「GYM-EXで はばたこう アマチュア無線の世界」
自作品コンテスト入賞作品

 ハムフェア2025自作品コンテストには、25作品の応募がありました。第一次審査(書類審査)に合格した作品の中から、第二次審査(測定協力:日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)技術委員会)をおこなった結果、次のとおり各部門の受賞が決まりました。
 入賞作品はハムフェア2025会場内で展示をおこない、受賞者の方々にはハムフェア2025イベントコーナーで表彰状が授与されます。

 最優秀賞
 50MHz AMトランシーバー
  JG3XLH 河原 秀規さん

 【おもな特徴】

  • AM(中波)放送のFM波への移行によりAMの変調方式が過去の物となりつつあるので、アマチュア無線だけでもAMは残したいと言う思いから製作
  • 移動運用を考え、50MHzを選択
  • 持ち運びが楽な様に小型化のため、部品削減を心がけて設計

 優秀賞第一席
 50MHz SSBトランシーバ(SSB/FT8)
  JS2JIA 中村 聖司さん

 【おもな特徴】

  • 前回応募経験を活かし50MHz 10Wトランシーバを製作、FT8にも対応
  • 汎用部品を使用し、作りやすさでアナログ回路優先
  • SSBとFT8 の運用に耐えるようVFOは周波数安定性を重視、周波数直読
  • バンドスコープを電源に内蔵
  • 各部の作りやすさ優先で、送信系、受信系を独立

 優秀賞第二席
 トランジスタ3個で作った6m QRP DSBトランシーバー(3TRX-6DSB2020)
  JR8DAG 菅野 正人さん

 【おもな特徴】

  • トランジスタ(FET含む)を3個だけ使用して製作した6m QRP DSB トランシーバー(送信出力:50mW)
  • 送受回路の共通化や増幅回路の利得確保などの工夫を凝らし、実際にSSB局と交信が楽しめる受信感度と送信出力を確保、全エリア161局と交信
  • 50.150〜50.330MHzを運用可能


 優秀賞第三席
 2SC32だけの 6m AM送信機
  JG6DFK 児玉 智史さん

 【おもな特徴】

  • 使用するトランジスタは1種類(2SC32)のみ
  • 送信周波数は2波から選択可能
  • 過変調防止機能あり
  • 組み立てやすさと保守のしやすさを重視

 奨励賞
 DC方式による2m ARDF受信装置
  JA1YZT 太田第一高校アマチュア無線
  クラブさん

 【おもな特徴】

  • 144MHz ARDF大会での使用を目的とし新規製作
  • 局発漏れ問題も配置の工夫で克服
  • 受信方式:Direct Conversion
  • 受信周波数:145.66〜145.86MHz連続可変
  • 電波型式:A2A
  • 形状:2エレ八木・一体型
  • 感度調整用ATT装備
  • 電源:006P9V

 デザイン賞
 アナログにこだわった 7MHz HIFI SSB TRX
  渡辺 淳一郎さん

  【おもな特徴】

  • アナログフィルタータイプのSSB TRXでありながら、送受信周波数特性200Hz〜3kHz間 -3dB以内のフラットな特性
  • スイッチonより30分まで±200Hz。その後30分あたり50Hz以内の周波数安定度を確保


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