車両用のタイヤ空気圧モニター装置について

 自動車のタイヤの空気圧を常時モニターできる装置が国内外で作られ販売されています。これらのモニター装置は、走行中などタイヤの空気圧に異常が生じた場合に、タイヤに装着されたセンサーがその異常をキャッチ、無線により車内に設置された受信機モニター画面にタイヤごとのモニター結果を表示するものです。
 国内メーカーのものは、送受信の周波数は315MHzなどを使用しており問題ないのですが、台湾や米国などで作られた同装置には、433.92MHzなどアマチュアバンドを使用しているものがあります。 直近でアマチュア無線を運用していた場合などではアマチュア無線局だけでなく、同装置のユーザーに対しても、相互に影響がでる可能性があります。
 米国では2006年度からこの空気圧監視システムの装着が義務づけられるそうで、日本でも今後少しずつユーザーが増えていくかも知れません。JARLとしても引き続きこの装置については注視していきます。また、この件に関して情報があれば運用課までお寄せください。   (2003.10.21改)

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