■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第162号 ----- 2012/09/20 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  長い残暑と非常に不安定な天気の日が続いた今年の秋前半ですが、9月も 後半に入り、ようやく季節の変わり目を迎えているようです。  天気予報などでも、長く続いた残暑も今週までのようで、いよいよ来週 からは本格的な秋を迎えられそうな感じです。  過ごしやすいシーズンを迎えて、「アマチュア無線の秋」を十分に楽しみ ましょう。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★星出彰彦宇宙飛行士の、小型衛星放出ミッション2012年9月27日実施予定  4機の小型アマチュア衛星を放出へ ★第33回全市全郡コンテスト  2012年10月6日(土)21:00〜7日(日)21:00開催 ★長和町立和田小学校のスクールコンタクトのレポートを掲載 ★CEATEC JAPAN 2012  10月2日(火)〜6日(土)、幕張メッセで開催 ★DX NEWS ★平成24年度JARL主催全日本ARDF競技大会参加選手募集中(9月1日〜30日)  締切が迫っています ★平成24年度「受信環境クリーン月間」 ★日本アマチュア無線連盟 アンテナ第三者賠償責任保険について ★日本無線協会の平成24年12月期1・2アマ国家試験  受験申請受付は平成24年10月1日(月)〜22日(月) ★2012年9月下旬〜10月に運用のJARLの記念局情報 ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中  (日本アマチュア無線振興協会) ★電波は譲りあって使いましょう ★SSBモードでの運用について ★野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ★青少年に対する助成・申請受付について ★JARL QSL転送サービスのご利用について ★総合通信局等の所在地とアマチュア無線関連問い合わせ電話番号  (平成24年7月1日現在) ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………  星出彰彦宇宙飛行士の、小型衛星放出ミッション2012年9月28日実施予定         4機の小型アマチュア衛星を放出へ ……………………………………………………………………………………………★  宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、7月中旬から約4カ月間の長期滞在中 の星出彰彦宇宙飛行士による小型衛星放出ミッションが2012年9月28日 午後0時ごろから作業が開始される予定であると発表しています(9月20日 現在の発表。JAXAではISSの運用状況によって日時が変更となる可能性が あるとしています)。  小型衛星放出技術実証ミッションは、当初、2012年9月10日午後10時ごろ から開始される予定でしたが、ISS運用における船外活動が追加(星出宇宙 飛行士は、NASAのサニータ・ウイリアムス宇宙飛行士と2回(8月30日、 9月5日、ともにUTC)の船外活動を実施)されたため、計画が見直しにな っていたものです。  今回の小型衛星放出ミッションにおいて、ロボットアームと小型衛星 放出機構を使って、日本実験棟から放出される、JAXAの公募小型衛星は3 機。RAIKO(和歌山大学/東北大学)、FITSAT-1(福岡工業大学)、WE WISH (明星電気)です。3機のうち、FITSAT-1とWE WISHの2機はアマチュア衛星 です。  また今回の小型衛星放出ミッションでは、JAXAの公募衛星以外の2衛星 も放出され、この2衛星もアマチュアバンドの送信機を搭載したアマチュア 衛星です。  これまで、有人宇宙飛行のミッションの一つとして、国際宇宙ステーシ ョンやスペースシャトルからアマチュア衛星が放出されたケースとしては、 2006年2月にロシアの船外活動で国際宇宙ステーションから放出がおこな われた宇宙服衛星SuitSat-1(ロシア名はRadioSkaf)や、STS-116ミッシ ョンで2006年12月にスペースシャトル・ディスカバリー号から放出がおこ なわれた、アメリカ海軍兵学校のRAFT(NO-60)、ANDE(NO-61)、アメリ カ海軍研究所のFCAL(NO-62)の3衛星、そして直近では2011年8月にロ シアの船外活動で国際宇宙ステーションから放出がおこなわれた、ARISSat -1(ロシア名はKEDR)などがありますが、日本の有人宇宙飛行ミッション として、小型衛星が放出されるのは今回が初めてです。  JAXAの発表によれば、今回の小型衛星放出ミッションは2回に分けて実施 され、1回目は星出宇宙飛行士の操作により「RAIKO」と「WE WISH」の2機 を放出し、2回目はJAXAの「きぼう」運用管制室(地上)からの操作によっ て「FITSAT-1」、「F-1」、「TechEdSat」の3機を放出する予定とされてい ます。  今回放出が予定されている、各衛星は高度350〜400km(放出時の国際宇 宙ステーションの高度による)に放出され、無事運用が開始された場合100 日程度運用をおこない大気圏再突入となる模様です。  