JARL NEWS 履歴
今月の 2003年5・6月号 ■7-8月号の表紙■
「世界をめざそう!アマチュア無線」8月23日から24日、東京ビッグサイト 西2ホールでハムフェア2003が開催されます。
 アマチュア無線のデジタル技術プロジェクトD−STAR、学生ハムが手作りした超小型アマチュア衛星XI、CUTEに関する展示や催事、世界のアマチュア無線情報に関する講演も予定されています。23日には当日受付即日結果発表の臨時国試も開催されますが、今年は4アマに加えて、3アマの試験も実施されます。
 ぜひ、ご家族、友達をさそってご来場ください。
※JARLからのお知らせは「CQ ham radio」誌(CQ出版社刊)においても、毎号「FROM JARL」として、掲載しておりますので、ご参照いただきますよう、ご案内いたします。なお、JARL NEWS 次号の発行は9-10月号(9月1日発行)です。

■7-8月号の主な記事■   
QTC
TOPICS(一部修正)
第45回通常総会「彩の国総会」関連
ハムフェア2003のご案内
地方だより(各地の行事案内については、こちらをご参照ください)
KANHAM2003 第8回関西アマチュア無線フェスティバル開催される
インフォメーション

RFIDとアマチュア無線について
JARL NEWS 9月号以降の発行について

【訂正】
P32 各地の行事予定(島根県)
P35 三重県「第27回オール三重33コンテスト」規約


QTC

ハムフェア2003 東京ビッグサイトで8月23日 24日に開催!

 梅雨が明けると夏も本番。夏といえば,8月はわが国アマチュア無線界最大のイベント,アマチュア無線フェスティバル「ハムフェア」の開催です。
 今年のハムフェア2003は,昭和52年(1977年)の第1回から数えて27回目になります。これは,JARL会員のみなさんをはじめ,多くのアマチュア無線家の長年の支持と協力があればこそ続けられてきたことで,いまでは真夏のハムの祭典として定着しています。
 さて,ハムフェア2003は,昨年に引き続き東京有明の「東京ビッグサイト」西2ホールで8月23日,24日の2日間の開催になります。今年は,「世界をめざそう! アマチュア無線」をキャッチフレーズに,デジタル技術を導入しネットワーク化したアマチュア無線の新しい可能性に関する展示や,アマチュア無線の原点ともいえる電子工作の楽しさを広く知ってもらう工作教室をはじめとして,例年どおりたくさんの催し物を 計画しております。
 また,昨年から入場整理費に高校生料金を設定し,次世代をになう若い人たちが,より来場しやすくしました。
 ハムフェアは,広く一般の人にアマチュア無線を知っていただく良い機会です。JARL会員のみなさんはもちろん,これからアマチュア無線をはじめてみたい人などにもぜひ声をかけて,友人,ご家族お誘いあわせのうえ,ハムフェア2003へご参加ください。



TOPICS

■1エリアでJA1プリフィックスの3文字サフィックスのコールサインが再割り当て開始

 1エリア(関東総合通信局管内)では,最近まで7N4プリフィックスのコールサインが発給されていましたが,このたびJA1プリフィックスの3文字サフィックスのコールサインの再割り当てが始まりました。
 今後は,JA1,JE1,JF1,JG1,JH1・・の順に,空きコールサインによる発給となります。現在免許を切らしている方が,自身の旧コールサインでの再開局を希望・予定している方は,まず以前,自分に割り当てられていたコールサインが,現在再割り当て可能な状態(空きコールサインである)であることを確認して,再開局の申請をおこなっていただきます。「空きコール照会センター」は電話03-5395-0992(平日11時〜16時)。
 なお,JA6エリア(九州総合通信局管内)においても,JA6プリフィックスの3文字サフィックスのコールサインの再割り当てがすでに実施されています。

■第3地域総会は延期 SARSの影響

 IARU第3地域(議長:フレッドジョンソン,ZL2AMJ)は9月1日〜5日に台湾・台北市で開催される予定だった「第12回IARU第3地域総会」を延期すると発表しました。
 これは新型肺炎,重症急性呼吸器症候群(SARS)の影響を懸念したホスト団体CTARLからの延期要請を受け入れたもので,新たな開催時期は未定です。

■2004年にHLで世界のYLが集合(一部修正)

 韓国の女性のアマチュア無線団体である,KLARCがホスト役となって,2004年の10月に,第7回世界女性アマチュア無線技士の集い(The world-wide YL Meeting)ソウル大会が予定されています。
 JN誌掲載の一部を修正の上、次に韓国のこの大会の実行委員会からの最新情報を掲載いたします。

