安斎支部長、支部役員
    槻木澤監査指導委員長、監査指導員など9名
  • 実施状況:東北総合通信局規正無線局の発報12回、うち 使用区別違反9回 コールサイン 3回
    アマチュアガイダンス局の発報30回、 うち 使用区別違反26回 コールサイン 4回

【青森県の不法局運用状況】
 ダンプ等と思われる車両に取り付をした無線機を使用し、仲間同士の連絡や一部地域では会社ぐるみで業務に使用している不法局が多く存在しています。アマチュアバンド内での交信ルールを守らない局が非常に多くみられる昨今です。
 これらのアマチュア無線局に対して、東北総合通信局の規正局とJARLガイダンス局の「合同運用」は宮城県、福島県に続き東北では3県目で、青森県では初めての運用になりました。
 スムーズな運用が出来るように 前日に機材の搬入及び準備と事前打合せをしました。

【場所の決定】
実施する場所については、
 (1)県内初の実施の為県庁所在地青森市決定
 (2)雨及び天候に左右されない屋内場所
 (3)既設でアンテナ設備があり30M以上地上高が取れ場所
を考慮し、「日本赤十字社青森県支部「無線室」」に決定しました。

【無線設備】

  • 規正局名:電監規正仙台可搬40 電監規正仙台可搬30 の2台(430Mhz 145Mhz)25W
  • ガイダンス局名:あまちゅあがいだんす17(50w)
  • アンテナ:既設GPアンテナ(地上高30m)同一アンテナを切り替えて使用

【運用状況】
 この運用時間帯は、430Mhz帯が多く使用されているので、ガイダンス局で、430Mhz帯をモニターし、1Mhz毎20Khzステップでの運用状況リストを作成しました。別アンテナ別無線機145Mhzモニターした無線使用区分にも関係なくFMモードで運用している局がほとんどです。リストに基づき指導を開始しました。
 430Mhz帯のレピータ周波数と衛星バンド内でのFMモードで運用する局に対して指導を行いました。
 違法のアマチュア無線局に対して、初めにガイダンス局がメッセージを送信し、指導の効果が見られない場合に同一局に対して、規正局が適正運用についてのメッセージを送信しました。ほどんとの局はガイダンス局のメッセージで交信中止しますが、まれにメッセージを無視して交信を続ける局があります。その場合、規正局からのメッセージ指導があると交信を中止するので、総通局の立場である規正局のメッセージは効果があります。
 145Mhzでの使用区分違反及び430Mhzでコールサイン不送出局にメッセージを送信いたしました。

【指導後の感想】
 ガイダンス局単独運用だけでは無視されるケース多々ありましたが、電監規正仙台可搬30、40のメッセージの送信で不法局交信が止まり効果絶大でした。1時間半位連帯運用をしたところ430Mhz帯145Mhz帯とも使用区分違反局がいなくなって非常に静かになりました。今後津軽地区、南部地区のロケーション良い場所で来年以降も実施したいと思います。

【報道取材】
地元新聞(東奥日報)の取材があり、東北総合通信局堂下監視課長が説明され、翌日4日(金)朝刊に掲載されました。

レポート:青森県監査指導委員長 槻木澤 稔 JR7JAW


■令和元年09月03日(火)
東海総合通信局・規正用無線局とJARL・アマチュアガイダンス局が岐阜県海津市で連携運用

 9月3日(火)10:00〜15:00、総務省東海総合通信局・監視課のご協力を得て、JARL岐阜県支部監査指導委員会は、規正用無線局とガイダンス用無線局による連携運用を実施しました。
 昨年は、お盆過ぎの実施でしたが、今年度は約半月遅れて実施。少しは暑さがしのげることを期待して実施しましたが、昨年にも増し猛暑となりました。昨年に引き続き「森の駅」様のお計らいにより、店内の一角をお借りして運用。暑さしらずで運用することができました。
 通常連携運用では、不法無線局に対してJARLガイダンス局からメッセージを送信し、その通信状況から判断して、規正局から指導メッセージを送信しています。しかし、今年は運用局のマナーが向上したのか、ガイダンス局からの発報だけで停波や運用周波数の変更する局多く、今までの連携運用の成果を見ることが出来ました。
 今回の運用における144MHz帯・430MHz帯における違法無線局の運用状況は次のとおりです。
(1) 呼出符号の不送出(144MHz帯・430MHz帯とも)
(2) 衛星通信用使用区分におけるFM運用(430MHz帯)
(3) レピータ用使用区分におけるFM運用(430MHz帯)
(4) CW、SSB用使用区分におけるFM運用(430MHz帯)
 主なる内容は(1)から(4)で、特に目立ったのは「(2)」の衛星通信用使用区分におけるFM運用でした。

 東海地方における連携運用は、今回で第40回目。岐阜県における運用は、第10回目となります。アマチュアバンドプランについては、無線従事者の免許を取得する講習会等で講師の方から指導をいただいていますが、無線局の免許を受け、運用期間が長くなると講習会で聞いた「アマチュアバンドプラン」は記憶から薄れていきます。このため、毎年開催される支部大会・各種講習会等を通じてアマチュア無線愛好家の皆様に、正しい「運用マナー」をPRするとともに、東海総合通信局の規正用無線局とJARLガイダンス用無線局を使用した連携運用を通じて、アマチュア無線の運用モラル向上に努めています。
 今回の会場は、海津市南濃町羽沢にあり、濃尾平野を眼下に望む国道258号沿に位置する交通の要所にて連携運用を行い、ガイダンス局から60回、規正局から11回の注意喚起メッセージを送り、アマチュア無線バンド内の環境維持改善指導にあたりました。
 なお、今回の連携運用には、東海総合通信局監視課から柘植チーフ監視官はじめ2名の職員の方が、来年開催のオリンピック開催対応準備等で業務多忙の中、時間を調整いただき連携運用に参加していただきました。
 また、JARLからは東海地方本部木村本部長・堀内監査長・室井岐阜県支部長を含む13名、総勢15名の方々に参加協力をしていただきました。皆様ご協力ありがとうございました。

レポート:岐阜県支部監査指導委員長 田中 正彦 JA2CDM


■令和元年06月12日(水)
総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が石川県加賀市で連携運用

  • 運用日時:令和元年6月12日(水)11:00〜15:00
  • 運用場所:セミナーハウスあいりす(石川県加賀市山田町リ243)
  • 運用協力者:JARL北陸の関係者及び北陸総合通信局監視調査課の担当者
  • 周波数帯:144及び430MHz帯のFM

