“きらめきとふれあいの街　はこだて”を合言葉にＪＡＲＬの第42回通常総会（はこだて総会）が，５月21日（日），北海道函館市の函館市民会館で盛大に開催されました。
　前日・当日ともにあいにくの小雨。函館の観光名所の一つ，「100万ドルの夜景」を誇る函館山もすっぽり，雲に覆われてしまう天気でした。
　総会には地元北海道はもとより，全国から約 1,500人の会員が出席，10:00から開催された記念式典では，永年表彰，団体表彰がおこなわれ，11:00 からおこなわれた議案審議では熱心に意見や要望が述べられ質疑応答の結果，全議案とも原案どおり可決承認されました。

▲記念式典では永年表彰（679名），
２団体の表彰がおこなわれた

　総会前日には函館市内の「函館国際ホテル」で「はこだて総会」前夜祭を開催。550名が出席し，旧交を温めるとともに親睦を深めました。
　総会会場では特別記念局８Ｊ８ＨＫＤ，８Ｍ２０００の運用もおこなわれました。また，アマチュア無線機器メーカーの展示，JARL販売品コーナー，物産品販売コーナー，クラブの展示コーナー，アイボールコーナーなども設けられ，休憩時間を楽しむ来場者も多かったようです。会場入口ではジャンク市も開催されるなど，函館市民会館内はまさにアマチュア無線の話題一色といったところでした。

新執行体制が決定…

　今年は役員改選の年。第５号議案のただし書による理事案も承認され，無事すべての議案審議が終了しました。
　ここで一度舞台の緞帳が下がり別室で理事会が開催されました。理事の互選による新執行部選任のための理事会で，次のように平成12・13年度の新体制が決定しこの日から新生JARLがスタートしました。

来年は富山で…

　次年度通常総会は，北陸地方本部内富山県で「富山総会」の愛称で開催される予定です。「いきいき富山」のキャッチフレーズで盛大に開催が予定されています。
　写真は総会のシンボルを引き継ぐ，ＪＡ８ＡＴＧ 原　恒夫北海道地方本部長（右）とＪＡ９ＡＧ吉井　裕北陸地方本部長（左）

---

　「はこだて総会」の閉会に当たって，ＪＡ８ＭＥＭ上田昌昭実行委員長から「はこだて総会実行委員会」のメンバーの紹介がおこなわれました。
　上田実行委員長は「今回の総会の開催に当たり，３年前から準備とPRに当たってきました。前々年のながの総会，前年の道後総会の実行委員会のみなさんからも，総会の運営に当たって数々の有意義な助言などをいただき，また北海道地方本部内の会員のみなさんの協力をいただき，ここにこうして総会を無事終了することができました。実行委員会を組織した渡島・檜山支部は，わずか700人にも満たない小さな支部です。でも総会の運営を通じて，支部メンバーをはじめ，北海道地方本部内の各支部のより強い結束を得ることができたと思います」と語りました。