■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第168号 ----- 2012/12/20 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  今年も残すところ、10日あまりとなりました。気象庁の発表ではこの冬 は「東日本から西は暖冬傾向」と予想していたようですが、11月終盤を過 ぎると予想は一転して、新たに「寒い傾向になる」という長期予報を発表 しています。  「冬らしい冬」を迎え、風邪などには十分に注意して、この年末年始も アマチュア無線を楽しみましょう。  それでは、2012年最後のメールマガジンをお送りします。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★フィリピンの災害通信終了(台風24号接近・上陸に伴う) ★第66回QSOパーティー規約 ★FITSAT-1の光のシグナルを観測してみませんか? ★タイのアマチュア無線調査団に協力 ★UPUが新IRCのデザインを発表 ★DX NEWS ★総務省が放送システム委員会報告(案)に対する意見の募集 ★準天頂衛星システム(QZSS)とアマチュア無線 ★イギリスの連盟RSGBが創立100周年記念局、記念アワードを発行 ★会員増強キャンペーンのPRにご協力ください!! ★年末年始のQSLカード送付に関するお願い ★JARL事務局休業のお知らせ ★2012年12月に運用のJARLの記念局情報 ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中 (日本アマチュア無線振興協会) ★電波は譲りあって使いましょう ★SSBモードでの運用について ★野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ★青少年に対する助成・申請受付について ★JARL QSL転送サービスのご利用について ★総合通信局等の所在地とアマチュア無線関連問い合わせ電話番号 (平成24年7月1日現在) ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………     フィリピンの災害通信終了(台風24号接近・上陸に伴う) ……………………………………………………………………………………………★  前号で、「台風24号接近に伴う災害通信の実施」に関する、フィリピンの 連盟PARAからの協力要請についてご紹介しましたが、フィリピンを襲った台風 24号は200名以上の死者を出して、通り過ぎたようです。  フィリピンの連盟PARAから「12月5日の晩をもって、災害通信を終了した」 と通知が届きましたのでお知らせします。  PARAによれば、「災害通信を聞いた方の中に、通常の交信と勘違いして呼ん でくる局や、該当周波数付近でチューニングをおこなう局などがあったことは 少し残念ですが、災害通信に参加した局や、協力してくれた各国のアマチュア 無線家の皆様には感謝します」とのことです。 ★……………………………………………………………………………………………            第66回QSOパーティー規約 ……………………………………………………………………………………………★  2013年1月2日09:00〜3日21:00、新春恒例の「QSOパーティー」が開催さ れます。QSOパーティーは、平成25年(2013年)で第66回を迎えます。  2013年の新年もご挨拶を兼ねて、みなさんもぜひQSOパーティーをお楽しみ ください。 【第66回QSOパーティー規約】 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/qp/qsoparty.htm 【お正月をQSOパーティー de 楽しもう!】 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/qp/nyp.htm ★……………………………………………………………………………………………     FITSAT-1の光のシグナルを観測してみませんか? ……………………………………………………………………………………………★  10月4日に、星出彰彦宇宙飛行士による小型衛星放出ミッションで放出さ れた、アマチュア衛星の1機である、福岡工業大学のFITSAT-1(愛称:にわ か衛星)は現在も順調に宇宙を周回中です。  FITSAT-1には、430MHz帯(437.250MHz CW、437.445MHz FM 1200bps AX.25) /5600MHz帯(5840.00MHz FSK 115.2kbps)のアマチュアバンドの送信機の ほか、衛星本体の上面と下面に合計50個以上の高輝度LEDを搭載しており、 周回中の軌道上から、光でモールス信号などのメッセージを送信する機能が 搭載されています。  福岡工業大学では11月下旬〜12月初旬にかけて、FITSAT-1 Webサイト上で 実験スケジュールを公開して、このLEDを使ったLEDの発光実験を実施してい ますが、天体観測に長けた方が在籍している科学館等でFITSAT-1のLED発光 の光学観測に成功している模様です。  地上から捕らえるFITSAT-1のLED発光の明るさは、8等級程度ということ ですので、天体望遠鏡や双眼鏡、超高感度カメラ+超望遠レンズなどを使わ ない肉眼観測は不可能と思われますが、機器をお持ちの方がいらっしゃれば、 観測できる可能性があります。  