★         ★

 今回の合同運用は令和元年始めての運用となりました。
 昨年の黒部市での運用と同様に、コールサイン不送出の局をガイダンス局で10分間連続して聴取するほか、別途受信機とアンテナを置き担当を分けて聴取しました。

 メッセージの送信は合計12回に上り、コールサインの不送出10回、使用区分(FM)の運用1回、使用区分(宇宙通信)の運用1回でした。

  • 区分帯違反(宇宙通信)については、145MHzから430MHz帯に直ちにQSYしました。
  • 区分帯違反(FM)については、2回メッセージを送ったが、信号が弱く反応が確認できませんでした。このため、規制局の送出は断念しました。
  • 10分間ノーコール→PRメッセージを流す→いずれも、コールサインを発しますが、不明瞭で、正確にフォネティックコードを使う局は1局だけでした。

レポート:松野 和夫JARL北陸地方本部監査長(JA9EEH)


■令和元年06月04日(火)
総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が三重県伊賀市で連携運用

 JARL三重県支部監査指導委員会は、三重県伊賀市の「名阪上野忍者ドライブイン」において東海総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局による連携運用を実施しました。
  • 運用日時:令和元年6月4日(火)10:30〜15:00
  • 運用場所:名阪上野忍者ドライブイン(三重県伊賀市大内2017/R25名阪国道 大内IC)
  • 運用協力者:東海総合通信局電波監理部監視課監視官の皆様および三重県支部監査指導委員

★         ★

 東海地方本部内の連携運用は、今回で39回目・三重県では9回目となります。
 会場となった「名阪上野忍者ドライブイン」は、東名阪自動車道亀山ICと西名阪自動車道天理ICの間を結ぶ国道25号線、通称「名阪国道」の大内IC北側にあり、一般国道でありながら中京圏と関西圏を結ぶ幹線となる自動車専用の国道で、近くでダムの建設が行われていることもあり建設車両も含め頻繁に多くの自動車が行き交う交通の要所です。

 午前9時にスタッフ集合。会場の上野忍者ドライブイン様の屋上にアンテナを、そしてレストラン入口サイドの休憩スペースに運用機器の設置をおこないました。10:30に、東海総合通信局山田電波監理部監視課上席電波監視官、JARL東海地方本部 木村本部長・堀内監査長、JARL三重支部 長谷川支部長・監査指導委員長である岡田の挨拶後、運用が開始されました。

 ガイダンス局のスイッチを入れると、衛星の周波数における使用区分違反や、コールサインの送出をしていない違法運用のケースが多く見られました。

 注意喚起のメッセージ送出をすると大半は指導内容にしたがい停波、そして不完全ながらもコールサインを発するなどの行動が見られました。

 しかし中には、一旦停波をしてもしばらくすると違反交信を始め、再度ガイダンス局から注意喚起や規正局から警告を発すると停波。またしばらくすると違反交信を始めるというイタチごっこの様相もあり困った場面もありました。

 午前中は、違法・不法局も目立ち注意喚起のメッセージ送出を何度も繰り返しましたが、徐々に注意喚の起効果が出てきたのか、午後に入り、違法・不法運用局が減少してきたのを確認し、15時に運用を終了しました。

 今回の連携運用の結果は、JARLガイダンス局からのメッセージ送出は24件、東海総合通信局規正用無線局は6件でした。

 また今回の連携運用を実施した隣では、三重県電波適正利用推進員協議会による、電波の適正利用や環境維持のための周知啓発活動に加え電波に関する相談を実施していただき、ドライブインに訪れた一般の方に連携運用の趣旨をわかりやすく伝えるよう心掛けました。

 当日は、三重テレビ放送と伊賀上野ケーブルテレビから取材があり、当日の夕方17:40から三重テレビのニュースで放映され、連携運用の内容を一般の方にも解りやすい言い回しで報じられ、広く一般の方にも私たちの活動を知っていただく機会を得ることができました。

 今回の連携運用の実施に際し、こころよく場所の提供などの利用便宜をいただきました「名阪上野忍者ドライブイン」様には厚くお礼申し上げます。

 そして連携運用実施に際し、総務省東海総合通信局監視課の皆様方、JARL東海本部長、監査長、三重県支部の皆様に感謝を申し上げ報告と致します。

レポート:岡田哲夫 三重県支部監査指導委員長(JA2HVO)


■平成31年02月19日(火)
総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が愛知県名古屋市で連携運用

 JARL愛知県監査指導委員会は、東海総合通信局(規正局)とJARL(アマチュアガイダンス局)による連携運用を実施しました。

  • 運用日時:平成31年2月19日(火)10:00〜15:00
  • 運用場所:学校法人電波学園 名古屋工学院専門学校(愛知県名古屋市熱田区)
  • 実施者:総務省東海総合通信局電波監理部監視課およびJARL愛知県支部監査指導委員会
  • 協力:総務省東海総合通信局電波監理部監視課およびJARL愛知県支部監査指導委員会

 連携運用当日は、小雨が降り外気温も低くあいにくの天候でしたが、名古屋工学院専門学校1号館10階特別室をお借りして快適な運用ができました。本会場は、名古屋市内を一望できるロケーションにあり、144MHz帯・430MHz帯の運用状況を広範囲にモニターしました。

 東海地方本部内の連携運用は、今回で38回目・愛知県では11回目となります。

 今回の連携運用で特筆されるモニター内容は、移動局によるノーコール・使用区分違反が多く、特に、衛星周波数帯は業務に関する内容の通信が多く見られました。今までは、CW・SSB・レピータ・衛星用の区分を重点的に監視活動をおこなっていましたが、最近は、正規のバンドプラン内での、ノーコール・業務通信も増えており、正規のバンドブラン内なら、監視が甘いのではないかと判断し運用をおこなっている不法局を多数確認しました。

 今回の連携運用における遵法喚起回数は、ガイダンス局50回、規制局13回という結果、アマチュアバンド内の環境維持のため、遵法指導をおこないました。

 現在、愛知県監査指導委員会では、7名の監査指導委員による活動をおこなっており、アマチュアバンド内モニター・電波障害などの指導・ガイダンス局維持管理などの監査指導業務にあたっています。

 最後に、今回の連携運用にご協力いただきました総務省東海総合通信局・JARL東海地方本部、愛知県支部の皆様に感謝申し上げます。

 また、運用場所をお借りしました名古屋工学院専門学校様、ご配慮ありがとうございました。

レポート:平野 俊一 愛知県支部監査指導委員長(JQ2CME)


