■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■       【JARLメールマガジン】第20号 ----- 2006/10/05 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  あちらこちらで、虫の声が聞こえ始めたかと思うと、休日の昼間は、 運動会の歓声や友達を応援する声で賑やかな季節となりました。  平成18年も残り約3カ月。つい最近まで続いていた、猛烈な台風、はた また残暑も、ようやくおさまってきたようすで、すっかり秋らしい陽気と なっています。  10月7日〜8日にかけて開催の、全市全郡コンテストで、平成18年開催 のJARL主催コンテストは一段落します。  10月下旬から、11月上旬は各地で開催の地方コンテストのシーズンです。  そして、これから年末にかけては、職場や学校、家族サービス等もより いっそう忙しくなる時期かとも思います。  秋のコンテストで交信したログの整理などにも、忙しくなる時期でも あります。  パソコンを使ってログやQSLカードの管理をされる方も多いと思います が、前号でも紹介しましたとおり、PCのデータはくれぐれもバックアップ をお忘れなく!  さて本号も、CubeSat衛星ほかさまざまな話題をご紹介しましょう。 ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★日本大学Cube-Sat 予備衛星の打ち上げが決まる! ★全市全郡コンテストに参加しよう!(直前情報) ★第13回ARDF世界選手権大会(9/12〜17)ブルガリア共和国で開催 ★平成18年度「会員増強キャンペーン」を11月1日〜12月末実施 ★誠文堂新光社「おとなの工作読本」第11号に原会長の  JARL創立80年スペシャルインタビューが掲載 ★大人の科学【真空管ラジオVer.2】、10月20日より予約開始! ★ご存じですか? フレーム切手が9月1日から販売されております ★JAMSAT(日本アマチュア衛星通信協会)が新アワード「五衛星交信賞」を発行 ★北海道キューブサット開発チームのCubeSat HIT-SATが打ち上げ成功! ★平成18年度「受信環境クリーン月間」実施中 ★10月に運用のJARL記念局情報 ★NEWS TOPICS ★D-STARレピータ局の周波数 A/B設定の変更のお知らせ  (9月4日より順次変更しておりますので、ご注意ください) ★青少年に対する助成・申請受付について ★局免の満了日をお知らせください ★QSLビューローからのお願い ★アマチュア局にも無線局免許手続規則第15条の2が適用されます  (再免許申請を忘れた方へのお知らせ) ★JARL Eメール転送サービスを利用していない会員の方も、  JARLメールマガジンの配信が受けられるようになりました ★JARDが、養成課程講習会第三級短縮コースの平日開催をスタートしました ★アンテナ第三者賠償責任保険 加入締め切りは2006年12月11日まで ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………       日本大学Cube-Sat 予備衛星の打ち上げが決まる! ……………………………………………………………………………………………★  7月27日4時34分(JST)にカザフスタン共和国内のバイコヌール宇宙 センターから打ち上げられ、ロケットの落下により失敗に終わった、日本 大学理工学部航空宇宙工学科が開発したCubeSat 「SEEDS(シーズ)」の バックアップ機の打ち上げが、決定したと同大学のWeblogにて報じています。  同大学のWeblogによれば、カナダのトロント大学と日本大学の間で、    打ち上げ予定日  2007年6月30日    打ち上げロケット  Polar Satellite Launch Vehicle (PSLV)    打ち上げ場所    Satish Dhawan Space Centre (SHAR)    衛星放出機構    XPOD    投入予定軌道    高度630km,太陽同期軌道  にて打ち上げる契約の覚え書きが交わされ、日本大学のほかに東京工業 大学のCute1.7+APD II をはじめ、合計6機の超小型人工衛星の打ち上げが決 まっている模様です。  今回打ち上げを予定しているロケットは、インドのロケットで、現在7 回連続(成功率87.5%)成功しているロケットだそうです。  打ち上げまであと9ヶ月弱、待ち遠しいですね!   ▽詳細(日本大学 CubeSatプロジェクト公式Webサイト Weblog)  http://cubesat.aero.cst.nihon-u.ac.jp/japanese/blog.html ▽詳細(Cute-1.7 + APD Project)  http://lss.mes.titech.ac.jp/ssp/cute1.7/news.html ★……………………………………………………………………………………………      全市全郡コンテストに参加しよう!(直前情報) ……………………………………………………………………………………………★  10月7日〜8日の土曜日と日曜日には、全市全郡コンテストが開催され ます。全市全郡コンテストは、交信した相手局の市郡区ナンバーがマルチ となります。  平成の大合併で誕生した、市・郡・区でコンテストに参加される局も 多数らっしゃると思われますので、誕生間もないらしい新市郡区のナン バーをいっぱい交換する絶好のチャンスです。  