JARL NEWS 履歴
今月の 2003年3月号 ■3月号の表紙■
 超小型アマチュア衛星]I(サイ)、QUTE(キュート)の打ち上げが本年6月に予定されています。東京大学の]Iには「サイコロ型の衛星」「人工衛星の開発に関する未知の知識・技術を研究する」という意味が込められ、東工大のQUTEには「東工大LSSで制作する技術試験衛星」「自分たちで作ったかわいい衛星」という意味が込められています。
 写真は東京大学の]I-IX(=フライトモデル)と]I-X(=バックアップ)。  

■3月号の主な記事■   
QTC
TOPICS
打ち上げを待つ超小型アマ衛星CubeSat 関連サイト XI(サイ)CUTE(キュート)
2002年世界無線通信会議(WRC-03)に向けて(2)
JARL運営と財政改善への取り組み
第45回ALL JAコンテスト規約
第43回ALL ASIAN DX コンテスト結果
タイの世界ジャンボリーでARISSスクールコンタクト
第45回通常総会「彩の国総会」関連
地方だより(各地の行事案内については、こちらをご参照ください)
インフォメーション


QTC

アマチュア無線のデジタル化と新しい電波型式の導入にむけて!

 JARLでは、かねてからアマチュア無線のデジタル化を推進し、専門委員会をつくり、D-STARプロジェクトとして、具体的な検討を積み重ね、その一端をJARL NEWS誌ほかでも何度か紹介してきました。
 また、これらデジタル技術の導入にむけての、電波法関係の法令整備についても会員の皆さんのご意見をお聞きして、総務省当局に要望を種々おこなってきました。
 このほど、これらの作業も大詰めをむかえ、総務省では近く最終的なとりまとめをおこなうとのことです。
 現在、総務省に要望している主な事項は、概要つぎのとおりです。なお、決まりしだいJARL NEWS誌でも詳しくご紹介します。
1.アマチュア無線のデジタル化関係
@アマチュア無線のデジタル化に伴い、現在使用している電波型式の表示を新しい電波型式(現在アマチュア局以外の無線局で使用しているものと同じもの)に改めること。
Aレピータ局の公衆網への接続についての条件を定めること。
Bレピータ局間の中継についての条件を定めること。
2.そのほか
@144MHz帯において月面反射通信をおこなうことができる周波数帯を「144.0MHzから144.035MHzまで」から「144.0MHzから144.1MHzまで」とすること。
A1200MHz帯以上の周波数帯における電波の型式及び周波数の使用区別の緩和をおこなうこと。
Bアマチュア局をインターネットにより遠隔操作する場合の条件を定めること。



TOPICS


■ハムフェア2003 出展者の募集を開始!  ハムフェア2003は8月23日(土)24日(日)の2日間、東京・有明の「東京ビッグサイト 西2ホール」で開催されます。  さて、3月になり、出展者の募集を開始しました。出展者については例年どおり、クラブ コーナー、ビジネスコーナーを用意しておりますので、JN1・2月号16ページまたはJARL Webをご覧の上、どしどしお申し込みください。なお、出展者募集は4月末まで、昨年の出 展者には要項を送付いたします。  なお、自作品コンテスト(規定部門=再現性の良いアンテナ調整用機器)の応募期間は4 月1日〜5月12日、絵画コンクールの応募期間は5月1日〜6月23日までです。 JARL E-mail転送サービスとサーバーの移転などについて(お知らせとお願い) ドームふじの8J1RFが運用開始 なお、本誌には国内との交信でJA0BBMと交信したとありま すが、これはJA0BBWが正しく、関係者にお詫びして訂正いたします。 ■1エリアでコールサイン再割り当てがはじまります ■電波法関係審査基準が一部改正 ■中国でアマチュア無線フェスティバル ■特別記念局「8J1APG」を運用 ■元専務理事JA1AR木賀忠雄氏が逝去 ■=本サイト「NEWS」で紹介しています。