 ■The world wide YL Meeting 2004 in Seoul, Korea■

 KLARC(The Korea Ladies’ Amateur Radio Club=韓国のYLハムクラブ)は、2004年10月8日〜12日に、世界YLミーティング2004韓国ソウル大会を開催します。
 世界から多くのYLハムやOMハムの方々が、「鮮やかな朝の国(The Land of the Morning Calm)」韓国に集合します。
 この国際的なYLミーティングは、1991年にスウェーデン(ストックホルム)で第1回目を開催。その後、1993年に日本(大阪)、1996年にドイツ(ベルリン)、1998年にノルウェー(スバルバード)、2000年にニュージーランド(ハミルトン)、2002年にイタリア(シシリー)と2〜3年間隔で開催されてきました。
 今回のソウル大会も、世界からYLハムが一同に集い、また親睦を深める素晴らしい機会です。QSLカード、情報だけでなく、アイデアの交換をはじめ、歴史や文化を分かち合いましょう。
 開催期間中には特別なコールサインの記念局も運用する予定です。多くのみなさんにご出席いただき、2004年のYLの祭典をぜひ素晴らしいものとしましょう。

 The world wide YL Meeting 2004実行委員会 in Seoul, Korea
 会長 HL2KDW, Chae, Do,Sook E-mail:hl2kdw@hotmail.com

■JARL Webで会員検索

 JARL Webの会員専用ページに6月10日から会員検索機能が追加されました。このページでJARL・QSLビューローを経由して,QSLカードの転送が可能なコールサイン(准員ナンバー)を検索することができます。
 なお,このページにはJARL Webトップページの「会員検索」のボタンからログインできます。

■「君が作るICラジオ」参加者72名,全員が喚声

   JARL東京都支部(支部長=JA1DXU本間さん)では,6月15日10:00〜14:00,千代田区の科学技術館で工作教室「君がつくるICラジオ」をおこないました。既 報

■JA2ZP 森氏が電波の日に表彰される

 平成15年「電波の日・情報通信月間」で,JA2ZP 森 一雄氏(元JARL東海地方事務長)が,東海総合通信局長表彰を受けました。
 受賞の理由は「アマチュア無線の健全な発展および無線従事者の育成・指導など電波利用秩序の効率的利用への貢献」です。

■電波法令抄録が最新版

 「抄録」の名前で親しまれている「電波法関係抄録」は,毎年6月中旬に発行され一年間の認定期間を定められています。このほどその,抄録ができ,総務大臣の認定を受け,平成15年用アマチュア局用「電波法令抄録」として発行されました。定価1050円(税込み)A5判192ページ JARL編,CQ出版社取り扱い

■オフバンドにご注意!アマチュアバンド使用区分を守って運用しましょう!

 このページをご覧になっているアマチュア局のみなさんは,電波法令を守ってアマチュア無線を楽しんでいることと思いますが,現状ではアマチュアバンド使用区分で決められていない電波型式で運用したり,さらにはアマチュアバンドを逸脱して運用している(=オフバンド)不法局が見受けられます。
 関東総合通信局(電波監理部宇宙国際監視課)によると同局では,このたびHF帯でオフバンド運用をしていた無線局3局の電波の発射源を突き止め,運用していた3名を摘発,電波法令違反で処分しました。これら3局の中には,アマチュア局の免許を有するものも含まれていたということです。
 ご存じのとおり電波法令等に基づいてアマチュアバンド使用区分は定められていますが,オフバンドによる運用は,これらを逸脱する不法行為であることは言うまでもなく,仮にアマチュア局の免許を有していても,それはアマチュア局ではなく不法無線局の運用とみなされ処分を受けることもあります。なにげない,安易な電波発射が重大な違反を招く結果にもなりかねませんので,十分に注意してアマチュア無線局を運用しましょう。
 なお,関東総合通信局では引き続き,不法・違法無線局への対策を強化していく,としていますが,アマチュア局のみなさんにあってもアマチュアバンド内で,電波法令を守った運用にご協力をお願いいたします。
 また,不法局への対策では,不法局を確認した場合の各総合通信局への報告(法80条による申告)に加え,日頃から自局のコールサインを送出して,アマチュアバンド内における不法局が出現しにくい環境づくりにもご協力ください。

【ご寄付】6月8日,JA5AG故太田等様から連盟あてご寄付(10万円)をいただきました。
 ご冥福をお祈りいたすとともに,厚く御礼申し上げます。

【お知らせ】長らくご愛読いただきました,本誌のJA1CO菅 宮夫氏「今月の伝搬予報」について,ここ数年は季刊掲載しておりましたが,このたび都合により掲載を休止することになりました。長期間にわたって執筆いただきました菅OMに対し,深くお礼申し上げます。
 なお,電波伝搬予報については,CQ誌においては従来どおり毎月掲載される予定です。