■平成31年02月03日(日)
総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が静岡県裾野市で連携運用

 JARL静岡県支部監査指導委員会は、静岡県裾野市で開催されたJARL静岡県東静アマチュア無線フェア会場において、東海総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局による連携運用を実施しました。

  • 運用日時:平成31年2月3日(日)10:00〜14:00
  • 運用場所:JARL静岡県東静アマチュア無線フェア会場(裾野市民文化センター:静岡県裾野市石脇586)
  • 運用協力者:東海総合通信局電波監理部監視課監視官の皆様および静岡県支部監査指導委員

 静岡県は東西に長い県で、県支部を東部・中部・西部の3か所に分け、それぞれアマチュア無線のフェアをおこなっていますが、静岡県におけるフェア会場内での連携運用は初めての試みです。

 今回運用会場となった裾野市民文化センターは、東名高速道路裾野ICより約6分(約2.6km)の位置にあり、東海地方における連携運用は今回で37回目、静岡県内での運用は10回目です。

 運用が日曜日のため、違法運用局はないものと思い実施しましたが、件数は少ないものの運用区分違反の局が何件か現れ、ガイダンス局から7回の注意喚起を、その後、総合通信局の規正局から2回の警告がなされました。

 両局からの信号発射により、コールサインを送出する局や周波数を変更する局など、注意に対する効果がみられました。

 またイベント会場における運用のため、それぞれの局に関する多数の質問に加え、規正局の運用をもっとおこない規正を強めて欲しいという要望を監視課に求める参加者もいらっしゃいました。

 今回イベント会場で連携運用をおこなった感想ですが、連携運用を見学したアマチュア無線家の間には、規正局やガイダンス局のことを知らず、加えて違法運用局に対する注意喚起や警告等がおこなわれていることを初めて知った方も見られ、遵法指導概要をPRする良い機会となりました。

 会場の関係から、イベントの部屋とは別に仕切られた受付ホールには、総合通信局関係と電波適正利用のブースが設定されたことで、 連携運用に加え、新スプリアス規格、違法運用に関すること、免許申請についての質問などを、 東海総合通信局の担当者と連携を取りながら落ち着いて説明をしたり、説明を受けたりすることができました。

 また、一般のアマチュア無線家の方々が日ごろ目にする機会の少ない規正局とガイダンス局の連携運用を知っていただく良い機会であったものと思います。

 なお、 当日のフェアには、一般参加者245名、無線機器メーカー6社、地元販売店、クラブのフリーマーケット、展示コーナーの他、アイコム(株)による最新の無線機器の講演をおこなっていただき、参加者に向けて無線機の動向の研修などもおこないました。

 当日、参加ご協力をいただきました東海総合通信局の皆様方、木村時政JARL東海地方本部の本部長、堀内 豊監査長ほか多数の方にご参加をいただき、アマチュア無線の適正運用を啓発できましたことに御礼と感謝を申し上げます。

レポート:高澤勝彦 静岡県支部監査指導委員長(JA2APN)


■平成30年11月25日(日)
総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が三重県津市で連携運用

 JARL三重県支部監査指導委員会は、三重県津市で開催されたJARL三重県支部大会会場において、東海総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局による連携運用を実施しました。

  • 運用日時:平成30年11月25日(日) 10:00〜15:00
  • 運用場所:JARL三重県支部大会会場(サン・ワーク津、津市島崎町143−6)
  • 参加者:東海総合通信局から電波監理部監視課長及び監視官2名、堀内監査長と三重県支部監査指導委員6名の総勢10名で運用

 東海総合通信局監視課・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局による連携運用を、今年で第45回となった三重県支部大会の会場である津市のサン・ワーク津で実施しました。
 東海地方における連携運用は今回の運用で第36回目、三重県では8回目となります。

 これまでの連携運用は、県内の公園やドライブインなど比較的高台で静かな環境での運用が多かったのですが、今回はアマチュア無線家が集まる祭典の会場という利点を活かし、会場のロビー付近で公開で連携運用をおこない、来場される多くのアマチュア無線愛好家の皆さんに、連携運用を見て知っていただくことを目的に実施しました。

 早朝よりスタッフ総出でアンテナ設営・室内へのケーブル引き込みと準備に汗をかき設営をおこない、10時過ぎから連携運用を開始しました。
 これまでの高台での運用とは違い、目の前が伊勢湾に注ぐ河口という立地とアンテナが高くできない事情と、当日は日曜日ということもあり不法・違法運用に起因する作業現場等が休みの影響か、アマチュアバンド内は割と静かな状況でした。

 そんな中でも、衛星通信の周波数での使用区分違反やコールサインの送出をしない違法運用のケースが見られ、タイミングを計り注意喚起の送出しまし、その大半は指導内容に従い停波に至りました。

 なお当日は、約270名が祭典に参加。その多くが運用会場に訪れ、規正用無線局やアマチュアガイダンス局の運用の様子など興味深く見学していただきました。

 見学に訪れた方からは、「普段時々注意喚起のメッセージを無線で聞いたことはあるが、この様に運用しているところを見るのは初めて」という声が多数あり、訪れた方に不法・違法運用局への注意喚起メッセージの種類とその音声を聞いていただいて運用内容を説明。また豆知識として「アマチュアガイダンス局はアマチュア無線局でなく、アマチュアガイダンスのための業務の局で、アマチュア無線局の様にJから始まるようなコールサインではなく、“アマチュアガイダンス2”という呼出名称を使っています」というような事もご説明しました。

 また、時に注意喚起発送の時、逆に不法局の方からアマチュア無線局と誤解され「コールサインを言え!」と言われることがあるエピソードをお話ししたり、日頃目にすることの少ない規正局やガイダンス局等の機材の説明や注意喚起の音声を聞いていただき、規正用無線局やアマチュアガイダンス局の役割などのご理解に努めました。

 運用は、後半目立った不法・違法運用局はなく、今回は連携運用によるアマチュアガイダンス局からのメッセージ送出回数は16件、規正用無線局からは0件という運用結果ではありましたが、確実に日頃の運用活動の成果をみることができ、15時に連携運用を終了しました。

レポート:岡田哲夫三重県支部監査指導委員長(JA2HVO)


■平成30年11月20日(火)
総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が静岡県浜松市で連携運用

【日時・場所と背景】

 平成30年11月20日(火)に、東海総合通信局監視課・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局による連携運用を静岡県浜松市天竜区二俣町内の「鳥羽山公園」で実施しました。

