最近の無線部の活動(東京都昭島市立福島中学校)


 8月5、6日、昭島市北秋川山の家で、昭島市アマチュア無線同好会(管野明会長・社会教育関係団体登録)の主催で、主に青少年育成を目的とした合宿が行われました。免許取り立ての福島中学校無線部の生徒の実習とフィールドデー参加が主な取り組みでした。市内の電気屋さんの田中邦夫さんが自作アンテナを披露してくれました。生徒も目標の25局交信を達成し上達しました。
 奥深い山間の貸別荘で、自然にふれ、おいしい空気を吸い、気温も快適で、ステキな一泊をすごしました。大人も久しぶりのゆっくりとした交流ができ、無線談義から、世の中の話題まで結構熱く会話をしていました。
 今後、市の青少年フェスティバルに初参加します。市内外の免許を持っている青少年の皆さん、昭島市青少年フェスティバル(11月26日昭島市市民会館公民館…青梅線昭島駅徒歩3分)に来てください。

【ハムフェア2006スピーチコンテストに参加】
 8月19日に、アマチュア無線フェスティバル〜ハムフェア2006で、我が福島中無線部は30周年記念青少年スピーチコンテストに参加しました。
 部長の原拓也君が「無線と僕」というテーマで、中学校クラブ局の活動を紹介し、その中で自分がどう成長したか、そして今後の周囲の支援を訴えました。
 その結果、30周年記念賞(4位相当)を獲得し、黒岩くん、山口くんも賞をいただきました。大活躍でした。
 このところ、みなさんの努力、奮闘で、アマチュア無線の青少年育成の活動が全国的に広がり始めました。この何年間、子どもたちはアマチュア無線そのものをほとんど知らない状態が続きました。特に、各地の地域の方々が子どもたちに働きかけ始めたことと、「子どもの科学」誌に毎月連載されていることによって、アマチュア無線という名前は少しずつ普及し始めています。
 「アマチュア無線は古い、ダサイ、オタク、くらい…」から、「アマチュア無線って、何?」が続き、そして近ごろ「アマチュア無線はかっこいい。すごい」といわれるように変化してきています。

(レポート:岡村幸保福島中学校教諭)



青少年育成の合宿を実施(昭島市アマチュア無線同好会)


 7月23日・24日に、東京都檜原村の昭島市北秋川山の家で、昭島市アマチュア無線同好会の青少年育成を目的とした移動運用合宿がおこなわれました。小・中学生9人(福島中、昭和中、玉川小、富士見ヶ丘小)(うち女子3人)、保護者・同好会員13人、計22人が参加し盛会でした。
 1日目は伊藤高志さんのご指導のもと、21MHz帯のダイポール・アンテナの制作講習会をおこない、初めてのHFアンテナの自作を楽しみました。その後、3.5、7、21、50、144、430MHz帯のアンテナを大人も子供も力を合わせ、苦労して設営しました。そして、同好会の大人の方々の指導で交信を始めました。ノイズもなく、高地のためかよく電波が飛びました。
 初心者も多く、大先輩の暖かい指導でみんな上手にオペレートできるようになりました。
 夕食交流会も女性たちが中心となって作ってくれたカレーを食べながら、自然の中でのびのびとした気持ちで、盛り上がりました。その場で同好会の青少年部を立ち上げました。大人たちも、久しぶりの交流会をゆっくりと楽しみました。
 夜は、交信もさらに活発になりたくさんの局から呼ばれ、上手にさばけるようになりました。初心者のお母さんハムの方も、熱中していました。また、無線以外のいろいろな話もして楽しい夜のひとときを過ごし違う学校の子供どうしも仲良くなりました。
 2日目は、朝の7MHz帯を運用したり、日曜の移動局と交信したりして楽しみました。気分転換に渓流に降りて水辺で遊んだりしました。後かたづけもみんなで協力して行い、なごりおしく北秋川と別れました。
 「また、来年もやりたい!」の声に、主催者たちも喜んでいました。大人は少し疲れましたが、未来のハムの「後継ぎ」を育てる手応えに、よい活動をしたという充実感を持って昭島に帰りました。
 青少年の育成は地域のアマチュア無線家と保護者の協力が大切であるということ、学校を超えて交流することは、子供たちにとって、とても楽しいことをあらためて確認できた教訓的な行事でした。
(TNX:岡村幸保さん)





第47回ALL JAコンテストに参加中!

