■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第135号 ----- 2011/08/05 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  夏も中盤のはずですが、なんだかはっきりしない天気の日が続いている 今日このごろです。  7月末、ゲリラ豪雨の被害を受けた、福島県会津地方・新潟県の被災地 の皆様にはお見舞いを申し上げます。  2011年は宮崎県南部の新燃岳の大噴火にはじまって、東日本大震災、 長野県北部地震、東京電力福島第一原子力発電所事故、そして、今回 の新潟・福島豪雨と大きな災害が繰り返し発生しましたが、各災害から の1日も早い完全復旧を心より祈念します。  さて、8月27日(土)・28日(日)の2日間、東京都江東区有明の 東京ビッグサイトでアマチュア無線フェスティバル「ハムフェア2011」が 開催されます。ハムフェア2011の準備もいよいよ大詰めに入っています。  今年もアマチュア無線機器メーカー、販売店、クラブ等、多数の団体 による展示や催事をはじめ、楽しいイベントが多数予定されています。  多くの皆様のご来場を心よりお待ちしています。  本号は、総務省のWRC-12に関する意見募集の話題からスタートしましょう。   ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★総務省が2012年世界無線通信会議(WRC-12)の各議題に対する  我が国の考え方に係る意見を募集 ★一般社団法人移行後の新会長・新副会長が決定 ★臨時社員選挙について ★ARISSat-1宇宙空間に放出・運用を開始 ★電気通信術試験の廃止にともなう、平成23年12月期以後の1・2アマ国家  試験に関する日本無線協会の発表【法規の出題数と試験時間の変更】 ★消滅郡情報…島根県八束郡 ★フィールドデーコンテストを開催 ★野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ★JARL会員局名録2012-2013年版発行のご案内 ★ハムフェア2011情報 ★平成23年度JARL主催全日本ARDF競技大会参加選手募集中(8月1日〜31日) ★東日本大震災等を被災された会員の方々への特別措置について ★東日本大震災にともなう7エリアのコールサインの方へのQSLカード発送について ★2011年8月に運用のJARLの記念局情報 ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中  (日本アマチュア無線振興協会) ★電波は譲りあって使いましょう ★SSBモードでの運用について ★青少年に対する助成・申請受付について ★JARL QSL転送サービスのご利用について ------------------------------------------------------------------------ ★…………………………………………………………………………………………… 総務省が2012年世界無線通信会議(WRC-12)の各議題に対する 我が国の考え方に係る意見を募集 ……………………………………………………………………………………………★  総務省は、平成24年(2012年)1月23日(月)から2月17日(金)までの間、 スイスにおいて開催される予定の、世界無線通信会議(WRC-12)の各議題に 対する我が国の考え方を策定し、この考え方について、平成23年7月21日 (木)から8月17日(水)までの間、意見を募集しています。  WRC-12の議題のうち、アマチュア無線に関連するものは、 ・議題1.15「3-50MHzにおける海洋レーダーへの周波数分配の検討」 ・議題1.23「415-526.5kHzにおけるアマチュア業務の2次分配の検討」 ・議題8.2「将来の世界無線通信会議の議題」(79GHz 高分解能レーダーの  ための77.5-78.0GHz の無線標定業務への分配検討) があります。 ★……………………………………………………………………………………………       一般社団法人移行後の新会長・新副会長が決定 ……………………………………………………………………………………………★  平成23年7月30日・31日に開催された、第525回理事会において、一般 社団法人移行に際して、移行登記の日(11月1日の予定)をもって退任す る原 昌三会長(JA1AN)の後任として、稲毛 章理事(JA5MG、現副会長、 四国地方本部長)が選任されました。このため、欠員が生じる副会長には、 根本紀正理事(JH1UBU、関東地方本部長)が決定しました。  平成23年11月1日(予定)の新法人化においては、会長JA5MG稲毛 章 理事、副会長JA1AYO丹羽一夫理事(現副会長)、同JH1UBU根本紀正理事の 新体制でスタートします。  なお、第525回理事会報告はJARL Web(http://www.jarl.or.jp)の会員 専用ページに掲載しております。 ★……………………………………………………………………………………………              臨時社員選挙について ……………………………………………………………………………………………★  JARLは平成22年11月に開催した臨時総会以降、臨時社員選挙実施要領など にもとづき、「一般社団法人」移行のために必要な社員選出のための「臨時 社員選挙の立候補」を平成23年7月4日〜21日の間おこないました。その 結果、地方本部ごとの社員は、次のようにすべて定数を超えたため、投票が おこなわれることとなりました。 地方本部 定数 立候補者数 関東  20人   44人 東海   12人   18人 関西   12人   25人 中国   8人   11人 四国   4人   6人 九州   8人   12人 東北   8人   9人 北海道  4人   12人 北陸   4人   5人 信越   4人   6人  支部区域ごとの社員については、立候補者が定数を超えた大阪府支部 (立候補者2人)において、投票がおこなわれます。  