June 2014 NEWS TOPICS INFORMATION


日本生まれのデジタル通信モードD-STAR・宇宙でデビューか?

 2014年6月20日、ロシアのヤスネ宇宙基地からドニエプルロケットで、33機の小型衛星が打ち上げられました。その中には4つの子衛星を分離するものもあり、37の小型衛星の同時打ち上げがおこなわれたことになります。AMSATやARRLの発表によれば、37の小型衛星のうち12機がアマチュアバンドの送信機を有するアマチュア衛星です。12機のうち10機はビーコンやテレメトリー送信を主体とした衛星ですが、ほか特筆すべき衛星が2機あります。

 AMSAT-NLや欧州の15大学等が中心となって開発したFUNCube-3(QB50P1)は、アップリンク435.035-435.065MHz LSB、ダウンリンク145.935-145.965MHz USBのアナログ中継器(逆へテロダイン)を搭載した貴重な衛星です。

 TabletSat-Aurora(右のイメージ写真、出典:SPUTNIX社のWebサイトhttp://www.sputnix.ru/en/)はロシアのSUPUTNIX社が開発したロシアでは初の民間地球観測衛星ですが、D-STARパロット中継器(オウム返しDV中継器)も搭載され、約8秒までのメッセージを録音し、DVモードで再送信する機能を有しています(周波数は437.050MHz)。

 JARLが開発した日本生まれのデジタル通信モードD-STARが晴れて宇宙でデビューするかもしれないのです。

 過去、「D-STARのDVモードを使った衛星通信」の事例は、2007年7月にアメリカ・バージニア州のN3UCマイケルさん(AO-27のコントロールオペレーター)と、ジョージア州のAA4RCロビンさん(D-STARのリフレクターシステムやDVAP等の開発者の一人)が、AO-27(AMRAD OSCAR-27、EYESAT)を使っておこなったケースがありますが、このときAO-27の中継器(19,200bpsのGMSKデータが通る広帯域FM中継器)は、144MHz帯で受信したDVの信号を、そのままアナログ(FM)信号として430MHz帯で地上に再送信しただけで、D-STARパロット中継器の動作とは根本的に異なっています。

 ARRLのニュースによれば、D-STARパロット中継器の運用は7月前半からの予定とのことで、運用の成功が大いに期待されるところです。

▽AMSAT-NAの関連記事
http://www.amsat.org/?p=2825
▽ARRLの関連記事
http://www.arrl.org/news/amateur-radio-payload-beacons-heard-following-june-19-launch
▽AO-27 on the Web(AO-27 does D-Star)
http://www.ao27.org/

(06月27日)




平成25年度末(平成26年3月31日)現在の、各級アマチュア無線従事者免許取得数

 総務省は、平成25年度末(平成26年3月31日)現在の各級アマチュア無線従事者免許取得数を次のように発表しています。

年度16171819202122232425
第一級23,05023,69724,68525,42726,06526,68327,41828,14729,16930,079
第二級73,28173,70574,14774,46274,84675,22975,60076,16776,94177,628
第三級149,404156,415169,149180,033188,545195,122201,371208,322214,642220,785
第四級2,924,0652,938,9272,956,7322,974,5692,989,5323,002,9203,015,3203,027,8023,041,1523,055,638
小計3,169,8003,192,7443,224,7133,254,4913,278,9883,299,9543,319,7093,340,4383,361,9043,384,130

(06月24日)




情報通信研究機構NICTが2014年の施設公開を実施

 情報通信研究機構(NICT)は、今年も恒例の施設公開を7月に実施します。

 施設公開は、東京都小金井のNICT本部と、兵庫県神戸市のNICT未来ICT研究所で予定されています。

 小金井の本部の公開は「NICT夏休み特別公開」と題して、7月24日(木)・25日(金)に開催が予定されており、主に子供たちを対象としたイベントとして、「NICTの研究活動を紹介する子ども見学ツアー、小学校高学年向けの工作教室、南極教室や科学に関する体験コーナーなど、科学に親しめるような内容の展示や催事がおこなわれる予定とのことで、イベントの詳細は、決まり次第NICTにWebサイトに発表になる模様ですが、一部イベントは定員ありの事前予約制となっているとのことですので、ご家族で見学を計画される方は、マメにイベントの最新情報をチェックして、申し込み忘れがないようにされてください。

 また、神戸の未来ICT研究所の公開は、7月26日(土)に開催が予定されており、 同研究所の研究活動をわかりやすく紹介する展示ブースや体験コーナーに加え、 研究者による講演会も開催されます。参加費や事前の申し込みは不要とのことですので、興味をお持ちの方はぜひ出かけて みませんか?

▽「NICT夏休み特別公開」のご案内(NICT本部)
http://www.nict.go.jp/info/event/2014/07/140724-1.html
▽未来ICT研究所2014施設一般公開
http://www.nict.go.jp/info/event/2014/07/140726-1.html

(06月17日)




東北地方非常通信協議会平成26年度定期総会でアマチュア無線クラブが表彰

 東北地方非常通信協議会が、平成26年6月5日、仙台市青葉区のホテル法華クラブ仙台で開催した、平成26年度定期総会で、非常通信に関連して多大な貢献をされた3団体に対し表彰がおこなわれました。

 アマチュア無線関係では、七時雨(ななしぐれ)アマチュア無線クラブ(JR7ZTO)が、「岩手県主催の岩手山噴火非常訓練に参加し、災害発生による電話回線不通時の際の非常通信訓練をおこなうとともに、防災訓練にも無線を活用して積極的に参加し、また東日本大震災後、無線通信によって届いた被災者の声に応え、食料品等を搬送した」として、東北総合通信局長感謝状の授与を受けました。

(06月06日)


「詳細」


平成25年度末のアマチュア無線局数(平成26年3月末)

 総務省が発表している、平成25年度末(平成26年3月末)のアマチュア無線局数は次の通りです。

北海道東北関東信越北陸東海
39,18443,550121,92618,19811,48559,594
近畿中国四国九州沖縄総計
53,28428,72319,51438,2032,526436,187

(06月03日)




   
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