■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第159号 ----- 2012/08/06 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  8月4日〜5日、フィールドデーコンテストが開催されました。  参加されたみなさん、成果はいかがだったでしょうか。  相変わらず猛暑の日が続いています。熱中症などには十分に気を付けて、 暑い夏を乗り切りましょう。  そして、8月25日・26日には日本のアマチュア無線界最大のイベント、 ハムフェア2012が東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開催されます。  今年も熱気むんむんのビッグサイトで、数々の展示や催事、お買い物、 アイボールを十分満喫していただきたいものです。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★情報通信審議会情報通信技術分科会電波利用環境委員会が意見募集  「広帯域電力線搬送通信設備の屋外利用に係る許容値及び測定法」 ★PLCの屋外利用に反対する ★埼玉県南埼玉郡白岡町の単独市制!平成24年10月1日に白岡市が誕生 ★セルビア共和国の新首相はアマチュア無線家!「イヴィツァ・ダチッチ首相」 ★ハムフェア2012インフォメーション ★ハムフェア2012のDXCC申請受付について ★東京でおこなわれる8月の3アマおよび4アマ当日受付試験の実施について ★コンテスト委員会からのお知らせ ★DX NEWS ★地方本部長(中国、四国、北海道)業務の代行について ★学校等の社団局への助成金交付の受け付け中 ★2012年8月に運用のJARLの記念局情報 ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中  (日本アマチュア無線振興協会) ★電波は譲りあって使いましょう ★SSBモードでの運用について ★野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ★青少年に対する助成・申請受付について ★JARL QSL転送サービスのご利用について ★総合通信局等の所在地とアマチュア無線関連問い合わせ電話番号 (平成24年7月1日現在) ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………   情報通信審議会情報通信技術分科会電波利用環境委員会が意見募集   「広帯域電力線搬送通信設備の屋外利用に係る許容値及び測定法」 ……………………………………………………………………………………………★  情報通信審議会 情報通信技術分科会 電波利用環境委員会は、「広帯域 電力線搬送通信設備の屋外利用に係る許容値及び測定法」について調査検討 に関する委員会報告(案)について、平成24年7月26日から8月27日までの間、 意見募集をおこなっています。 ▽総務省の報道発表 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban16_02000035.html  報告書(案)は、同委員会の下に設けられJARLも構成員として参画した 「高速電力線搬送通信設備作業班」の実証実験等に関して取りまとめられた ものですが、最終報告書案は作業班の総意に基づかずに取りまとめられた ものです。  「高速電力線搬送通信設備作業班」の経緯については次のページをご参照 ください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-7_plc/powerline-communication.htm#hokoku ★……………………………………………………………………………………………           PLCの屋外利用に反対する ……………………………………………………………………………………………★  平成24年6月9日に「第9回高速電力線搬送通信設備作業班」が開催され 「電波利用環境委員会」に提出する答申書と報告書案が審議されました。  JARLはこの作業班で、短波帯の電波環境に対して問題の多いPLCの屋外 利用に反対の立場をとってきました。  JARL電磁環境委員会の芳野委員長の報告の通り、報告書案で示された 許容値は、推進派、懸念派の双方から不満の声があがり、合意を得ること が出来ない状態となりましたが、報告書に示された許容値を事実上無意味 なものとする文章の追記が提案されました。  しかし、作業班事務局(総務省電波環境課)が取りまとめた最終報告書 案では作業班で合意を得た内容とは異なる記述に書き換えられてしまいま した。JARL電磁環境委員会では報告書の内容を作業班で合意した内容に書 き改めるよう2回にわたり意見書を作業班事務局に提出しましたが、記述 が改められることはありませんでした。  JARLでは電磁環境委員会からの報告を受け、「高速電力線搬送通信設備 作業班」の上部委員会にあたる「電波利用環境委員会」に対して、連盟と して意見書を提出しましたが、7月3日に開催された「第7回電波利用環境 委員会」ではJARLの意見は取り上げられる事なく、「高速電力線搬送通信 設備の屋外利用に係わる許容値及び測定法」として意見募集にかけられる こととなりました。 【意見募集のURL】 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban16_02000035.html 意見募集の対象 情報通信審議会 情報通信技術分科会 電波利用環境委員会 報告(案) 募集期限 平成24年8月27日(月) 午後5時(必着) 意見募集の要領 意見公募要領(PDF形式)を参照  内閣府から総務省に対しての指示は、「スマートメータの普及促進に向 けた屋外通信(PLC通信)規制の緩和」ですが、報告書案にはスマートメー タの利用に関する提案は1件もなかったと記述されています。また、期限を 切られた検討で満足な実験や検討も行われなかったことが作業班の議事要旨 で明らかです。  PLCは主にホームネットワークを構築するためのツールとして登場しまし たが、先行している無線LANに太刀打ちできないのが実情です。パソコンも、 テレビも、動画レコーダーも、カメラ付きインターフォンも、無線LANにより ネットワークを安価に構築できる時代です。  