▲開会式のようす。開会の挨拶をする長谷川関西地方本部長(JA3HXJ)。舞台左手は関西
の各府県支部長と、フェスティバル実行委員会役員の方々。来賓として、倉田 薫池田市長、
井上 章(JS3TQM)大阪府議会議員、 井川款恵池田市教育委員会部長、JA1AN原会長、
井上徳造日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)副会長(JA3FA)が駆けつけた(舞台右手)


2日間でのべ5,000人が来場!
第10回関西アマチュア無線フェスティバル終わる

▲会場では8N3Xほかの記念局もアクティブに運用された。

販売店、クラブ等の販売ブースは屋内・屋外の両方に設けられた 5月21日〜22日の2日間、大阪府池田市の池田市民文化会館で、第10回関西アマチュア無線フェスティバルKANHAM2005が開催されました。2日間で、のべ5,000人が数々の展示や催事を楽しみました。
 今年は、池田市の伝統芸能の一つ「いけだ薪能」の開催日と重なったため、残念ながら市民会館のアゼリアホール(大ホール=昨年のおおさか・いけだ総会の会場)側が使用できませんでしたが、使用できるスペースを有効に活用して、さまざまな楽しい展示や催事、各種の講演等が実施されました。

●電子部品でメカ虫作り

 今回の関西アマチュア無線フェスティバルでは、新企画もおこなわれました。
 「電子部品でメカ虫作り」は、使わなくなった電子パーツや、ジャンク箱に眠っているパーツを使って、かわいい昆虫の模型を作ろうというもの(講師は発案者のJA3GWE中井啓二さん)。
 奈良県支部が支部大会で実施して、大人から子供まで大いに人気を集めたことから、関西アマチュア無線フェスティバルの催事としても実施されることとなりました。

電子部品でメカ虫作りを楽しむ来場者のみなさん

 会場となった3階イベントホールでは、子供たちはもちろん、ご両親も熱心にメカ虫作りを楽しむ姿が数多く見られました。

●工作教室はFMラジオ

元気な子供たちは興味津々で工作教室に申し込み!  また同イベントホールでは、日本橋でんでんタウンの協力で、工作教室もおこなわれました。工作教室では昨年までは、AMラジオのキットが教材となっていましたが、今回の教材はFMラジオ。ハンダ付け不要で組み立てができる手軽なキットを教材として、会場に来場する子供たちを対象として、なんと!「参加費無料」で実施しました。
 運営のとりまとめをおこなった、田中 透大阪府支部長(JR3QHQ)によれば、「とにかく、多くの子供たちに集まってもらいたい!アマチュア無線の楽しみを知っていただきたかったので、運営予算等には限りはありますが、子供たちに楽しんでもらえる企画を最優先しました」とのことです。

●本邦初の無線落語! 


▲開演を前に、3名の噺家の方々の紹介を兼ねたトークショーがおこなわれた。
左から司会の村上評議員、桂壱之輔さん、桂つく枝さん、笑福亭瓶太さん。

 21日の小ホールでは、これも前例のない企画として、現役の3名の上方噺家(笑福亭瓶太、桂壱之輔、桂つく枝)による落語の公演がおこなわれました。
 中でも笑福亭瓶太さんの落語は、アマチュア無線を題材とした初の無線落語(落語の原作者はJE3LGJ村上和隆評議員)で、瓶太さんの小気味よい語りに、満場のホールの場内は爆笑の渦となっていました。

●恒例のイベントも大人気! 

 もちろん、実用化が始まった、D-STAR機器の関連展示をはじめ、D-STARシステムに関する講演をはじめ、DXCCフィールドチェック、電波教室など、恒例のイベントも盛りだくさんでした。
 初日18:00から開催された、KANHAMパーティーには約80名が出席し、親睦を深めました。
 来年のKANHAM2006も今から楽しみですね!

▲KANHAMパーティー

▲電波教室

▲D-STAR展示コーナー

▲各種ミーティングも開催

▲DXCCフィールドチェック




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