 浜松市を中心とした静岡県西部は、先日の台風24号の被害を受け、山林の倒木・農耕地のハウス・中部電力の送電線被害による停電など災害の影響があったため、実施場所を急遽この場所に変更し連携運用をおこないました。幸いなことに当日は、天候に恵まれ穏やかな1日でした。

【鳥羽山公園とは?】

 鳥羽山講演は、戦国時代 徳川と武田軍の攻防のあった二俣城・鳥羽山城域で徳川が本陣として利用したと言われている城跡の公園です。
 現在は城跡というより庭園跡という感じがやや強いですが、春は桜の下で各種のイベントが行われているようです。

 今回の運用地は浜松市の北部に位置し、展望台に登ると眼下には暴れ天竜が流れ、その先に浜松の市街地を望むことのできる場所で、行楽の季節ではないので公園駐車場は私たちが独占させてもらったような状況で監視活動をおこなうこととなりました。

【連携運用の実際】

 テント内にガイダンス局と規制局を配置、それぞれのアンテナを設置し、10:00〜15:00までの5時間に渡り、東海総合通信局監視課様の協力を得て連携運用をおこないました。
 東海地方における連携運用は、今回で35回目となります。

 当日は、木村東海本部長も参加していただき、東海総合通信局監視課様3名と監査指導員の他10名ほどの方が協力していただき連携監視活動がおこなわれました。

 地域の皆さんからは、違法運用が多いとの情報を得ていたのですが、当日は144MHz帯のバンド内がガラガラで警告回数も1件だけでした。430MHz帯も思ったより運用局が少ない状態で、ほとんどが運用区分帯違反によるものでした。

 また、識別信号の警告を発するとコールサインを送出する局もいたのですが、仲間内の通信では無免許の人もいるようで、このことからコールサインを言わずに運用しているのでないかと推測されます。

 当日のメッセージ送出回数は、ガイダンス局が144MHz帯で1件、430MHz帯で52件、規制局が430MHz帯で3件のメッセージを送出しました。

 前年度と比較すると、約半数のメッセージ送出件数なので監視活動の成果が出たのか、この時だけ警戒しての運用結果なのかは不明ですが、啓発を続けることによる違法電波の発射は確実に減少していると思われます。

 今回の連携運用実施に際し、東海総合通信局監視課、JARL東海本部長、監査長をはじめご協力いただいた関係各位に感謝を申し上げ報告と致します。

レポート:高澤勝彦静岡県支部監査指導委員長(JA2APN)


■平成30年11月15日(木)
総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が福島県福島市で連携運用

 東日本大震災以降に岩手県、宮城県、福島県の沿岸部の復興に関わる工事車両が多くなり、アマチュアバンド内での交信ルールを守らない局が非常に多くみられます。
東北総合通信局には、福島県内のアマチュア無線局から、違反運用の利用者が多いとの苦情が多数寄せられています。

 福島県は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで野球とソフトボールの競技会場となるため、電波環境を整える準備として、東北総合通信局規正局とJARL福島県支部ガイダンス局の連携運用をおこない、違反局に対して直接指導をおこなったので以下に報告します。

  • 日時:平成30年11月15日(木)10:00〜12:00
  • 場所:福島市荒井あづま運動公園内 あづま体育館研修室(和室)
※雨天での変更がないように屋内運用とした。

●指導運用関係機関:東北総合通信局監視課より3名、JARLから東北地方本部監査長,福島県支部支部長、同監査指導委員長の3名

【無線設備】

  • 規正局名:電監規正仙台可搬40
  • ガイダンス局名:あまちゅあがいだんす7
  • アンテナ:GP型アンテナを屋上に設置(地上高12m)

【運用状況】

 この運用時間帯は、430MHz帯が多く使用されており、ノーコール(コールサインを言わない)や、周波数使用区分を守らないアマチュア無線局を対象に、ガイダンス局20回、規正局10回の音声送信メッセージを発報しました。

【指導後の反応】

 違反のアマチュア無線局に対して、初めにガイダンス局がメッセージを送信し、指導の効果が見られない場合に同一局に対して、規正局が適正運用についてのメッセージを送信しました。概ねガイダンス局のメッセージで交信中止しますが、それでもメッセージを無視して交信を続ける局があります。その場合、規正局からのメッセージ指導があると交信を中止するので、総通局の立場である規正局のメッセージは効果があります。

【今後の対応】

 注意喚起のメッセージに対して、一時的に交信を中止するが再度ルールを守らない違反局が多いので、東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて対策を強化するためにも、今後とも連携運用が必要と思われます。

 今回の実施では、新聞報道機関2社の取材があり、翌日の紙上に実施状況が掲載されました。電波環境の正常化に向けて報道されることで広く周知される事となりました。

レポート:伊藤正昭東北地方本部監査長(JA7DZK)
藍原育夫福島県支部監査指導委員長(JR7AJB)


■平成30年11月14日(水)
総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が鹿児島県鹿児島市で連携運用

 11月14日、鹿児島県鹿児島市で九州総合通信局とJARLガイダンス局の合同運用がおこなわれました。
 この合同運用のレポートを松木孝生鹿児島県支部長(JG6MNG)と、浜崎美吉鹿児島県監査指導委員長(JA6KBJ)にお送りいただきましたのでご紹介します。

☆     ☆

●浜崎美吉監査指導委員長(JA6KBJ)のレポート

 144/430MHz帯は監査指導委員が、主として両バンドをモニター聴取して報告書を提出することにより状況を把握していますが、このたび九州総合通信局規正局とJARL鹿児島県支部ガイダンス局の合同運用をおこないました。

 鹿児島県内では昨年9月に鹿屋市のロケーション抜群の高原で初めて連携運用をおこないました。鹿児島県内では2回目、鹿児島市での連携運用の実施は、今回が初めてとなります。

