「アマチュア無線 de 新たな体験 in 有明」

8月24日・25日、新会場「有明GYM-EX」にて
第46回アマチュア無線フェスティバル
ハムフェア2024が盛大に開催される!!

 2024年8月24日(土)・8月25日(日)の2日間、新会場の「有明GYM-EX(ジメックス)」(東京都江東区有明)で、日本のアマチュア無線界最大のイベント「第46回アマチュア無線フェスティバル ハムフェア2024」が開催されました。
(後援:総務省、文部科学省、東京都、NHK、公益財団法人日本無線協会、一般財団法人日本アマチュア無線振興協会、日本アマチュア無線機器工業会、公益財団法人東京観光財団)

   ハムフェア実行委員会 公式YouTubeチャンネル
  ハムフェアのイベントステージの様子をご覧いただけます。
  https://www.youtube.com/@hamfair/streams


 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で使用された有明体操競技場が「有明GYM-EX」として生まれ変わり、今年、「ハムフェア2024」の会場として、日本各地、さらには海外から多くの方々にご来場いただきました。


▲オープニングセレモニーでのテープカット
左から、JARL広報大使 JH1CBX Masaco様、日本アマチュア無線機器工業会(JAIA) JF1QCI 鈴木昭会長、国際アマチュア無線連合(IARU) DF2OO Thomas Wrede副会長、JA5SUD 森田耕司JARL会長、韓国アマチュア無線連盟(KARL) HL4CFN Choi Hyeong Moon会長、日本アマチュア無線振興協会(JARD) JA1CIN 三木哲也会長、 JARL広報大使 JI1BTL 水田かおり様


 オープニングセレモニーには、来賓として鈴木 昭JAIA会長、三木哲也JARD会長、Thomas Wrede IARU副会長、Choi Hyeong Moon KARL会長にご出席いただいた他、世界各国の連盟代表の方々にご来場いただきました


▲オープニングセレモニーで挨拶する
 森田JARL会長

▲特別記念局8J1HAM運用での会長の第一声

 今年で46回目の開催となったハムフェアは「アマチュア無線 de 新たな体験 in 有明」をキャッチフレーズに、「体験運用」を実際に会場内で体験していただき、多彩なゲストによる講演やトークショー、「宇宙」「南極」に関する特別展示ブース、海外からの出展ブース、各無線機器メーカーの新製品の紹介、各クラブコーナーの趣向を凝らした展示、さらには非常災害関連ブースを設けるなど、「新会場」でアマチュア無線に関する「新たな体験」を楽しめるイベントとなりました。

●来場者は昨年を上回る45,000名
 今回も猛暑の中での開催となりましたが、新しいハムフェア会場ということもあり、全国各地からのご来場はもちろん、海外の皆さんとの交流も本格的に復活したことから、海外からの来場者も増え、大変活気のあるイベントとなりました。来場者数は、初日の土曜日が33,000名、翌日曜日は12,000名にのぼり、2日間でのべ45,000名と、昨年を2,000名上回る来場者数となりました。

■特別記念局8J1HAMをアクティブに運用
 ハムフェア特別記念局8J1HAMの運用では、各周波数帯でアクティブに運用をおこなうとともに、「体験運用」優先運用枠を設けて交信体験(430MHz帯)がおこなわれた他、青少年や女性ハムの優先運用枠も設けて交信を楽しんでいただきました。

■JARL特設ブース

●体験運用コーナー
 JARL特設ブースでは今年「体験運用コーナー」を設けました。このコーナーでは、体験運用推進・ニューカマー支援委員会(高校生を含む)を中心とした相談員のベテランハムが、だれでも体験運用がおこなえるよう、いっしょにひとつ一つの疑問を手ほどきしながら、マイクをにぎり、JA1RLを使用し声を出して体験運用のQSOをしました。
●ビギナー案内コーナー
 「ビギナー案内コーナー」では、体験運用チームと組んでビギナーの全般的な相談の窓口となりました。
●南極昭和基地8J1RLコーナー
 「南極昭和基地8J1RLコーナー」では、南極OB会アマチュア無線クラブ協力による雪原で発見された貴重な南極隕石や、現地の様子や数千年から数万年前の空気を含んだ南極の氷や、1次隊から使用していた無線機、さらにたさまざまなパネルなどが展示され、観測隊員OBからの現地の様子が直に聞けるコーナーとなりました。

■イベントコーナー
 今年の「イベントコーナー」では、報道番組等でおなじみのジャーナリスト・柳澤秀夫さんの特別講演があり、無線に魅了されたきっかけやご家族とのエピソード、ジャーナリストならではの、報道の現場での”伝える”ことの重要性を無線との関係のなかでわかりやすくお話しされました。会場内で購入された部品やケーブルの話など、アマチュアならではの話題も盛りだくさんでした。この他、JAXAによる月面探査でのアマチュア無線運用報告、YOTAサマー・キャンプを終えたばかりの参加者の速報講演など、多彩なゲストの講演が開催されました。

◎イベントステージの様子は、 ハムフェア実行委員会 公式YouTubeチャンネルでご覧いただけます。


■JARLコーナー

●世界初の月面アマチュア無線局
「JAXA Ham Radio Club」ブースでは,2024年1月に月面着陸した小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」から放出された小型月面探査機「LEV-1」(JS1YMG)の電波の記録データの再生,月に行った実機の検証機や「LEV-1」搭載通信機を展示。



●自作品コンテスト
ハムフェア2024自作品コンテストには、22作品の応募がありました。厳正な審査の結果入賞した作品は、ハムフェア会場内で展示され、受賞者の方々にはイベントコーナーで表彰状を授与いたしました。

●スタンプラリー
中学生以下のお子さんを対象に,会場内のすべてのスタンプを集めた方へ記念品がプレゼントされました。



●工作教室
FMスピーカーラジオ/モールス練習機/IRリモコンカーなど電子機器の製作。子どもたちが科学や理科に興味を持つキッカケづくりになるはずです。



開催前のハムフェア2024インフォメーション


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