■JARL NEWS 9月号以降の発行などについて■

 JARL NEWSの発行については、9月1日発行予定の9-10月号、11月1日発行予定の11-12月号、1月1日発行予定の1-2月号、3月1日発行の3-4月号を、年度内に隔月で奇数月の上旬に会員のみなさんのお手元に届くように発行いたします。
 なお、地方だより、クラブニュース、QSPなどの原稿の締め切りについても、次のとおり予定しています。9-10月号(9月1日発行予定)の原稿締め切りは7月20日とし、9月上旬から11月上旬までの行事などを掲載させていただきます。みなさんのご協力をお願いいたします。


■ インフォメーション

■2003全日本ARDF競技大会に挑戦しよう!参加選手の募集を8月1日より開始します
 10月26日(日),JARL主催2003全日本ARDF競技大会が秋田県で開催されます。「ARDF競技ははじめて」という方も,144MHz帯の受信機やアンテナがあれば参加することができますので,奮ってご参加ください。

【開催日】平成15年10月26日(日)
【開催地】東北地方本部区域内(秋田県北秋田郡森吉町周辺)
【競技の実施方法】
「ARDF競技の実施方法」により,競技部門は「144MHz帯部門」のみとします(電波型式はF2で実施)
【表彰】
・大会表彰:海外からの外国人選手を除く参加者を対象。競技クラスごとに,参加人数に応じた競技成績で上位入賞者に賞状やメダルを贈呈します。
・その他の表彰:地方本部対抗部門賞(JAIA賞),支部対抗部門賞,高等学校対抗部門賞の各賞のほか,外国人選手に特別賞を贈呈する場合があります。
【参加申し込み方法】
○申し込みに必要なもの
@参加申込書
 参加申込書は80円切手を貼った返信用封筒を同封のうえ,JARL運用課まで申し込みいただくかJARL Webで入手可能です。
A競技参加費(傷害保険料を含む)
 JARL会員5,000円(19歳未満2,0000円)
 非会員10,000円(19歳未満3,000円)
※大会前日の宿泊場所や料金,申し込み方法,また大会当日の集合場所や競技スケジュールなどは,現地実行委員会で調整中です。これらについては,8月中旬ごろお知らせできる予定ですので,JARL運用課までお問合わせください。またJARL Web等でもご案内します。
【申込先・問い合わせ先】
〒170-8073東京都豊島区巣鴨1-14-5
JARL運用課気付 2003全日本ARDF競技大会実行委員会 電話03-5395-3112
○申込受付期間
 平成15年8月1日〜9月5日(消印有効)
【審判員募集】
大会に従事いただける審判員を募集します。希望者は参加申込先までお知らせください。

■第459回理事会報告(既報)  ■第460回理事会報告(既報) ■第102回評議員会報告(既報)

■次世代通信委員会開催
 平成15年5月6日,JARL事務局会議室で次世代通信委員会(委員長:JA1CIN)を開催。デジタル中継局に関する諸問題,実験局などについて検討をしました。

■国際問題検討委員会開催
 平成15年5月20日,JARL事務局会議室で国際問題検討委員会(委員長:JA1KAB)を開催。WRC-03にむけての対応などについて検討をおこないました。

■JA3HXJ 長谷川関西地方本部長の住所変更
【新住所】〒655-0035神戸市垂水区五色山6-4-15-805 長谷川 良彦

■サイレントキー
 次の会員の方がお亡くなりになりました。つつしんでご冥福をお祈りします(敬称略)。
7N1TQI 嶋崎元美
JQ3QYN 増井範久
JF5CUS 山崎慶親
JJ6TDY 宮崎俊康
JH8RIA 藤川 修
JJ8XLC 武部義行
JR8JSI 大越 力
 会員のご消息については,会員事業課までお願いいたします。



RFIDとアマチュア無線について

 ユビキタスネットワーク時代を迎えて,識別技術の開発・導入が急激に進んでいます。
 バーコードの代替えとして広範囲な利活用が期待されているRFIDに関する調査研究会が平成15年4月15日に設置され,多角的な角度から審議がおこなわれています。調査研究会は「ユビキタスネットワーク時代における電子タグの高度利活用に関する調査研究会」という名称で,総務大臣官房技術総括審議官の調査研究会として位置づけられ,さらに,調査研究会の検討を促進させるために「無線システムワーキンググループ」と「ネットワーク利用ワーキンググループ」が設置されました。
 JARLは「無線システムワーキンググループ」の構成員として,周波数割り当ての観点からRFIDの利用ニーズの把握,既存システムの運用状況の把握,RFID用候補周波数の絞り込みなどの検討に参画しています。このワーキンググループは4月17日に第1回が開催され,ほぼ毎週1回のペースで開催され検討がおこなわれており,6月19日までに8回の会合が開かれました。

