■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■      【JARLメールマガジン】第113号 ----- 2010/09/06 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  9月に入っても、全国的に猛暑の日が続いています。今年の夏の暑さは、 いったいどこまで続くのか、ちょっと気になるところです。  さて8月21日、22日の2日間、日本のアマチュア無線界最大のイベント 「ハムフェア2010」が開催されました。2日間でのべ31,000人(初日20,000 人、2日目11,000人)が来場し、数々の展示や催事を楽しみました。  今年のハムフェア会場では、イベントコーナーの動きに大きな特徴が見 られました。各講演ごとに、きれいにリスナーが入れ替わっているようすを はっきり見ることができたのです。  イベントコーナーの各講演などを聞く多くのリスナーの方々が、それぞ れの目的を持って、自分の聞きたい講演をしっかり絞って、熱心に聞いてい たようすが感じられました。  場内全体のようすとしては、特に初日の午前からお昼過ぎまでは、ビジネス コーナー/クラブコーナーなど大変な人混みでなかなか身動きが取れない ような場所もあり、大変な熱気に包まれていました。  この大混雑は15:00過ぎまで続いていました。  ご来場いただきました来場者の皆様、ありがとうございました。  また出展団体の皆様、お疲れ様でした。  ハムフェア2011は、2011年8月27日・28日の2日間、今年と同じ、東京 ビッグサイト西2ホールで開催の予定です。  本号は「日本・インドネシア間のアマチュア無線資格の相互認証への動き」 に関する話題からスタートです。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★日本・インドネシア間のアマチュア無線資格の相互認証への動きについて ★第15回ARDF世界選手権大会、選手団がまもなく出発(仮原稿) ★広島県三次市立甲奴小学校卒業の子供たち(現在中学1年生)が  国際宇宙ステーションと交信に成功 ★定款・規則等改正審議委員会の意見と要望の受付を終了 ★JARL臨時総会のご案内  平成22年11月21日(日)、 大阪府寝屋川市立市民会館で開催 ★2010全日本ARDF競技大会を平成22年10月24日(日)、長野県南信地方で開催  165名から参加申込みをいただきました ★JARLメールマガジン版「地方だより」 ★JARL会費などの継続手続きに、一般のクレジットカードが利用できます ★3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中  (日本アマチュア無線振興協会) ★不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」  【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ★2010年9月に運用のJARLの記念局情報 ★青少年に対する助成・申請受付について ★JARL QSL転送サービスのご利用について ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………  日本・インドネシア間のアマチュア無線資格の相互認証への動きについて ……………………………………………………………………………………………★  8月21日(土)、22日(日)に開催されたハムフェア2010の機会に、 インドネシアのアマチュア無線連盟ORARIから、副会長のマニラ氏(YB0AA) をはじめとして11名が来日しました。  翌週の8月23日(月)には、JARL事務局への訪問を受け、日本・インド ネシア間のアマチュア無線資格の相互認証を推進するために、ORARIは インドネシア通信省に、JARLは我が国の総務省に働きかけることで合意 しました。  同日の午後には、ORARI幹部の総務省総合通信基盤局電波政策課への訪問 にJARL職員も同行して、インドネシアと我が国の間におけるアマチュア無線 資格の相互認証についての合意推進を陳情しました。  ORARIからは、「インドネシアと日本の間のアマチュア無線資格の相互認証 については、1997年ごろ、2003年ごろと、過去に何度か合意に向けての努力 がなされましたが、アジア経済危機等の影響で実現しませんでした。しかし、 インドネシアと日本両国間の関係は良好であり、人的交流も多くあります。 また、2008年にはインドネシアの大統領と日本の首相がインドネシア・日本 経済パートナーシップ合意を締結しています。ORARIが、インドネシア通信省 および外務省に働きかけ、日本とのアマチュア無線資格の相互認証を推進 しました結果、インドネシア通信省と外務省も相互認証の推進で合意し、 日本政府への書簡を準備しているところです」との説明をおこないました。  さらに、翌8月24日(火)にはインドネシア通信省のアマチュア無線主管 部署の室長および課長が来日して、ORARI幹部とともに総務省電波政策課を 再訪問し、両国間のアマチュア無線資格の相互認証についての合意推進に 協力を要請しました。  