JARL会長

アマチュア無線を楽しみ・継続的発展に向けて


 会員の皆様におかれましては日頃より日本アマチュア無線連盟の運営へのご支援ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 今年の夏は平年より気温の上昇が見込まれるようですが、まもなくアマチュア無線にとって最大のイベントである第46回アマチュア無線フェスティバル・ハムフェア2024が「アマチュア無線 de 新たな体験 in 有明」をキャッチフレーズとして8月24、25日の両日に開催されます。

 今回のハムフェアは新たな会場である有明GYM-EXで行われます。有明GYM-EXは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で使用された有明体操場の後利用として、東京都が都内中小企業振興のために整備した展示場となります。ゆりかもめまたは東京BRTをご利用いただけば有明テニスの森駅から段差なくご来場できる会場となっております。

 昨年は5月に新型コロナウイルスが5類に移行され、行動制限はなくなったもののまだその影響が残る中での開催でありました。今年はその影響もなくなり、国内からの参加はもとより海外からの来日も増えると思いますのでより盛況に開催できると期待しております。

 皆様におかれましてもお時間を作っていただき、ご家族、ご友人をお誘い合わせの上、是非ご参加いただきますと幸いです。

 さて、6月にはJARL、JARD、JAIA、CQ出版社の4者で発足したSD会議の第一次報告書を公表いたしました。この報告書ではアマチュア無線界のビジョンについて取りあげ、取り組むべき課題としての世代別・共通施策を示させていただきました。この公表により示された検討課題の優先度を決めて引き続き検討を行い、皆様のご協力をいただき速やかに実施できるように活動をすすめて参ります。

 引続きJARLにとって真の意味での「新時代の到来」となるようなクリーンな事業運営に努めるべく「積極的な活動と情報発信」「組織運営の透明化」を2本の柱として活動して参ります。関係諸団体との連携を深め、アマチュア無線の魅力・価値が広く社会に認知されることを目指していきたいと思いますので、皆様のご支援ご協力をお願いいたします。

一般社団法人日本アマチュア無線連盟
会 長 JA5SUD 森田 耕司

2024年7月