アマチュア衛星
「ふじ3号」
運用情報
(社)日本アマチュア無線連盟
 技術研究所

ふじ3号(FO-29)の運用予定について
(2008年8月4日までの運用予定)

【QTC】
 7月20日より「ふじ3号」は、アナログ中継器の連続運用となっています。原因不明のため、管制局ではテレメトリーの解析をおこなっています。
 下記、運用予定以外のパスでの中継器の利用は制限しませんが、ダウンリンク信号に変化がありましたら、時刻や状況などのレポートをお送りくださいますよう、お願い致します。

 JARLでは、日陰により通常は運用を停止している、アマチュア衛星「ふじ3号」のより詳細な電力事情や、UVCを含む衛星搭載制御回路の現況確認をおこなうデータ取得のため定期的に「ふじ3号」のアナログ系中継器をオンにしています。
 アマチュア衛星の受信が可能な方は、テレメトリーの受信にご協力をお願いいたします。

 アナログ系中継器をONにしているパスには、比較的受信に取り組みやすいパスもあります。
 430MHz帯CWを受信できる無線機や受信機をお持ちでしたら、高利得のGPアンテナ等の無指向性アンテナでも受信できる可能性がありますので、これまで衛星通信の経験がない方もぜひ受信してみてください。
 なお、ふじ3号のCWビーコンの周波数は435.795MHzで±9kHzのドップラーシフトがあります。

 当日「ふじ3号」のテレメトリーを受信された方は、衛星本体のコンディションの把握に役立てたいと思いますので、JARL技術課までデータをお送りください。

【利用者の皆様に重要なお知らせ】
 周回中のアマチュア衛星「ふじ3号」の電力状況は、現在、食率(太陽光が当たらない率)が30%を超える状況にあり、電力収支が悪化しております。
 このことから、食率が低下し電力状況が好転する時期の連続運用を目標として、当面の間の「ふじ3号」の運用については、「1日最大でも1パス」としていますので、あらかじめご了承ください。

「ふじ3号」の運用予定(2008年7月1日〜8月4日分を追加

※運用開始時刻はUTCで表示していますので日本時間に換算する場合は9時間プラスしてください。
 ★の付いた日の周回は、コマンド作業に時間がかかることが予想されます。また、回線の状態により中継器をONにできない可能性もありますことをご了解ください。
また、△のパスは運用試験にともなう短時間の運用。◇は運用試験予備日を示します。

     
02:25〜

01:30〜

02:20〜

01:26〜

02:16〜


01:23〜

01:18〜

02:08〜
10 11
15:03〜
12
01:10△
14:07〜
13
02:00〜
14
15
16
02:45〜
17
01:50〜
18
02:40〜
19
01:45
20
00:57〜
02:35〜
21
01:40〜
22 23
01:35〜
24
02:25〜
25
01:33〜
26
02:23〜
27
02:26〜
28 29
01:23〜
30
02:13〜
31
01:18

02:08〜

01:15〜


00:20★
02:05〜


10
11 12
13
14 15
16
17
18 19
20
21 22
23
24
25 26
27
28 29
30
31




【データ送付先】JARL技術課
E-mail:lab(アットマーク)jarl.or.jp
※上記アドレスは、スパムメール防止のため「@」を(アットマーク)と表記しています。ご了承ください。

【お願い】
 AOSの方位によってはビルなどの影響により送信機を予定の時刻にONにできないことがあります。
 また、中継機を使用される局は、衛星のCWテレメトリを確認してからアップリンクをおこなうようお願い致します。
 「ふじ3号」はコマンド専用の受信機は搭載しておらず通信用の受信機を兼用しています。
 コマンド作業中に多くの局がアップリンクしますと中継機をONにするのに時間がかかることがありますので、ご協力をお願い致します。

(2008年6月30日)

【2007年8月の運用】
【2007年9月の運用】
【2007年10月の運用】
【2007年11月の運用】
【2007年12月の運用】
【2008年1月の運用】
【2008年2月の運用】
【2008年3月の運用】
【2008年4月の運用】
【2008年5月の運用】
【2008年6月の運用】

HomeHOME MenuMenu Sub MenuSub Menu

Copyright © 2008 by
The Japan Amateur Radio League, Inc.