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日本のアマチュア無線界最大のイベント「第48回アマチュア無線フェスティバル ハムフェア2026」が、令和8年8月29日(土)・30日(日)の2日間,東京都江東区有明の「有明GYM-EX」で開催されました。
今年のハムフェアは,JARL創立100周年という大きな節目の年に開催され,「JARL創立100周年 〜好奇心のアンテナをたてよう〜」をキャッチフレーズに,アマチュア無線のこれまでの歩みと現在、そして、これからの未来につながるさまざまな企画・展示がおこなわれました。
後援:総務省、文部科学省、東京都、NHK、公益財団法人日本無線協会、一般財団法人日本アマチュア無線振興協会、日本アマチュア無線機器工業会 協賛:CQ ham radio、電波新聞社、電波タイムス社、子供の科学
この記念すべきハムフェアには、国内だけではなく海外からも多くの方々が来場され、来場者数は、初日(土曜日)が31,000名,2日目(日曜日)は11,000名にのぼり、2日間でのべ42,000名となりました。

▲会場入り口でのテープカット ▲森田会長の「8J1HAM」1stQSO
開場前のオープニングセレモニーでは、森田JARL会長の挨拶の後、来賓のTim Ellam IARU会長、江島潔参議院議員、田所嘉徳衆議院議員,福田かおる衆議院議員、鈴木昭JAIA会長、種村一郎JARD会長によるテープカットにより、ハムフェア2026が開幕しました。
ハムフェア2026の開場とともに、ハムフェア特別記念局「8J1HAM」コーナーにおいて、国内外の来賓の皆様が見守る中、森田会長の第一声により「8J1HAM」の会場内リモート運用がスタートしました。
その後、メインステージに場所を移して、来賓の皆様の紹介と祝辞を頂戴し、森田会長の記念講演が行われました。
(写真:メインステージ 左より、福田衆議院議員、Christian Entsfeller DARC会長、Tim Ellam IARU会長、森田会長、江島参議院議員、田所衆議院議員)
■JARL創立100周年記念「タペストリー年表」展示
JARL創立100周年を記念し、会場入口に「JARL100周年記念タペストリー年表」が展示されました。1926年のJARL創立から現在まで、JARLとアマチュア無線が歩んできた100年の歴史を、当時の写真や資料とともに振り返り、「JARL創立100周年」「Our 100 Year Journey」「日本におけるアマチュア無線」「100周年の歩み」の4つのタペストリーで構成された年表により、100年の歩みを紹介しました。
■100周年記念イベント局による記念運用を開始!

アマチュア無線100周年を記念して、JA1RLからJA0RLおよびJR6RLまで、JARLが開設しているすべてのRL局(移動する局)による地方本部や支部開催の各地のイベントや行事での記念運用を「イベント局」として、準備を進めてきましたが、ハムフェア会場からその運用が開始されました。
ハムフェアでのイベント局による記念運用は、会場内の各地方本部や支部のブースなどから会期中の2日間で2,320交信が行われ、多くの方が、すべてのRL局との交信を楽しむことができました。
今後も、各地の地方本部や支部のイベント会場などで記念運用が行われる予定です。ぜひ、すべてのRL局との交信にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
■ハムフェア特別記念局「8J1HAM」コーナー
ハムフェア特別記念局「8J1HAM」コーナーでは、今年も各周波数帯でアクティブな運用がおこなわれました。通常の運用枠に加えて、「青少年・女性」「ニューカマー」「体験運用」の各枠も用意され、ベテランから初めて運用を体験する方まで、多くの来場者が8J1HAMのオペレーターとして交信を楽しみました。スタッフのサポートを受けながらマイクを握る参加者の姿も見られ、女性オペレーターや親子連れ、若者など、幅広い世代でにぎわうコーナーとなりました。
■メインステージ・イベントコーナー