総務省からは、外交ルートを通じての連絡を待って、他の国々とのアマ チュア無線資格の相互認証合意と同様に行政手続きを進めたいとの回答を 得ました。 ★……………………………………………………………………………………………     第15回ARDF世界選手権大会、選手団がまもなく出発 ……………………………………………………………………………………………★  2010年9月13日〜18日、クロアチア共和国オパティアでIARUの第15回 ARDF世界選手権大会が開催されます。  JARLでは、応援他を含めて総勢43名の選手団(JA2HDE木村時政団長) を組織して、世界選手権大会に参戦し、世界の並み居る強豪選手に挑み ます。  またJA1HQG有坂芳雄IARU Region 3 ARDF委員会委員長も同行します。  今回の大会の参加選手は、2009全日本ARDF競技大会で優秀な成績を おさめた選手が選抜されました。  JARL選手団の顔ぶれは次のとおりです。 団長 JA2HDE 木村 時政 コーチ JF1RPZ 出田  洋 審判 JR0AIJ 新井 喜雄 W19 JA2-34555 高杉佳那江 W19 JF1KPO 宮下 楓子 W19 JG1OQU 石川麻優子 W21 JO3JWV 菊一 明美 W21 JA1KLX 宮崎 清華 W21 JA1-42978 大久保美紀 W35 JP2PGZ 藤田 智美 W60 JQ1LCW 山上 淑子 W60 JG1HAP 保坂 豊子 W60 JK6XEY 甲斐 和枝 M19 JA2-34548 鈴木 裕太 M19 大坂 久登 M19 JA2-34550 ミランダ ライアン M21 JH4EIY 小倉 秀一 M21 JA0QBY 西原 辰雄 M21 JL4NON 黒木健太郎 M40 JF6UXE 坂口 明宏 M40 JF3KRL 菊一 好史 M40 JK4VBZ 高橋 芳雄 M50 JR1EYZ 大野 政男 M50 JR0QMV 片桐 正之 M50 JK1HMZ 高橋富美夫 M60 JR1CHU 金重 好美 M60 JE1XXO 谷田部幸行 M60 JE1XXK 保坂 登 M70 JA1ANF 小森田克比呂 M70 JI1JLV 池永 治郎 M70 JE7GFM 白岩 赳  国際アマチュア無線連合(IARU)が主催する国際的なARDF選手権大会は IARU第1地域のルールによって開催されます。このため今回の世界大会 では新たにM70(70歳以上)とW60(60歳以上)のクラスが設置されます。  また従来は144MHz競技と3.5MHz競技がそれぞれ異なる日に開催されま したが、今回からは両方の部門が同日におこなわれることになりました。 さらに大会前にはブラインドハムのための大会も初めて開催されます。            ★      ★  クロアチア共和国はバルカン半島に位置し、旧ユーゴスラビア社会主義 連邦共和国から1991年に分離独立した国で、外務省のデータによると、 国土面積は九州の1.5倍、人口は443.6万人(2008年:クロアチア政府統計局)。  クロアチア政府観光局の発表によると、クロアチアはアドリア海に面した 東欧の中世の街並みや、自然が残る美しい国として、近年、日本人旅行者も 増加の傾向が見られている模様です。  なおクロアチアへの日本からの直行便はなく、ヨーロッパ各都市やモス クワ、イスタンブールなどで乗り換えとなり、今回日本の各地から出発する 各日本選手もヨーロッパ等の空港でトランジットし、ザグレブ空港に向かう 予定です。  世界選手権大会の競技開催地は、同国の首都ザグレブ西南西150kmほど離 れたアドリア海に面した街です。東欧の美しい国で、世界の並み居る強豪 選手を相手に、日本選手団の大活躍を大いに期待しましょう。 【参考】IARU ARDF世界選手権大会の歴史  IARUのARDF世界選手権大会は、1980年に第1回大会(ポーランド)が 実施され、ほぼ2年に1回のペースで開催されています。  第1回大会の2年後の1982年には、ブルガリアで第2回大会の開催が計画 されましたが、都合によりこの大会は中止となり「幻の第2回大会」となり ました。  そして、仕切り直しの第2回大会は、さらにその2年後の1984年に、 ノルウェーで開催されることとなりました。  その後、ARDF世界選手権は偶数の西暦年に開催されていますが、1997年の 第8回大会(ドイツ)のみ、開催の都合で唯一奇数年の開催となっています。  また、「幻の第2回大会」の開催予定地だったブルガリアでは、2006年に 第13回大会が開催されています。  下の表は、第1回〜第15回の開催年、開催地一覧です。  IARUのARDF世界選手権大会の開催地は、圧倒的にIARU第1地域のうち、 ヨーロッパの国が多く、第1地域の国々、特にARDF競技が盛んな東欧圏の 国々が中心となって、持ち回りで開催している感があります。  IARU第3地域(アジア・オセアニア)での開催は、第10回の中国(2000年)、 第14回の韓国(2008年)があります。  IARU第2地域(北米・南米)については、世界選手権大会への選手の参加 は見られますが、世界選手権大会の開催事例はまだありません。 