■RFIDとは?■

 RFID(Radio Frequency IDentification)とは電磁誘導や電波により,非接触で半導体メモリーに記録されたデータを読み出したり書き込むものです。物の識別に使われるものはRFタグ(Radio Frequency Tag),人が持つものは非接触ICカードと呼ばれます。
 私たちの身近なものとしては13.56MHz帯を使用した誘導式の読み書き方式を使用した,JRの自動改札システム「Suica」やICカード公衆電話のIC電話カードなどがあります。電波によるものは2.4GHz帯を使用した「移動体識別装置」と呼ばれるシステムがあります。現在,このRFIDシステムは,多くの分野でその利活用が期待されていますが,代表的なものを下記に示します。

●物流分野
 商品の入出荷管理,航空手荷物の管理,輸送パレット
●セキュリティー管理
 入退出管理カード,万引き防止タグ
●偽造防止
 パスポート,入場券,紙幣,金券,健康保険証などの偽造防止
●環境分野
 機材部品などのリサイクル管理,廃棄物管理など
●その他
 図書管理,スポーツ(マラソンなどの順位決定),棚卸など
 このように数多くのアプリケーションが考えられているシステムで,近い将来に私たちの生活に大きな恩恵をもたらすことは間違いありません。

■RFIDの方式■

 RFIDにはいくつかの方式があり,利活用分野によって使用する方式が異なります。大別すると135kHz以下の周波数や13.56MHzを使用する電磁誘導方式とSHF帯やUHF帯などの電波を使用する方式に分けることができます。
 さらに,タグに電池を持つアクティブタイプと,質問機(情報を読み書きする装置)からの質問信号を電源としても使用するパッシブタイプに分けることができます。
 形状もさまざまなものがあり,比較的大きなものから0.5×0.5×0.5mmの超小型のRFIDも開発されています。さらに,最新の印刷技術を使い,紙やプラスチックなどに直接RFIDの回路を構成することもできるようです。さまざまな分野での利用が期待でき,私たちの生活をますます豊かにする可能性のあるRFIDですが大きな問題もあります。
 経済活動は全世界的な規模でおこなわれていますので,RFIDのシステムはどこの国でも使用できるものでなければなりません。世界的な規格としてRFIDにはISO/IECの規格があり,使用する周波数などが規格化(一部規格化作業中)されています。
 一方,無線通信の世界では,国際電気通信連合(ITU)が世界を3つの地域に分けて周波数の使用区分を定めています(無線通信規則及び同付録)さらに,各国ごとに周波数の使用区分を設けて各種の無線通信業務が円滑におこなえるように,細かな周波数配分をおこなって円滑な通信がおこなえるようになっています。

 ●カード型(13.56MHz)
 密着型(通信距離:数mm)ISO10536
 近接型(通信距離:10cm以下)ISO14443
 近傍型(通信距離:70cm以下)ISO15693

 ●タグ型
 使用周波数:135kHz以下 ISO18000-2
 使用周波数:13.56MHz ISO18000-3
 使用周波数:2.45GHz ISO18000-4
 使用周波数:5.8GHz ISO18000-5
 使用周波数:800〜900MHz ISO18000-6
 使用周波数:433MHz ISO18000-7

 RFIDに関するISO/IECの規格を上に示します。
 ISO18000-6は800MHzから900MHz帯,ISO18000-7は433MHz帯を使用する規格です。
 しかし,日本では800〜900MHz帯は携帯電話とパーソナル無線が,433MHz帯はアマチュア無線が使用している周波数帯ですので,これらの周波数帯をRFIDが使用することは現在できません。

