JARL会長

令和6年度を迎えるにあたりご挨拶申し上げます


 まず初めに石川県能登地方で元日に発生した「令和6年能登半島地震」により犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、今なお安否不明の方や避難を余儀なくされている方、被災されたすべての皆様にお見舞い申し上げます。

 さて、昨年の6月の理事会において会長に就任し、「積極的な各種活動と情報の発信」ならびに「組織運営の透明化」を2本の柱として活動して参りました。  本年度も引き続きこの2本の柱を基本とし、組織の活性化と信頼回復をすすめるべく活動して参ります。
 事業計画にもあります通り、積極的な各種活動としましては、アマチュアバンドの確保や制度の改善を始め、アマチュア無線の権益を守り育てて行くための活動や世界のアマチュア無線団体との連携協力をすすめます。
 また、ハムフェアを始め各種イベントを開催し皆様に楽しんで頂くとともに、カムバックハム・ニューカマーなどに向けて昨年の制度改正による体験運用制度を最大限に利用し、アマチュア無線無線を知らない方への周知・普及に努めて参りますので皆様のご協力をお願い致します。
 組織の活性化・意思決定の迅速化と透明化のために昨年も取り組み、理事会報告・議事録の充実、社員総会速記録の復活など様々な施策をおこなって参りました。引き続き会員の皆様に対して積極的な情報開示を行い、組織の活性化、意思決定の迅速化・透明化に努めて参ります。

 また、昨年12月にはアマチュア無線の振興と次世代育成に向けた取り組みを行うためJARD、JAIA、CQ出版社とJARLの4者でアマチュア無線継続的発展会議をキックオフし4者連携の上、活動を開始しております。この活動でこれまでの協力体制に増した関係を築き、総力を集結してアマチュア無線の振興と次世代育成に向けた各種施策を行って参ります。皆様にもできるだけ早く報告できるように進めて参ります。

 最後に、当連盟は2026年に100周年という区切りを迎えます、100周年を迎えるにあたり先人が築いたものを守るだけではなく更なる発展し広げていけるように積極的な活動をして参りたいと考えます。引き続き当連盟にご支援をいただくとともに、アマチュア無線の振興発展に向けてご協力をいただきますよう改めてお願い申し上げます。

一般社団法人日本アマチュア無線連盟
会 長 JA5SUD 森田 耕司

2024年4月


 ラジオ番組「ハムのラジオ」の第571回・572回(2023年12月10日・17日)放送で、森田JARL会長がJARLの改革の進捗状況について話しました。
 「ハムのラジオ」からインタビュー部分を抜粋した音源をご提供いただきました。下記よりお聴きください。

「JARL森田会長インタビュー(JARLの改革の進捗状況)」(1)
(1)
(2)
「JARL森田会長インタビュー(これからのJARL)」(2)
(1)
(2)
(3)

※番組をお聴きになりたい場合は、以下のリンクよりお進みください。
「ハムのラジオ」 https://hamsradio.net/
・第571回 https://hamsradio.net/ham/?p=11780
・第572回 https://hamsradio.net/ham/?p=11796