立候補者が定数を超えなかった支部区域ごとの社員については無投票 当選が決定、また立候補者がなかった栃木県支部、岡山県支部、山口県 支部、福井県支部の4支部においては、選挙規程第28条第3項の定めに より再選挙はおこなわないこととなりました。  なお、今回の臨時社員選挙の投票用紙は、9月初旬(予定)に、選挙 権のある方へJARLから郵送します。投票の締め切りは、9月22日(木) 18:00です。  また、投票については、投票用紙の送付時に同封されている「専用の 封筒」を利用し、郵便で到着したものに限り受け付けます。このため JARL事務局または、投票用紙の送付先へ直接持参されても受付はおこな いませんので、ご注意をお願いします。  臨時社員選挙の詳細は、JARL NEWS2011年夏号、JARL Webの次のページ でご確認ください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-3_Kokuchi/2011/2011senkyo.htm ★……………………………………………………………………………………………      ARISSat-1宇宙空間に放出成功・運用を開始 ……………………………………………………………………………………………★  Roscosmos(ロシア連邦宇宙局)が予定していた、「アレクサンダー・ サマクチャイエフ宇宙飛行士」と「セルゲイ・ヴォルコフ宇宙飛行士」に よる船外活動(EVA)において、小型アマチュア衛星 ARISSat-1(ロシア名 はKEDR)が、8月3日18:43(UTC、日本時間8月4日03:43)に国際宇宙 ステーションから宇宙空間に投入され運用を開始しました。  当初の投入予定時刻は、8月3日15:07(UTC)ごろでしたが、430MHz帯の アンテナに問題点があり、約3時間半遅れの放出となりました。  ARISSat-1は日照時にはハイパワーモード(連続運用)、日陰時はロー パワーモード(送信40秒、2分間の送信停止の繰り返し)で運用がおこ なわれています。  ARISSでは、世界の多くのアマチュア無線家からの、受信レポートの到着 を強く望んでいます。  みなさんもぜひ、ARISSat-1が宇宙から送ってくるメッセージの受信に 挑戦されてください。 ●ダウンリンク:145.950MHz(FM)  コールサイン(RS01S)のほか、世界の15言語による24の音声メッセージ (うち一つは、ユーリー・ガガーリンと地上管制局との交信のようす) やSSTV画像(Robot 36形式) ●CWビーコン:145.919MHz ●SSB BPSK-1000テレメトリー:145.920MHz ●リニア中継器(逆へテロダイン) ダウンリンク:145.922〜145.938MHz アップリンク:435.758〜435.742MHz 【ARISSat-1 Web】 http://www.arissat1.org/v3/ 【ARISSat-1 tracking system】 http://www.arissat1.com/ 【AMSATのWebサイト】 http://www.amsat.org/ 【AMSAT ARISSat-1 Project】 http://www.amsat.org/amsat-new/ARISSat/ARISSat.php 【ARISSat-1 Frequency Guide】(AMSATのWebサイト、jpg形式) http://www.amsat.org/amsat-new/images/fck_images/2011_ARISSat-1_Frequency_Chart(1).jpg 【ARISSat-1 Presentation Slides】(AMSATのWebサイト、PDF形式) http://www.amsat.org/amsat-new/images/fck_images/ARISSat-1%20Overview%20Color.pdf 【JARL Webの関連記事】 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2010/2010_news-9.htm#0930 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2011/2011_news-2.htm#0216 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2011/2011_news-3.htm#0303 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2011/2011_news-4.htm#0407 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2011/2011_news-7.htm#0714 ★…………………………………………………………………………………………… 電気通信術試験の廃止にともなう、平成23年12月期以後の1・2アマ国家 試験に関する日本無線協会の発表【法規の出題数と試験時間の変更】 ……………………………………………………………………………………………★  既報のとおり、無線従事者規則の一部改正がおこなわれ、平成23年10月1日 から第一級および第二級アマチュア無線技士国家試験の試験科目のうち電気 通信術が廃止され、「法規」の試験問題において、モールス電信の理解度を 確認する問題が追加されることとなりました。  このため、平成23年12月期の第一級および第二級アマチュア無線技士の国家 試験から、「法規」の試験問題数、合格点および試験時間は次のとおり変更 になります。     