今後のFITSAT-1のLED点灯実験のスケジュールは、福岡工業大学の公式Webサ イトで、逐次発表になると思われますので、みなさんももしチャンスがあれば、 CWビーコンやパケットデータの受信に加えて、FITSAT-1が送ってくるLEDの光 のシグナルの観測にも挑戦してみると楽しいかも知れません。  なお、FITSAT-1の光学観測について大変参考になる詳細な情報が「FITSATサ ポーターズ有志」が制作した「FITSAT-1(にわか衛星)観測ガイド」に紹介 されていますので、光学観測に挑戦される方は参考にするとよいでしょう。 ▽FITSAT-1公式Webサイト(福岡工業大学) http://turing.cs.fit.ac.jp/~fitsat/ ▽FITSAT-1(にわか衛星)観測ガイド(FITSATサポーターズ制作) http://www.jinkou-eisei.jp/FITSAT/index.html ★……………………………………………………………………………………………        タイのアマチュア無線調査団に協力 ……………………………………………………………………………………………★  タイ国家放送通信委員会(NBTC: National Broadcasting and Telecommuni caitons Commission)のアマチュア無線および市民無線分科会のメンバー20名 が調査のために12月11日から16日にかけて来日しました。  大阪では大阪狭山アマチュア無線クラブおよびアイコム(株)を視察。東京 ではJARLおよびJARDで打合せをおこなうなど、日本のアマチュア無線の実情、 電子申請を含む無線局の免許手続き、講習会を含むアマチュア無線資格の取得 方法などについての具体的な情報交換、その他について協力しました。 ★……………………………………………………………………………………………           UPUが新IRCのデザインを発表 ……………………………………………………………………………………………★  UPU(Universal Postal Union=万国郵便連合)は2012年12月12日付けで、 「新しい有効期限のIRC(国際返信切手券)の販売を2013年7月1日から 開始する」と発表しています。  新IRCのデザインは、チェコ共和国の芸術家でグラフィックデザイナーでも あるミハエル・シンデラー氏によるもので、テーマは「命のための水」。  国際連合が宣言した2013年の国際年である「国際水協力年」に併せて選定 されたものです。  新しいIRCの有効期限は、2017年12月31日となっています。  新IRCの日本国内での販売開始については、現在のところ日本郵便(株)から 正式なアナウンスがありませんが、UPUの販売開始時期に併せて発表がある ものと予想されます。  なお、2009年7月に販売が開始された現在販売中のIRC(ナイロビモデル) の有効期限は2013年12月31日ですので、現在ナイロビモデルのIRCをお持ちの 方は、新IRCの発売開始を見はからって、出来るだけ早めに郵便切手やハガキ などへの交換を済ませるようにしましょう。 ▽UPUの発表 http://news.upu.int/nd/czech-out-new-coupon-design/ ▽UPUによるIRCの解説 http://www.upu.int/en/activities/international-reply-coupons/about-irc.html ★……………………………………………………………………………………………                 DX NEWS ……………………………………………………………………………………………★ ○DXCC  DXCCデスクのビル・ムーア氏(NC1L)によると、次の局との交信がDXCCに 有効と発表しています。 5X1EME ウガンダ:2012年の運用 TT8TT チャド:2012年の運用 VU7M  ラクシャディープ諸島:2012年8月の運用 ZD9UW トリスタン・ダ・クーニャ島とゴフ島:2012年の運用 ○キプロスの連盟CARSからの協力依頼(QSLカードの送付について)  キプロスの連盟CARSのQSLビューローマネージャーであるアラン氏(5B4AHJ) から、QSLカードの送付に関して協力依頼がありましたのでお知らせします。  アラン氏によれば、キプロスで運用の次のURLに掲載されている局について は、キプロス国外にQSLマネージャーがおりQSLカードの転送ができないので、 QSLカードはビューロー経由ではなく、各QSLマネージャー宛に送って欲しい とのことです。 http://www.cyhams.org/index.php/en/cars-services/qsl-bureau-service/141-incoming-qsl-cards-foreign-amateurs-a-qsl-bureaux ★……………………………………………………………………………………………    総務省が放送システム委員会報告(案)に対する意見を募集 ……………………………………………………………………………………………★  総務省は、平成24年12月18日〜平成25年1月16日の間、情報通信審議会情報 通信技術分科会放送システム委員会の報告(案)に対する意見の募集をおこ なっています。  