みなさまの参加をお待ちいたしております。 ・開催日時  2006年10月7日(土)21:00〜8日(日)21:00(JST)まで    ・参加資格  日本国内のアマチュア局およびSWL(アマチュア局の電波を受信する個人  をいう) ▽コンテスト規約の詳細は、ホームページをご確認ください   http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/all_cg/allcg_rule.htm  なお、10月27〜29日に新潟で開催される「地域ICT未来フェスタ2006 in にいがた」をPRする目的にて開設された特別記念局「8N0ICT」が、全市 全郡コンテストに参加すると、新潟県支部のサイトにて報じております。  詳細は新潟県支部のサイトにてご確認ください。 ▽詳細  http://www.jarl.com/niigata/index.html ★……………………………………………………………………………………………    第13回ARDF世界選手権大会(9/12〜17)ブルガリア共和国で開催 ……………………………………………………………………………………………★  第13回ARDF世界選手権大会が、9月12日〜17日にかけてブルガリア共和国 の東端、黒海沿岸のプリモスコで開催されました。  黒海沿岸はヨーロッパの保養地となっており、ARDF大会期間中は夏のシー ズンはほぼ終わってはいましたが、気候はまだまだ暖かく、大会期間中もほ とんど雨に降られることもなくいい天気に恵まれました。  日本からは、JA8ATG原団長(ARDF委員会委員長)以下、選手8クラス24名 (W21クラスのみ不参加)が競技に参加しましたが、IARU Reg.3からは、日本 のほか、韓国、中国、モンゴル(ARDFではReg.3に属す)、Reg.2からはアメ リカ、Reg.1からは主管団体のブルガリアをはじめ25カ国が参加、全体で29 カ国、選手数では342名にのぼりました。  競技場所は、宿泊施設のホテルからバスで30分から1時間ほど離れた山に 入ったところでおこなわれました。  スタート地点は野豚!が徘徊したりするような場所で、うっそうと茂った 高い木々が太陽の光も覆うばかりでした(この環境では、周囲の状況が見に くいため、地図と磁石が何よりの頼りになるとのこと)。  競技時間は、2mバンドと80mバンドとも140分。走る距離は国内大会に比べ て長く、競技地域も広いようでした。ビックリしたのは、両バンドともゴー ルが同じ場所だったこと。  日本人選手たちも、これには驚いたようで、途中で同じ地形にアッと思っ た選手や、ゴール前のコースを走ってきて一昨日と同じ光景に驚いた選手も いたようです。  ▽競技結果  http://www/jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-5_ardf/2006Bulgaria.htm ★……………………………………………………………………………………………    平成18年度「会員増強キャンペーン」を11月1日〜12月末実施 ……………………………………………………………………………………………★  平成18年11月1日から12月末日までのキャンペーン期間中に、JARLに正員 ・准員として会員期間1年以上、ご入会いただいた方に、もれなくJARL特製 グッズをプレゼントいたします。  JARL会員の皆様には、JARL未入会の方に、ぜひ入会をお勧めいただきます ようお願いいたします。  なお、正員・准員として半年間のご入会、または家族会員としてのご入会 にもJARLロゴ入りハンドタオルをプレゼントいたしますので、どうぞPRにご 協力ください。 ▽詳細  http://www.jarl.or.jp//Japanese/5_Nyukai/2006zokyo/2006zokyo.htm ★……………………………………………………………………………………………      誠文堂新光社「おとなの工作読本」第11号に原会長の        JARL創立80年スペシャルインタビューが掲載 ……………………………………………………………………………………………★  誠文堂新光社「おとなの工作読本」(A4判変形)は、現在も子供たちの ための科学雑誌として同社が発行中の「子供の科学」誌に過去紹介された記 事や、以前同社が発行していた、エレクトロニクス入門誌「初歩のラジオ」 誌、模型工作ファンのための入門雑誌「模型とラジオ」などの興味深い電子 工作や模型工作の記事などを復刻記事に加えて、新たな工作記事や読み物を 盛り込んだムックとして、往年の模型少年や往年のラジオ少年の大人の方々 を中心に静かな人気を集めているムックです。  この大人の工作読本第11号(2006年10月1日)発行は、往年のラジオ少年 の方々にとっては非常に懐かしい、ゲルマニウムラジオや、並三ラジオをは じめとした真空管ラジオの大特集が組まれています。  真空管ラジオの製作等を通じて、アマチュア無線の世界に興味を持った 方々にとっては、楽しかったラジオ少年の頃にタイムスリップできそうな 特集です。  また、この号にはJARL原会長の「JARL創立80周年スペシャルインタビ ュー」として、戦後のアマチュア無線の歩みをテーマとした興味深い記事 も掲載されています。  興味のあるかたは、ぜひご覧になってください。  なおおとなの工作読本第11号は1,500円(消費税別)。全国の書店や、 インターネットの書籍通販でも注文が可能です。 ▽詳細   http://www.seibundo-net.co.jp/CGI/search/syousai.cgi?mode=id&id=02372&key=syoseki ★……………………………………………………………………………………………      大人の科学【真空管ラジオVer.2】予約開始! ……………………………………………………………………………………………★  前号でお知らせいたしました「真空管ラジオVer.2」の予約が始まってい ます。真空管ラジオVer.2は9,800円とVer.1に比べると、価格が若干アップ してしまっていますが、真空管の調達コストが上がったためだそうです。  JARL会員の方々の中にも、前作の真空管ラジオを製作された方が多くいら っしゃると思いますが、今回のVer.2では、底板を変更し質感をアップした り、マイクユニットを追加して音の増幅実験ができるようにしたりと、価格 アップ分の改良が加えられているようです。  「大人の科学」にて発行しているメールマガジンによると、今回は多くの 真空管をストックできたので、大人の科学シリーズのキットとして在庫を絶 やすことなく、長期間の販売ができるそうですので、是非この機会に1台ご 購入して、お子様やご家族の方々と一緒に組み立てなさってみてはいかがで しょうか? ▽詳細  http://otonanokagaku.net/index.html ▽製作レポート  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/gakken-ver2/shinkukan-radio-ver2.htm ★……………………………………………………………………………………………    ご存じですか? フレーム切手が9月1日から販売されております ……………………………………………………………………………………………★  「フレーム切手」は、フレーム状の切手の内側に空白のタブを設けて、 そこに用意した写真等を印刷する「写真自体が切手」のように見えるオリ ジナル切手で、日本郵政公社が、9月1日より販売しています。  料金は80円切手10枚が1シートとなり、1シートあたり1,200円(送料別) になっています。  フレーム切手に納めたい写真は、4cm×4cmmのサイズに編集する必要があ りますが、自慢のシャックやリグ、ご家族やペットの写真等を切手にして、 QSLカードをダイレクトでやりとりする際に使ってみてはいかがでしょうか? ▽詳細は日本郵政公社のサイトもしくは、日本郵政公社の問い合わせ窓口 にお問い合わせください   http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2006/h180901_t.html ★……………………………………………………………………………………………  JAMSAT(日本アマチュア衛星通信協会)が新アワード「五衛星交信賞」を発行 ……………………………………………………………………………………………★  世界のアマチュア衛星通信愛好家によって構成される、AMSAT(アマチュ ア衛星通信協会)の日本組織である、JAMSAT(日本アマチュア衛星通信協 会)は、アマチュア衛星通信を通じてアマチュア無線の活性化をはかり、 また通信技術向上を目的として、新アワード「五衛星交信賞(JAMSAT Five Stars Award)を発行すると発表しています。  このアワードは、アナログ・デジタル等のモードを問わず、5機のアマ チュア衛星で、それぞれ異なる5局(計25局)との交信をおこない、QSL カードを得ることで申請できます。  交信は2wayのみでクロスモードは認められません。  また交信は、2006年1月1日以降のものが有効で、日本国内のアマチュ ア局の申請料は800円(JAMSAT会員は400円)とのことです。  新アワードの詳細については、JAMSATサイトの次のページをご参照くだ さい。 ▽詳細  http://www.jamsat.or.jp/award/index.html ★……………………………………………………………………………………………   北海道キューブサット開発チームのCubeSat HIT-SATが打ち上げ成功! ……………………………………………………………………………………………★  独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月23日06:36、鹿児島県肝属郡 肝付町の内之浦宇宙空間観測所から、 M-Vロケット7号機で太陽観測衛星SOLAR -Bの打ち上げに成功しました。  SOLAR-Bの信号は、07:21サンチャゴ局で受信され、太陽電池パドルの正常展開 が確認されました。JAXAはSOLAR-Bを「ひので」と命名。太陽観測衛星「ひので」は、 今後の太陽観測への活躍が大いに期待されています。  今回打ち上げをおこなったM-Vロケットは、1997年2月に1号機が電波天文 衛星「はるか」の打ち上げから始まり、火星探査機「のぞみ」や工学実験探 査機「はやぶさ」、赤外線天文衛星「あかり」などさまざまな人工衛星を打 ち上げた実績を持つロケットです。  しかしながら、JAXAの発表によれば打ち上げ費用が割高なことなどが 支障となり、今年7月に廃止が決まり、2010年度を目標に開発する低コス トの小型ロケットに引き継ぎが決まっているそうです。  