  • 日時:2018年11月14日(水)13:00〜15:30
  • 実施場所:鹿児島市の高台にある公民館
  • 参加者:九州総合通信局監視課などから3名が参加。JARL側は鹿児島県支部から松木支部長、支部役員、浜崎監査指導委員長、監査指導員など10名が参加。
    【現地ロケーション状況】
     鹿児島市の高台にある公園は標高234mに位置し、東側に桜島の中腹位が見え、南側に遠く薩摩富士と呼ばれる開聞岳が見渡せて、遠く宮崎県都城市まで電波が届く場所にあります。
     NHK大河ドラマ「西郷どん」の中で、上空から見たような桜島は、この公園から撮影しています。
  • 実施状況:九州総合通信局規正無線局の発報が7回、アマチュアガイダンス局の発報が21回ありました。
  • コールサインの不送出が多くガイダンスを流すと素直にコールサインを送出する局、「コールサインは何だっけ?」という局などもあり、コールサインを送出していない事が分かりました。ガイダンスを流しても改善されない局の場合には、九州総合通信局規制用無線局から発砲してもらいました。
  • 現在イノシシ等の狩猟期間でハンターらしき電波も多々見受けられました(業務通信や使用区分違反:FMを使用できない周波数帯で使用など)。

●松木孝生鹿児島県支部長(JG6MNG)のレポート

 11月14日(水)当日はきれい晴れ渡り、遠くには南側に開聞岳、北側に高千穂、韓国岳中央には桜島を望む、鹿児島県鹿児島市の高台にある公民館において、九州総合通信局監視課規正局およびJARLガイダンス局の合同連携運用をおこないました。運用中に正面に見える桜島が突然爆発し噴煙を上げる場面もありました。
 鹿児島市内には工事車両の一部と思われる集団による、コ−ルサインを言わない無線運用が目立っています。
 またJARLガイダンス局の注意喚起のメッセージを聞かず、違法通話が続いていることから、九州総合通信局の規正用無線局との合同運用により指導をしていただくことになりました。

 当日は午後11時より、鹿児島県監査指導員及び鹿児島県電波適正利用推進員、支部役員の皆様のご協力をいただき、アンテナ・ガイダンス局・受信機などを設置し、13時前に九州総合通信局監視課員3名が到着、規正局設置後、監視課員、鹿児島県支部メンバ−と挨拶、紹介があり運用説明を受け運用を開始しました。

 鹿児島県では、昨年9月に鹿屋市の見放しの良い高原において、九州総合通信局の規正局と連携運用をしましたが、2回目の合同連携運用は鹿児島市内高台桜島がすぐそこに見えるロ−ケションの良い場所で実施しました。

 144MHz帯・430MHz帯をスキャン監視して今回は、430MHz帯を中心に監視をおこなう予定でしたが、当日は430MHz帯の運用局が少なく144MHz帯で「呼び出し符号の送出」の指導をおこない、ガイダンス局のアナンスに従わない場合は規正局の指導がおこなわれました。

 九州総合通信局監視部規正局のアナウンスの送信があると、不法・違法運用はしばらく静かになるのですが、また元に戻るイタチゴッコで言葉がでません。

 前回の連携運用でマナ−は少し良くなっていますが、狩猟期間にも入りコ−ルサイン不送出が増える時期になり指導で不法局・違法局の知らしめの効果があったものと思われます。

 年度末になると公共事業工事が多くなり、鹿児島県では2020年秋には鹿児島国体が開催されます。
 今、各地自治体で運動施設の整備事業工事がおこなわれていていますが、アマチュア局を運用する場合には、コ−ルサインまめに送出して、違法局が出にくい環境を作っていくことが重要ではないでしょうか。


■平成30年11月13日(火)
総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が福井県大野市で連携運用

  • 日時:平成30年11月13日(火)10:00〜15:00
  • 場所:福井県大野市南六呂師169-11-2 福井県自然保護センター
  • 参加者:JARL北陸の関係者及び北陸総合通信局監視調査課の担当者
  • 周波数帯:144MHz帯及び430MHz帯のFM波

☆      ☆

 今回の合同運用は6月の富山県黒部市に続き今年2回目の運用となりました。
 前回と同様に、コールサイン不送出の局をガイダンス局で10分間連続して聴取するほか、別途受信機とアンテナを置き担当を分けて聴取しました。

 PRメッセージの送信は合計6回に上り、コールサインの不送出5回、FM以外区分での運用が1回確認されました。

 区分帯違反については、注意喚起のメッセージを送信すると直ちに停波しました。
 一方10分間ノーコール局の場合、メッセージを流すといずれもコールサインは発しましたが、不明瞭でフォネティックコードを使う局は少なかったようです。
 なおこの日の運用では、悪質な運用と判断して規正局からアナウンスを送出することはありませんでした。

レポート松野和夫北陸地方本部監査長(JA9EEH)


■平成30年10月17日(水)
総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が宮城県仙台市若林区で連携運用

 145/430MHz帯は監査指導委員が、主として両バンドをモニター聴取して報告書を提出することにより、状況を把握していますが、このたび東北総合通信局規正局とJARL宮城県支部ガイダンス局の合同運用をおこない違法局や不法局に対して直接指導をおこなったので以下に報告します。

  • 日時:2018年10月17日(水)13:30〜15:30
  • 実施場所:宮城県仙台市若林区井戸浜「海浜公園冒険広場」駐車場
  • 参加者:東北総合通信局監視課などから 9名が参加。JARL側は東北地方本部から尾形本部長、伊藤監査長、宮城県支部から佐藤支部長、支部役員、千田監査指導委員長、監査指導員など13名が参加しました。
  • 実施状況:東北総合通信局規正無線局の発報が2回、アマチュアガイダンス局の発報が54回ありました。

【はじめに】

 2011年の、「3・11東日本大震災」以降は岩手県、宮城県、福島県の沿岸部の復興に関わる工事車両が多くなり、アマチュアバンド内での交信ルールを守らない局が非常に多くみられるようです。
 これらのアマチュア無線局に対しての、東北総合通信局の規正局とJARLガイダンス局の連携運用は東北地方では初めてとなります。
 これまで前例がないことから、他の管轄地区での実績などを参考にしながら、規正局とガイダンス局双方の連携がスムーズに進められるように、2回の事前打合せをおこない、日程、実施場所、体制、運用の仕方、持ち物などについて綿密に準備をおこないました。

【運用場所の決定】

 実施する場所の選定については、

  1. 県内の沿岸道路で工事車両が多く通過する所
  2. 障害物がなく見通しの良い所
  3. 一般車両の通行の邪魔にならず駐車可能な広場がある所
等を考慮して、公園管理者から許可が得られたことで「海浜公園冒険広場」(宮城県仙台市若林区)に決定しました。

 公園は標高30mにかさあげされ、東側が太平洋、西側が田んぼで仙台市街や奥羽山脈が一望でき、駐車場も広い場所です。

【使用した無線設備】

  • JARLガイダンス局(アマチュアガイダンス17):6m高2段GPアンテナ、50W出力
  • 規正局:2m高モービルホイップアンテナ、25W出力

    【運用状況】

     今回の運用時間帯は、430MHz帯が多く使用されているので、ガイダンス局の設営が完了して、430MHz帯をモニターし、1MHzごと20kHzステップでの運用状況リストを作成しました。

