March 2017 NEWS TOPICS INFORMATION



アイコムアマチュア無線フェスティバル 2017開催される

 2017年3月19日(日)、東京都千代田区外神田の秋葉原コンベンションホール(秋葉原ダイビル内)5階カンファレンスフロアーで、アイコムアマチュア無線フェスティバル in 秋葉原 2017が開催されました。
 当日は約560名が来場し、アイコムの最新鋭無線機の展示や体験視聴、アンテナ・周辺機器メーカー等の展示、アマチュア無線関連団体等の展示がおこなわれ、 JARLもブースを出展し、会費受付、QSLカード転送受付をはじめ現在実施中のキャンペーン等のPRなどをおこないました。
 講演コーナーでは注目の無線機等の技術に関する興味深い講演や、楽しいトークショーがありました。
 JARL尾会長(JG1KTC)の講演もおこなわれ、ライフメンバー・賛助会員へ向けた新キャンペーン『サンクス・プレミアム』や、アップグレードした『青少年お試し入会キャンペーン』などの特典案内にも触れ、4月から実施されるキャンペーンとして、IDカードストラップ・プラスチックIDカード・QUOカードなどの、豊富な特典が紹介されました。新キャンペーン等の詳細はJARL Webに順次掲載予定です。
 さらにアマチュア無線をはじめた頃のエピソードや、自分が使っていたアマチュア無線機器などをおもしろく振り返りながらJARLを紹介し、スピーチを締めくくりました。
 最後に、無線機が当たる「お楽しみ抽選会」もおこなわれ、大盛況のうちに幕を閉じました。

(3月21日)




第16回西日本ハムフェア、福岡県京都郡苅田町で開催される
(過去最高の2,000名が来場)

 平成29年3月5日、福岡県京都郡苅田町の日産自動車九州(株)体育館およびゲストホールで、第16回西日本ハムフェアが九州地方はもちろん、全国各地からのべ2,000名の来場者を迎えて盛大に開催されました。
 当日、会場入口前には例年以上に多くの来場者が集まり、09:00からのテープカットを待ちました。毎年、西日本ハムフェアの立ち上がりの大混雑ぶりには定評がありますが、今年の入場開始直後の来場者パワーは、そのレベルをも遙かに超えた凄まじさすら感じました。

 上左の写真のテープカットの直後から、開会を待ち望んだ多くの来場者の方々が我先にと入場し、開場直後から一気に場内は来場者でふくれあがりました。
 上右の写真のように開会の09:00ごろの会場横の駐車場には、大雑把に数えてみても500台を越える車が駐車していましたから、「来場者一人で1台に乗車」と少なめに見積もってみても、ゆうに500名を大きく超える方々が、開会直後に会場の体育館に一気に流れ込んだことになります。
 その後も、駐車場にはアンテナが付いた車が続々と増え続け、会場内の人混みはさらに大きくふくれあがっていき、大混雑がピークを迎えたのは、体感的には10:30ごろでしょうか。この人混みは、時間帯による来場者の入れ替わりは感じられましたが、例年通りお昼過ぎまで続きました。
 来場者の皆さんは、数々の展示等の見学、お買い物や掘り出し物散策、気の合うハム仲間とのアイボールを大いに楽しまれていました。

 会場の2階では、西日本ハムフェアの記念局8J6HAMもアクティブに運用がおこなわれ、会場ロビーではアマチュア無線家の女性歌手である青木小夜子さん(JJ3WWS)、渡部まいこさん(JJ0SDQ)によるミニコンサートもおこなわれました。
 また、10:00ごろから別棟のゲストホールで順次開催された、講演会も多くの方が参加し数々の講演等に熱心に聴き入っていました。子供向けの電子工作は今年も、参加の事前申込で集まった親子がスタッフのアドバイスを受けながらラジオの工作に挑戦しました。そして14:00、記念品が当たる「ビンゴ大会」が開催され西日本ハムフェアの全日程を無事終了しました。

西日本ハムフェア懇親会(前夜祭、3月4日)