また今回のM-Vロケット7号機には、北海道工業大学佐鳥研究室・三橋研究室の 学生ほかで構成される、北海道キューブサット開発チームが中心となって製作を進 めてきた、CubeSat HIT-SATが同乗しました。  HIT-SATの誕生も打ち上げ後まもなく、アメリカから3件の受信報告が入った ことから無事誕生が確認され、日本上空の1stパスでは15:36:20に北海道工業大学 内の地上局でもCWビーコンが受信されました。  その後HIT-SATは姿勢制御コマンドの後、原因不明のCWビーコン送信停止という トラブルに見舞われますが、9月27日、地上局からのリセットコマンドに成功。CW ビーコンの送信を再開し、現在は順調に宇宙を飛行中です。  北海道キューブサット開発チームには、世界中のアマチュア無線家の方々から、 HIT-SATの受信レポートが寄せられているようです。 ▽HIT-SAT順調に運用中(JARL Web NEWS FLASH)  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2006_news-4.htm#1003 ▽独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)   http://www.jaxa.jp/ ▽北海道キューブサット開発チームのHIT-SATホームページ  http://www.hit.ac.jp/~satori/hitsat/index.html ★……………………………………………………………………………………………  平成18年度受信環境クリーン月間(10月1日〜31日)実施中 ……………………………………………………………………………………………★  総務省ほか関連省庁や、放送関係団体、JARLほか電波利用関連団体等で 構成される「受信環境クリーン中央協議会」は、毎年10月1日〜30日を 「受信環境クリーン月間」と定めて、各地方協議会や府県協議会と協力し て、テレビ・ラジオをより美しく受信できるようにするため、全国各地で 放送電波の受信障害の防止に向けた活動を集中的に展開しています。  今年も、構造物障害対策、テレビ受信用ブースター障害対策、電気雑音 障害対策、無線局障害対策を柱として、関連団体の協力で、セミナーや講 習会の開催、相談所の設置、調査パトロールを実施するとともに、NHK、 民放各社の協力で広報番組を放送するほか、報道媒体への記事掲載、ポス ターの掲示、リーフレットの配布などをおこない、幅広く周知・広報活動 がおこなわれます。  「受信環境クリーン月間」を機に,電波障害の防止になお一層のご理解 とご協カをお願いします。  また受信環境クリーン協議会では、今年も全国の中学生を対象として、 「受信環境クリーン図案コンクール」を実施していましたが、受信環境 クリーン月間の実施に併せて、その結果を各地の総合通信局(沖縄総合通 信事務所を含む)のホームページ上で発表しています。  各地方総合通信局発表の、平成18年度受信環境クリーン月間の行事案内 や、第39回「受信環境クリーン図案コンクール」結果の発表は、次のページ をご参照ください。 【関東総合通信局】 http://www.kanto-bt.go.jp/if/press/p18/p1809/p180926.html 【東海総合通信局】 http://www.tokai-bt.soumu.go.jp/topics/0926.htm 【近畿総合通信局】 http://www.ktab.go.jp/new/18/0921-4.pdf 【中国総合通信局】 http://www.cbt.go.jp/hodo/2006ho116-1.html http://www.cbt.go.jp/hodo/2006ho118-1.html 【四国総合通信局】http://www.shikoku-bt.go.jp/press/2006press/200609/2006091902.html 【九州総合通信局】 http://www.kbt.go.jp/press/060926-1-1.html http://www.kbt.go.jp/press/060927-2-1.html 【沖縄総合通信事務所】 http://www.okinawa-bt.soumu.go.jp/hodo/2006/06_09_27-01.htm 【東北総合通信局】 http://www.ttb.go.jp/hodo/h1807-09/0926a1001.html http://www.ttb.go.jp/hodo/h1807-09/0926b1001.html 【北海道総合通信局】 http://www.hokkaido-bt.go.jp/2006/0927.htm 【北陸総合通信局】 http://www.hokuriku-bt.go.jp/press/2006/pre060929.html http://www.hokuriku-bt.go.jp/press/2006/pre060926-2.html 【信越総合通信局】 http://www.shinetsu-bt.go.jp/sbt/hodo/h18/060920-08.htm http://www.shinetsu-bt.go.jp/sbt/hodo/h18/060927-01.htm ★……………………………………………………………………………………………                DX NEWS ……………………………………………………………………………………………★ ○インドの連盟(ARSI)がVU7(ラクシャーディープ)DXペディション  インドのIARU加盟連盟であるARSI会長であり、IARU Reg.3理事のゴパル・ マドハバン氏(VU2GMN)は、インド政府からVU7LDの免許を受け、インド南 西に浮かぶ珊瑚礁の諸島である、ラクシャーディープ諸島でDXペディション を2006年12月1日〜31日の1カ月間、実施すると発表しています。  