     この時間帯に運用している局はノーコールで、アマチュア無線使用区分にも関係なくFMモードで運用している局がほとんどです。規正局の設置完了後にリストに基づき指導を開始しました。

     今回は実施時間を長く取らなかったため、ノーコールの局(コールサインを発報しない局)は見送り、430MHz帯のレピータ周波数と衛星バンド内でのFMモードで運用する局に対して指導をおこないました。

     違法のアマチュア無線局に対して、はじめにガイダンス局がメッセージを送信し、指導の効果が見られない場合に同一局に対して、規正局が適正運用についてのメッセージを送信しました。
     大部分の局はガイダンス局のメッセージで交信中止しますが、まれにメッセージを無視して交信を続ける局があります。その場合、規正局からのメッセージ指導があると交信を中止するので、総通局の立場である規正局のメッセージは効果があります。
     同一バンド内で他の周波数をモニターすると、ガイダンス局の指導のようすが、仲間内で話題になっているようでした。

    【指導後の反応】

     ガイダンス局メッセージを送信後に次のように応答を返す局がありました(参考)。

    • 「了解しました」
    • 「変なアナウンスが出て来た」
    • 「ガイダンス局ってなんだ」「馬の耳に念仏だ」
    • 「メモするのでもう1回言ってくれ」
    • 「罰金100万円だってやぁ。100万円なんかない」

    【報道取材】

     当日運用場所には地元新聞社(河北新報)の取材があり、周波数使用区分を守らないとどんな影響があるのかなどの質問を受けました。翌日18日(木)朝刊に掲載されました。

    レポート:伊藤正昭東北地方本部監査長(JA7DZK)


    ■平成30年8月21日(火)
    東海総合通信局・規正用無線局とJARL・アマチュアガイダンス局が岐阜県海津市で連携運用

     平成30年8月21日(火)10:00〜15:00、東海総合通信局監視課・規正用無線局とJARL・アマチュアガイダンス局による連携運用を岐阜県海津市南濃町にある「森の駅」で実施しました。

     東海地方における連携運用は、今回で第34回目。岐阜県における運用は、毎年残暑の厳しい時期になります。
     連日外気温が35度を超える猛暑に見舞われ、さらに急に雨に見舞われるといった不安定な天気が続くことから、今年も「森の駅」の協力により、空調がきいた「森の駅」店内の一隅をお借りして運用をしました。

     「森の駅」は、南方に位置する木曽川、長良川、揖斐川堤防道路をはじめ国道155号線や国道258号線など業務用を含む車輌通行量の多い主要道路を見下ろす高台にあり、岐阜県、三重県および愛知県への電波の伝搬条件が良好のため、今回もこのポイントから運用する事としました。

     今回の連携運用では、144・430MHz帯のA1AやJ3Eの周波数帯におけるF3E運用局やレピータ周波数帯におけるシンプレックス運用など、使用区別違反や呼出符号不送出局を中心に、まずガイダンス局から遵法喚起のメッセージを送信。なおも運用を継続する不法・違法局に対しては、規正用無線局から運用規正のメッセージを送信していただく手順で運用を開始しました。

     朝の車輌始動関連の交信や昼間の業務情報交換に加え、業務通信とも判断される交信や長時間コールサイン不送出運用など多数確認しました。
     最近では、衛星通信用周波数帯における車輌局間のF3E運用が多く確認されていることから重点的にワッチし、該当運用に対し遵法喚起のガイダンス局メッセージを繰り返し送信しました。

     144MHz帯・430MHz帯における違法性のある運用は、次の通りです。

    1. 長時間のコールサイン不送出(ほとんどの運用に認められる)
    2. 衛星通信用周波数における車輌局間シンプレックスF3E運用(最近、特に顕著)
    3. レピータ専用周波数におけるシンプレックス運用(レピータ専用周波数帯であることを不認識)
    4. A1A、J3E用周波数におけるF3E運用

     上記における共通事項としては、注意メッセージで一旦停波するが、30分もすると再び運用を始め注意喚起を受ける局がありました。

     今回の運用では、アマチュアガイダンス局から22回の遵法喚起メッセージを送出。そして規正用無線局からは10回の運用規正送信をおこない、周波数環境の維持、改善されました。これまで継続してきた連携運用により、アマチュアガイダンス局と規正用無線局との連携運用が周知されて来ており、アマチュアガイダンス局の遵法喚起のメッセージにより違法性を自覚する傾向が見られます。今後も東海総合通信局のご理解とご協力を得て連携運用を継続して実施することで、アマチュアガイダンス局の単独運用時でも十分な効果と成果が上げられるよう努めて行きたいと思います。

     連携運用では、東海総合通信局監視課から浅井チーフ監視官はじめ4名の職員の方が、JARLから木村東海地方本部長・堀内監査長・室井岐阜県支部長を含む12名、総勢16名の方々に参加協力していただきました。

    レポート:岐阜県監査指導委員会委員長 田中 正彦JA2CDM


    ■平成30年07月29日(日)
    東海総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が愛知県日進市(東海ハムの祭典会場)で合同(連携)運用

    • 運用日時:平成30年7月29日(日)10:00〜15:00
    • 運用場所:「日進市民会館」(愛知県日進市折戸町笠寺山62-3)
    • 参加者:東海総合通信局から電波監理部監視課長及び監視官2名、宇野監査長とJARL東海地方本部に所属する監査指導委員5名の参加協力を得て総勢9名で運用。
    • 運用状況:
       東海総合通信局監視課・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局による合同(連携)運用(以下合同運用)を、今回で第50回となった東海ハムの祭典会場である愛知県日進市の「日進市民会館内」において実施しました。
       東海地方における合同運用は、今回の運用で第33回目です。
       折しもの台風12号の上陸により、祭典の開催そして運用が危ぶれましたが、開会の時間には天候も一変、無事祭典及び運用を実施することができました。
       東海ハムの祭典は、台風の影響により一部の公共交通機関の乱れがあり、開会当初は来場者の出足が少し遅れ気味ではありましたが、最終的には1,500人の来場者数となりました。
       会場での合同運用は定刻の10時から開始されましたが、アマチュアガイダンス局からの発報回数は5回の遵法喚起のROMメッセージの発報。また規正用無線局からは0回の運用指導の発報と極めて少ない発報回数でした。
       発報回数が少なかったのは、日曜日ということに加え、悪天候が予想され不法・違法運用をする車などが出入りする現場が稼働しなかったことが一つの要因かと思われます。
       途中数回ほど強い雨が降りましたが、運用はエアコンの効いた屋内の運用で、機材の撤収まで、快適かつ円滑に運用をおこなうことができました。
       会館内と多くの人が出入りする中におけるアンテナ設営や撤収作業は、トラブルも無くおこなうことができました。  東海ハムの祭典会場における運用ということもあり、今回も電波適正利用推進員協議会の推進員の皆様の協力を得て、電波の適正利用に関する資料配付や電波利用環境の維持のための周知啓発活動や電波受信環境の相談をおこなっていただき、合同運用の趣旨目的をわかりやすくお伝えできるよう配慮し、合同運用に加え会場を訪れる無線愛好家の方々と有効に接する事ができました。

