一般社団法人 日本アマチュア無線連盟

WRC-12にて決定された
主なアマチュア無線関連事項


 151カ国、3,000名以上が出席して、2012年1月23日からスイス・ジュネーブで約一カ月間にわたって開催された世界無線通信会議 (WRC-12) には、JARLからも政府代表団の一員として参加いたしました。会議は2月17日に終了し、アマチュア無線に関する決定事項としては、500 kHz帯で7 kHz幅が新たに配分されました。
 主な決定事項は次のとおりです。

(1) 415-526.5kHzにおけるアマチュア業務の2次分配の検討
 472-479 kHzの帯域 7 kHzを二次的基礎でアマチュア業務に分配する。 アマチュア業務の局の最大送信電力は1 W (e.i.r.p.) とする。 この周波数帯においては、アマチュア業務の局は航空無線航行業務の局に有害な干渉を与えてはならず、また、航空無線航行業務の局からの干渉保護を求めてはならない。

(2) WRC-15の議題
2015年に開催が予定されているWRC-15の議題の一つに、5,250-5,450 kHzの帯域内で二次的基礎でアマチュア業務に分配する可能性の検討が挙げられました。





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