■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第116号 ----- 2010/10/20 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  10月も後半になって、ようやく秋らしい青空の日々が見られます。  北海道・東北・甲信越・北陸地方には、そろそろ紅葉の知らせも、ボチ ボチ聞こえるようになりました。過ごしやすい秋の高原等で、ハンディー トランシーバーを片手に紅葉狩りを楽しむというのもまたオツなものかも しれません。  さて10月24日(日)、長野県諏訪郡富士見町で2010全日本ARDF競技大会 が開催されます。  本大会(144MHz帯競技)の前日10月23日(土)には、エキシビションの 3.5MHz帯競技も実施されます。今回の大会には韓国から12名の参加申込み もありました。  富士見町観光協会に問い合わせしてみましたところ、会場となる富士見 高原スポーツセンター付近も、紅葉がそろそろ見ごろを迎える時期のよう です。  そんな紅葉の高原フィールドで韓国人選手を含む総勢186名の選手が、 自慢の受信機を片手に駆け巡り、方向探索の技を競います。  参加選手のみなさんの大活躍を大いに期待しましょう。  本号は、カリブ海に新たに誕生したDXCCエンティティーの話題からスタ ートです。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★2010年10月10日にDXCCに4つの新しいエンティティが誕生 ★DX NEWS ★JARL臨時総会のご案内  平成22年11月21日(日)、大阪府寝屋川市立市民会館で開催 ★第15回ARDF世界選手権大会 詳細レポートをJARL Webに掲載 ★「愛知県支部大会・ハムの祭典」が開催されました。 ★ファイル圧縮解凍ソフト「Lhasa」「Lhaplus」を利用の方々に  セキュリティ上の弱点(脆弱性)に関する注意喚起 ★受信環境クリーン月間実施中 ★会員増強キャンペーンを11月1日〜12月末日まで実施します ★2011年分のアンテナ第三者賠償責任保険受付中 ★JARL会費などの継続手続きに、一般のクレジットカードが利用できます ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中  (日本アマチュア無線振興協会) ★不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」  【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ★JA6AV 井波 眞(まこと)元JARL副会長が死去 ★電波は譲りあって使いましょう ★SSBモードでの運用について ★2010年10月後半〜11月に運用のJARLの記念局情報 ★青少年に対する助成・申請受付について ★JARL QSL転送サービスのご利用について ★お詫びと訂正(JARL NEWS2010年秋号特集) ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………     2010年10月10日にDXCCに4つの新しいエンティティが誕生 ……………………………………………………………………………………………★  ARRLはオランダ領アンティルに割り当てられていた2つのエンティティ が10月10日04:00UTCに消滅エンティティとなり、新たに4つのエンティ ティが誕生したと2010年10月13日付けのニュースで伝えています。  消滅エンティティとなったのは、次の2つのエンティティです。 PJ2、PJ4、PJ9:Bonaire(ボネール)、Curacao(キュラソー) PJ5−PJ8:  St.Maarten(セント・マーチン)、Saba(サバ)、        St.Eustaius(セント・エスシタウス)  また、新たに誕生した4つのエンティティは次のとおりです。 Curacao(キュラソー)       :PJ2 Bonaire(ボネール)        :PJ4 St.Eustaius(セント・エスシタウス):PJ5、Saba(サバ):PJ6 St.Maarten(セント・マーチン)   :PJ7  なお、ARRLのDXCCデスクのビル・ムーア(NC1L)によると、消滅した2つの エンティティは、2010年12月31日までは受付する。また、新しい4つのエン ティティについては、2011年1月1日から受付を開始するとのことです。 ★……………………………………………………………………………………………                 DX NEWS ……………………………………………………………………………………………★ ●DXCC  ARRL DXCCデスクのビル・ムーア氏(NC1L)からの情報によると、次の 運用がDXCCに有効になったとのことです。 