今回の意見募集の対象となる、放送システム委員会の報告(案)は、 1.2G Hz帯および2.3GHz帯を使用する放送事業用無線局(FPU)の技術的要件について のものです。  この放送事業用無線局は、周波数共用を前提として1200MHz帯アマチュアバ ンドとオーバーラップする周波数配置で検討がおこなわれています。  なお、日本の周波数割当計画では1240〜1300MHzの周波数範囲は、移動(放送 事業用無線局、小電力業務、一般業務)、無線標定、無線航行衛星、地球探査 衛星、宇宙研究が一次業務となっており、1260〜1300MHzのアマチュア業務は 二次業務としての割り当てです。 ▽総務省の発表 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu08_03000112.html ★……………………………………………………………………………………………      準天頂衛星システム(QZSS)とアマチュア無線 ……………………………………………………………………………………………★  平成22年9月11日に準天頂衛星(QZS=Quasi Zenith Satellite)の初号機 である「みちびき」(QZS-1)がH-IIAロケット18号機で打ち上げられ、現在 試験運用をおこなっています。  準天頂衛星システム(QZSS=Quasi Zenith Satellites System)は、現在 使用している米国のGPS衛星システムの補完機能(測位可能時間の拡大)と 測位精度や信頼性を向上させる補強機能等を有する無線航行衛星システム です。  平成23年9月30日に「実用準天頂衛星システム事業の推進の基本的考え方」 が閣議決定され、その後は内閣府の主導により事業が推進されています(閣議 決定の内容やシステム整備の意義については下記のURLを参照してください)。 ▽「準天頂衛星システムについて」(内閣府) http://www8.cao.go.jp/space/qzs/qzs.html  準天頂衛星「みちびき」の測位信号等は6種類あり、それぞれの送信周波数 は、下表のとおりです。準天頂衛星とアマチュア無線の関わりですが、中心 周波数1278.75MHzのLEX(L6)と呼ばれる補強信号がアマチュア無線の周波数 とオーバーラップしていることです。この信号は42MHzの帯域幅を使用してい て、1200MHz帯のアマチュアバンドの1260〜1300MHzの全帯域と重なってしまい ます。  測位衛星からの送信電力は123W(EIRP)ですが広帯域に拡散していること などから、アマチュア無線業務への実質的な干渉問題は、ほとんど発生しな いと考えられます。  しかし、LEX(L6)信号を使用した地上の測位システムが、アマチュア無線 の電波により影響を受けることが「みちびき」を使用した実証実験で判明して います(下記URLの国土地理院の屋外実証実験報告書を参照)。 ▽高精度測位補正等技術(精密測量向け)の実証実験(国土交通省国土地理院) http://www.gsi.go.jp/eiseisokuchi/qzs_mokuji-okugai.html  測位システムのイミュニティー向上等の技術的な対策も進められているよう ですが、国際的にも無線航行衛星の業務は一次業務であり、1200MHz帯のアマ チュア業務は、二次の業務に位置づけられています。  この周波数帯で運用する際は、優先される一次の業務に有害な影響を与え ないことが前提となっていますので、その動向や関連の情報などに、十分に 注目していく必要があります。 <第1表>準天頂衛星「みちびき」の使用周波数 信号名 中心周波数 L1C/A 1575.42MHz L1C 1575.42MHz L1-SAIF 1575.42MHz LEX(L6) 1278.75MHz L2C 1227.60MHz L5 1176.45MHz  なお、政府(内閣府)は今後10年間程度を視野に入れて、平成25年度から の5年間を対象とした新たな宇宙基本計画の検討が進められています。  内閣府では12月5日から12月25日の間、準天頂衛星システムの詳細な整備 計画を含めた、現時点の「宇宙基本計画(案)」に関する意見募集をおこ なっており、宇宙開発利用に関する意見を広く求めています。 ▽「宇宙基本計画(案)」に関する意見募集について(内閣府) http://www8.cao.go.jp/space/plan/public_comment.html ★……………………………………………………………………………………………    イギリスの連盟RSGBが創立100周年記念局、記念アワードを発行 ……………………………………………………………………………………………★  イギリスの連盟RSGBは、2013年に創立100周年を迎えます。  RSGBの発表によると創立100周年を記念して、2013年に記念局の運用、 記念アワードの発行を予定しています。 ●記念局「G△100RSGB」の運用  △には運用地域によって、M、W、I、D、U、Jなどの文字が入ります (G100RSGBとなる地域もあります)。  2013年1月1日〜12月31日までの間、イギリス国内13地域の持ち回り で運用(1地域28日間)の予定です。 