試験問題数  合格点/満点  試験時間 改正後   30問    105点/150点  2時間30分 現行    25問     87点/125点  2時間 ★……………………………………………………………………………………………           消滅郡情報…島根県八束郡 ……………………………………………………………………………………………★  島根県八束郡東出雲町が平成23年8月1日付けで島根県松江市(市番号 :3201)に編入合併されました。この合併にともない、島根県八束郡(郡 番号:32017、全1町)は消滅郡となりました。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2011/2011_news-3.htm#0331 ★……………………………………………………………………………………………         フィールドデーコンテストを開催 ……………………………………………………………………………………………★  今週末の8月6日(土)21:00〜7日(日)15:00、第54回フィールド デーコンテストが開催されます。  上位入賞を目指して本格的な重装備で参加する方も決して少なくないと 思いますが、参加することに意義があるという気軽な気分で、ハンディー トランシーバーを片手にハイキング気分で参加したり、ドライブを兼ねて 簡単な設備で参加するのもまた楽しいものです。  ロケーションのよいフィールドに出かければ、それほど大がかりでない 設備でも、呼ばれる無線をそれなりに楽しむことができます。  ぜひ、みなさんも真夏のフィールドで、目一杯コンテストを楽しんでください。  多数のご参加を心よりお待ちしています。 ▽第54回フィールドデーコンテスト規約 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/fd/fd_rule.htm ★……………………………………………………………………………………………        野外でアマチュア無線を運用する際の注意 ……………………………………………………………………………………………★  8月6日〜7日に開催の第54回フィールドデーコンテストなどの移動運用 で、野山など公共の場でアマチュア無線を運用する場合は、自然環境の保全 に配慮してください。とりわけアンテナの設置や発電機の騒音発生にあたって は周辺に迷惑をかけないように気をつけてください。  運用が終了したら撤収後の掃除なども忘れないようにしてください。ゴミ などは必ず持ち帰るようにしてください。来たときよりも綺麗にして帰るぐ らいの気持ちで、自分で出したゴミ以外のゴミでも進んで持って帰るよう にしてください。 ★……………………………………………………………………………………………       JARL会員局名録2012-2013年版発行のご案内 ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは会員の皆さんが開設しているアマチュア無線局相互のコミュニ ケーションの円滑化を目的として、2012年1月下旬に「JARL会員局名録 (2012-2013年版)」を発行します。  会員の皆様方にすでに発送済みのJARL NEWS2011年夏号で「会員局名録 掲載等変更申出書」(ハガキ)を綴じ込み、JARL NEWS2011年秋号(2011 年10月1日発行)で、購入予約専用の「郵便振替用紙」を綴じ込み予定 です。  JARL会員局名録の発行は、次の内容に沿って発行されますので、ご協力 をお願いします。  なお、2005年4月1日より個人情報保護法が施行されたことにともない、 会員ご自身または登録クラブからの予約販売を中心におこなっております ので、お申し込みは、JARL NEWS2011年秋号に綴じ込みの「払込取扱票」 をご利用ください。  また、アマチュア無線機器販売店や書店等でのお取り扱いはございま せん。 【局名録の発行時期】2012年1月下旬(予定) 【局名録の予約販売について】 (1)定価および送料、予約販売期間のお申し込みについては、JARL NEWS  2011年秋号(2011年10月1日発行)でご案内します。   予約販売については、通常価格より割安の価格(税・送料込み)で  お取り扱いいたしますので、予約申込をおすすめします。   予約申込期間は、2011年11月末日までを予定していますが、予約販売  終了後は通常価格による販売となります。 (2)会員局名録予約販売専用の郵便振替用紙は、JARL NEWS2011年秋号に  綴じ込んでお届けします。 【掲載対象となる局】  2011年(平成23年)11月7日現在の会員(転送手数料制度利用者を含む) のアマチュア局を掲載します。 【会員局名録の掲載項目】 (1)呼出符号(コールサイン) (2)無線従事者資格(記号表示) ・最上級または所有資格のうち、掲載を希望する1資格。なお、4アマは  省略(非表示)されます。 ・社団局の所有資格は掲載省略されます。 (3)空中線電力(記号表示) ・掲載申告をもとに掲載します。 ・20W以下は省略(非表示)。空中線電力の表示申告には、無線局免許状  のコピーを提出していただきます。 (4)氏名または社団名および社団の代表者氏名 (5)郵便番号 (6)住所 (7)電話番号 ・電話番号は、平成6年10月7日以降に入会の方は不掲載となっています  ので、掲載にはお申し出が必要です。 【掲載項目についてのご注意】 (1)准員は一括して別ページで掲載しています。また、資格と電話番号は  非表示となります。 (2)E-mailアドレスは、個人情報保護と編集の都合により掲載しておりません。 【ご注意とお願い】  JARL会員局名録は、会員名簿に登録の事項を掲載していますが、過去、 ご自分で「会員局名録データの変更」を申告され、会員名簿とは異なる 住所等をJARL会員局名録に掲載している場合は注意が必要です。  