■ インフォメーション


□ コンテスト審査分科会の開催   1月11日、JARL事務局でコンテスト審査分科会(分科会長:JF1SQC)を開催し、第 43回ALL ASIAN DX CONTEST電信部門の審査を、1月18日に同コンテスト電話部門の審査をお こないました。 □ ARDF委員会の開催  1月25日、JARL事務局でARDF委員会(委員長:JA8ATG)を開催し、2003全日本・地 方ARDF競技大会実施要項等の検討をおこないました。 □ アマチュア無線フェスティバル実行委員会開催  2月1日、JARL事務局会議室でアマチュア無線フェスティバル実行委員会(委員長:JH 1HNH)を開催。ハムフェア2003の出展参加要項ほかの検討をおこないました。 □ 委員会委員の委嘱 ●次世代通信委員会 委 員 JA1VBN 花澤徹郎(平成15年2月3日付) ●不法局対策委員会 委員長 JA3HXJ 長谷川良彦 委 員 JA1UT  林 義雄 委 員 JA2HDE 木村時政 委 員 JA3DKW 永井暉久 委 員 JF6MIT 宮川香枝子 ※委員長は平成14年7月10日付、委員は平成15年1月10日付 ●レピータ委員会 委 員 JA1DXT 井部正弘 委 員 JF1LZQ 櫻井 豊 委 員 JG1QGF 種村陽亜 委 員 JH1BJS 芝山 仁 委 員 JA2ENQ 滝本通雄 委 員 JA3KDJ 板垣祥二 委 員 JH3IJY 武市章和 委 員 JA4AE  吉野清美 委 員 JR5EEK 仙波満夫 委 員 JA6AQO 古賀誠吾 委 員 JA7AJH 尾形和俊 委 員 JR8VSE 佐々木 敦 委 員 JA9ELJ 藤井純裕 委 員 JR0BAT 小川 忍 (平成14年12月26日付) ●コンテスト委員会 委員長 JF1SQC 森川晴一郎 委 員 JK1JHU 青木 豊 委 員 JR1LQK 土屋 勝 委 員 JS1OYN 高橋 勝 委 員 JN3DRB 辻 正道 委 員 JH8KYU 堤 英俊 【コンテスト審査分科会】 分科会長JF1SQC 森川晴一郎 委 員 JK1LYP 御厨泰男 委 員 JM1LRQ 荒井伸之 委 員 JP1OGL 福地章夫 委 員 7L1ETP 大曽根淳太 委 員 7N2JZT 本田紀之 委 員 JN3PYQ 大日向祐介 委 員 JR5PDX 大野修一 委 員 JF7TFK 古谷明裕 委 員 JH9UJB 工藤直彦 委 員 JH0SDA 佐藤一都 【電子ログ分科会】 分科会長JH8KYU 堤 英俊 委 員 JN2MRJ 間野裕一 ※委員長は平成14年7月10日付、委員は平成14年12月20日付 □ SHF帯交信記録の認定(平成15年3月1日)  次の局からSHF帯の交信記録認定の申請がありました。 この公示については、2カ月以内にJARL会員2名以上から異議があった場合、記録が認定さ れないことがあります。 ●申請者 ◆JA1ELV/1 運用地点:栃木県下都賀郡大平町・大平山(標高119m) ◆JA1KVN/1 運用地点:茨城県つくば市・筑波山中腹(標高259m) ◆JA5GYU/5 運用地点:愛媛県西宇和郡三崎町・伽藍山(標高413m) ◆JA6LXR/6、JA6SPI/6 運用地点:大分県大分郡挾間町・妙音山(標高575m) ◆JI8ERJ/8 運用地点:北海道亀田郡七飯町・横津岳(標高851m) ☆    ☆ ●申請1:10.1GHz帯F3 ・平成14年4月29日14:06 ・無線設備 【JI8ERJ/8】IC-970D+UTV10G、パラボラ50cmφ1mH 出力1W ・交信相手局:JA9TYK/9 ・運用地点:富山県西礪波郡福光町医王山(標高835m) ・相互間距離 10.1GHz帯:689.29km ●申請2:47GHz帯A1 ・平成14年11月17日10:18 ・無線設備 【JA5GYU/5】IC-1271+自作トランスバーター、パラボラ40cmφ1mH 出力10mW 【JA6LXR/6】FT-736+自作トランスバーター、パラボラ35cmφ1mH 出力10mW ・相互間距離:65.39km ●申請3:47GHz帯F1 ・平成14年11月17日11:38 ・無線設備 【JA5GYU/5】IC-1271+自作トランスバーター、RTTY装置(PC)、パラボラ40cmφ1mH 出力 10mW 【JA6SPI/6】IC-1271+自作トランスバーター、RTTY装置(PC)、パラボラ35cmφ1mH 出力 10mW ・相互間距離:65.39km ●申請4:47GHz帯F5 ・平成14年11月17日11:05 ・無線設備 【JA5GYU/5】IC-1271+自作トランスバーター、SSTV装置、パラボラ40cmφ1mH 出力10mW 【JA6LXR/6】FT-736+自作トランスバーター、SSTV装置、パラボラ35cmφ1mH 出力10mW ・相互間距離:65.39km ●申請5:135GHz帯F3 ・平成14年11月10日13:49 ・無線設備 【JA1ELV/1】IC-1271+自作、パラボラカセグレン50cmφ 1.5mH 出力0.015mW 【JA1KVN/1】IC-1271+自作、パラボラカセグレン60cmφ 1.2mH 出力0.025mW ・相互間距離:37.36km □ レピータ局の告知 @設置場所 A出力周波数 B運用時間 C代表者 D緊急連絡者 <変更> ・JP1YDH C武井幸雄JK1XRT(0426-44-0612) ・JP1YGS C西脇正和JF1CPD(03-5400-9359) ・JP1YGU C鈴木光雄JA1FGU(043-423-6530) ・JP1YHF @群馬県前橋市日吉町3-7-17(平成14年12月6日から) ・JR2VC  C高倉民雄JK2USL(0587-66-2868) ・JP2YCQ C有馬幸則JA2FHZ(054-296-2092) DCに同じ ・JP3YFX C浜野浩一JP3EEW(075-591-1331) DCに同じ ・JP8YDE @北海道札幌市豊平区福住3条8-11-3 ・JR0WR、JR0VE、JR0VO、JP0YCI C堀内三千雄JA0FVF  (0268 -75-3366) <運用再開> ・JP3YGR A10.24520 GHz(平成14年12月22日から) <停波> ・JR1WW、JP6YDD、JR7WZ 局舎移転のため当分の間 ・JP6YFA(439.24MHz)無線設備故障のため当分の間 ・JR0VB(439.66MHz)無線設備故障のため3ヵ月間 <廃止> ・JR3VY(平成15年1月6日付)、JR6YL(平成15年1月17日付)、JP2YED、  JP2YEJ(平成15年1月27日付) 【訂正】8ページ8J1RFの記事中、国内との交信でJA0BBMと交信したとありますが、  これはJA0BBWが正しく、関係者にお詫びして訂正いたします。



JARL NEWSの今後の発行について

 
平成15年4月以降の「JARL NEWS」の発行は、次のとおり予定されています。

 
4月号 ・・・・・・ (4月1日発行予定)
5・6月合併号 ・・・・・・ (5月中旬までに送付予定)
7月号 ・・・・・・ (7月1日発行予定)


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