第1回 1980(昭和55)年:ポーランド・セントニエウォ −−− 1982(昭和57)年:ブルガリア(中止) 第2回 1984(昭和59)年:ノルウェイ・オスロ 第3回 1986(昭和61)年:ユーゴスラビア・サラエボ 第4回 1988(昭和63)年:スイス・ベアテンベルク 第5回 1990(平成2)年:チェコスロバキア・ポプラッド 第6回 1992(平成4)年:ハンガリー・シオフォーク 第7回 1994(平成6)年:スウェーデン・セーデルテリエ 第8回 1997(平成9)年:ドイツ・サンクトエングルマール 第9回 1998(平成10)年:ハンガリー・ニーレジハーザ 第10回 2000(平成12)年:中国・南京 第11回 2002(平成14)年:スロバキア・タトランスカーマトリ 第12回 2004(平成16)年:チェコ・ブルノ 第13回 2006(平成18)年:ブルガリア・プリモースコ 第14回 2008(平成20)年:韓国・ファソン 第15回 2010(平成22)年:クロアチア・オパティヤ ★……………………………………………………………………………………………   広島県三次市立甲奴小学校卒業の子供たち(現在中学1年生)が        国際宇宙ステーションと交信に成功 ……………………………………………………………………………………………★  8月30日18:14、広島県三次市立甲奴小学校卒業の子供たち(現在中学1 年生)が、国際宇宙ステーションに長期滞在中の女性宇宙飛行士、シャノン ・ウォーカー宇宙飛行士(KD5DXB)との交信に成功しました。同校のスクー ルコンタクトは国内47例目、中国地方で5例目、広島県内で4例目、三次市 内で2例目となります。また、女性宇宙飛行士との交信は国内で5例目です。  甲奴小学校でのスクールコンタクトのキーマンの1人である、JF4QPP松田 加津美さんによれば、同校のスクールコンタクトは、当時の同校児童3名の 父親の話から計画がスタートしたとのことで、地元のアマチュア無線家等、 多数の協力者を得て「甲奴ミルキーウェイスクールコンタクト実行委員会」 が組織されて、準備がおこなわれたそうです。  計画スタート時は小学生だった、14名の子供たちは同校を卒業して現在 中学生1年生となっていますが、今回スケジュールが組まれたことで、出身 校の甲奴小学校において国際宇宙ステーションとの交信に挑みました。  松田さんに準備から実施までの詳細なレポートをいただき、JARL Webの NEWS FLASHに紹介しました。ぜひ、お読みください。 ▽JARL Web「NEWS FLASH」(写真は到着し次第掲載します) http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2010/2010_news-9.htm#0906 ▽甲奴ミルキーウェイスクールコンタクトのWebサイト http://www.fuchu.or.jp/~fuupin/ISSMW/index.htm ★……………………………………………………………………………………………      定款・規則等改正審議委員会の意見と要望の受付を終了 ……………………………………………………………………………………………★  定款・規則等改正審議委員会では、平成22年7月15日から8月31日までの 間、主に定款改正に関するご意見を会員のみなさまから受け付けてまいりま した。  おかげさまでこの間、合計49件にのぼる貴重なご意見をいただきました。  今回お受けしたご意見は、定款案の審議に特化したものだけでなく今後の JARL運営の根幹にかかわる内容も多く含まれています。これらのご意見は 今後の財政等を議論する機会にも継続的に活用させていただく予定です。  受け付け期間中にいただいたご意見は、審議委員会の全委員が内容を逐次 共有し、審議委員会構成メンバー以外の理事及び監事へもすべての情報が伝 えられております。  これまでにお寄せいただいたご意見を踏まえ、9月5日開催の第519回理事 会(臨時)で改めて定款・規則等の改正案を審議のうえ、11月の臨時総会へ 上程するための議案を作成する上での参考とさせていただきます。  なお、皆様からのご意見は後日とりまとめた上で、JARL Webにて公表させ ていただきます。  詳細は、JARL Webの次のページをご参照ください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-1_Soshiki/teikan-c/teikan-c.htm ★……………………………………………………………………………………………             JARL臨時総会のご案内     平成22年11月21日(日)、 大阪府寝屋川市立市民会館で開催 ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、平成22年11月21日、大阪府寝屋川市立市民会館で臨時総会を 開催いたします。  この総会では、さきに開催した第52回通常総会でご承認いただけなかった 「社団法人日本アマチュア無線連盟の定款、規則及び選挙規程の全面改正 並びに一般社団法人日本アマチュア無線連盟の社員選出のための臨時社員 選挙実施要領案」(以下、「定款・規則等改正案」と言います)を一部修正 のうえ上程することとし、本年6月26日開催の第518回理事会で 「定款・規則等改正審議委員会」が設置されました。  