ZS8M  プリンスエドワード&マリオン島:現在の運用 9Q50AR コンゴ民主共和国:クラブ局のすべての運用 9Q50ON コンゴ民主共和国:2010年の運用 ★……………………………………………………………………………………………             JARL臨時総会開催のお知らせ  【平成22年11月21日(日) 寝屋川市立市民会館(大阪府)で開催します】 ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、平成22年11月21日、寝屋川市立市民会館で臨時総会を開催 いたします。  この総会では、さきに開催した第52回通常総会でご承認いただけなかった 「社団法人日本アマチュア無線連盟の定款、規則及び選挙規程の全面改正 並びに一般社団法人日本アマチュア無線連盟の社員選出のための臨時社員 選挙実施要領案」をさらに内容を検討し、一部修正のうえ、今回改めてお 諮りすることとしました。  会員の皆様のご理解を賜りますとともに、臨時総会へのご出席を切にお願 い申し上げます。 ・開催日 平成22年11月21日(日) 開会10:00 ・開催場所 寝屋川市立市民会館(大阪府寝屋川市秦町41番1号) ・議題 第1号議題 社団法人日本アマチュア無線連盟の定款、規則及び     選挙規程の全面改正並びに一般社団法人日本アマチュア無線連盟     の社員選出のための臨時社員選挙実施要領の承認の件 【JARL臨時総会のご案内(JARL Web)】 http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-3_soukai/rinji-neyagawa/rinji-neyagawa.htm ■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■ ●JARL正員の皆様へのJARLからのお願い  臨時総会は、正員の皆様の多数の出席が必要です。また、臨時総会は本年 10月7日現在の会員名簿に記載され、かつ、会費を納入されている正員の 方々によって開催されます。 ○出席される方は、臨時総会案内(※10月25日ごろ「ミドリ色の封筒」で  お届けします)に同封されている郵便はがきの「入場券(兼委任状:  裏面」を必ずお持ちください。 ○やむなく欠席される方は、臨時総会案内に同封されている郵便はがきの  委任状をご提出ください。 ○委任状には…「当日出席される代理人」を指名していただき、「その方  の呼出符号」を代理人欄にご記入ください。 ○委任状には…必ず住所、呼出符号とお名前の自書をお願いします。 ■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■ ★……………………………………………………………………………………………    第15回ARDF世界選手権大会 詳細レポートをJARL Webに掲載 ……………………………………………………………………………………………★  前号でもお知らせしましたが、平成22年9月13日〜18日、クロアチア共和国 のアドリア海に面した風光明媚な都市、オパティアで33カ国の代表選手約400 名が参加して、ARDFのオリンピックと称される国際アマチュア無線連合(IARU) 主催ARDF世界選手権大会が盛大に開催されました(ホスト団体はクロアチアの 連盟HRS)。  詳細なレポートをJARL Webの次のページに掲載いたしましたので、ぜひ お読みください。 ▽第15回ARDF世界選手権大会レポート(JARL Web) http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-5_ardf/15th-world-championships/15th-croatia.htm ★……………………………………………………………………………………………     「愛知県支部大会・ハムの祭典」が開催されました。 ……………………………………………………………………………………………★  2010年10月10日09:30〜16:30、愛知県名古屋市の名古屋市公会堂で 「愛知県支部大会・ハムの祭典」が開催されました。  愛知県支部ハムの祭典の開催は今年で42回目の開催となります。  例年は7月の開催ですが、今年は第52回通常総会「尾張名古屋総会」 が5月30日に開催された関係から、会場確保の関係で3連休中日の同日 の開催となりました。  当日の天候は快晴。しかも鈴鹿サーキットで「2010 FIA F1世界選手 権シリーズ第16戦日本グランプリレース」が開催ということもありまし たが、愛知県内ほか東海地方全域、関東・関西地方から約800名(主催 者発表)が来場しました。 ■愛知県支部大会  支部大会会場は約150席がほぼ満席、立ち見者多数の状況で開催され ました。  冒頭の挨拶では、7L1FFN磯支部長、JA1AYO丹羽副会長、JA2HDE木村 東海地方本部長、後援団体の中日新聞社からの祝辞や挨拶などがあり ました。  丹羽副会長は冒頭の挨拶で ・腰痛で欠席のJA1AN原 昌三会長の名代として、先に開催された  第52回通常総会の運営に協力いただいた方々に御礼いたします。 ・同総会で承認が得られなかった議案の修正の経過(概要)と11月  に寝屋川市立市民会館で開催の臨時総会への出席及び、委任状提出  のお願い。 ・東海地方本部で積極的に取り組まれているD-STARの、より一層の  普及活性化に関する期待など。 等について語り、木村東海地方本部長も、臨時総会に至る経過 と出席及び委任状提出のお願いを強く語りました。  本年新たに就任した磯支部長は、愛知県支部の今後の中核的な重要 な事業の一つとして、「アマチュア無線家以外へアマチュア無線の 世界のPR」(青少年向けの工作教室等のより積極的な開催)を大学や 他の科学関連団体と連携協力して実施していくことなどを語りました。  支部大会はその後、磯支部長により平成21年度業務報告・平成21年 度収支決算・平成22年度業務計画・平成22年度予算などの説明がおこ なわれました。  また、愛知県支部および東海地方本部の新役員などの紹介もおこ なわれ、その後、支部への意見・要望の時間が設けられ、支部には さまざまな意見・要望などが寄せられました。  意見では監査指導・不法局関連の内容に多くの時間が費やされ、 木村東海地方本部長からは、現在準備・検討がおこなわれている 「東海総合通信局の規正局とJARLガイダンス局とのコラボ運用」に 関する検討の進捗状況などの解説もおこなわれました。            ★       ★  ハムの祭典会場ではブース展示、不要品交換、オークション、 抽選会、また、科学技術振興機構(JST)の科学舎推進事業「地域 活動支援」として東海地方本部が取り組んでいる、「電波を体験! モリゾー&キッコロの電子工作と科学実験教室」が開催されました。  なお、東海地方本部がこの「電波を体験!モリゾー&キッコロの 電子工作と科学実験教室」がJSTの採択を受け実施されるのは、今年 で3回目(3年連続)となります。 ★……………………………………………………………………………………………    ファイル圧縮解凍ソフト「Lhasa」「Lhaplus」を利用の方々に       セキュリティ上の弱点(脆弱性)に関する注意喚起 ……………………………………………………………………………………………★  Windows OS環境下のパーソナルコンピュータのユーザーの間では、ファ イル圧縮・展開ソフト「Lhasa」(竹村嘉人氏作)および「Lhaplus」 (Schezo氏作) が広く利用されています。アマチュア無線家の皆さんの 中にも、両ソフトをご利用の方々が多数いらっしゃるものと思います。  さて、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は10月12日、両ソフトにお けるセキュリティ上の弱点(脆弱性)を公表し、利用者に対して注意喚起 をおこなっています。  この脆弱性は、特定のフォルダにある圧縮ファイルを展開した場合に、 任意のコードが実行されるというもので、悪用されるとコンピュータ上で ユーザが意図しないプログラムを実行され、コンピュータが悪意あるユーザ によって制御される可能性があります。  IPAの発表によれば、対策方法は「開発者が提供する対策済みバージョン に更新する」こととしています。ご利用のみなさんは最新版へのアップ デートを忘れないように注意してください。 【IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の発表】 http://www.ipa.go.jp/about/press/20101012.html http://www.ipa.go.jp/about/press/20101012_2.html 【Lhasa最新版(Ver0.20)の入手先:作者のWebサイト】 http://www.digitalpad.co.jp/~takechin/ 【Lhaplus最新版(Ver1.59)の入手先:作者のWebサイト】 http://www7a.biglobe.ne.jp/~schezo/dll_vul.html ★……………………………………………………………………………………………            受信環境クリーン月間実施中 ……………………………………………………………………………………………★  総務省、NHK、民放各社、JARLなど、関連団体で構成される、受信環境 クリーン中央協議会は、受信障害の防止を図ることを目的として、毎年 10月1日から 10月31日までの間を「受信環境クリーン月間」と定め、全国 各地で放送電波の受信障害の防止に向けた活動を展開しています。  本月間中は、受信環境保護に関する幅広い周知・広報活動などが積極的 に実施されています。  また、受信環境クリーン協議会(中央、地方)は平成22年度も全国の中学 生を対象に「受信環境クリーン図案コンクール」を実施しました。  平成22年度の図案コンクールの結果は、各総合通信局のWebサイト上で 発表されています。 