1月1日〜1月28日:NW England & Isle of Man 1月29日〜2月25日:North Scotland 2月26日〜3月25日:NE England 3月26日〜4月22日:SW England 4月23日〜5月20日:S & SE England & Channel Islands 5月21日〜6月17日:South Wales 6月19日〜7月15日:London & Thames Valley 7月16日〜8月12日:East of England & East Anglia 8月13日〜9月9日:North Wales 9月10日〜10月7日:East Midlands 10月8日〜11月4日:West Midlands 11月5日〜12月2日:South Scotland 12月3日〜12月31日:Northern Ireland http://www.rsgb.org/aboutrsgb/rsgbcentenary2013/?id=centenary-special-event-station ●100周年記念アワードの発行 「RSGB 100周年HFアワード(ベーシック、ゴールド)」  160mから10mまでのHFバンドを使用して、イギリス内の13の地域から順次 運用されるRSGB 100周年記念局の7地域以上(ベーシック)または10地域 以上(ゴールド)と交信し、さらに異なるRSGB 100周年記念局の運用地域、 イギリスのIOTAの島(UK IOTA)、イギリス連邦のコールエリア(CCC)お よびITUゾーン(ITU Z)との交信によって250ポイント(ベーシック)また は450ポイント(ゴールド)を獲得すること。  交信は、バンドが異なれば新たなポイントとなる。 【ポイントの計算例】 ・G100RSGB(地域3)と20mで交信。4ポイント(地域、UK IOTA、CCC、ITU Z) ・JA1ABCと80mで交信。1ポイント(ITU Z) ・VK2ZZと40mで交信。2ポイント(CCC、ITU Z) ・VE7ABCと15mで交信。2ポイント(CCC、ITU Z) ・GD100RSGB(地域3)と15mで交信。4ポイント(地域、UK IOTA、CCC、ITU Z)  日本からの狙いとしては、RSGB 100周年記念局を7地域で確保することが 第1条件でしょう。その後は、オーストラリア(VK)、ニュージーランド(ZL)、 カナダ(VE)などの比較的交信しやすいイギリス連邦のコールエリアとできる だけ多くのバンドで交信して、ポイントの積み上げを図ります。  7月におこなわれる、IARU HF ChampionshipコンテストはITUゾーンのポイン トを獲得するチャンスとなるでしょう。  ベーシックの250ポイントに到達するためには、少なくとも150QSOぐらい、 ゴールドの450ポイントに到達するためには300〜350QSOは必要と考えられます ので、かなり挑戦しがいのあるアワードです。  みなさんも2013年の1年間じっくり時間をかけて挑戦してみてはいかが でしょうか。  なお、規約の詳細や申請方法等はRSGBの次のページをご参照ください。 http://www.rsgb.org/aboutrsgb/rsgbcentenary2013/?id=rsgb-centenary-award-2013 ★……………………………………………………………………………………………       会員増強キャンペーンのPRにご協力ください!! ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは平成24年11月1日から12月末日まで、平成24年度の2回目の会員 増強キャンペーンを実施しております。キャンペーン期間中にJARL正員・ 社団会員・准員として会員期間1年以上で新たにご入会いただいた方に、 もれなくJARL特製グッズをプレゼントいたします。  JARL会員の皆様は、JARL未入会の方にご入会をお勧めいただきますようお 願いいたします。  また、現在まだJARLの会員ではない皆様も、ぜひご入会をいただきます ようお願いします。  なお、正員・社団会員・准員として新たに半年間のご入会、または家族会員 として新たにご入会いただいた方にも、JARLグッズをプレゼントいたします。  皆様のご協力を心よりお願いいたします。 ※キャンペーン期間中に会費を納入された方を対象といたします。 ※JARL会員事業課(電話03-5395-3109、E-mail:kaiin@jarl.or.jp)まで  ご連絡をいただければ、入会の資料をお送りします。 ★……………………………………………………………………………………………       年末年始のQSLカード送付に関するお願い ……………………………………………………………………………………………★  年末年始、郵便局や宅配会社では年賀郵便物等の増加で大変混み合います。 QSLビューローあてのカードのご送付は、事故防止のため年末年始を避け、 新年1月7日以降にご送付ください。どうぞご協力をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………          JARL事務局休業のお知らせ ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは12月29日(土)から1月4日(金)までを年末年始の休業とし, 新年は1月7日(月)から業務を開始します。あらかじめご了承ください。 ★……………………………………………………………………………………………         2012年12月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・銀河連邦建国25周年記念事業(8J1GINGA、04/01〜12/31) ・三郷市市制施行40周年記念事業(8J1MST、04/28〜12/31) ・茂原市制施行60周年記念(8J1MBR、H24/06/01〜H25/03/31) ・八街市市制施行20周年記念(8J1SPY、H24/06/01〜H25/03/31) ・木更津市制施行70周年記念(8J1KS、10/01〜12/31) ・第28回国民文化祭・やまなし2013(愛称「富士の国やまなし国文祭」) (8J1Y、H24/11/01〜H25/11/10) ・日中国交回復40周年(8N1CJ、11/01〜12/31) ・第65回東京消防庁開庁記念式(8N119T、H24/12/23〜H25/03/25) ・日本国際警察協会創立50周年記念(8J3IPA、04/01〜12/31) ・岡藩城下町400年祭(8J6OKAJO、06/01〜12/31) ・第12回西日本ハムフェア(8J6HAM、H24/12/10〜H25/03/03) ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-6_stations/es-sta_list.htm ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線 技士に関する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四 級標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で修了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で修了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますの で、アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》 (パソコン用) http://www.jard.or.jp (携帯用) http://www.jard.or.jp/i/ ★……………………………………………………………………………………………          電波は譲りあって使いましょう ……………………………………………………………………………………………★  一口に、「アマチュア無線」と言っても、さまざまな運用方法があり、 各種の通信技術が用いられて日夜通信がおこなわれています。  電波は、「有限」ですし、アマチュア無線用に割り当てられた周波数も 限られています。  電波を発射する際には、他の無線局が運用をしていないか十二分に 確かめるのは当然として、自分の電波が他の無線通信に妨害を与え ないように気をつけることが求められます。    言わば「譲り合い」の精神でお互いが十二分に注意しながら電波を 有効に活用することが必要なのですが、最近、この「譲り合い」の 精神を忘れ、他の局が運用していることを認識しないまま電波を発射 して妨害を与えているとの事例が散発しています。  弱い電波の局もあれば、自分の受信機では単なる雑音としか聞こえ ない特殊な電波型式で運用している局もあります。  各局にありましては、決して他の局にご迷惑をかけることのない運用 を心掛けていただきますようお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………            SSBモードでの運用について ……………………………………………………………………………………………★    アマチュア無線家の皆様の中には、日頃はハンディートランシーバーや モービルトランシーバーでFMモードによる運用が中心の方々も多いと思い ます。  SSBモードでのアマチュア無線の運用は、全世界的に3.5/3.8/7MHz帯では LSB(下側波帯のSSB)、14MHz帯以上の周波数帯では、USB(上側波帯のSSB) を使用するという長年の国際的な慣習があります(衛星通信ではダウンリン クがLSBになる場合があります)。  特にHF帯で運用される場合、LSB/USBの切り替えを忘れないように十分に ご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………        野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ……………………………………………………………………………………………★  移動運用で、野山など公共の場でアマチュア無線を運用する場合は、自然 環境の保全に配慮してください。とりわけアンテナの設置や発電機の騒音発生 にあたっては周辺の人たちに決して迷惑をかけないように気をつけてください。  運用が終了したら撤収後の掃除なども忘れないようにしてください。ゴミ などは必ず持ち帰るようにしてください。来たときよりも綺麗にして帰るぐ らいの気持ちで、自分で出したゴミ以外のゴミでも進んで持って帰るよう にしてください。 ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成24年度については、平成24年4月1日の時点で18歳未満の方(平成6年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………        JARL QSL転送サービスのご利用について ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。