無線システムWGでの周波数共用検討について

 昨今,数多くのRFIDシステムの実用化が進められていますが,アプリケーションによって使用する周波数や方式が異なります。
 現在,日本ではRFIDが使用できない周波数帯である800〜900MHz帯(ISO18000-6)や433MHz帯(ISO18000-7)を国内でも使いたいとの要望がメーカーやユーザー団体から出ています。
 RFIDの他にも数多くの新しい無線システムの利用が検討されていますが,これらのシステムが使用できる周波数帯はほとんどないのが現状です。既存の無線システムとの周波数共用や既存無線システムの周波数の移行や再配分などが検討されている昨今です。
 アマチュア無線は1.8MHzから248GHzまで数多くの周波数帯での運用が許されていますが,新しい無線システムとの周波数共有も視野に入れたバンド防衛についての検討が必要な時代になってきています。
 JARLでは,このアマチュア無線にとって影響の大きいRFIDについての会合に積極的に参加して,アマチュア無線家のみなさんからの意見も聞いて,種々検討・対策をおこなってまいります。

ワーキンググループの開催状況と主な審議内容

第1回 4月17日 18:30〜20:30
@無線システムWGの進め方,Aアンケートの実施,B利用ニーズの把握(プレゼンテーション)
第2回 4月25日 18:30〜20:30
@諸外国の動向(プレゼンテーション)
第3回 5月 1日 17:00〜19:00
@共用検討のための技術的事項の確認
第4回 5月16日 18:30〜20:30
@共用検討の結果報告,Aアンケートの結果
第5回 5月23日 17:00〜19:00
@共用検討の結果報告2,A利用ニーズの把握(プレゼンテーション)
第6回 5月29日 17:00〜19:00
@周波数関連事項検討(その1)
第7回 6月3日 17:00〜19:00
@周波数関連事項検討(その2)
第8回 6月19日 18:30〜20:30
@推進方策検討,AWG報告書骨子審議

 第1回および2回のWGではメーカーやユーザーから今後のRFIDに関する技術動向やアプリケーション例が紹介されました。
 また,RFIDの周波数利用ニーズの調査結果がまとめられ,具体的な干渉計算をおこなうこととなりました。
 第3回では干渉計算に必要となる技術的事項について,与干渉・被干渉のパラメーターを提示し,第4回以降のWGで周波数の共用についての検討をおこなっています。
 430MHz帯の使用を希望するRFIDシステムの概要は次のとおりです。

@433.92MHz及び432〜436MHz帯を使用するシステム
送信電力 :50mW(アクティブ方式)
空中線利得:12dBi
変調方式 :ASK,FSK,QPSKなど
帯域幅  :4MHz,500kHz,12.5kHzなど
その他  :コンテナ管理,アミューズメント施設などの屋外での使用
A433.92MHzを使用するシステム
送信電力 :EIRP 1μW(アクティブ方式)
変調方式 :FSK 
帯域幅  :約50kHz
その他  :住宅からは離れた屋内で使用

JARLは,@のシステムについては,想定されるアプリケーションの種類と数が多いこと,送信電力とアンテナ利得が極めて大きいこと,屋外使用であること,430MHz帯で免許を受けている日本のアマチュア60万局が運用している周波数帯と競合すること,EMEやアマチュア衛星通信に致命的妨害を与える恐れがあることなどから,周波数帯の共用は不可能であるとの意見を表明しています。
 一方,Aのシステムは一般の住宅からの距離が離れた屋内での使用であること,質問機からの135kHzの信号に対して非常に短時間だけ433.92MHzの電波を送信すること,1日に送信される回数が少ない(20〜30回/日程度)であることなどからアマチュア無線との周波数共用の可能性もあります。干渉計算の結果では約1km離れるとアマチュア局への干渉はなくなりますが,フィールドで実験をおこないアマチュア局との干渉問題がないことを確認したいとJARLは提案しています。

【RFID周波数利用ニーズの調査結果】
周波数 既存システム
433.92MHz アマチュア無線
432〜436MHz アマチュア無線
800〜900MHz 放送事業用無線,ラジオマイク,
携帯電話,MCA
860〜930MHz
862〜928MHz
865〜928MHz 携帯電話,MCA,パーソナル無線
896〜930MHz
902〜972.4MHz
915MHz 携帯電話,MCA


【訂正】32ページ 各地の行事予定中、7月の20日島根県「ハムの集い」は、鳥取県「ハムの集い」が正しく、訂正してお詫びいたします。
【訂正】35ページ 三重県「第27回オール三重33コンテスト」規約中、参加部門の表については下段は電信種目が正しく、表中の種目見出しの電話を電信に訂正してお詫びいたします。


JARL NEWSの今後の発行について
  
 
平成15年9月以降の「JARL NEWS」の発行は、次のとおり予定されています。
     
9-10月号 ・・・・・・ (9月1日発行予定)
11-12月号 ・・・・・・ (11月1日発行予定)
1-2月号 ・・・・・・ (1月1日発行予定)
3-3月号 ・・・・・・ (3月1日発行予定)



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