March 2012 NEWS TOPICS INFORMATION


網走支部が「オホーツク支部」に名称変更(2012年4月1日から)

 JARL NEWS2012年冬号等でもすでにご案内していますが、「網走支部」の名称が2012年4月1日から「オホーツク支部」に変更となります。

 同支部では、支部のWebサイトで今回の支部名称の変更に際して「2011年11月26日のJARL第2回理事会において、「網走支部」をオホーツク総合振興局の名称にあわせ「オホーツク支部」に変更することとなりました。準備周知期間を考慮して、4月1日からの実施となります。呼称の変更であり今後の活動にあっては何ら変わるところはありませんので、引き続きご協力のほどお願いいたします」と、案内しています。

 オホーツク支部区域内の市郡(市町村)は、次のとおりです(JARL制定市郡番号順)。

北見市(市番号:0108)、網走市(市番号:0111)、紋別市(市番号:0119)、
網走郡(郡番号:01005、大空町・美幌町・津別町の3町)、
斜里郡(郡番号:01036、斜里町・清里町・小清水町の3町)、
常呂郡(郡番号:01048、訓子府町・置戸町・佐呂間町の3町)、
紋別郡(郡番号:01070、遠軽町・湧別町・滝上町・興部町・西興部村・雄武町の6町村)

(3月30日)




平成23年度「静岡県西部ハムの祭典」、浜松市で開催

 JARL静岡県支部は、平成24年2月26日(日)午前10時から浜松市南区の浜松卸商センター「アルラ」にて、静岡県西部アマチュア無線連絡協議会の協力を得て、平成23年度の「静岡県西部ハムの祭典」を開催しました。

 はじめに、主催者側の栗田・日本アマチュア無線連盟 静岡県支部長の開会挨拶があり、続いて来賓の山崎寿仁東海総合通信局電波監理部監視課長のご挨拶をいただきました(写真右)。

 式典終了後、恒例の各種展示・販売等が盛大に始まりました。

 会場の正面入口前には、東海総合通信局の不法無線局探索車(DEURAS-M)が公開展示されました。

 無線技術に関心のあるハムたちは、電波発射方向を調べるDEURAS-Mにアドコック・アンテナが見えない事に、怪訝さを感じているようでした。監視課員の「探索車の天井裏に内蔵の最新式平面アンテナを使用している」との説明に納得しているようでした。

 DEURAS-Mのモニター画面を覗き込んで、電波の発射方向・位置が素早くわかることに、感心しているようでした(写真右)。

 東海総合通信局からは、このほか第2会場に監視課の「規正用無線局と携帯型電波方向探知機の公開展示」、企画調整課の「電子申請Lite」に必要なID、パスワードの取得申請のお手伝い」等の行政サービスがあり、またこれらのブースに隣接して静岡県監査指導委員会から遵法喚起のための業務無線局「あまちゅあがいだんす」局の公開展示、電波適正利用推進員協議会の不法電波防止の周知啓発活動、JARLのQSL転送受付やJA2RL公開運用がおこなわれていました(写真右)。

 規正用無線局ブースでは、多数のハムたちがいろいろな機能(特に電波方向探知用アンテナ)の説明を熱心に聞いておりました。

 電子申請等の説明ブースでは、多数の年配の方々が説明を聞いており、実際にID、パスワードを申請した方もいたようでした。第2会場の反対側フリーマーケットでは、昔なつかしいリニア アンプ(TL922)関係の電子部品を始め、いろいろな電子部品が販売されていて、賑わっておりました(写真右)。

 第1会場では、多数のアマチュア無線機メーカー・販売店が最新式の無線機、アンテナ等を展示・販売をしており、多数のハムたちが販売ブースの前に集まっておりました。小学生たちも会場内を歩き回っており、将来が期待されるようでした。

