June 2019 NEWS TOPICS INFORMATION

JARL第8回定時社員総会開催される(速報)



 令和元年6月23日(日)、一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)の第8回定時社員総会が東京都新宿区のベルサール西新宿で開催されました。
 この社員総会は、平成30年4月に実施された通常選挙で当選した社員の方々が全国から128名(議決権行使書面による出席者5名、委任書面による出席3名を含む)が出席して議案の審議がおこなわれ、17時11分に無事終了しました(各議案はJARL Webの会員専用ページで案内しております)。

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 最初に、JG1KTC尾 義則JARL会長から開会の挨拶がおこなわれました。

▲開会の挨拶をするJG1KTC尾会長
 
 
全国各地から社員の皆様を迎え開催できることへのお礼とともに、今後も会員ファーストを念頭に関係省庁・団体・各社の皆様と連携を図り、積極的な組織運営に取り組んでいく旨の挨拶がありました。続いて、13時6分から、平成30年度に支部の会員数(正員、社団会員、家族会員、准員)が10名以上増加した5支部(第1表)について、「会員増加支部表彰」がおこなわれ、表彰状が授与されました。(代表:千葉県支部)

<第1表>会員増加支部表彰 (平成30年度に10名以上の会員数が増加した5支部)
千葉県支部、群馬県支部、大阪府支部、和歌山県支部、長野県支部


▲5支部の代表として「会員増加支部表彰」を受ける
菊池 宏 千葉県支部長(JL1ALE)

 このあと、平成30年度の「会員増強企画表彰」がおこなわれました。昨年度から会員増強に対する活動の対価としてポイント制を取り入れており、支部等が独自の増強企画を計画して活動し、「200ポイント以上」を達成し、顕著な成果を収めた2地方本部と11の支部(第2表)、合わせて13ヵ所につきまして、「会員増強企画表彰」がおこなわれました。(代表:福岡県支部)

<第2表>会員増強企画表彰 (独自の増強企画を計画して活動し、「200ポイント以上」を達成し顕著な成果を収めた2地方本部と11の支部)
東京都支部、神奈川県支部、千葉県支部、埼玉県支部、群馬県支部、静岡県支部、岐阜県支部、愛知県支部、福岡県支部、山形県支部、北海道地方本部、福井県支部、信越地方本部


▲2地方本部と11の支部の代表として「会員増強企画表彰」を受ける
中村信雄 福岡県支部長(JA6HUG)

 引き続いて、自社企業に従事される社員の皆さんを、JARL会員として、独自かつ積極的に勧奨してくださり、平成30年度中に「108名」の自社の社員の方々が、JARL会員になった功績により、アイコム株式会社に会員増強・特別表彰が贈られました。

<第3表>会員増強・特別表彰
 アイコム株式会社


▲「会員増強・特別表彰」を受けるアイコム株式会社 稲田 定男 氏

 さらに連盟設立の趣旨にご賛同いただき、賛助会員として事業運営にご支援をいただいている19の法人並びに122名の個人の方々へ感謝状が贈られました。(法人代表:株式会社田無タワー 、個人代表:JA1HAP 鈴木 光男 氏)

▲法人の賛助会員へ感謝状贈呈

▲個人の賛助会員へ感謝状贈呈

 13時19分に議事が開始されました。会長から次の2名の方が議長団として指名され、総会の議事に入りました。

  • JA1STY 鈴木 清 氏(写真左)

  • JA8DKJ 三井 武 氏(写真右)

 ここからの進行は議長となり、最初に事務局から社員の出席状況などの報告が次のとおりおこなわれた結果、定款第37条に定める、総社員の議決権の過半数、すなわち64名を超え、定足数を満たしていることから、議長から第8回定時社員総会の成立が宣言されました。
  1. 議決権を有する総社員の数(129)
  2. 総社員の議決権の数(129)
  3. 総会当日12:50現在の出席社員の数(113)
  4. 議決権行使書面による出席社員の数(5)
  5. 委任書面による出席社員の数(3)
  6. 同時刻時点での出席社員数計(121)
 このあと書記の指名、議事録署名人の指名がそれぞれおこなわれ、議長から議事進行に際しての注意事項が伝達され議案審議に入りました。
  • 書記 宮田義彦 総務部長
  • 議事録署名人 JH4TYE 平野耕平 氏、JA5ARW 森国幹夫 氏、JA6HUG 中村信雄 氏
 続いて議長による議事に関する説明の後、議事が開催されました。