【北海道】 http://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/2010/0930b.htm 【東北】 http://www.soumu.go.jp/soutsu/tohoku/hodo/h2207-09/0928i1001.html 【関東】 http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/if/press/p22/p2209/p220930h.html 【信越】 http://www.soumu.go.jp/soutsu/shinetsu/sbt/hodo/h22/100930-1.html 【北陸】 http://www.soumu.go.jp/soutsu/hokuriku/press/2010/pre100928.html 【東海】 http://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/tool/kohosiryo/hodo/22/09/0928-1.htm 【近畿】 http://www.soumu.go.jp/soutsu/kinki/new/2010/0928_02.html 【四国】 http://www.soumu.go.jp/soutsu/shikoku/press/2010press/201009/20100928.html 【九州】 http://www.soumu.go.jp/soutsu/kyushu/press/100930-2-0.html 【沖縄】 http://www.soumu.go.jp/soutsu/okinawa/hodo/2010/10_09_30-01.html <協議会事務局> 〒170-8480東京都豊島区駒込2-3-10 財団法人電気通信振興会内 TEL:03-3940-3981 http://www.clean-kyou.com/ ★……………………………………………………………………………………………       会員増強キャンペーンを11月1日〜12月末日まで実施します ……………………………………………………………………………………………★  平成22年度の会員増強キャンペーンを11月1日〜12月末日まで実施します。  キャンペーン期間中にJARLに正員・准員として会員期間1年以上で新たに ご入会いただいた方に、もれなくJARL特製グッズをプレゼントいたします。  JARL会員の皆様には、JARL未入会の方に、ぜひ入会をお勧めいただきます ようお願いいたします。  なお、正員・准員として新たに半年間のご入会、または家族会員として 新たにご入会いただいた方にも、JARLグッズをプレゼントいたします。  皆様のご協力をお願いいたします。 ○キャンペーン期間中に会費を納入された方を対象といたします。 ○JARL会員事業課までご連絡をいただければ、入会資料をお送りいたします。 電話03-5395-3109 E-mail:kaiin(アットマーク)jarl.or.jp ※前記、E-mailアドレスはスパムメール防止のため、「@」を(アットマーク) と表記しています。 ★……………………………………………………………………………………………       2011年分のアンテナ第三者賠償責任保険受付中 ……………………………………………………………………………………………★  JARLの2011年分のアンテナ第三者賠償責任保険(保険期間:2011年1月1 日午後4時〜2012年1月1日午後4時まで)の加入受付は、2010年10月5日 〜2010年12月10日郵便振込分までです。  加入をご希望の方は、JARL NEWS2010年秋号の説明をよくお読みいただいて、 お申し込みください。  なお、本保険の加入者募集は年1回で、募集終了後の中途加入はできませ んので、くれぐれもお申し込み忘れのないようにご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………   JARL会費などの継続手続きに、一般のクレジットカードが利用できます ……………………………………………………………………………………………★  JARL Webの会員専用ページ(会員情報の照会と変更のページ)から事前 登録をしていただくことにより、お持ちの一般のクレジットカード(VISA、 MASTER、JCB、AMEX)で、会費等を自動継続してお支払いいただくことが 可能となりました(事前登録は会費等が満了する約1か月前までに手続き をお願いします)。  便利なクレジットカードによる自動継続をぜひご利用ください。  なお事前登録の手続きの方法は、JARL Webの会員専用ページの「会員デ ータの照会と変更」のページにログインし、そのページの一番下の「会費 用クレジットカード登録はこちら」のボタンを押して、「クレジットカード によるJARL会費の支払い」ページでカード情報などを入力してください。  なお、事前登録の入力には、JARL会員専用ページへログインするため の情報が必要です。また手続きの際は、お持ちのクレジットカードを手元 にご用意ください。 ※本件についてのお問い合わせは、  JARL事務局会員事業課(電話03-5395-3109)にお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  (財)日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線技士に関 する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四 級標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で修了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で修了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますので、 アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》 (パソコン用) http://www.jard.or.jp (携帯用) http://www.jard.or.jp/i/ ★……………………………………………………………………………………………    不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」     【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ……………………………………………………………………………………………★  あきらかに業務用と思われる通信をはじめ、音楽を流してレピータを妨害 したり、バンドプランを無視した運用など、アマチュアバンドに不法局が出 没しています。これらの不法局を追い出すための、とても良い方法があります。  それはみんなで「コールサインを言う」という、とても簡単なことなのです。 コールサインの送出は、無線局運用規則で義務付けられています。  あなたはコールサインを言わずに交信していることがありませんか?  もし、そのような交信をしていたら、それを聞いている他の局は、あなた が「正規のアマチュア局」なのか、「免許を受けていない不法無線局」なの か判断できません。  そのような状況は不法無線局にとって、たいへん都合がよく、あなたは不法 無線局が出没しやすい環境をつくっていることになってしまいます。  みんなで、交信のときはコールサインを必ず言うことによって、不法局を追 い出そうではありませんか。 ▽「みんなで不法局を追い出そう!!」  http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/denshou/callsign.htm ★……………………………………………………………………………………………       JA6AV 井波 眞(まこと)元JARL副会長が死去 ……………………………………………………………………………………………★    JARLの元副会長JA6AV井波 眞(まこと)さん86歳が、平成22年10月17日 死去されました。  井波さんは、昭和22年、NHKに就職し、熊本中央放送局・福岡放送局第一 技術部勤務、放送技術に従事、その後、九州朝日放送に勤務。  DXCCオナーロール。  ユーモア溢れ誰からも親しまれた元井波副会長は、昭和37年にJARLの福岡 県連絡事務所長となり、49年(1974年)に九州地方本部長に就任以来1998年 (H10年)まで理事、その間昭和55年(1980年)〜平成8年(1996年)まで 8期16年間の長きにわたり副会長を勤められ、JARLの発展に大きく貢献され ました。  謹んでご冥福をお祈りいたします。 ★……………………………………………………………………………………………          電波は譲りあって使いましょう ……………………………………………………………………………………………★    一口に、「アマチュア無線」と言いましても、様々な運用方法があり、 各種の通信技術が用いられて日夜通信がおこなわれています。  電波は、「有限」ですし、アマチュア無線用に割り当てられた周波数も 限られています。  電波を発射する際には、他の無線局が運用をしていないか十二分に 確かめるのは当然として、自分の電波が他の無線通信に妨害を与え ないように気をつけることが求められます。    言わば「譲り合い」の精神でお互いが十二分に注意しながら電波を 有効に活用することが必要なのですが、最近、この「譲り合い」の 精神を忘れ、他の局が運用していることを認識しないまま電波を発射 して妨害を与えているとの事例が散発しています。  弱い電波の局もあれば、自分の受信機では単なる雑音としか聞こえ ない特殊な電波型式で運用している局もあります。  各局にありましては、決して他の局に決してご迷惑をかけることの ない運用を心掛けていただきますようお願いいたします。 ★……………………………………………………………………………………………            SSBモードでの運用について ……………………………………………………………………………………………★    アマチュア無線家の皆様の中には、日頃はハンディートランシーバーや モービルトランシーバーでFMモードによる運用が中心の方々も多いと思い ます。  SSBモードでのアマチュア無線の運用は、全世界的に3.5/3.8/7MHz帯では LSB(下側波帯のSSB)、14MHz帯以上の周波数帯では、USB(上側波帯のSSB) を使用するという長年の国際的な慣習があります(衛星通信ではダウンリン クがLSBになる場合があります)。  