その会員が過去の申告日以降に住所変更をおこない、JARL NEWSやQSL カードが住所変更したその新しい住所に届いていても、「会員局名録 データの変更」を改めて申告していない限り、局名録では過去の申し出が 継承されます。  JARL会員局名録に掲載される住所等は、会員局名録掲載等変更の申し出 をされている場合は、会員登録事項の変更があっても自動的に修正はおこな われませんのでご注意ください。申告内容の取り消しも、改めて申し出 (ハガキ、FAXなど)をお願いします。 【住居表示が変わった場合】  会員の皆さんが会員登録事項としてJARLにお届けになっている住所の変更 については、所番地に変更のない市町村の合併などの場合は、特にご連絡の 必要はありませんが、丁目・番地などの市町村に続く表示は、自動的には 変更できませんので、住所変更の届出をおこなっていただきますようお願い いたします。  また、本年11月7日までに引っ越しをされた方や、前記以外の特定の地域 の所番地の変更を伴う住居表示の変更は、連盟事務局会員事業課あてにお届 けください。  また、住所変更の届出の際は、局名録の修正申告のある方は、その旨も ご連絡お願いします。 ★……………………………………………………………………………………………              ハムフェア2011情報 ……………………………………………………………………………………………★ ●出展団体一覧を掲載しました  ハムフェア2011インフォメーションのページに出展団体一覧を掲載いた しました。 ●ハムフェア2011自作品コンテスト、絵画コンクール入賞作品を掲載しま した。 【自作品コンテスト入賞作品】 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/2011/jisaku2011/jisaku2011prize.htm 【絵画コンクール入賞作品】 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/2011/kaiga2011/kaiga2011prize.htm ●ハムフェア2011の前売券販売について  ハムフェア2011の前売券は、「チケットぴあ」での販売(Pコードナンバー 987-349)に加えて、「JTB」「JTB総合提携店各店舗」、「コンビニエンス ストア設置の端末機(ローソン、ファミリーマート、セブンイレブン)」 (コンビニ商品番号0230106)、JTB HTA販売センター(0570-016088、 営業時間00:00〜24:00)での販売もおこなっています。前売り価格は1,350円 です。ご購入いただいた前売券は、ハムフェア会場入口の「前売券交換窓口」 で入場券と引き換えていただきます。  なお、JARL NEWS2011年夏号に掲載の「入場整理費会員特別割引券」との 併用はできませんので、あらかじめご了承ください。 ●ハムフェア2011開催前日(8月26日)のJARL事務局業務について  ハムフェア2011開催前日(8月26日)は、ハムフェア会場設営、搬入等の ために、JARL事務局職員の多くが東京ビッグサイトに向かいます。  一部の事務局業務についてはご不便をおかけすることもありますので、 あらかじめご了承ください。 ▽JARL Web「ハムフェア2011インフォメーション」 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/Ham-Fair.htm ★……………………………………………………………………………………………  平成23年度JARL主催全日本ARDF競技大会参加選手募集中(8月1日〜31日) ……………………………………………………………………………………………★  2011全日本ARDF競技大会(本大会144MHz帯競技)は、10月30日に香川県 さぬき市で開催されます。前日の10月29日には3.5MHz帯のエキシビション 競技も開催されます。  全日本ARDF競技大会はどなたでも参加できます。  毎年参加されている選手の皆様はもとより、「今年こそARDFに挑戦して みよう」という方々も、奮ってご参加ください!  なお「2011全日本ARDF競技大会」参加選手の募集は、8月1日〜31日で、 参加申込書はJARL WebのARDFのページから入手できます。 ▽JARL Web「ARDF」のページ http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-5_ardf/ardf.htm ★……………………………………………………………………………………………     東日本大震災等を被災された会員の方々への特別措置について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、平成23年3月11日に発生した東日本大震災および3月12日に 発生した長野県北部地震で被災された会員の方々のための、 ・会費や転送手数料のお支払いを会費や転送手数料の満了日から6ヵ月まで  猶予できる特別措置 ・災害により書類および賞状などを紛失・消失を余儀なくされた被災地の  方々に対しては、申し出により「会員証、アワード、コンテスト」等の  再発行する特別措置 について、4月23日に開催された第523回理事会において審議し、両特別措置 を実施することを決定しました。  両特別措置の詳細は、JARL Webの次のページをご覧ください。 http://www.jarl.or.jp/notice20110427.htm ★…………………………………………………………………………………………… 東日本大震災にともなう7エリアのコールサインの方へのQSLカード発送について ……………………………………………………………………………………………★  東日本大震災の影響により、3月末発送分であった7エリアのコール サインの方へのQSLカードの発送が大変遅くなりましたことをお詫びいた します。  