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(総務省)陸上無線通信委員会報告(案)に対する意見募集
−「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち 「433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る技術的条件」−
情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会(主査:三次 仁 慶應義塾大学 環境情報学部 教授)は、「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「433MHz帯タイヤ空気圧モニタ(以下、「TMPS」という)及びリモートキーレスエントリ(以下、「RKE」という)に係る技術的条件」について、検討をおこなってきており、陸上無線通信委員会報告(案)を取りまとめましたので、令和6年9月7日(土)から令和6年10月7日(月)までの間、意見の募集をおこなっています。
なお、当連盟の森田会長は同委員会の専門委員を務めており、令和6年9月5日に開催された第87回の同委員会においては、「委員会報告案の共用検討では、アマチュア無線への影響は皆無ではないが、実用上問題ないと判断できる結果が出ている。TPMS・RKEからアマチュア無線への干渉はまったくないとは言えない状況ではあるが、世界的なTPMS・RKEの普及等を考慮し、アマチュア無線連盟として、周波数共用は容認せざるを得ないものと考える。一方で、アマチュア無線からTPMS・RKEへの干渉も懸念されることから、自動車業界にはTPMS・RKEのシステム設計等の工夫やユーザ等への周知を図るなどの取り組みに期待したい。また、RKEの動作不良の原因として、アマチュア無線が社会悪とならないように、関係者には十分にご配慮いただきたい。」との発言をおこなっています。
また、アマチュア無線との433MHz帯TPMSおよびRKEとの周波数共用についてはJARL電磁環境委員会がこれまでの経緯をとりまとめているのでご覧ください。
詳細につきましては、次のURLを参照してください。
▽総務省の報道発表
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000659.html
▽周波数共用についてのこれまでの経緯(JARL電磁環境委員会)
https://www.jarl.org/Japanese/7_Technical/TPMS_RKE_202409.pdf
(9月11日)
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