「地域ICT未来フェスタ in あおもり 2007」に
アマチュア無線ブースを出展(青森県支部)
多くの子供たちにアマチュア無線の面白さをPR


▲メイン会場の「青い森アリーナ」

▲賑やかな会場内のようす。

 地域ICT未来フェスタは、地域情報化の全国的な推進を図るため、毎年総務省と開催県等が連携して開催する全国規模のイベントです。
 今年は、「地域ICT未来フェスタ in あおもり 2007」の名称で、10月12〜14日の3日間、メイン会場の青森県青森市の「青い森アリーナ」、弘前市・八戸市にサテライト会場を設けて開催されました。


▲入場受付のようす。次から次から来場者が訪れ、人混みが絶えなかった。

▲JARLの展示ブース。古いラジオなどの展示もおこないました。

 JARLも情報通信関連の1団体として、青森県支部が中心となって会場にブースを出展。また、9月21日〜10月14日の間、同フェスタの開催を呼びかける記念局8N7ICTを開設しPR運用おこなってきたほか、会期当日は会場ブース内で8N7ICTの公開運用をおこないました。

 地域ICT未来フェスタは、昨年の「地域ICT未来フェスタ in にいがた 2006」もそうでしたが、国(総務省)と都道府県が主体となって開催する情報通信のイベントということもあり、開催初日の金曜日にも、開催都道府県ほか隣接地方自治体の市区町村の学校が団体で見学に訪れて、児童・生徒で会場内が大にぎわいとなるという傾向が見られます。

 今年の「未来フェスタ」も、初日から青森県内はもとより、秋田県・岩手県ほか近隣の自治体から学校単位の団体で見学に訪れた児童・生徒たちで、会場はてんやわんやの大にぎわいとなっていました。アマチュア無線ブースも例外ではなく、次から次へと子供たちが訪れて、青森県支部のメンバーを中心としたブースのスタッフは、元気な子供たちの対応にうれしい悲鳴を上げていました。

▲次から次へと、アマチュア無線ブースに来場した子供たちに、アマチュア無線の面白さを説明するJE7JGG佐藤青森県支部長。

 もちろん、情報通信関連各団体、情報通信機器メーカーのブースも大変な賑わいで、コンサートや数々の楽しいアトラクションも多数開催されたことから、2日目、3日目もフェスタ観覧希望者が朝早くから入場受付に行列を作り、整理券を発行して入場制限をおこなうほど、会場内は連日の大賑わいでした。

 アマチュア無線ブースには、昔懐かしい古いラジオなどの展示もおこなったことから子供たちはもとより、古くからアマチュア無線を楽しんでいるOMの方々からも多数声がかかりました。

 「地域ICT未来フェスタ in あおもり 2007」実行委員会の発表によれば、青い森アリーナのメイン会場のみで、40,000名以上の来場が達成できたということです。
 JARLブースでも多数の来場者、とりわけ来場の多数の子供たちにアマチュア無線の入門パンフレットの配布や、アマチュア無線のPRをすることができ、たいへん有意義な成果を得ることができました。

 なお、来年の地域ICT未来フェスタ2008は、徳島県徳島市での開催が予定されています。

(TNX JA7NL、JE7JGG)