■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 【JARLメールマガジン】第4号 ----- 2006/02/06 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■  まだまだ寒い日が続いていますが、お空のコンディションは春の兆しが見え 始めているようです。この前の日曜日には、50MHz帯でEスポが発生していた ようで、関東地方でも北海道の局や韓国の局が聞こえていました。  コンディションが上昇していくであろう、春が待ち遠しいですね。  さて、今年は年初から宇宙無線通信に関する話題が盛りだくさん。  前号でも紹介したとおり、国際宇宙ステーションの一般QSOの成功、SuitSat -1の誕生、そして2月下旬には東京工業大学の超小型アマチュア衛星2号機打 ち上げ、さらに広島県・兵庫県でのARISSスクールコンタクト実施予定など、 わくわくする話題がいっぱい。今年は宇宙無線通信にも注目!です。   【お知らせ】JARLメールマガジンは会員の皆様のご要望もあり、本号より、  毎月2回の発行を目指すこととなりました。  上旬号は毎月5日前後、下旬号は毎月20日前後の発行を予定しています。  ご期待ください!  ---【INDEX】------------------------------------------------------------ ★日本無線協会が上級国試申し込み受付中! ★2月3日23:02(UTC)、国際宇宙ステーションがSuitSat-1を放出 ★ピーターI世島からのDXペディション(3Y0X)がスタートします! ★News Topics ★モールス電信技能認定実技試験を2月18日実施 ★青少年に対する助成・申請受付について ★QSLビューローからのお願い ------------------------------------------------------------------------ ★……………………………………………………………………………………………             上級国試申し込み受付中! ……………………………………………………………………………………………★  2月1日より20日まで、4月期(1アマ:8日(土),2アマ:9日(日))の受験 申し込みを日本無線協会でおこなっています。 (http://www.nichimu.or.jp/kshiken/index.html)  昨年10月に第1級及び第2級アマチュア無線技士(以下1・2アマ)の試験 方法が変更され、 ・平成17年10月1日以前に3アマ(旧電信級)の免許を取得している方は  1・2アマの電気通信術の試験が免除。 ・2アマを取得している方が1アマを受験する場合には。電気通信術の  試験が免除 となり、受験しやすくなりました。 (http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2005_news.htm#0524)  学科試験問題は、3・4アマ試験と同様に多肢選択式で、既出問題がベースと なっておりますが、毎回、新しい問題が数問ずつ追加されています。  また既出問題も微妙に出題文中の空欄の箇所が変更になったり、電圧等 の数値が変更された類問を多く見かけます。  したがって、解答そのものを丸暗記するのではなく、問題の内容を理解する 必要があるでしょう。  1・2アマは、単に送信出力をアップできるだけではなく、14MHz帯など、 それまで出ることができなかったバンドでもQSOをすることが可能になり、 楽しみ方の幅がぐーんと広がります。 この機会にぜひ、資格のステップアップしてみませんか?  なお、愛知・福岡・京都・岩手の各府県でも、上級国試対策会の実施が 予定されております。  お近くの方は、参加されてみてはいかがでしょうか? 愛知:http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/local-info/0602.htm#0219aichi 福岡:http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/local-info/0603.htm#0312fukuoka 京都:http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/local-info/0603.htm#0102kyoto 岩手:http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/local-info/0603.htm#0312iwate ★…………………………………………………………………………………………… 2月3日23:02(UTC)、国際宇宙ステーションがSuitSat-1を放出 ……………………………………………………………………………………………★  2月3日23:02(UTC、日本時間の2月4日08:02)に実施された,国際宇宙ス テーションの船外活動(EVA)で、宇宙服衛星SuitSat-1が放出されSuitSat-1 が誕生しました。  SuitSat-1は放出後に発生した送信機トラブルにより、当初想定したパワー (0.5W)による信号の送信ができない状況となりましたが、その後、AMSATの 掲示板などで不完全ながらも、SuitSat-1の送信復旧のレポートが流れ始めた ようです。しかし、SuitSat-1の145.99MHzでの送信信号は非常に弱い状態が 続いており、ARISS運用委員の安田さん(7M3TJZ)の情報によれば、通常の 衛星通信の設備を使用してもFM音声の直接受信は難しく、EMEクラスのアンテ ナが必要となるとのことです。  NASAでは、北米時間2月5日お昼(日本時間2月5日〜6日深夜)から、 国際宇宙ステーションのアマチュア無線機による,430MHz帯へのクロスバンド 中継送信を試みています。  