JARLは、問題を含んだ報告書に基づくPLCの屋外利用に関する拙速な規制 緩和を行うべきではないとの意見を提出しますが、クリーンな電波環境を 保つために皆様も反対意見を提出していただくようお願いいたします。                一般社団法人 日本アマチュア無線連盟                           会長 稲毛 章 ★……………………………………………………………………………………………   埼玉県南埼玉郡白岡町の単独市制!平成24年10月1日に白岡市が誕生 ……………………………………………………………………………………………★  平成24年8月3日付けの官報に、埼玉県南埼玉郡(郡番号:13009)白岡町 の単独市制施行が告示され、平成24年10月1日に白岡市が誕生します。  白岡市のJARL制定市番号は「1346」となります。  白岡町の市制後も南埼玉郡には宮代町が残るため消滅郡はありません。  なお、直近の数年間で単独の町による市制の施行は、 愛知県みよし市(2010年1月4日市制施行、市番号2038) 石川県野々市市(2011年11月11日市制施行、市番号3012) 愛知県長久手市(2012年1月4日市制施行、市番号2040) がありました。  また白岡町の単独市制の後の、単独市制を目指して準備を進めている他の 町村としては、千葉県山武郡大網白里町、岩手県岩手郡滝沢村などがあります。 ★…………………………………………………………………………………………… セルビア共和国の新首相はアマチュア無線家!「イヴィツァ・ダチッチ首相」 ……………………………………………………………………………………………★  セルビア共和国の前内務大臣(第一副首相)だった、イヴィツァ・ダチッチ 氏が7月27日に、同国の首相に就任しました。  ダチッチ首相は、2008年〜2012年7月までセルビアの首相を務めた、ミルコ・ ツベトコビッチ氏の後任となります。  ダチッチ首相はセルビア共和国で最も歴史のあるベオグラード大学出身。 政治学の学位を持ちロシア語と英語に堪能な46歳。2人の子供たちの父親との ことです。  実はダチッチ首相は、セルビアのアマチュア無線連盟SRSメンバーの1人で、 YU1YUのコールサインを持つアマチュア無線家とのことです。  地元のアマチュア無線クラブ(YU1AAV)の活動にも熱心に取り組み、同国の 国内争乱時代から、子供たちにモールス信号とARDFの技術ほかを教えること を通じて、アマチュア無線家の育成に熱心に取り組んでいたと言われています。  ところでかつて日本においても、アマチュア無線家の首相が誕生したケース が1度だけあります。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-1_Digest/1998/ji1kit.htm  平成10年7月30日〜平成12年4月5日の間、内閣総理大臣を務めた小渕恵三元 首相(故人)は、生前JI1KITのコールサインを持ち、自らが発起人の1人となって、 国会議員を中心としたメンバーで構成される、「国会アマチュア無線クラブ (JG1ZQU、現在は局免切れ)」を設立するなど、たいへん熱心なアマチュア 無線家でした。  アマチュア無線家の中には、本当にさまざまなお仕事をお持ちの方がいらっ しゃるものですね。 ▽ARRL Webの関連記事 http://www.arrl.org/news/ivica-da-i-yu1yu-elected-prime-minister-of-serbia ★……………………………………………………………………………………………        ハムフェア2012インフォメーション ……………………………………………………………………………………………★ ●ハムフェア2012出展団体一覧を掲載しました。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/2012/Ham-Fair2012-list.htm ●ハムフェア2012イベントコーナーの講演内容等決まりました(演者の敬称略)。 ■8月25日(土) ・「ニューカマーの育つコミュニティづくり」  After 50 Projct ・「ARISSの今後」  7M3TJZ 安田 聖 ・「紀伊半島台風12号での活動報告」  三重県支部JR2MHV 冨岡 巧、JF2CTT 甫本幹也 ・〈JAIAタイム〉JAIA技術委員会  「HF帯運用にチャレンジ!モービル及びアパマン運用アンテナ設置大研究」  第一電波工業株式会社技術部 松崎茂樹 ・表彰式  ハムフェア2012自作品コンテスト、・ハムフェア2012絵画コンクール  総務省・JARL ■8月26日(日) ・「好奇心が開く扉〜漫画とネットとアマチュア無線」  漫画家、小説家 JI1MFTすがやみつる ・「ルクセンブルグのアマチュア無線」  ルクセンブルグ・アマチュア無線連盟 LX1KQミシェル・フレドリッシュ ・「What is Logbook of World」  ARRL  W3IZ ノーム・フサロ ・〈JAIAタイム〉JAIA普及委員会 「D-STARの近況と運用のポイント」  アイコム(株)国内営業部営業企画課  JR1UTI 藤田孝司 ・表彰式  関東UHFコンテスト  JARL関東地方本部 ●ハムフェア2012自作品コンテスト、絵画コンクール入賞作品を発表  受賞者のみななさん、おめでとうございます。  入賞作品はハムフェア2012会場内に展示をおこない、受賞者の方々は、 8月25日、ハムフェア2012イベントコーナーでおこなわれる表彰式で表彰 いたします。 【自作品コンテスト入賞作品】 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/2012/jisaku2012/jisaku2012prize.htm 【絵画コンクール入賞作品】 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/2012/kaiga2012/kaiga2012prize.htm ●総務省「電波利用 電子申請・届出システムLite」ブースを出展 http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/if/info/i24/i2407/i240731kc.html ▽ハムフェア2012インフォメーション http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/Ham-Fair.htm ★……………………………………………………………………………………………          ハムフェア2012のDXCC申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  ハムフェア2012のDXCCアワード申請受付には、ARRLからノーム・フサロ氏 (W3IZ)が来日(予定)します)。