大量のQSLカードを正確かつ迅速に送るためには会 員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」で  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 外国の局と交信し、QSLマネージャーを経由して送る場合は、QSLカードの  6枠(8枠)の左または左上に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠内にはQSL  マネージャーのコールサインを書いてください。 6.QSLカードのまとめは、発行するコールサインごとにお願いします。  複数のコールサインをお持ちの方やご家族でQSLカードを発行する際  には、ご協力をお願いします。 7. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★…………………………………………………………………………………………… 総合通信局等の所在地とアマチュア無線関連問い合わせ電話番号 (平成24年7月1日現在) ……………………………………………………………………………………………★ 【北海道総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒060-8795 札幌市北区北8条西2-1-1 札幌第1合同庁舎 電話:011-709-2311(内線4655) 【東北総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒980-8795 仙台市青葉区本町3-2-23 仙台第2合同庁舎 電話:022-221-0688 【関東総合通信局無線通信部陸上第三課】 所在地:〒102-8795 東京都千代田区九段南1-2-1 九段第3合同庁舎 電話:03-6238-1937(自動応答・職員対応含む) 24時間FAX・テレフォンサービス、職員対応時間(9:00〜12:00、13:00〜16:30) 【信越総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒380-8795 長野市旭町1108 長野第1合同庁舎 電話:026-234-9988 【北陸総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒920-8795 金沢市広坂2-2-60 金沢広坂合同庁舎 電話:076-233-4481 【東海総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒461-8795 名古屋市東区白壁1-15-1 名古屋合同庁舎第3号館 電話:052-971-9622 【近畿総合通信局無線通信部陸上第三課】 所在地:〒540-8795 大阪市中央区大手前1-5-44 大阪合同庁舎第1号館 電話:06-6942-8564 【中国総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒730-8795 広島市中区東白島町19-36 電話:082-222-3369 【四国総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒790-8795 松山市宮田町8-5 電話:089-936-5034 【九州総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒860-8795 熊本市西区春日2-10-1 電話:096-326-7865 【沖縄総合通信事務所無線通信課陸上担当】 所在地:〒900-8795 那覇市旭町1-9 カフーナ旭橋B-1街区5階 電話:098-865-2306 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社からお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■CQ ham radio 2013年1月号 (12月19日発売) JAN4910042070137 特別号定価960円 別冊付録 ハム手帳2013 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQ201301.html ---------------------------------------------------------------------- ■第4級ハム国試 要点マスター 2013 (12月15日発売) 2色刷りでポイント解説 CQ ham radio編集部 編 A6判 344ページ JAN9784789813617 定価1,260円 赤色の下敷き(投げ込み式)付き  第4級アマチュア無線技士国家試験の受験対策書です.2012年までに出題さ れた試験問題をすべて網羅し,各問題の答えおよびその要点をわかりやすく 解説しました.  本書は全頁2色刷りです.要点部分を色刷りにすることによって,短時間で 要点をつかみ合格を目指します.さらに,過去の出題頻度も一目でわかるよう に工夫してあるほか,試験1時間前の最後の追い込みに活用していただけるよう, 直前勉強のマークも付けています. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/13/13611.html ---------------------------------------------------------------------- ■第3級ハム国試 要点マスター 2013 (12月15日発売) 2色刷りでポイント解説 野口 幸雄 著 A6判 288ページ JAN9784789813624 定価1,260円 赤色の下敷き(投げ込み式)付き  第3級アマチュア無線技士国家試験の受験対策書です.試験問題を分野ごと にまとめて整理し,各問題で答えを導き出すための要点をわかりやすく解説 しました.   本書は全頁2色刷りとしてあり,問題の要点や答えを導き出すためのキー ワード部分を色刷りにすることによって,短時間で要点をつかみ,より簡単 に合格することを目指しています. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/13/13621.html ---------------------------------------------------------------------- ■トランジスタ技術 2013年 1月号(12月10日発売) 特集 ハンダ付けから始めるマイコン開発 JAN4910066630133 定価950円 別冊付録 電気屋に贈る機構図面の描き方 付録2 別冊付録 トラ技ジュニア No.7 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MTR/MTR201301.html ---------------------------------------------------------------------- お求めは,全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co. ━◇好評発売中◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■パドル・トレーナー U CQ ham radio オリジナル・モールス練習機 ダンボール箱入り 価格15,000円 縦振電鍵,バグキー,パドルに対応したメモリ機能付きモールス練習機です. キー(電鍵)は別途ご用意ください. ---------------------------------------------------------------------- ■モールス通信用小型電鍵 Vega ダンボール箱入り 価格15,000円 ・小型ながら実用性のある設計. ・移動運用やサブ・キーとしても最適. ---------------------------------------------------------------------- お求めは,直接販売商品の為CQ出版WebShopをご利用ください】 http://shop.cqpub.co. ━◇近刊のお知らせ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■Interface 2013年2月号 (12月25日発売予定) 特集 入門!マイコン⇔クラウド JAN4910016190236 定価980円 ---------------------------------------------------------------------- ■トランジスタ技術 2013年2月号(1月10日発売予定) 特集 ディジタル・オーディオの制作 JAN4910066630232 定価820円 ---------------------------------------------------------------------- ※ 発売日は,東京都内発売を基準にしております.地域により,発売が異なる ことがありますので,あらかじめご了承願います. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★〓〓★〓〓〓★〓〓〓★年末年始の営業のお知らせ★〓〓〓★〓〓〓★〓〓★ 年末は12月28日(金)午前11時30分までの営業とさせていただきます. 年始は,1月7日(月)より営業いたします. ★〓〓★〓〓〓★〓〓〓★〓〓〓〓★〓〓〓★〓〓〓★〓〓〓★〓〓〓★〓〓★  CQ出版(株) 営業部 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2  TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106  E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp  URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSの今後の発行予定について   JARL NEWS2013年冬号は、2013年1月1日に発行、JARL NEWS2013年  春号は、2013年4月1日発行の予定です。  ◆このメールマガジンは、JARL Eメール転送サービスに登録された方を   はじめ、JARL Webから配信の登録手続きをいただいた会員の方に配信   しております。   配信登録のページにはJARL Webのトップページから入ることができま   すので、お知り合いのJARL会員の方で、本メールマガジンの配信を   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