     今回運用をおこなった「日進市民会館」は日進市の「中央公民館」と「勤労福祉会館」の複合施設で、市民の文化活動の中心拠点です。大ホール(1,015席)・小ホール・会議室・展示ホールなどの施設があり、催事や発表会、会議などに使用されています。
     また日進市は、多くの大学や高校が存在する田園学園都市で、名古屋市の東に広がる東部丘陵地に位置し、西は名古屋市、東は豊田市に隣接しています。また、会場近くには、愛知牧場や岩崎城などがあります。
     場所的には、愛知県東部にある丘陵地で、すぐ横には東名高速道路が通る交通のメインストリート。144MHz帯、430MHz帯を使用し移動しながら運用する違法・不法局が多く運用されることを見込み、祭典会場に来場される多くのアマチュア無線愛好家の皆さんに合同運用を知っていただくことを目的に今回の運用場所に選定しました。

     当日は、「無線のことをよく知り、正しく使おう」をキャッチフレーズに、1階ホワイエ内に設置された東海総合通信局による電子申請、東海総合通信局・日本アマチュア無線連盟東海地方本部による合同運用及び電波適正利用推進員協議会の皆さんによる推進員活動を実施しました。
     ブースには、アマチュア無線に興味を持つたくさんの小中学生から高齢者の方々までが訪れ、無線に関する相談や不法電波撲滅運動のPR活動をおこないました。
     特に今回は、アマチュア無線の養成課程を受けた多数の中学生がブースを訪れ、監視課職員の方々にいろいろな質問をしたり、監視業務に関する実演をしていただきました。彼らは、無線にとても興味を持っており、将来の無線技術者に育ってくれることを切に願っています。
     今後も引き続き東海総合通信局のご協力を得て、合同運用を継続的におこない、アマチュア周波数環境の維持と改善を進めてまいります。

    レポート:堀内 豊 愛知県監査指導委員長(JH2EUO)


    ■平成30年06月12日(火)
    東海総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が三重県亀山市で合同(連携)運用

     JARL三重県支部監査指導委員会は、三重県亀山市の「名阪関ドライブイン」において東海総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局による合同(連携)運用を、平成30年6月12日(水)10:00〜15:00、三重県亀山市の「名阪関ドライブイン」で実施しました。

     三重県では初めての試みとして合同運用と連携し三重県電波適正利用推進員協議会による、電波の適正利用や環境維持のための周知啓発活動や電波に関する相談を実施していただき、合同運用の趣旨を一般の方にもわかりやすくお伝えできるようにしました。

     当日は東海総合通信局から監視官他3名、宇野孝監査長、三重県支部監査指導委員7名他、支部運営委員の参加協力をいただき総勢15名が参加しました。

     今回で、東海地方における合同運用は32回目で三重県では7回目となります。

     梅雨に入り南海上を台風の通過もあり雨を心配しましたが、それまでの湿っぽさと裏腹にさっぱりと晴れ、少し涼しさも感じるほどの好天気に恵まれた合同運用となりました。

     当日10時には、東海総合通信局電波監理部監視課浅井電波監視官、JARL三重県支部長そして三重県電波適正推進員協議会会長の挨拶の後運用を開始しました。

     会場の「名阪関ドライブイン」は、東名阪自動車道の延長線上の国道25号線沿いで、名古屋/中京地区・奈良大阪/近畿地区そして県内の津・伊勢志摩方面へと交差する交通の要で、普段この付近は違法・不法局の多くみられる場所です。

     スタッフが設営応援のため早朝この地で待機中にトラックドライバーらしき複数のグループが“今日は亀山・関あたりで電波監視があるようだ、運用に気を付けて行こう”と交信しているのを傍受したと報告がありました。

     事前にホームページで合同運用の広報をしている影響が出たのか、いつもより違法・不法局が少ない状況でした。

     しかし、相変わらず衛星の周波数での使用区分違反や、コールサインの送出もしていない違法運用のケースが多く見られました。注意喚起を受けた無線局の一部を除き大半は、指導内容にしたがい停波、そして不完全ながらもコールサインを発するなど対応をしており、徐々にこれまでの規正局・ガイダンス局による注意喚起活動が浸透して来ているのではないかと思える状況でした。

     午前は違法・不法局も目立ち注意喚起の送出を何度も繰り返しましたが、午前中の注意・喚起活動の効果が出てきたのか午後に入り違法・不法運用がめっきり減少してきたのを確認しながら15時に運用を終えました。

     今回の連携運用の結果は、ガイダンス局からのメッセージ送出は39件、東海総合通信局規正用無線局は1件でした。

     当日は三重テレビ放送から取材があり、さっそく当日の夕方17:40からの ニュースの中で報じられました。この日のYahooニュースのヘッドラインにも取り上げられ、一般の方にも私たちの活動を知っていただく機会を得ました。

     なお、今回の運用に際し、こころよく場所の提供と机や椅子などの利用便宜をいただきました「名阪関ドライブイン」様には厚くお礼申し上げます。

    レポート:JA2HVO岡田哲夫三重県支部長、JL2AWE乾 忠世三重県支部監査指導委員長


    ■平成30年06月06日(水)
    北陸総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が富山県黒部市で合同(連携)運用

    • 日時 平成30年6月6日(水)11:00から15:00
    • 場所 富山県黒部市前沢27-1 黒部市立前沢公民館(右の写真)
    • 参加者 JARL北陸の関係者9名および北陸総合通信局監視調査課の担当者3名
    • 周波数帯 144および430MHz帯のF3E