4機の小型アマチュア衛星のダウンリンク周波数などは次のとおりです。  みなさんも、チャンスがあればぜひ受信に挑戦してみてください。  なお、各小型アマチュア衛星の詳細は、開発団体のWebサイトを確認して ください。 ●FITSAT-1 【ダウンリンク】 CW 437.250MHz FM 437.445MHz 1200bps AX.25 FSK 5840.00MHz 115.2kbps http://turing.cs.fit.ac.jp/~fitsat/ ●WE WISH 【ダウンリンク】 437.505MHz CW、SSTV https://sites.google.com/site/jq1ziijq1zij/home/ww ●TechEdSat  サンノゼ州立大学がNASAエイムズ研究センターの協力で開発。 【ダウンリンク】437.465MHz http://www.techedsat.com/ ●F-1 CubeSat  FSpace研究所、FPTテクノロジー研究所、ベトナムのFPT大学とスウェーデンの ウプサラ大学等の共同開発。 【ダウンリンク】145.980MHz、437.485MHz http://fspace.edu.vn/ ▽「きぼう」日本実験棟からの小型衛星放出ミッション(JAXAのWebサイト) http://iss.jaxa.jp/kibo/about/jssod/ ★……………………………………………………………………………………………            第33回全市全郡コンテスト      2012年10月6日(土)21:00〜7日(日)21:00開催 ……………………………………………………………………………………………★  2012年10月6日(土)21:00〜7日(日)21:00  2012年開催のJARL主催コンテストのフィナーレとなる全市全郡コンテスト が開催されます。 日本全国の市郡区から、多くのアマチュア無線家がアク ティブにオンエアします。 ●昨年の全市全郡コンテスト以降の市郡区の動き  昨年の第32回全市全郡コンテストの後の、市郡区(政令指定都市の行 政区)の動きを見ますと、 2011年10月10日に埼玉県鳩ヶ谷市が消滅(川口市に合併)、 2011年11月11日に石川県野々市市が誕生(石川郡消滅)、 2012年1月4日に愛知県長久手市が誕生、 2012年4月1日に熊本市が政令指定都市に移行し5つの行政区が誕生、 そして2012年10月1日には埼玉県白岡市が誕生します。  全市全郡コンテストでは、市郡区(政令指定都市の行政区)がマルチ になるコンテストですから、1,300を超える膨大な数のマルチ集めを 楽しむことができます。  コンテストのヨーイドン!の段階では、交信局数を重ねていけば、 自然とニューマルチが集まってくるのですが、中盤戦に入ってくると、 なかなか新しいマルチが集まらなくなってくる場合もあるでしょう。  ともあれ、マルチは大量に存在するのですから、ひととおりの局数 稼ぎが一段落したら、気分を転換して、ニューマルチ取りについても 優先考慮した交信を検討してみるのも、特に「日本国内全域と交信で きるHF帯の各バンドで参加される方」や、「V/UHF帯で参加される方 でも、周辺の市郡区を広く見渡せる場所などで参加される場合」は、 有効な作戦の一つかも知れません。  さまざまな作戦を練って、実践しつつコンテストを存分にお楽しみ ください。  多数の方々の参加を心よりお待ちしています。 ▽第33回全市全郡コンテスト規約 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/all_cg/allcg_rule.htm ★……………………………………………………………………………………………    長和町立和田小学校のスクールコンタクトのレポートを掲載 ……………………………………………………………………………………………★  8月16日、長野県小県郡長和町立和田小学校で成功したスクールコンタクト の詳細レポートを、同校の小柳昭喜先生(JH0TIS)にお送りいただき、JARL Webに掲載いたしました。ぜひ、お読みください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2012/2012_news-8.htm#0820 ★……………………………………………………………………………………………             CEATEC JAPAN 2012       10月2日(火)〜6日(土)、幕張メッセで開催 ……………………………………………………………………………………………★  最先端のIT、エレクトロニクスの総合展示会である「CEATEC JAPAN」が、 今年も10月2日(火)〜6日(土)、千葉県千葉市の幕張メッセで開催 されます。  今回のCEATEC JAPAN 2012は「Smart Innovation−豊かな暮らしと社会 の創造」がテーマです。キーワードはズバリ「スマート」  IT・エレクトロニクスの分野でのスマート化技術に関する展示が注目の ようです。  みなさんもIT・エレクトロニクスの最先端を見学に出かけてみませんか。 ■開催の概要 【会期】2012年10月2日(火)〜 6日(土)10:00〜17:00 特別招待日:10月2日(火) 公開日:10月3日(水)〜 5日(金) 無料公開日:10月6日(土) ICT Suite/Electronics Suite:10月2日(火)〜 5日(金) ●入場 全来場者登録入場制 ・特別招待日(10月2日):プレス登録、特別招待登録が必要です ・一般公開日(10月3日〜 5日) (1)当日登録の場合 入場料一般1,000円・学生500円  (学生20名以上の団体および小学生以下は入場無料) (2)Web 事前登録・招待券当日登録の場合は:入場無料 ・無料公開日(10月6日):入場無料(18才以上は入場登録が必要です) ▽詳細 http://www.ceatec.com/2012/ja/index.html ★……………………………………………………………………………………………                 DX NEWS ……………………………………………………………………………………………★ ○DXCC  DXCCデスクのビル・ムーア氏(NC1L)によると、2012年に運用の次の局と の交信がDXCCに有効と発表しています。 ・3B8/IW5ELA :モーリシャス共和国 ・9A8VB :クロアチア共和国 ・4O7VB :モンテネグロ ・E40VB :パレスチナ自治政府 ・E7/UA4WHX :ボスニア・ヘルツェゴビナ ・EY8/UA4WHX:タジキスタン共和国 ・JY8VB :ヨルダン・ハシェミット王国 ・UN/UA4WHX :カザフスタン共和国 ・YU9VB :セルビア共和国 ・Z38VB :マケドニア共和国 ・ZA/UA4WHX :アルバニア共和国 ★……………………………………………………………………………………………  平成24年度JARL主催全日本ARDF競技大会参加選手募集中(9月1日〜30日)               締切が迫っています ……………………………………………………………………………………………★  2012全日本ARDF競技大会は、11月25日に岐阜県岐阜市で開催されます。 前日の11月24日にはエキシビション競技が岐阜県関市で開催されます。  今年の全日本ARDF競技大会は、本大会が3.5MHz帯競技、エキシビション 競技が144MHz帯での開催となります。 「2012全日本ARDF競技大会」参加選手の募集は9月1日〜30日です。  全日本ARDF競技大会はどなたでも参加できます。  毎年参加されている選手の皆様はもとより、「今年こそARDFに挑戦して みよう」という方々も、奮ってご参加ください!  参加申込書はJARL WebのARDFのページから入手できます。 ▽JARL Web「ARDF」のページ http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-5_ardf/ardf.htm ★……………………………………………………………………………………………         平成24年度「受信環境クリーン月間」 ……………………………………………………………………………………………★  総務省、NHK、民放各社、JARLなど、関連団体で構成される、受信環境 クリーン中央協議会は、受信障害の防止を図ることを目的として、毎年 10月1日から 10月31日までの間を「受信環境クリーン月間」と定め、全国 各地で放送電波の受信障害の防止に向けた活動を展開しています。  本月間中は、受信環境保護に関する幅広い周知・広報活動などが積極的 に実施されます。  また、受信環境クリーン協議会(中央、地方)は平成24年度も全国の中学 生を対象に「受信環境クリーン図案コンクール」を実施しました。  平成24年度の図案コンクールの結果は、各総合通信局のWebサイト上で順次 発表されます。 ★……………………………………………………………………………………………   日本アマチュア無線連盟 アンテナ第三者賠償責任保険について ……………………………………………………………………………………………★  日本アマチュア無線連盟の賠償責任保険制度は、日本アマチュア無線連盟の 会員の皆様方が心配される無線機器、アンテナ、タワー等に起因した他人への 損害賠償責任リスクを補償する、日本アマチュア無線連盟会員の皆様方だけが ご加入いただける保険制度です。  制度や申込み方法等の詳細はJARL NEWS2012年秋号(10月1日発行)でご案内 いたします。 ★……………………………………………………………………………………………      日本無線協会の平成24年12月期1・2アマ国家試験      受験申請受付は平成24年10月1日(月)〜22日(月) ……………………………………………………………………………………………★  平成24年12月期実施の1・2アマ国家試験(1アマ:12月8日(土)、 2アマ:12月9日(日)実施)の受験申請受付期間は、平成24年10月1日 (月)から22日(月)です(インターネットによる受付は10月20日締切)。  受験を予定されている方は、受験申請を忘れないようにご注意ください。 ▽日本無線協会のWebサイト http://www.nichimu.or.jp/ ★……………………………………………………………………………………………      2012年9月下旬〜10月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・銀河連邦建国25周年記念事業(8J1GINGA、04/01〜12/31) ・三郷市市制施行40周年記念事業(8J1MST、04/28〜12/31) ・茂原市制施行60周年記念(8J1MBR、H24/06/01〜H25/03/31) ・八街市市制施行20周年記念(8J1SPY、H24/06/01〜H25/03/31) ・アクアラインマラソン(8J1AQ、08/24〜10/31) ・杉並区制施行80周年記念事業(8J1S8X、09/01〜10/31) ・小平市制50周年記念事業(8N1YKR、10/01〜11/30) ・第35回記念大会 日本スリーデーマーチ(8J1ARK、10/01〜11/04) ・木更津市制施行70周年記念(8J1KS、10/01〜12/31) ・電波学園(名古屋工学院専門学校)設立60周年記念事業 (8J2NDP・8J2NKC、H23/10/01〜H24/09/30) ・第67回国民体育大会(ぎふ清流国体)(8J2GF、04/01〜10/15) ・静岡県立静岡東高校創立50周年記念式典(8J2YDU、08/03〜11/03) ・2012全日本ARDF競技大会(8J2ARDF、10/20〜11/25) ・学校法人 名古屋電気学園 愛知工業大学名電高等学校創立100周年記念 (8N2100MD、10/01〜11/30) ・日本国際警察協会創立50周年記念(8J3IPA、04/01〜12/31) ・長浜・戦国大河ふるさと博(8J3NARI、04/22〜12/02) ・第13回国際マンガサミット(8J4MANGA、08/01〜11/10) ・受信環境クリーン月間(8N5CLEAN、07/01〜10/31) ・岡藩城下町400年祭(8J6OKAJO、06/01〜12/31) ・2012佐賀インターナショナルバルーンフェスタ(8J6BAL、10/06〜11/05) ・第25回全国健康福祉祭(ねんりんピック宮城・仙台2012) (8J7NPMG、09/20〜10/16) ・受信環境クリーン月間(8J8CLEAN、10/01〜10/31) ・受信環境クリーン月間(8N0C、09/01〜10/31) ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線 技士に関する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四 級標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で修了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で修了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますの で、アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》 (パソコン用) http://www.jard.or.jp (携帯用) http://www.jard.or.jp/i/ ★……………………………………………………………………………………………          電波は譲りあって使いましょう ……………………………………………………………………………………………★  一口に、「アマチュア無線」と言っても、さまざまな運用方法があり、 各種の通信技術が用いられて日夜通信がおこなわれています。  電波は、「有限」ですし、アマチュア無線用に割り当てられた周波数も 限られています。  電波を発射する際には、他の無線局が運用をしていないか十二分に 確かめるのは当然として、自分の電波が他の無線通信に妨害を与え ないように気をつけることが求められます。    言わば「譲り合い」の精神でお互いが十二分に注意しながら電波を 有効に活用することが必要なのですが、最近、この「譲り合い」の 精神を忘れ、他の局が運用していることを認識しないまま電波を発射 して妨害を与えているとの事例が散発しています。  弱い電波の局もあれば、自分の受信機では単なる雑音としか聞こえ ない特殊な電波型式で運用している局もあります。  各局にありましては、決して他の局にご迷惑をかけることのない運用 を心掛けていただきますようお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………            SSBモードでの運用について ……………………………………………………………………………………………★    アマチュア無線家の皆様の中には、日頃はハンディートランシーバーや モービルトランシーバーでFMモードによる運用が中心の方々も多いと思い ます。  SSBモードでのアマチュア無線の運用は、全世界的に3.5/3.8/7MHz帯では LSB(下側波帯のSSB)、14MHz帯以上の周波数帯では、USB(上側波帯のSSB) を使用するという長年の国際的な慣習があります(衛星通信ではダウンリン クがLSBになる場合があります)。  特にHF帯で運用される場合、LSB/USBの切り替えを忘れないように十分に ご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………        野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ……………………………………………………………………………………………★  移動運用で、野山など公共の場でアマチュア無線を運用する場合は、自然 環境の保全に配慮してください。