メインステージでは、アマチュア無線の楽しさや未来を感じさせる多彩なプログラムが展開され、NHK「ラジオ深夜便」で活躍の徳田章アナウンサーによる「アマチュア無線カムバックのススメ」では、実際にカムバックされた方々の体験談も交えながら実践的な話を聞くことができました。ARISS-Japanによる「スクールコンタクトの軌跡と今後」「高専衛星と災害対策通信への展開」、さらにARDCやJAIA技術委員会の講演や「ロールコールの世界」をテーマとして発表、また、高ア連ジュニアハムの集い、JARL全日本・全世界10000局アワード授賞式をはじめとした各表彰式などが行われました。
■体験運用コーナー(JARL特設ブース)
JARL特設ブースでは、免許を持たない来場者にもアマチュア無線の楽しさを体験してもらおうと、「JA1RL/1」による体験運用コーナーを開設しました。体験運用推進・ニューカマー支援委員会を中心とした経験豊富なスタッフが、交信の進め方やマナーなどを丁寧にレクチャーしました。最初は緊張した様子の参加者も、スタッフのサポートを受けながらマイクを握り、実際の交信を体験しました。交信相手との会話が弾むにつれて笑顔も広がり、アマチュア無線への興味を深める貴重な機会となりました。
■自作品コンテスト入賞作品展示
毎年、アイデアと工夫を凝らした力作が集まる「自作品コンテスト」。会場の展示コーナーでは、応募20作品の中から厳正な審査を経て選ばれた入賞作品が展示されました。アマチュア無線ならではの技術や発想を生かした作品の数々に、足を止めて熱心に見入る来場者の姿も見られました。入賞者の皆さんには会場メインステージで表彰状が授与されました。
■工作教室(JARLコーナー)
毎年、子どもたちを中心に人気を集める「工作教室コーナー」。今年は「FMラジオ」「ラーメンタイマー」「モールス練習機」の3種類のキットが用意され、参加者はスタッフのサポートを受けながら電子工作にチャレンジしました。また昨年に引き続き、講師のレクチャーを聞きながら、参加者が一緒に組み立てを進める“受講枠”も用意。わからないところはスタッフに教えてもらいながら、一つひとつの作業に熱心に取り組みました。自分の手で組み立てた機器が実際に動作すると、子どもたちからはうれしそうな笑顔も。電子工作の楽しさに触れ、科学や無線への興味を広げるきっかけとなるコーナーになりました。
■電気の散歩道(JARLコーナー)
親子で楽しみながら電気や電波、科学の不思議に触れる「電波の散歩道コーナー」。身近な材料を使ったさまざまな実験を通じて、普段は目に見えない電気や電波の性質や仕組みを、実際に触って、試しながら体験しました。スタッフの説明に耳を傾けながら、興味津々で実験に取り組む子どもたちの姿も。楽しみながら「なぜ?」「どうして?」を発見し、電気や電波、科学への興味を広げるきっかけとなりました。
■JAIAコーナー/ビジネス出展ブース/クラブ出展ブース
JAIAコーナー/ビジネス出展ブースには、各社注目の無線機器や関連商品などが勢ぞろいしました。来場者の皆さんは、見て・体験して、さらに興味深い製品については、ブース担当者の説明を熱心に聞き入っていました。
全国のクラブ・団体が日頃の活動成果や自作品などを披露するクラブ出展ブースは、今年は182団体の出展がありました。昨年に続き、カテゴリーごとにゾーニングされたレイアウトとなっており、来場者の皆さんはお目当てのテーマや展示をおこなっているブースを巡っていました。
■海外のアマチュア無線連盟・無線団体ブース
海外からの出展として、韓国アマチュア無線連盟(KARL)、ドイツアマチュア無線クラブ(DARC)、マレーシアアマチュア無線連盟(MARTS)、そして、ARDC(Amateur Radio Digital Communications)、WRTC(World Radiosport Team Championship)の参加がありました。各連盟・各団体は、活動内容の紹介に加えて、ハムフェア会場において日本のアマチュア無線家の皆さんとの親睦を深めました。また、ARDCはメインステージで講演も行いました。
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