下の折れ線グラフは、南極・昭和基地で運用した8J1RLなどの交信局数の推移を表わしています。8J1RLが開設される1966年以前では越冬隊員の個人のコールサインで運用されていましたので、それも加えてあります。1966年の8J1RLの交信数は585局、その後、1999年には第40次越冬隊メンバーによる2万3千局あまりという、それまでにない数多くの交信がおこなわれました。
 1963〜1965年にかけて一時観測が中断された以外は、毎年観測隊が派遣されており、併せてアマチュア無線運用もおこなわれていますが、この交信局数については、11年周期と言われる太陽黒点の増減によるコンディションの影響も受けますし、またこれらの条件が整ったとしても天候や各隊の事情により大きく変動します。(Special thanks to JA9BOH for providing these QSO Data)
 

▲上のグラフは、8J1RLの毎年のQSO数推移