▲議案を説明する日野岳専務理事

▲議案を説明する吉井事務局長
 上程議案については、JG1KTC尾 義則会長、JE1KAB日野岳 充専務理事、吉井事務局長が説明をおこないました。
第1号議案の説明のあと、JE7JGG 佐藤眸氏(写真左)、JA3DKW 永井暉久氏(写真右)の両監事により、「4月26日に監査をおこない、会計および理事の職務の執行に関して定款等に照らして妥当である」旨の報告がなされました。

第1号議題 平成30年度決算の件
第2号議題 理事尾義則及び理事日野岳充 解任の件
【報告事項】
(1)平成30年度事業報告
(2)令和元年度収支予算
(3)令和元年度事業計画

●議案の審議
 議案の審議では、事前の準備書面による質問や意見などが多数あったことから、準備書面の内容に関する理事会からの回答を一括説明した後、当日の質疑応答をおこなう形で熱心に議案の審議がおこなわれました。

■第1号議題 平成30年度決算の件
 平成30年度決算については、「経費削減について」「連盟の財務や収支予算規模、固定資産に関すること」「会員数の増減について」等の質問や意見等があり、尾会長、日野岳専務理事、吉井事務局長から詳細な説明がおこなわれました。
 第1号議案については挙手による採決がおこなわれ、賛成多数(賛成71、反対52、保留3)により原案どおり可決承認されました。

(15時05分)

■第2号議題 理事尾義則及び理事日野岳充 解任の件
 第1号議案の議事が終了し、約10分の休憩の後、第2号議題 理事二名解任の件についての審議がおこなわれました。
 はじめに、一般社団法人法第43条、並びに同条第二項の社員提案権の説明があり、続いて議案の要旨の説明がおこなわれました。
 質疑応答の後、議長から採決の方法が社員に諮られ、「一般社団・財団法人法やJARLの定款及び社員総会議事運営規程に則り、挙手による判断で議決したい。その際、賛否拮抗と考えられる場合は、賛成・反対・保留の別に投票をおこなう方法で採決したい」との提案が承認され、15時54分から挙手による採決が開始されました。
 この結果、賛成少数のため、本議案は否決となりました。
 なお、本議案の賛成数に関し社員からの質問があり、議長より賛成数は総社員の議決権の十分の一よりも多かったとの回答がありました。

(15時55分)

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 続いて、平成30年度事業報告、令和元年度収支予算、令和元年度事業計画等の報告がおこなわれました。

 第1号議案・第2号議案と同様、準備書面による質問・意見・要望などが多岐に渡るため、準備書面の内容に関する一括回答の後に、当日質問等を受ける形で質疑応答がおこなわれました。
 質問・意見・要望は「ローバンドの拡充について」「今後の組織運営の安定化、収支均衡について」「理事の皆様に対するお願い」「本年度の会員増加数について」「オリンピック・パラリンピックでの記念局開設要望について」など多岐にわたり、令和元年度のJARLの事業や、今後のJARLの事業の方向性等に関する質問や意見等をいただき、第8回定時社員総会の全日程を終了しました。

(17時11分)

今回の社員総会の議題等は以下のホームページでご覧いただけます。
▽JARL Web(JARL会員専用)
https://www.jarl.org/Japanese/4_jarl/4-3_soukai/19-teiji/gian-m.htm

(6月26日)




JARL中央局(JA1RL)が電波の日特別運用を実施!


 6月3日、日本各地で電波の日の記念式典が挙行されました.JARLでは、東京都豊島区のJARL本部にてJARL中央局JA1RLによる「電波の日」の特別運用を行いました。
 この「電波の日」の特別運用は、JA1RL中央局運用委員会(JG1KTC尾義則委員長)のメンバーによって行われ、13時ごろから夕刻までHF帯〜430MHz帯の各バンドで国内各地の局と交信しました。
 JA1RL中央局運用委員会では、今後も積極的に運用を実施して参ります。

(6月6日)



平成30年度末(2019年3月31日現在)のアマチュア局数

 総務省が発表している、平成30年度末(2019年3月31日現在)の総アマチュア局数は412,667局で地方別の内訳は次の通りです。

北海道37,589東北43,718関東118,924信越17,137北陸10,150東海54,155
近畿49,421中国25,451四国18,986九州34,746沖縄2,390総計412,667

(6月4日)

   
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