ラクシャーディープ諸島は、インドの連邦直轄地域とされ、DXCC上では 独立のエンティティーとして数えられます。  ラクシャーディープ諸島からのアマチュア無線の運用は1989年以来とな ります。  VU7 DXペディションについては、今年の4月にアンダマン(VU4)で、 HAMFESTを開催したNIAR(National Institute of Amateur Radio)が、 2007年1月15日〜25日の実施すると7月にアナウンスしていました。   ○インド・ムンバイのインターナショナルYLミーティングで記念局 AT6MYL運用  2006年10月26日〜29日、インドのムンバイで、インターナショナル YLミーティング2006が開催されます。  インターナショナルYLミーティングは、これまで、1991年にスウェーデ ン(ストックホルム)、1993年に日本(大阪)、1996年にドイツ(ベルリ ン)、1998年にノルウェー(スバルバード)、2000年にニュージーランド (ハミルトン)、2002年にイタリア、2004年に韓国(ソウル)で開催され、 世界のYLハムやOMハムが一同に集い友好を深める国際的なイベントです。  今回のYLミーティングの開催を記念して、インドでは2006年10月15日 から29日の間、記念局AT6MYLの運用も予定されている模様です。 ▽詳細 http://www.geocities.com/mumbaiylmeet/ ★……………………………………………………………………………………………            10月に運用のJARL記念局情報 ……………………………………………………………………………………………★ ・地域ICT未来フェスタ2006 in にいがた(8N0ICT、10/1〜10/31) ・いわき市市制施行40周年記念事業(8J7IWAKI、09/23〜10/22) ・栗東市市制施行5周年記念事業(8J3R、9/1〜10/31) ・八王子市制90周年記念(8J1H、9/1〜10/10) ・第18回全国生涯学習フェスティバル(8N1I、9/1〜10/9) ・2006全日本ARDF競技大会(8J2ARDF、8/6〜10/15) ・日本ではじめてのまち歩き博覧会「長崎さるく博'06」(8N6SRQ、04/01〜10/29) ・第61回国民体育大会「のじぎく国体」(8N3K、04/01〜10/10) ▽詳細  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-6_stations/es-sta_list.htm ★……………………………………………………………………………………………               News Topics ……………………………………………………………………………………………★ ◆第489回理事会報告  会員専用ページです、トップページからお入りください。  http://www.jarl.or.jp ◆各総合通信局による不法無線局の取締り状況  http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/denshou/torishimari.htm ◆JARL賠償責任保険 2007年度ご案内  http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/hokenseido.htm ◆高速電力線搬送通信(PLC)の総務省電波監理審議会での最終結論について  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-7_plc/conclusion-plc.htm ◆日本大学のSEEDS予備機、東京工業大学のCute-1.7+APD IIの打ち上げ  予定が決まる  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2006_news-3.htm#0921-3 ◆M-Vロケット7号機打ち上げ成功!(太陽観測衛星「ひので」、北海道キューブ サット開発チームのCubeSat HIT-SAT誕生) http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2006_news-3.htm#0923 ◆NEWS FLASH「受信環境クリーン月間(10月1日〜31日)を実施」  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2006_news-3.htm#0921-2 ◆学習研究社「大人の科学」シリーズ真空管ラジオVer.2が10月20日登場  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2006_news-3.htm#0921 ◆JARL NEWS 2006年秋号の主な記事  JARL NEWS 2006年秋号は、10月1日付けで発行いたしました。  まもなく、ホームページも公開いたしますので、お待ちください。 ◆JARL Web版地方だより(9月29日更新)  JARL Web版CLUB NEWS (9月19日更新)  http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/lc-main.htm ★……………………………………………………………………………………………    D-STARレピータ局の周波数 A/B設定の変更のお知らせ   (9月4日より順次変更しておりますので、ご注意ください) ……………………………………………………………………………………………★  現在運用中のD-STARレピータ局の内、実証実験を兼ねて先行開設した局等 の周波数およびレピータ装置識別のA/B設定を、周波数の有効利用、利便性 の向上を目的に順次変更させていただきました。  第3回目の変更を、東京都西東京市の「スカイタワー西東京」、東京都調 布市の「電気通信大学」と和歌山県伊都郡高屋町の「高野山」の各レピ ータ局で、さる9月25日および29日におこないました。  今回変更された対象局および変更周波数の詳細はJARL Webの次のページを ご覧ください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/060810d-star.htm  D-STARレピータ局をご利用の皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、周波 数の有効利用、利便性の向上のため、ご理解ご協力くださいますようお願い いたします。 ★……………………………………………………………………………………………         青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、アマチュア無線というすばらしい趣味を次の時代に継承してく れる全国の少年少女を対象として、平成18年度から会費の助成を開始してい ます。  平成18年度においては、平成18年4月1日の時点で18歳未満の方(昭和63年 4月2日以降に生まれた方)が対象となります。会員の皆様には、青少年と のQSOやアイボールの際に、ぜひこの青少年への助成の措置を教えてあげて ください。  http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………           局免の満了日をお知らせください ……………………………………………………………………………………………★  JARLでは、免許満了日の約3カ月前にハガキで再免許手続きの時期が近 づいたことをお知らせするサービスを実施しています。  このサービスに関してくれぐれもご注意いただきたいのは、JARLの会員 データは総合通信局の局免許データとリンクしているわけではないため、 免許満了日をあらかじめJARLに知らせていただく必要があるということです。  現在、JARLに免許満了日をお知らせいただいていない方は、会員事業課ま で、ハガキ、FAX、またはE-mailでご連絡願います。 【送付先】 (社)日本アマチュア無線連盟 会員事業課   住所:〒170-8073 東京都豊島区巣鴨1-14-5   FAX :03-5395-3134   E-mail:kaiin@jarl.or.jp  なお、JARL Webの会員専用ページをアクセス可能な方は、「会員データの 照会と変更」のページで、免許満了日をご自身で入力・変更することができ ますのでご利用ください。 ▽詳細  JARL Webメニューのページから、「会員データの照会・変更」(JARL会員 ご自身のデータの照会・変更/Eメール転送サービス登録・変更・解除)の ページ(JARL会員専用)にお入りください。  http://www.jarl.or.jp/Japanese/0-1.htm ★……………………………………………………………………………………………            QSLビューローからのお願い ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚ほどのQSLカードを相手局へ転送す る業務をおこなっています。このような状況で大量のQSLカードを正確かつ 迅速に送るためには会員の皆様のご協力が不可欠です。  転送作業がより円滑に進むように次の項目について、ぜひご協力をお願 いいたします。 1. 転送先コールサインは、大文字(活字体)でわかりやすく書いてください。 2. 白紙のカード、自局のコールサインが書かれていないカード、自局か  ら自 局へのカードなどは転送できません。また、まだ付与されていな  いプリフィックスのコールサインが書かれたカードも転送できません。 3. QSLカード以外のものは同封しないでください。サマリーシート、各種  変更申請、写真などを同封される方がいますが、QSLビューローが受け  取るのは、QSLカードだけです。 4. QSLマネージャーを経由して送る場合は、QSLカードの6枠(8枠)の  左に「VIA」とわかりやすく大きく書き、枠内にはマネージャーのコール  サインを書いてください。 5. 国内局宛てはQSLカードの6枠(8枠)の面を上にして、上から順に、  エリアごと、プリフィックスごとにまとめてください。SWLカードは記  念局のQSLカードの後、外国局宛てはプリフィックスごとにアルファべ  ット順にしてください。  ※交信相手が非会員の場合、カードは転送されません。  ※交信してすぐにカードを出さない人もいます。  ※読みにくい字や存在しない間違ったプリフィックスが書かれていたり するとカードは転送されません。 ▽詳細(QSLビューローからのお願いのページ)  http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm ★……………………………………………………………………………………………    アマチュア局にも無線局免許手続規則第15条の2が適用されます          (再免許申請を忘れた方へのお知らせ) ……………………………………………………………………………………………★  アマチュア局にも無線局免許手続規則第15条の2が適用されることになり ました。  アマチュア局の再免許申請は、「免許の有効期間満了前1箇月以上1年を 超えない期間」にしなければなりませんが、既に受付期間が終了してしまっ てから再免許申請を忘失したことを思い出される方がおられるかと思います。  一般的には、この時点で新たな開局申請手続きをおこないますが、今般、 再免申請受付期間を過ぎてしまったが、まだ免許の有効期間が満了してい ない局に限り、無線局免許手続規則第15条の2の規定を適用し、工事設計書 の記載を省略した開局手続きができることとなりました。  なお、この手続きをとる場合には、アマチュア局の廃止届と同時に、開設 申請書を提出することとなります  詳しいことは、所轄の地方総合通信局にお尋ねください。 ★……………………………………………………………………………………………     JARL Eメール転送サービスを利用していない会員の方も、     JARLメールマガジンの配信が受けられるようになりました ……………………………………………………………………………………………★  JARLメールマガジンは、これまでJARL Eメール転送サービスをご利用いた だいている方を対象に配信してまいりましたが、Eメール転送サービスをご 利用いただいていない方もJARLメールマガジンの購読申し込みをおこなえる ようにいたしましたので、JARLメールマガジンの配信を希望されるお知り合 いがいらっしゃいましたら、教えてあげてください。  なお、JARLメールマガジンの購読申し込みをいただけるのは、JARL会員 (正員・准員)の方のみとなりますので、あらかじめご了承ください。 ▽詳細  http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/mailmagazine.html ★……………………………………………………………………………………………  JARDが、養成課程講習会第三級短縮コースの平日開催をスタートしました ……………………………………………………………………………………………★  日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、受講希望者の方からの要望が多 かった、養成課程講習会第三級短縮コースの平日開催を実施することとなり ました。 ▽詳細  http://www.jard.or.jp/ ★……………………………………………………………………………………………  アンテナ第三者賠償責任保険 加入締め切りは2006年12月11日まで JARL NEWS2006年秋号綴込の払込取扱票で保険料をお振り込みください ……………………………………………………………………………………………★  入院したときの入院保険、災害時の災害保険があるように、アマチュア 無線にもJARLの「アンテナ第三者賠償責任保険」(施設賠償責任保険)が あります。  JARLの「アンテナ第三者賠償責任保険」はJARL会員の皆様が心配される 第三者への損害賠償責任リスクを補償する、JARL会員だけが加入できる保 険制度です。  現在ご加入の皆様も、未加入の皆様も、この機械にぜひご加入ください。  なお、募集期間は10月10日〜12月11日郵便振込分までの、年1回募集と なり、それ以降のご加入はできませんので、あらかじめご了承ください。  今回の募集期間にお申し込みいただき、保険にご加入いただくものにつ きましては、2007年1月1日午後4時から2008年1月1日午後4時までの 期間に発生した、各種の施設に起因する対人・対物事故によって法律上の 賠償責任を負担しなければならなくなった場合の損害をカバーするもので す。 ▽詳細  http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/hokenseido.htm =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSは季刊発行です。「2006年秋号」は2006年10月1日に発行しました。   「2007年冬号」は、2007年1月1日発行の予定です。  ◆このメールは、JARL Eメール転送サービスに登録された方を対象にお送り   しておりましたが、Eメール転送サービスを登録していないJARL会員の方   にも、登録手続きをすることで配信できるようになりました。   JARL Webのトップページから登録画面に入ることができます。  ◆配信解除につきましては、下記よりお願いします。    http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/  ◆発行・編集 日本アマチュア無線連盟 ........................................................................  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