特にHF帯で運用される場合、LSB/USBの切り替えを忘れないように十分に ご注意ください。 ★……………………………………………………………………………………………       2010年10月後半〜11月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・富士山マイクロ波帯・ミリ波帯電波伝搬研究プロジェクト (8J1FUJ、H22/01/01〜12/31) ・ゆめ半島千葉国体 第65回国民体育大会 ゆめ半島千葉大会  第10回全国障害者スポーツ大会(8J1YUME、H22/04/01〜10/25) ・富士川町誕生記念(8J1FFF、H22/08/11〜11/30) ・三鷹市市制施行60周年記念事業(8J1M6O、H22/09/01〜12/31) ・小田原市制70周年記念事業(8N1OC、H22/10/20〜H23/01/16) ・名古屋開府400年記念事業(8J2NC4OO、H22/05/01〜10/31) ・生物多様性条約第10回締約国会議COP10パートナーシップ事業  (8N2COPIO、H22/06/15〜10/29) ・平城遷都1300年祭(8J3SENTO、H22/01/01〜12/31) ・第25回国民文化祭・おかやま2010(8J4O、H22/07/12〜11/07) ・受信環境クリーン月間(8N5CLEAN、8N0CLAEN、H22/07/01〜10/31) ・高松市市制施行120周年記念 高松市趣味協会創立30周年記念  (8J5TA、H22/10/01〜11/30) ・JA6YRCアマチュア無線八代クラブ創立50周年記念  (8J650YRC、H22/10/01〜11/30) ・東北新幹線全線開業対策事業(新幹線新青森駅開業対策事業)  (8J710A、H22/10/20〜12/5) ・2010全日本ARDF競技大会(8NφARDF、H22/09/01〜10/24) ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-6_stations/es-sta_list.htm ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成22年度については、平成22年4月1日の時点で18歳未満の方(平成3年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………        JARL QSL転送サービスのご利用について ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。大量のQSLカードを正確かつ迅速に送るためには会 員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」で  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 事故の原因となりますので、QSLマネージャーを経由して送る場合は、  QSLカードの6枠(8枠)の左に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠  内にはQSLマネージャーのコールサインを書いてください。 6. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………        お詫びと訂正(JARL NEWS2010年秋号特集) ……………………………………………………………………………………………★  JARL NEWS2010年秋号特集62ページの「典型的なDXコンテストのレポート 交換パターン」の表中で、JA1RLのフォネティクスコードのうち、「R」を 「Radio」と表記していますが、正しいフォネティクス「Romeo」です。  また特集66ページの記事中の、「IRCの注意」の項目の記述に誤りがあり ました。記事中でIRC1枚は「船便最低料金」と記述してありますが、正し くは「エアメール最低料金」です。  お詫びのうえ訂正いたします。 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社よりお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■エレキジャック Science No.1(10月25日発売) 特集「やってみよう ecoホーム発電」 定価1,470円 JAN4910042081102  http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQZ201011.html ■CQ ham radio 2010年11月号 (10月19日発売) 特別号定価930円 JAN4910042071 特集 コンパクト設備で楽しむHF運用 別冊付録 アマチュア無線機器カタログ 2010 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