フサロ氏の来日は2007年のハムフェア以来 となります。  今年も、ハムフェア会期前の2日間はJARL事務局で申請受付をおこない、 遠方の方々の申請受付は8月20日(月)から23日(木)まで郵送などにておこ ないます。  ハムフェア2012のDXCC申請受付の詳細は、JARL Webの次のページでご参照 ください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/2012/2012dxcc.htm ★……………………………………………………………………………………………  東京でおこなわれる8月の3アマおよび4アマ当日受付試験の実施について ……………………………………………………………………………………………★  来る8月に、東京ビッグサイトでハムフェアが開催されることに合わせて、 日本無線協会は第三級および第四級アマチュア無線技士の当日受付試験を、 東京ビッグサイト会議棟で次のとおり実施します。  このため、中央区晴海の日本無線協会国家試験センターでの8月の当日受付 試験はおこないませんので、注意してください。 1 試験日時 平成24年8月25日(土)   3アマ 12:30から   4アマ 第1回10:30から、第2回14:00から ※いずれも定員は150名 2 試験会場 江東区有明3−11−1   東京ビッグサイト会議棟605会議室 3 交通 ゆりかもめ「国際展示場正門」下車、徒歩3分      りんかい線「国際展示場」下車、徒歩7分  その他、詳細は第三級及び第四級アマチュア無線技士国家試験案内をご覧 ください。 ▽日本無線協会のWebサイト http://www.nichimu.or.jp/ ★……………………………………………………………………………………………           コンテスト委員会からのお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ 1.JARLコンテストについての意見募集  意見募集を今年8月から2013年3月にかけて3回に分けて実施します。  ・JARLコンテストについての意見募集(第1回目、2012年8月1日〜31日) http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/1st-iken-boshu.htm 2.電子ログ提出の推進 (1) 来年度からの紙ログ・サマリーについて   コンテスト委員会では電子ログ提出の更なる推進を図るために、平成25年  (2013年)のコンテストから紙によるログ・サマリーの提出は手書きのもの  のみを受け付けることにするように、規約の改正をおこなう予定です。  紙にきれいにプリントアウトした紙ログを提出する方がいますが、これは  来年からは受付ないことになります。   いろいろな事情で紙に手書きでログを書くことしかできない方に対しては、  これを受け付け、それ以外の方はすべて電子ログで提出していただくことに  なります。まだ電子ログでログ提出していない方は、平成24年中に電子ログ  化の準備を進めるようにお願いします。 (2) 「JARLコンテスト 電子ログサマリー作成ページ」 バージョンアップ   JARL Web内にある、「JARLコンテスト 電子ログサマリー作成ページ」が  バージョンアップしました。   今回から、ログを手入力あるいはファイルで入力して、Webからログを  提出できるようになりました。電子メールの環境がない方でも、Webを見る  環境にあればログ提出をすることができるようになりました。   ソフトウエアは、委員会のボランティアが作成しています。ぜひ使って  みてください。 ▽JARLコンテスト 電子ログサマリー作成ページ http://contest.jarl.org/summarymaker.htm (3) 電子ログ・サマリーの作成、提出がうまくいかない場合  ぜひ無線のお友だちやご家族のパソコンに詳しい方に相談してみてください。 お友達やお孫さんが、ご本人のログを代理で電子ログで提出してみる、という ことは大変結構なことだと思います。 ★……………………………………………………………………………………………                 DX NEWS ……………………………………………………………………………………………★ ○DXCC  DXCCデスクのビル・ムーア氏(NC1L)によると、次の局との交信がDXCCに 有効と発表しています。 ・H44UD ソロモン諸島:2012年の運用 ★……………………………………………………………………………………………     地方本部長(中国、四国、北海道)業務の代行について ……………………………………………………………………………………………★  理事の欠員にともなう地方本部長の代行者については、緊急を要する ことから7月4日付で、中国、四国、北海道の各地方本部内の支部長あてに 地方本部長代行の決定を通知しておりますので、お知らせします。 ・中国地方本部長の業務の代行:JA3HXJ長谷川良彦副会長 ・四国地方本部長の業務の代行:JA5MG稲毛 章会長 ・北海道地方本部長の業務の代行:JA0OZZ伊部雅一副会長  なお、7月28日・29日開催した第7回理事会において、今後の対応や措置等 について協議されましたが、9月29日に開催予定の臨時理事会において、継続審議と することとなりました。 ★……………………………………………………………………………………………        学校等の社団局への助成金交付の受け付け中 ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、助成に関する規程第7条に基づき学校などの社団局への助成 の受け付けを7月1日から8月31日まで間おこなっています。  