5月末に発送分のQSLカードにつきましては、通常通りの発送を完了して います。  しかし、東北地方の一部には現在もQSLカードをお届けすることが困難 な地域があります。これらの地域を送付先としている会員の方へのQSL カードの発送は、引き続き見合わせていただきますので、何卒ご理解を いただきますようお願いいたします。 ★……………………………………………………………………………………………        2011年8月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・四街道市市制30周年記念事業(8J1YKD、04/01〜12/31) ・ハムフェア2011(8J1A、08/01〜08/28) ・浜松市市制100周年記念(8J2YMK、07/01〜10/31) ・江・浅井三姉妹博覧会(8J3SIMAI、04/01〜12/04) ・第66回国民体育大会 おいでませ! 山口国体  第11回全国障害者スポーツ大会 おいでませ! 山口大会  (8J4OIDE、04/01〜10/24) ・受信環境クリーン月間(8N5CLEAN、8N0CLEAN、07/01〜10/31) ・沖縄アマチュア無線50年祭(8N6RL、05/15〜10/31) ・弘前城築城400年祭(8J7400H、04/01〜08/31) ・社団法人 日本PTA全国協議会 第43回東北ブロック研究大会 秋田大会 (8J7PTA、07/01〜09/18) ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-6_stations/es-sta_list.htm ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線 技士に関する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四 級標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で修了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で修了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますので、 アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》 (パソコン用) http://www.jard.or.jp (携帯用) http://www.jard.or.jp/i/ ★……………………………………………………………………………………………          電波は譲りあって使いましょう ……………………………………………………………………………………………★  一口に、「アマチュア無線」と言っても、さまざまな運用方法があり、 各種の通信技術が用いられて日夜通信がおこなわれています。  電波は、「有限」ですし、アマチュア無線用に割り当てられた周波数も 限られています。  電波を発射する際には、他の無線局が運用をしていないか十二分に 確かめるのは当然として、自分の電波が他の無線通信に妨害を与え ないように気をつけることが求められます。    言わば「譲り合い」の精神でお互いが十二分に注意しながら電波を 有効に活用することが必要なのですが、最近、この「譲り合い」の 精神を忘れ、他の局が運用していることを認識しないまま電波を発射 して妨害を与えているとの事例が散発しています。  弱い電波の局もあれば、自分の受信機では単なる雑音としか聞こえ ない特殊な電波型式で運用している局もあります。  各局にありましては、決して他の局にご迷惑をかけることのない運用 を心掛けていただきますようお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………            SSBモードでの運用について ……………………………………………………………………………………………★    アマチュア無線家の皆様の中には、日頃はハンディートランシーバーや モービルトランシーバーでFMモードによる運用が中心の方々も多いと思い ます。  SSBモードでのアマチュア無線の運用は、全世界的に3.5/3.8/7MHz帯では LSB(下側波帯のSSB)、14MHz帯以上の周波数帯では、USB(上側波帯のSSB) を使用するという長年の国際的な慣習があります(衛星通信ではダウンリン クがLSBになる場合があります)。  特にHF帯で運用される場合、LSB/USBの切り替えを忘れないように十分に ご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成23年度については、平成22年4月1日の時点で18歳未満の方(平成4年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………        JARL QSL転送サービスのご利用について ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。大量のQSLカードを正確かつ迅速に送るためには会 員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」で  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 事故の原因となりますので、QSLマネージャーを経由して送る場合は、  QSLカードの6枠(8枠)の左に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠  内にはQSLマネージャーのコールサインを書いてください。 6.QSLカードのまとめは、発行するコールサインごとにお願いします。  