 東京都昭島市立福島中学校無線部JO1ZHQです。ALL JAコンテストに参加しました。
 目標は中学校以下全国1位です(ドネーション表彰)。4月29日朝6時から夜8時まで全力でたたかいました。
 保護者の方からの鳥の唐揚げの差し入れ、女子生徒たちのおにぎりの炊き出しなどの支援の中、まだ資格のない新入生が得点計算の時報を出してくれ、励まされかなりの得点(我がクラブの過去最高得点)を出しました。
 中学校以下のドネーション表彰は、私たちにものすごいやる気と活気をもたらしました。ありがとうございます。
 また、東京都児童館クラブの小学生や昭島市アマチュア無線同好会の方々との交信には、大変感激しました。
 アマチュア無線は、新鮮で、感動的で、魅力的で、おもしろい!!!
(レポート:岡村幸保福島中学校教諭)







フィールドデーコンテストに参加中!

 8月のフィールドデーコンテストは場所探しに苦労しました。中学生は夜の時間帯は活動できません。日曜の朝からの参加なので遠くの山に行くと時間のロスがあります。近くてよく飛ぶ所を探すのに苦労します。
 今回は学校の近くでよい所を見つけました。木陰で涼しく、丘の上で、広い角度にひらけています。
 50、430、1200メガに出ました。50は初めホイップでやっていましたが今一つだったので、ハット・ヘンテナをあげたらよくとびました。
 しばらくは、ここで移動運用をしたいと思います。

 9月5日にはALL ASIAN DXコンテストにも、少しだけ参加しました。
 21メガでアメリカ、フィリピン、香港、台湾と交信できました。みんな、海外局との交信は初めてだったのでうれしそうでした。コールして呼ばれるとドキドキし「ラジャー、ファイブナイン トゥエルブ(またはサーティーン)、オーバー」のラバースタンプでしたが、勇気を持ってがんばりました。
 12才、13才と言うと相手は喜んでくれて、励ましの言葉を英語で送ってくれましたが、生徒たちは「ポカーン……??」でした。
 しかし自信がつきました。
(レポート:岡村幸保福島中学校教諭)



7月27日、無線部員がプリント基板作りに挑戦!

基板製作の説明を聞く
基板の穴あけを慎重に進めて…
こんな基板も作りました
熱心に製作中です!


 7月27日の市内の企業であるアサップシステムの浅川さんのご指導で、プリント基板 の作り方を教えていただきました。キットの製作で見るプリント基板を自分で作る喜び と感動を味わいました。今後の自作の基礎・基本の大切な技術を得ることができました。
(レポート:岡村幸保福島中学校教諭)



新部員とともに活動を再開…昭島市立福島中学校無線部(JO1ZHQ)

中学生たちの運用のようす
青梅市御岳山合宿の記念撮影

 再建・復活した我がクラブでは新1年生が6月に従事者免許がおりて7月4日に6mand down コンテストに初参加しました。 みんな緊張していましたが、2人1組で相手のコールサインを一生懸命聞き取っていました。
 そして、7月21、22日には御岳山のアンテナの設置されている貸別荘で合宿をしました。 はじめての通常交信にやはり緊張していました。その上、パイルを受け、うまくさばけず苦労していました。
 しかし、とてもよい体験でした。さらに、星もたくさん観測でき、夜景も美しく素晴らしい合宿になりました。
 4人も保護者が参加し、おいしいご飯を作っていただき感謝!でした。
(レポート:岡村幸保福島中学校教諭)



昭島市市制施行50周年記念アマチュア無線特別局
“8J1AKM”運用開始! 学校クラブ局と地域OMが連携して

新部員が見守る記念局運用
昭島市立福島中学校無線部

 昭島市市制施行50周年を記念して、今年4月1日から5月31日までの2ヵ月間、アマチュア無線特別局「8J1AKM」が市内から運用されています。
 普段は、昭島市民会館・公民館(昭島市つつじが丘3)から公開運用していますが、4月18 日は、市内で唯一青少年のアマチュア無線クラブが活動している福島中学校に移動しました。
 今年卒業した福島中学校無線部OBの子ども達が地域のOMさん達にご指導いただきながら運用しました。また、この3月の卒業で現役生徒がゼロになってしまいましたが、この4月新1年生が5人入部して再建でき、その生徒達は運用を見学したり、アマチュア無線の説明を地域のOMさん達にしていただきました。みんな喜んでいました。1年生達は早速、資格をとる準備をしています。
 昭島市立福島中学校無線部は日本の中学校無線部が急激に衰退しているなかで生き続けていきます。そして、仲間の中学校無線部がまた再び日本中に増えたらいいなと思っています。顧問もまた決意を新たにがんばっています。みなさん、応援してください。
 参考:昭島市アマチュア無線同好会・記念局運営委員会ホームページ
 ・昭島市立福島中学校ホームページ
(レポート:岡村幸保福島中学校教諭)




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