なお、助成金(10,000円/予定)の交付は10月中におこなう予定です。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/B_download/jyosei/jyosei.htm ★……………………………………………………………………………………………        2012年8月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・銀河連邦建国25周年記念事業(8J1GINGA、04/01〜12/31) ・三郷市市制施行40周年記念事業(8J1MST、04/28〜12/31) ・茂原市制施行60周年記念(8J1MBR、H24/06/01〜H25/03/31) ・八街市市制施行20周年記念(8J1SPY、H24/06/01〜H25/03/31) ・ハムフェア2012(8J1A、08/01〜08/26) ・電波学園(名古屋工学院専門学校)設立60周年記念事業 (8J2NDP・8J2NKC、H23/10/01〜H24/09/30) ・第67回国民体育大会(ぎふ清流国体)(8J2GF、04/01〜10/15) ・静岡県立静岡東高校創立50周年記念式典(8J2YDU、08/03〜11/03) ・日本国際警察協会創立50周年記念(8J3IPA、04/01〜12/31) ・長浜・戦国大河ふるさと博(8J3NARI、04/22〜12/02) ・第13回国際マンガサミット(8J4MANGA、08/01〜11/10) ・受信環境クリーン月間(8N5CLEAN、07/01〜10/31) ・2012今治ジャズタウン(8J5JAZZ、08/01〜08/31) ・岡藩城下町400年祭(8J6OKAJO、06/01〜12/31) ・FIAアジア・パシフィックラリー選手権第5戦および全日本ラリー  選手権第7戦「ラリー北海道」(8J8APRC、08/01〜09/16) ・第36回全国高等学校総合文化祭(8J9HC、06/09〜08/12) ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線 技士に関する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四 級標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で修了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で修了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますの で、アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》 (パソコン用) http://www.jard.or.jp (携帯用) http://www.jard.or.jp/i/ ★……………………………………………………………………………………………          電波は譲りあって使いましょう ……………………………………………………………………………………………★  一口に、「アマチュア無線」と言っても、さまざまな運用方法があり、 各種の通信技術が用いられて日夜通信がおこなわれています。  電波は、「有限」ですし、アマチュア無線用に割り当てられた周波数も 限られています。  電波を発射する際には、他の無線局が運用をしていないか十二分に 確かめるのは当然として、自分の電波が他の無線通信に妨害を与え ないように気をつけることが求められます。    言わば「譲り合い」の精神でお互いが十二分に注意しながら電波を 有効に活用することが必要なのですが、最近、この「譲り合い」の 精神を忘れ、他の局が運用していることを認識しないまま電波を発射 して妨害を与えているとの事例が散発しています。  弱い電波の局もあれば、自分の受信機では単なる雑音としか聞こえ ない特殊な電波型式で運用している局もあります。  各局にありましては、決して他の局にご迷惑をかけることのない運用 を心掛けていただきますようお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………            SSBモードでの運用について ……………………………………………………………………………………………★    アマチュア無線家の皆様の中には、日頃はハンディートランシーバーや モービルトランシーバーでFMモードによる運用が中心の方々も多いと思い ます。  SSBモードでのアマチュア無線の運用は、全世界的に3.5/3.8/7MHz帯では LSB(下側波帯のSSB)、14MHz帯以上の周波数帯では、USB(上側波帯のSSB) を使用するという長年の国際的な慣習があります(衛星通信ではダウンリン クがLSBになる場合があります)。  特にHF帯で運用される場合、LSB/USBの切り替えを忘れないように十分に ご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………        野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ……………………………………………………………………………………………★  移動運用で、野山など公共の場でアマチュア無線を運用する場合は、自然 環境の保全に配慮してください。とりわけアンテナの設置や発電機の騒音発生 にあたっては周辺の人たちに決して迷惑をかけないように気をつけてください。  運用が終了したら撤収後の掃除なども忘れないようにしてください。ゴミ などは必ず持ち帰るようにしてください。来たときよりも綺麗にして帰るぐ らいの気持ちで、自分で出したゴミ以外のゴミでも進んで持って帰るよう にしてください。 ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成24年度については、平成24年4月1日の時点で18歳未満の方(平成6年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………        JARL QSL転送サービスのご利用について ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。