この審議委員会において「定款・規則等改正案」を検討し、9月5日開催 の臨時理事会並びに9月25日の理事会において審議がおこなわれます。  その後、9月26日開催の評議員会の審理と支部長連絡会での説明を経て、 臨時総会への上程を予定しています。  会員の皆様のご理解を賜りますとともに、臨時総会へのご出席を切にお願 い申し上げます。 ・開催日  平成22年11月21日(日) ・開催場所  大阪府寝屋川市立市民会館(大阪府寝屋川市秦町41番1号) ・議題 平成22年10月1日に告示されます。 ■交通案内、宿泊について・・・・・大阪市内のホテル利用が便利です  総会会場のある寝屋川市は、集合団地や住宅地が次々に造成された過密 住宅地区や、周辺市の守口市や門真市等と同様、大手電機メーカーの関連 工場ほかが建ち並ぶ住工混在地区が随所に見られる典型的な京阪間都市の 一つです。  京阪電車の急行・準急電車利用で大阪市内(淀屋橋)に約20分(普通電車 では約30分)でアクセス可能な便利な立地であることから、ビジネスホテル 等の宿泊施設は極めて少ないため、臨時総会にご出席の方で宿泊を予定され ている方は、大阪市内のホテルを予約されることをおすすめします。  京阪電車の駅がある、中之島、天満橋、淀屋橋、京橋周辺等には、大きな ビジネスホテルも多くみられます。特に中之島、淀屋橋周辺のホテルは、 両駅から始発電車も出ており、寝屋川市立市民会館の最寄り駅である、 「寝屋川市駅」(特急電車以外は停車します)まで、乗り換えなしで出かける ことが可能ですからお勧めです。  乗り換えがあまり気にならない方は、梅田(大阪駅)周辺や心斎橋、難波 周辺等にも多数ホテルがありますので、お好みの宿泊施設をご利用いただき 来場ください。  なお以下に、ホテルの宿泊予約が可能な代表的なインターネットWebサイト を紹介しますので、予約の際にぜひご利用ください。 ●Yahoo!トラベル http://biz.travel.yahoo.co.jp/bin/msearch_k/27/1/ ●楽天トラベル http://travel.rakuten.co.jp/osaka/ ●じゃらん.net http://www.jalan.net/ikisaki/map/oosaka/index.html ●るるぶトラベル http://rurubu.travel/area/27.html 【参考】京阪電気鉄道のWebサイト http://www.keihan.co.jp/traffic/ ■臨時総会会場までの交通案内  前述のとおり臨時総会会場のある「寝屋川市」は、京阪電車利用でアクセス のよい立地であることからも、臨時総会には公共の交通機関でのご来場をお願 いします。  JR新大阪駅やJR大阪駅(大阪市営地下鉄梅田駅)から、京阪電車の始発駅の 一つである淀屋橋駅までは、大阪市営地下鉄御堂筋線(なかもず方面行き)を ご利用ください。  京阪電車にはJR環状線の京橋駅での乗り換えも可能です。 ●路線バスかタクシーの利用が便利です  臨時総会会場の「寝屋川市立市民会館」は京阪電車「寝屋川市駅」から約 1.2kmあります。  徒歩ですと15〜20分程度かかりますので、市民会館前を通る路線バス(京阪 バス)の利用が便利です。路線バスをご利用の方は寝屋川市駅東口の東3番 のりばから、「太秦(うずまさ)住宅」行き(31系統)、または「太秦東口」 行き(31A系統)に乗車し、寝屋川市民会館前で下車すぐです。  「31系統、31A系統」のバスは、8時〜お昼の時間帯は、毎時3〜4本運行 されています。  タクシーでは道路混雑などがなければ、1メーターの距離ですので、大人数 でご来場の場合は、乗り合いで利用するのも有効な方法です。  なお市民会館の駐車場は、施設を利用する方の共用ですので、スペースは 限られています。このため、お車で来場される場合は、ご自身で会場周辺 の有料駐車場をご利用のうえご来場ください。 ▽JARL Webの案内ページ http://www.jarl.or.jp/Japanese/4_jarl/4-3_soukai/rinji-neyagawa/rinji-neyagawa.htm ★……………………………………………………………………………………………  2010全日本ARDF競技大会を平成22年10月24日(日)、長野県南信地方で開催        165名から参加申込みをいただきました ……………………………………………………………………………………………★  平成22年10月24日(日)、2010全日本ARDF競技大会が長野県南信地方 (長野県富士見町)で開催されます。本大会(144MHz帯競技)前日の10月 23日(土)には、3.5MHz帯のエキシビション競技も開催されます。  JARLでは参加選手の募集は平成22年8月1日〜31日の間おこないましたが、 国内からは引率・応援等での参加を含む165名から参加申込みをいただきま した。  また、今年は韓国12名の選手団のエントリーがありました。 【参加クラスを調べてみました】  参加申込み選手の競技クラス別の内訳は次のとおりです。 ●本大会(144MHz帯)に162選手(うち韓国選手5名) M19=47選手 M21=17選手 M40=19選手 M50=20選手(うち韓国選手2名) M60=30選手(うち韓国選手1名) W19=16選手 W21=4選手 W35=1選手(うち韓国選手1名) W50=8選手(うち韓国選手1名) ●エキシビション(3.5MHz帯)に106選手(うち韓国選手6名) M19=32選手 M21=15選手(うち韓国選手3名) M40=15選手(うち韓国選手2名) M50=11選手(うち韓国選手1名) M60=19選手 W19=8選手 W21=2選手 W50=4選手  男性選手のM19クラスは本大会(144MHz競技)、エキシビション(3.5MHz 競技)ともに一番の激戦クラスです。  女性選手についても、本大会のW19クラスが16選手と最も多く激戦クラス となっています。  ARDF競技大会参加選手の年齢層の若返り傾向を知ることができます。  一方、ARDF競技大会の歴史を築き上げてきたM60クラスのOMさんたちも、 元気いっぱい!最激戦クラスのM19クラスに続く激戦クラスとなっています。  W50クラスの8選手も、大いに健闘していただきたいものですね。  M21〜M50クラスは各クラスの参加選手数には大きな開きがないようで、 ARDF競技が幅広い年齢層に支持されていることがよくわかります。  なお、本大会のみのエントリーが64選手(うち韓国選手5名)、 エキシビションのみ(!?)のエントリーが8選手(うち韓国選手6名)、 本大会・エキシビション双方にエントリーが98選手、引率・応援での 参加が7名となっています。  競技参加申込みをいただいた選手の方々には、追って大会の詳細や スケジュールなどをご連絡いたします。  それでは選手のみなさん、10月24日(23日)に長野県富士見町でお会い しましょう! ★……………………………………………………………………………………………          JARLメールマガジン版「地方だより」 ……………………………………………………………………………………………★  JARL NEWS2010年夏号、地方だよりに掲載が間に合わなかった行事をお知 らせします。 ●製作講習会(栃木県支部)  製作講習会を県北部地区で実施します。 ・日時 10月17日(日)10:00〜15:00(受付09:30〜) ※参加者全員が早めにできあがった時は、時間内に終了の場合あり ・会場 ハロープラザ 那須塩原市関谷1266-4(箒根中学校西側) ・交通 東北道(高速)西那須野塩原インターを下り右折、国道400号を塩原 方面に5kmほど進むと関谷宿交差点があり、そこで左折(県道30号)します。 そのまま約500m進むと、右側に目的地のハロープラザ(塩原図書館と同じ 建物)があります ・対象 中学生以上 ・費用 (1)簡易デジタルLCメーター JARL会員:2,000円 非会員:2,500円 (2)デジタルテスター JARL会員:1,000円 非会員:1,300円 ※非会員の方には資料代等が含まれます。費用は受付時に徴収します ・募集人数 (1)・(2)ともに先着10名(計20名) ・持参物 ○ご自分のハンダごて等慣れた工具をご持参ください ※お持ちでない方には、準備したものを貸出します。ハンダは用意してい ます ○昼食は各自ご持参ください(建物内には食堂等はありませんが、近くに ファミリーレストランがあります) ・締切 10月5日(火)消印有効 ・申込方法 氏名、コールサイン、住所、年齢、メールアドレスまたは電話  番号を必ず記入のうえ、下記まで ・申込先 〒329-2801 那須塩原市関谷1426 室井俊昭  Eメール:jl1eur(アットマーク)jarl.com ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。案内図等は、支部HPをご覧ください http://www.jarl.com/tochigi/ ★……………………………………………………………………………………………   JARL会費などの継続手続きに、一般のクレジットカードが利用できます ……………………………………………………………………………………………★  JARL Webの会員専用ページ(会員情報の照会と変更のページ)から事前 登録をしていただくことにより、お持ちの一般のクレジットカード(VISA、 MASTER、JCB、AMEX)で、会費等を自動継続してお支払いいただくことが 可能となりました(事前登録は会費等が満了する約1か月前までに手続き をお願いします)。  便利なクレジットカードによる自動継続をぜひご利用ください。  なお事前登録の手続きの方法は、JARL Webの会員専用ページの「会員デ ータの照会と変更」のページにログインし、そのページの一番下の「会費 用クレジットカード登録はこちら」のボタンを押して、「クレジットカード によるJARL会費の支払い」ページでカード情報などを入力してください。  なお、事前登録の入力には、JARL会員専用ページへログインするため の情報が必要です。また手続きの際は、お持ちのクレジットカードを手元 にご用意ください。 ※本件についてのお問い合わせは、  JARL事務局会員事業課(電話03-5395-3109)にお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………     3アマ・4アマの養成課程講習会を全国各地で実施中         (日本アマチュア無線振興協会) ……………………………………………………………………………………………★  (財)日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、アマチュア無線技士に関 する養成課程講習会を全国各地で開催しています。  JARDがおこなう養成課程講習会には、「第三級短縮コース」および「第四 級標準コース」の2種類があります。  「第四級標準コース」は、2日の講習(法規6時間、無線工学4時間、修了 試験1時間 計11時間、受講料等22,750円)で修了し、無線通信の知識がない 初心者でもOKですのでどなたでも受講できます。  お知り合いの方でアマチュア無線に興味があり、アマチュア無線を始めて みようという方がいましたらぜひアマチュア無線の資格の取得を勧めていた だき、一緒にアマチュア無線を楽しまれてはいかがですか?  また、3アマへのステップアップをご希望の方には、「第三級短縮コース」 があります。「第三級短縮コース」は、1日の講習(法規4時間、無線工学 2時間、修了試験1時間 計7時間、受講料等12,750円)で修了しますので、 第4級アマチュア無線技士の資格をお持ちの方でしたらこの機会にぜひチャ レンジしてみてください。  3アマでは、モールス電信(CW)を使った交信を楽しむこともできますので、 アマチュア無線の楽しみの幅が広がります。  無線従事者の免許を取得するには、JARD主催の養成課程講習会を受講する のが合格への近道です。  これから受講できる養成課程講習会の日程のご案内や、養成課程講習会の 資料請求は、JARDのホームページにくわしく掲載されていますのでご参照く ださい。 《詳細》 (パソコン用) http://www.jard.or.jp (携帯用) http://www.jard.or.jp/i/ ★……………………………………………………………………………………………    不法局対策委員会が「みんなで不法局を追い出そう!!」     【運用の際には必ずコールサインを言いましょう】 ……………………………………………………………………………………………★  あきらかに業務用と思われる通信をはじめ、音楽を流してレピータを妨害 したり、バンドプランを無視した運用など、アマチュアバンドに不法局が出 没しています。これらの不法局を追い出すための、とても良い方法があります。  それはみんなで「コールサインを言う」という、とても簡単なことなのです。 コールサインの送出は、無線局運用規則で義務付けられています。  あなたはコールサインを言わずに交信していることがありませんか?  もし、そのような交信をしていたら、それを聞いている他の局は、あなた が「正規のアマチュア局」なのか、「免許を受けていない不法無線局」なの か判断できません。  そのような状況は不法無線局にとって、たいへん都合がよく、あなたは不法 無線局が出没しやすい環境をつくっていることになってしまいます。  みんなで、交信のときはコールサインを必ず言うことによって、不法局を追 い出そうではありませんか。 ▽「みんなで不法局を追い出そう!!」  http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/denshou/callsign.htm ★……………………………………………………………………………………………       2010年9月に運用のJARLの記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・富士山マイクロ波帯・ミリ波帯電波伝搬研究プロジェクト (8J1FUJ,H22/01/01〜H22/12/31) ・ゆめ半島千葉国体 第65回国民体育大会 ゆめ半島千葉大会  第10回全国障害者スポーツ大会(8J1YUME,H22/04/01〜H22/10/25) ・富士川町誕生記念(8J1FFF,H22/08/11〜H22/11/30) ・三鷹市市制施行60周年記念事業(8J1M6O,H22/09/01〜H22/12/31) ・名古屋開府400年記念事業(8J2NC4OO,H22/05/01〜H22/10/31) ・生物多様性条約第10回締約国会議COP10パートナーシップ事業  (8N2COPIO,H22/06/15〜H22/10/29) ・平城遷都1300年祭(8J3SENTO,H22/01/01〜H22/12/31) ・第25回国民文化祭・おかやま2010(8J4O,H22/07/12〜H22/11/07) ・受信環境クリーン月間(8N5CLEAN,8NφCLAEN,H22/07/01〜H22/10/31) ・第23回全国スポーツ・レクリエーション祭 スポレクとやま2010  (8J9SR,H22/08/21〜H22/10/19) ・2010全日本ARDF競技大会(8NφARDF,H22/09/01〜H22/10/24) ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-6_stations/es-sta_list.htm ★……………………………………………………………………………………………        青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承する 全国の少年少女を対象として、会費の助成をおこなっています。  