とりわけアンテナの設置や発電機の騒音発生 にあたっては周辺の人たちに決して迷惑をかけないように気をつけてください。  運用が終了したら撤収後の掃除なども忘れないようにしてください。ゴミ などは必ず持ち帰るようにしてください。来たときよりも綺麗にして帰るぐ らいの気持ちで、自分で出したゴミ以外のゴミでも進んで持って帰るよう にしてください。 ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成24年度については、平成24年4月1日の時点で18歳未満の方(平成6年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………        JARL QSL転送サービスのご利用について ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。大量のQSLカードを正確かつ迅速に送るためには会 員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」で  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 外国の局と交信し、QSLマネージャーを経由して送る場合は、QSLカードの  6枠(8枠)の左または左上に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠内にはQSL  マネージャーのコールサインを書いてください。 6.QSLカードのまとめは、発行するコールサインごとにお願いします。  複数のコールサインをお持ちの方やご家族でQSLカードを発行する際  には、ご協力をお願いします。 7. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★…………………………………………………………………………………………… 総合通信局等の所在地とアマチュア無線関連問い合わせ電話番号 (平成24年7月1日現在) ……………………………………………………………………………………………★ 【北海道総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒060-8795 札幌市北区北8条西2-1-1 札幌第1合同庁舎 電話:011-709-2311(内線4655) 【東北総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒980-8795 仙台市青葉区本町3-2-23 仙台第2合同庁舎 電話:022-221-0688 【関東総合通信局無線通信部陸上第三課】 所在地:〒102-8795 東京都千代田区九段南1-2-1 九段第3合同庁舎 電話:03-6238-1937(自動応答・職員対応含む) 24時間FAX・テレフォンサービス、職員対応時間(9:00〜12:00、13:00〜16:30) 【信越総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒380-8795 長野市旭町1108 長野第1合同庁舎 電話:026-234-9988 【北陸総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒920-8795 金沢市広坂2-2-60 金沢広坂合同庁舎 電話:076-233-4481 【東海総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒461-8795 名古屋市東区白壁1-15-1 名古屋合同庁舎第3号館 電話:052-971-9622 【近畿総合通信局無線通信部陸上第三課】 所在地:〒540-8795 大阪市中央区大手前1-5-44 大阪合同庁舎第1号館 電話:06-6942-8564 【中国総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒730-8795 広島市中区東白島町19-36 電話:082-222-3369 【四国総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒790-8795 松山市宮田町8-5 電話:089-936-5034 【九州総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒860-8795 熊本市西区春日2-10-1 電話:096-326-7865 【沖縄総合通信事務所無線通信課陸上担当】 所在地:〒900-8795 那覇市旭町1-9 カフーナ旭橋B-1街区5階 電話:098-865-2306 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社からお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■CQ ham radio 2012年10月号 (9月19日発売) 特集 アマチュア無線 シャックの構築 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