大量のQSLカードを正確かつ迅速に送るためには会 員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」で  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 外国の局と交信し、QSLマネージャーを経由して送る場合は、QSLカードの  6枠(8枠)の左または左上に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠内にはQSL  マネージャーのコールサインを書いてください。 6.QSLカードのまとめは、発行するコールサインごとにお願いします。  複数のコールサインをお持ちの方やご家族でQSLカードを発行する際  には、ご協力をお願いします。 7. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★…………………………………………………………………………………………… 総合通信局等の所在地とアマチュア無線関連問い合わせ電話番号 (平成24年7月1日現在) ……………………………………………………………………………………………★ 【北海道総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒060-8795 札幌市北区北8条西2-1-1 札幌第1合同庁舎 電話:011-709-2311(内線4655) 【東北総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒980-8795 仙台市青葉区本町3-2-23 仙台第2合同庁舎 電話:022-221-0688 【関東総合通信局無線通信部陸上第三課】 所在地:〒102-8795 東京都千代田区九段南1-2-1 九段第3合同庁舎 電話:03-6238-1937(自動応答・職員対応含む) 24時間FAX・テレフォンサービス、職員対応時間(9:00〜12:00、13:00〜16:30) 【信越総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒380-8795 長野市旭町1108 長野第1合同庁舎 電話:026-234-9988 【北陸総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒920-8795 金沢市広坂2-2-60 金沢広坂合同庁舎 電話:076-233-4481 【東海総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒461-8795 名古屋市東区白壁1-15-1 名古屋合同庁舎第3号館 電話:052-971-9622 【近畿総合通信局無線通信部陸上第三課】 所在地:〒540-8795 大阪市中央区大手前1-5-44 大阪合同庁舎第1号館 電話:06-6942-8564 【中国総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒730-8795 広島市中区東白島町19-36 電話:082-222-3369 【四国総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒790-8795 松山市宮田町8-5 電話:089-936-5034 【九州総合通信局無線通信部陸上課】 所在地:〒860-8795 熊本市西区春日2-10-1 電話:096-326-7865 【沖縄総合通信事務所無線通信課陸上担当】 所在地:〒900-8795 那覇市旭町1-9 カフーナ旭橋B-1街区5階 電話:098-865-2306 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社からお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■Androidによるマイコン・ボード制御入門 (7月25日発売) 全部入りマイコン・ボードmbedとイーサネットでつながる 大川 善邦 著 B5変型判 288ページ JAN9784789816298 定価2,730円  Androidタブレットとmbedとをイーサネットでつなぐためのネットワーク ・プログラミングを解説します.mbedは,ARM社のCortex-M3をコアにした NXPセミコンダクターズ社のUSBを内蔵したマイコン・ボード(LPC1768評価 ボード)です.また,mbedは,マルツエレック株式会社のMAPLE Boardに載 せて使っています. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/16/16291.html ---------------------------------------------------------------------- ■実用アンテナ製作スタイルブックHF編 (7月25日発売) 別冊CQ ham radio掲載から精選した力作アンテナ B5判 128ページ JAN9784789818889 定価2,310円  別冊CQ ham radio No.1〜15(No.2,13を除く)に掲載されたアンテナ製作 の中から,実用性と再現性の高い力作アンテナを精選して再編集したもの です.HFから50MHzまでのユニークな製作例を参考にしていただき,自作ア ンテナで電波を飛ばす醍醐味を味わってください. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/18/18881.html ---------------------------------------------------------------------- ■エレキジャック No.22 (7月25日発売) 第1特集 Android×Wi-FiでI/O! 第2特集 Arduinoでセンシング&コントロール B5判 144ページ JAN4910042080822 定価1,680円  第1特集では,スマホやタブレットに使われるアンドロイドOSのマシンと マイコンをつないだ電子工作を取り上げます.第2特集は,利用範囲が拡大 しているArduinoの活用法を数多く取り上げています.特設記事では,いま 話題の音の良いUSB DACのキットを使って,音をよりよくするチューンナッ プを行います. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQZ201208.html ---------------------------------------------------------------------- ■Interface 2012年9月号 (7月25日発売) 特集 わずか50行でつなぐ!マイコンとネットワーク JAN4910016190922 定価980円 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MIF/MIF201209.html ---------------------------------------------------------------------- ■CQブラシレス・モータ&インバータ・キット 標準セット版 (7月30日発売) minicube2付き ダンボール箱入り 価格84,000円【直接販売商品】  ブラシレスDCモータ+インバータ(ドライブ基板,マイコン基板,センサ 基板)を自作し組み立てる(コイルの手巻き,はんだ付け)キット. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/I/I000055.html ---------------------------------------------------------------------- ■CQブラシレス・モータ&インバータ・キット 簡易セット版 (7月30日発売) ※V850用の開発環境のminicube2(ルネサス製)は付属されていません. ダンボール箱入り 価格75,000円【直接販売商品】  ブラシレスDCモータ+インバータ(ドライブ基板,マイコン基板,センサ 基板)を自作し組み立てる(コイルの手巻き,はんだ付け)キット. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/I/I000059.html ---------------------------------------------------------------------- お求めは,全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co. ━◇近刊のお知らせ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■トランジスタ技術 2012年9月号 (8月10日発売予定) 特集 スマホ×電子回路!つないでI/O! JAN4910066630928 定価880円 ---------------------------------------------------------------------- ■CQ ham radio 2012年9月号 (8月18日発売予定) 特集 モールス通信の魅力 JAN4910042070922 定価940円 別冊付録 キー&マイク・カタログ ---------------------------------------------------------------------- ■別冊CQ ham radio QEX Japan No.4 (8月18日発売予定) レピータ・システム徹底検証 JAN4910079970929 定価1,470円 ---------------------------------------------------------------------- ※発売日は,東京都内発売を基準にしております.地域により,発売が異なる  ことがありますので,あらかじめご了承願います. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  CQ出版(株) 営業部 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2  TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106  E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp  URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSの今後の発行予定について   JARL NEWS2012年秋号は、2012年10月1日に発行、JARL NEWS2013年  冬号は、2013年1月1日発行の予定です。  ◆このメールマガジンは、JARL Eメール転送サービスに登録された方を   はじめ、JARL Webから配信の登録手続きをいただいた会員の方に配信   しております。   配信登録のページにはJARL Webのトップページから入ることができま   すので、お知り合いのJARL会員の方で、本メールマガジンの配信を   希望される方が、いらっしゃれば、教えてあげてください。 http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/mailmagazine.html  ◆本メールマガジンの送信アドレスへの返信はできません。   本メールマガジンは、JARL広報課で作成しています。記事内容について   のお問い合わせは、事務局担当業務各課または広報課までお願いします。   http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-1_Soshiki/Jimukyoku.htm  ◆配信解除につきましては、下記よりお願いします。   http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/  ◆過去のメールマガジンは下記のページをご覧ください。   http://www.jarl.or.jp/mailmagazine/jarl-mail-magazine.htm  ◆発行・編集 日本アマチュア無線連盟 ..........................................................................  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