「助成の対象となる方」は年度ごとに変わりますが、なるべく多くの方が 助成を受けられるように、ご入会(継続)の時期に誕生日が過ぎて、すでに 18歳になっていても、その年度の4月1日現在にさかのぼって、年齢が18歳 未満であれば助成を受けられます。  平成22年度については、平成22年4月1日の時点で18歳未満の方(平成3年 4月2日以降に生まれた方)を対象としております。  青少年とのQSOやアイボールの際に、ぜひこの会費の助成について教えてあ げてください。 ▽詳細 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………        JARL QSL転送サービスのご利用について ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送する 業務をおこなっています。大量のQSLカードを正確かつ迅速に送るためには会 員の皆様のご協力があると大変たすかります。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願いし ます。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2.QSLカードの寸法および重量は、  「重量2g以上4g以内」、「長辺14cm以上15cm以下、短辺9cm以上10cm以下」で  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「折り返しのないもの」と規定されていますのでご注意ください。   最近、コピー用紙のような薄い紙やカレンダーの裏などに印字された薄い  紙を使用した規格外のQSLカードが増えています。これら規程に違反したカー  ドは、他の仕分けカードに混入したり、それ自体、破損、紛失、飛散など、  転送作業の妨げになりますので、転送はできませんのでご注意ください。   なお、今後も「QSLカードの規格」の周知は図ってまいりますが、規程の  重量や寸法は厳守していただきますようお願いします。 3. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていない  プリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 4. 事故の原因となりますので、QSLカード以外のものは同封しないでください。  サマリーシート、各種変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSL  ビューローが受け取るのは、QSLカードだけです。 5. 事故の原因となりますので、QSLマネージャーを経由して送る場合は、  QSLカードの6枠(8枠)の左に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠  内にはQSLマネージャーのコールサインを書いてください。 6. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは  QSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべット順  にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれてい   たりするとカードは転送されません。  ※交信してもすぐにカードを出さない人もいます。  ▽詳細:QSLビューローからのお願いのページ   http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm  以上、よろしくご協力をお願いします。 ★……………………………………………………………………………………………              CQ出版社よりお知らせ ……………………………………………………………………………………………★ ━◆新刊発売のお知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ワイドバンド受信機+PCで広がる電波受信(8月26日発売) 中田 勝己/みはる☆(Team Wideband Listeners) 共著  A5判 208ページ 定価1,890円 JAN9784789813280  短波ラジオとV/UHF帯受信機,それにベランダ・アンテナがあれば楽しめる BCLとユティリティリスニングにスポットを当て,そんな「今時の電波受信の おもしろさ」を紹介しています. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/13/13281.html ■すぐに使える! 