     3年前の富山県での合同運用は県西部だったので、今回は県東部と決め、JH9FEH村浩之富山県支部長の地元で、毎年北方領土の日の記念QSOの会場として使っておられる黒部市立前沢公民館を紹介いただきました。

     当日は入梅前のどんよりした天気で雨も案じられましたが、幸い一日降ることはありませんでした。

     前沢公民館は、電波のロケーション的に優れており、交通の便が良く、無線機を置く部屋とアンテナが近く設営や撤収が容易でした。事前作業として144および430MHz帯のF3E波を予備的に聴取し、当日の運用の参考にしました。

     違法運用局を発見した場合の手順はこれまで通り、まずJARLガイダンス局からPRメッセージを送信し、なおも運用がおこなわれる場合にはもう一度PRメッセージを送信し、それでもまだ続く場合は、北陸総通の規正局から規正メッセージを送信する手順でおこないました。PRメッセージの送信は合計13回あり、コールサインの不送出8回、FM以外区分での運用5回でした。

    ■PRメッセージ送信後の反応の例
    ・コールサイン不送出の局→PRメッセージを送信→すぐコールサインを言う
    ・F3E区分以外での運用の局→PRメッセージを送信→「おかしいな」→停波

     今回の合同運用では、PRメッセージの送信後素直に従い、罵声を発したり、無視する悪質な例はなく、北陸総合通信局の規正局の出番はありませんでした。このことは運用マナーとしては良いことであると思います。

     北陸総合通信局はこの合同運用について、電波利用環境の秩序の維持、改善に資するため、今後もっと回数を増やしたいとの意向でした。


    ▲JARLガイダンス局

    ▲北陸総通規正局の設備

    レポート:JA9APM浅井 芳和JARL北陸地方本部監査長


    ■平成30年02月07日
    東海総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局が愛知県西尾市で合同(連携)運用


    ▲会場全景

    ▲朝のミーティング

     JARL愛知県監査指導委員会は、東海総合通信局・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局による合同(連携)運用を愛知県西尾市にて実施しました

    • 運用日時:平成30年2月7日(水)10:00〜15:00
    • 運用場所:「道の駅 にしお岡ノ山」(愛知県西尾市小島町岡ノ山105番地57)
    • 参加者:東海総合通信局から電波監理部監視課長及び監視官2名、JARL種村一郎副会長、木村時政東海地方本部長、宇野 孝監査長、愛知県監査指導委員5名、西尾アマチュア無線クラブ会長ほか多数のクラブ員の皆様が参加協力をいただき総勢18名で運用。
    • 運用状況: 東海総合通信局監視課・規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局による合同(連携)運用(以下合同運用)を愛知県西尾市にある「道の駅にしお岡ノ山」において実施しました。
       東海地方における運用は、今回の合同運用で31回目。運用を実施する数日前から、近隣の北陸地区では近年にない豪雪があり、この影響により当日の運用が危ぶまれましたが、当日は天候も一変し、青空が見え、風も比較的弱く絶好の合同運用日和となりました。
       東海総合通信局電波監理部監視課齋藤課長の一声により運用が開始され、機材の撤収まで、比較的安定した天候のまま、円滑に運用をおこなうことができました。
       愛知県支部における道の駅の運用は今回で3回目で、そのうち2回は、この「道の駅」における運用です。この経験もあり、一般の方が多数出入りする中におけるアンテナ設営や撤収作業は、トラブルもなく短時間におこなうことができました。
       昨年に続き、道の駅における運用ということもあり、今回も電波適正利用推進員協議会の推進員の皆様の協力を得て、電波の適正利用に関する資料配付や電波利用環境の維持のための周知啓発活動や電波受信環境の相談を実施していただき、合同運用の趣旨目的を一般の方にもわかりやすくお伝えできるよう配慮しました。昨年の経験を活かし、合同運用に加え、推進員活動とトリプルの活動が有効に行われ、道の駅を訪れる一般の方々とも有効に接する事ができました。

       「にしお岡ノ山」は、六万石城下町「西尾」をコンセプトに造られた道の駅で、名古屋から蒲郡市へ向かう国道23号岡崎バイパスの上り方面(蒲郡・豊橋方面行き)に設置された休憩施設で、地元の物産品の販売や軽食コーナーなどがあり、行き交う人々に新鮮な地元野菜の直売や軽食を提供するとともに運転の疲れを癒す快適な場所となっており、たくさんの地元の方々や国道23号線を行き交うドライバーの皆さんが利用されています。
       国道23号線は、名古屋から静岡県まで高速道路を利用せず比較的円滑に移動できることもあり、144MHz帯、430MHz帯を使用し移動しながら運用する違法・不法局が多く、地元のアマチュア無線家から頻繁に苦情が寄せられる場合も多く見られることから、今回の運用場所に選定しました。
       当日の運用では、アマチュアガイダンス局からの発報回数は22回の遵法喚起のROMメッセージの発報で、また規正用無線局からは1回の運用指導の発報と比較的少ない発報回数ではありましたが、注意喚起を受けた無線局は、指導内容に従い真摯な対応をしており、通年業務であるアマチュアガイダンス局の運用と、これまで継続してきた合同運用による遵法喚起活動が、多くのアマチュア局に周知されてきています。

       また最近では、アマチュアガイダンス局による遵法喚起に呼応し、停波あるいは周波数を変更する局が大半となって来ています。地区監査指導担当者からは「近隣地区の悪天候の影響か、いつもより移動局の運用が少ないのでは?」とのコメントもありましたが、確実に日頃の運用活動の成果をみることができました。
       当日は、KATCH((株)キャッチネットワーク=西尾市、安城市、知立市、刈谷市、高浜市、碧南市エリアをカバーするケーブルテレビ局)及び愛三時報社(愛知県西尾市にある地方新聞社)の取材があり、それぞれ翌日には、映像と紙面により当日の運用状況について報じられました。

     今後も引き続き東海総合通信局のご協力を得て合同運用を継続し、アマチュア周波数環境の維持と改善を進めて行きます。

     なお、「道の駅にしお岡ノ山」のご協力および機材を快く提供してくださりました皆さまに加え、早朝の準備より撤収まで参加協力をいただきました石田西尾アマチュア無線クラブ会長ほか多数のクラブ員の皆様には厚くお礼を申し上げます。


    ▲運用スタッフ

    ▲推進員活動の取材風景
HOME BACK TOP
Copyright © 2009-2020 by The Japan Amateur Radio League, Inc.