 また、この反対側のコーナーでは、多数のアマチュア無線クラブが、クラブの紹介をしており、多数のハムたちと「無線の話」で盛り上がっておりました(写真右)。

 恒例の抽選会もあり、皆さん大いに盛り上がり、560名以上の参加者を迎えることができた平成23年度の「西部ハムの祭典」は無事終了しました。

 なお、当日の来場者は約560名で、参加者の割合は、静岡県西部57%、中部12%、東部4%、愛知県23%、その他4%でした。

(レポート:JA2WO中村康夫さん、静岡県監査指導委員)

(3月9日)




第11回西日本ハムフェア、1,450名を迎えて盛大に開催される

 3月4日、熊本県玉名郡長洲町のユニバーサル造船有明事業所体育館で、第11回西日本ハムフェアが九州地方をはじめ全国各地から1,450名の来場者を迎えて盛大に開催されました。

 当日の天候はあいにくの小雨。天候の状況を配慮して、実行委員会では定刻09:30の開場時刻を若干繰り上げてテープカットがおこなわれました。


▲テープカットのひとこま。左からJA3ATJ坂井紀久男JARL監事、中逸博光長洲町長、JA5MG稲毛 章JARL会長、内山和則九州総合通信局無線通信部長、JF6MIT宮川香枝子JARL九州地方本部長

▲会場内で運用された特別記念局8J6HAM

 地方本部や支部、アマチュア無線クラブのブースをはじめ、無線関連機器メーカー、無線関連機器や電子パーツ販売店ブースほか、今年の西日本ハムフェアには韓国のハムの出展もありました。
 総務省の電子申請の解説ブースも大いに力が入っていたようで、多くの来場者の方々が熱心に解説を受けていました。

 例年の出来事ではありますが、西日本ハムフェアでは開会直後から場内は身動きが取りにくいほどの人混みとなり、お昼近くまで継続する傾向があります。
 今年の西日本ハムフェアも例にもれず、人混みは13:00近くまで続きました。
 小雨という天候の関係もあって、来場者の場内滞留時間はたいへん長かったようで、実行委員会が場内アナウンスで発表した12:00現在の来場者数は1,300名でした。


(写真上)ディスカッション「新生JARLに望む」、(写真右)久々のアイボールを楽しむ光景も多く見られた

 講演会等ではJA5MG稲毛 章JARL会長ほかや九州地方の社員の代表者、支部長の代表者等を交えて「新生JARLに望む!」という意見交換のディスカッションを開催しました。
 さらに「APRS勉強会」(講師:JF1AJE松澤荘八氏)、「アンテナ手作りの勧め」(講師:JA6PJ築地武彦氏)などが開催され、多くの来場者の方々が熱心に聞き入っていました。  来場の子供たちのための「子ども電子工作教室」も例年通り開催されました。

 そして、会場の地の利を生かした催事として、ユニバーサル造船有明事業所の厚意で毎年実施している「造船所見学」は、今年も大好評だったようで、見学バスは11便運行、約220名の方々がマンモスタンカーの造船現場の見学を楽しまれたようです。


▲来場の子供たち向けの電子工作教室も実施

▲造船所見学バスは11便運行された

 そして実行委員会では閉会が近づく、14:00から「お楽しみ抽選会」の抽選券の配布を開始しました。抽選会の賞品の多くは、さまざま企業、団体、個人の協力で提供いただいたものだそうです。抽選券は300枚用意されましたが、ほどなく300枚すべての抽選券の配布を終了。

 例年どおり、西日本ハムフェアの事務局をつとめたJE6ONQ井上 滋さんは、
「抽選券は14:00からの配布なので、300枚用意しておけば十分足りるのではと思っていましたが、アッ!という間になくなってしまいました。閉会1時間前にも関わらず、会場内には確実に300名を大きく超える来場者の方々が残っていらっしゃったということで嬉しい限りです」と語っています。

 そして14:30から抽選会が開催され、来場者の方々は思わぬお土産に大喜びのようすでした(写真右)。

 決して好天とは言えませんでしたが、開催時間内にはとりたてて雨具を必要とするほどには雨脚が強くなることもなく、来場者の皆さんは、数々のイベントを大いに楽しんで帰路につかれたようです。

(3月6日)


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