実験・試作用マイコン・モジュール(8月26日発売) 寺尾 大二 著  B5判 104ページ 定価3,990円 JAN9784789819046  本書ではマイコン・モジュールの紹介と,R8Cマイコンを使用するに当た っての要点と簡単な応用例を述べています. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/19/19041.html ■ハムのコンピュータ活用入門(8月26日発売) 白原 浩志 著  B5変型判 224ページ 定価2,520円 JAN9784789815130  パーソナル・コンピュータの初心者を対象に,アマチュア無線を楽しむ 際の活用方法と,メジャーなアマチュア無線用ソフトウェアのインストール から基本的な操作方法を紹介します. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/15/15131.html ■作りながら理解するラジオと電子回路(8月26日発売) JF1RNR 今井 栄 著  B5変型判 160ページ 定価2,100円 JAN9784789815604  電子工作を通して,ラジオや電子回路の理解を深めていくことを目的に 書かれています.  ストレート・ラジオを主たる題材に,ハムの方でも自作が楽しめるよう な内容になっています. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/15/15601.html ■電源IC応用ハンドブック(8月30日発売) 浜田 智 編著  B5変型判 240ページ 定価2,940円 JAN9784789841276 忙しい回路設計エンジニアに向けてまとめられたすぐに使える電源回路 設計の実用書です. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/41/41271.html ■完全ディジタルPLL回路の設計(8月30日発売) Robert Bogdan Staszewski/Poras T.Balsara 著  山田 庸一郎 訳 小林 春夫 監訳 A5判 336ページ 定価6,930円 JAN9784789831222 設計思想を解説した「All-Digital Frequency Synthesizer in Deep -Submicron CMOS」を翻訳したものです. http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/31/31221.html 【お求めは,全国の書店またはCQ出版WebShopをご利用いただけます】 http://shop.cqpub.co.jp/ ━◇近刊のお知らせ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■トランジスタ技術 10月号(9月10日発売予定) 定価780円 JAN4910066631000  特集「実験解説!ソフトでソフトなパワー制御」 http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MTR/MTR201010.html ※ 発売日は,東京都内発売を基準にしております.地域により,発売が異なること がありますので,あらかじめご了承願います. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  CQ出版(株) 販売促進室 〒170-8461 東京都豊島区巣鴨1-14-2  TEL(03)5395-2141 FAX(03)5395-2106  E-mail sales(アットマーク)cqpub.co.jp  URL http://www.cqpub.co.jp/ ※上記アドレスはスパムメール防止のため「@」を(アットマーク)  と表記しています。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSの今後の発行予定について   JARL NEWS2010年秋号は10月1日、JARL NEWS2011年冬号は2011年1月 1日に発行の予定です。  ◆このメールマガジンは、JARL Eメール転送サービスに登録された方を   はじめ、JARL Webから配信の登録手続きをいただいた会員の方に配信   しております。   配信登録のページにはJARL Webのトップページから入ることができま   すので、   お知り合いのJARL会員の方で、本メールマガジンの配信を希望される   方が、いらっしゃれば、教えてあげてください。 http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/mailmagazine.html  ◆本メールマガジンの送信アドレスへの返信はできません。   本メールマガジンは、JARL広報課で作成しています。記事内容について   のお問い合わせは、事務局担当業務各課または広報課までお願いします。   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