複数のコールサインをお持ちの方やご家族でQSLカードを発行する際  には、ご協力をお願いします。 7. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社よりお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■Interface 2011年9月号 (7月25日発売) 特集 HDMI,DVI,DysplayPort ディジタル映像信号の最前線 JAN4910016190915 定価980円 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MIF/MIF201109.html ---------------------------------------------------------------------- ■CQ ham radio 2011年8月号 (7月19日発売) 特集 カムバック・ハムQ&A集 JAN4910042070816 特別号定価930円 別冊付録 実践D-STARガイド http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQ201108.html ---------------------------------------------------------------------- ■トランジスタ技術 2011年8月号 (7月8日発売) 特集 手作り電気自動車&バイクの世界 JAN4910066630812 定価820円 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MTR/MTR201108.html ---------------------------------------------------------------------- ■ディジタル・デザイン・テクノロジ No.10 (7月8日発売) 画像処理システム開発に挑戦 JAN4910165550813 定価1,890円 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MDD/MDD201108.html ---------------------------------------------------------------------- 【お求めは,全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co.jp/ ━◇近刊のお知らせ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■理科学教材キットで工作と実験を楽しむ本 (8月10日発売予定) 市販セットで楽々工作・カンタン実験 エレキジャック編集部 編 B5変型判 144ページ JAN9784789841672 定価2,100円  本書は,千石電商店頭で扱われ入手が容易な理科学実験セットに焦点を 当て,組み立て方はもちろん,原理の考察,応用実験などにも踏み込み, 解説しています.夏休みや冬休みの宿題の課題紹介に最適なセットも目白 押しです.また,単に宿題の消化用という題材だけでなく,オトナでもすっ ぽりとはまってしまう,ペットボトル・ロケットなど趣味的な題材も取り 上げていいます.子供から大人まで理屈抜きで楽しんでいただける1冊です. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/41/41671.html ---------------------------------------------------------------------- ※ 発売日は,東京都内発売を基準にしております.地域により,発売が異なること がありますので,あらかじめご了承願います. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  CQ出版(株) 販売促進室 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2  TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106  E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp  URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSの今後の発行予定について   JARL NEWS2011年秋号は、2011年10月に発行、JARL NEWS2012年冬号は  2012年1月1日発行の予定です。  ◆このメールマガジンは、JARL Eメール転送サービスに登録された方を   はじめ、JARL Webから配信の登録手続きをいただいた会員の方に配信   しております。   配信登録のページにはJARL Webのトップページから入ることができま   すので、お知り合いのJARL会員の方で、本メールマガジンの配信を   希望される方が、いらっしゃれば、教えてあげてください。 http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/mailmagazine.html  ◆本メールマガジンの送信アドレスへの返信はできません。   本メールマガジンは、JARL広報課で作成しています。記事内容について   のお問い合わせは、事務局担当業務各課または広報課までお願いします。   http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-1_Soshiki/Jimukyoku.htm  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