SuitSat-1の詳細は、次のホームページをご参照ください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/suitsat-1.htm  なお、2月5日の時点の軌道要素によると、SuitSat-1が最後に日本の上空 を通過するのは、2月19日の235周回目が最後で、その後、SuitSat-1は大気 圏に突入して燃え尽きる模様です。                             (TNX 7M3TJZ) ★……………………………………………………………………………………………    ピーターI世島からのDXペディション(3Y0X)がスタートします! ……………………………………………………………………………………………★  ピーターI世島からのDXペディション(3Y0X)が2月上旬にスタートする 予定です。2004〜2005年にも同様の計画がありましたが都合で中止されており、 今回は1994年に実施された3Y0PI以来、12年ぶりのペディションとなります。  天候等の状況により予定が変わることがありますが、グループは2月6日(UTC) 現地に到着し、設備を設営します。また、ピーターI世島への行き帰り (プンタレナスから数日間とピーター1世島への行き帰りのMM)には、XR9Aで QRVしたいとホームページ上で報告しております。 http://8.3.8.118/peterone/main.htm http://tamo.dip.jp/3y0/index.html  (日本語) ★……………………………………………………………………………………………               News Topics ……………………………………………………………………………………………★ ■第26回全市全郡コンテスト(2005年10月8日〜9日)結果発表 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/all_cg/2005/index.html ■日本無線協会が平成18年度の国家試験日程等を発表 ■日本アマチュア無線振興協会(JARD)が「月曜日コース」の養成課程講習会を計画 ■総務省が情報通信審議会情報通信技術分科会(第38回)配布資料を公表 ■情報通信審議会が高速電力線搬送通信設備に係る許容値及び測定法の審議を開始 ▽詳しくはこちらをご覧ください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2006_news.htm ■JARL Web版地方だより http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/local-info.htm ■JARL Web版登録クラブニュース http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/club-info.htm ■JARL NEWS 2006年冬号 ダイジェスト http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-1_Digest/2006/JN06winter.htm ★……………………………………………………………………………………………        モールス電信技能認定実技試験を2月18日実施 ……………………………………………………………………………………………★  「モールス電信技能認定」の実技試験を2006年2月18日(土)にJARL事務局で 開催します。この技能認定は,JARLがCWの普及を目的に独自におこなっている ものです。  試験の詳細や、認定のための申請書の様式などは、JARL Webの「モールス 電信技能認定のページ」をご覧ください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-4_Morse/Morse.htm ★……………………………………………………………………………………………         青少年に対する助成・申請受付について ……………………………………………………………………………………………★  アマチュア無線の次の時代を担う青少年のために、JARLでは平成17年度から 青少年会員の会費の助成を開始しています。この制度は、アマチュア無線とい う、すばらしい趣味を次の時代に継承してくれる全国の少年少女を対象として います。  JARL会員のOMの皆様には、青少年とのQSOを通して、あるいはアイボールの際に、 ぜひこの措置を青少年に教えてあげてください。 http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/Under_18/under_18.htm ★……………………………………………………………………………………………            QSLビューローからのお願い ……………………………………………………………………………………………★  JARLのQSLビューローでは毎月100万枚程度のQSLカードを相手局に転送する業務 をおこなっています。このような状況でQSLカードを正確かつ迅速に送るためには、 会員の皆様のご協力が不可欠です。転送作業がより円滑に進むように、「QSLビュ ーローからのお願い」(http://www.jarl.or.jp/Japanese/5_Nyukai/onegai.htm) についてぜひご理解いただきたくお願いいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ◆JARL NEWSは季刊発行です。「2006年春号」の発行は第48回通常総会議案   掲載の関係で5月上旬となりますので、あらかじめご了承ください。  ◆このメールは、JARL Eメール転送サービスに登録された方を対象に   お送りしております。  ◆配信解除につきましては、下記よりお願いします。    http://www.jarl.com/mailmagazinejarl/condition/  ◆発行・編集 日本アマチュア無線連盟 .......................................................................  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