 西日本ハムフェア前日の3月4日には行橋市の京都ホテルで前夜祭が開かれ、100名を超える出席者がありました。前夜祭には苅田町役場・議会の重鎮もさることながら、尾義則JARL会長をはじめ、種村一郎副会長、そして前川公男理事、さらにはJARD三木哲也会長(JA1CIN)の出席もありました。
 今年もイベントとして、シャンソン歌手のJJ3WWS 青木小夜子さん、シンガーソングライターのJJ0SDQ渡部まいこさんによる歌謡ショー、爽快な津軽三味線の披露もおこなわれ、多いに前夜祭は盛り上がりました。
 参加者一堂大いに楽しみつつ、翌日の西日本ハムフェアの大成功を祈念しました。

【ご存知でしたか?】西日本ハムフェア運営の隠れた難題の一つは「電源」

 西日本ハムフェア会場の日産自動車九州体育館は、あくまでも体育館としての施設です。電気を使用する出展が少ない一般のフリーマーケットなどと違い、電気を消費する展示出展物が多く出展される、西日本ハムフェアのような催事では、施設が持つ電気設備の電源供給容量では不足が生じる可能性が否めません。
 同会場で西日本ハムフェアが初開催となった2014年には、体育館施設の電力容量の不足を危惧して、発電機や蓄電池などの予備電源を準備してあらかじめ用意をしていたのですが、多数の出展ブースが集中して電源を使用したため、それを遙かに上回る電力消費量となり手も足も出ない状態に陥りました。
 実行委員会では2014年の経験を元に、翌年の2015年からは会場内での確実な電源供給のために、会場施設横に写真のように発電機を多数配備、フル稼働して施設の電源設備のみに頼ることなく、自前の電源確保をしているのですが、今年も一部の電気系統にごく短時間の停電が発生したケースが見られたようです。
 これは発電機の突発的な停止等がおもな原因だったそうで、ある意味やむを得ないことではありますが、ブースへ電源の安定供給は、実行委員会が常に頭を抱える大きな難題の一つなのだそうです。

■西日本ハムフェアの16年・・・次の新たな発展を願って

★西日本ハムフェアのルーツは支部イベント

 西日本ハムフェアは、2001年に福岡県支部が福岡県山門郡瀬高町(現在はみやま市)「瀬高町中央公民館(現在は瀬高中央公民館)」で開催した「アマチュア無線おもしろフェア」(右の写真は同イベントを紹介したJARL NEWS 2001年3月号表紙です)をルーツに、イベントへの参加対象地域を広く九州全域に拡大しようということからスタートした催事です。

 国内で開催の「アマチュア無線に関する広域から多数の来場者を迎えるイベント」のうち、「地元スタッフのボランティア」で運営しているイベントの規模的には、関西地方本部の「関西アマチュア無線フェスティバル」(KANHAM)に次ぐ規模のイベントといえ、今年で15回目となりました。

★西日本ハムフェア黎明期

 西日本ハムフェアは、2002年の第1回が福岡県山門郡瀬高町(現在はみやま市)の「(瀬高)農村環境改善センター」、2003年の第2回は福岡県久留米市「久留米リサーチ・パーク」で開催され、2004年(第3回)、2005年(第4回)は、佐賀県鳥栖市の「サンメッセ鳥栖」で開催されました。
 2006年の第5回は、熊本県熊本市の「熊本県立劇場」で第48回JARL通常総会(くまもと・火の国総会)が開催されることから、熊本県熊本市の総会会場で同時開催されました。右の写真は第5回の会場のひとこまですが、この回は主体が通常総会であったため、少し規模の小さな展示や催事にとどまりました。

★西日本ハムフェア成長期

 そこまで、会場をさまざまな場所に変えてきた西日本ハムフェアですが、2007年の第6回に熊本県玉名郡長洲町の「ユニバーサル造船(現、ジャパンマリンユナイテッド)有明事業所体育館」に会場を移して以来、7年連続で同会場において開催されました。
 右の写真は、長洲町の会場での初開催となった、2007年の第6回西日本ハムフェアの会場内のひとこまですが、この回の来場者数は約1,200名でした。
 長洲町の会場に移って以来、西日本ハムフェア来場者数は堅実に増加傾向を示し、2007年の約1,200名に続く、2008年が約1,350名、2009年が約1,350名、2010年が約1,400名、2011年が約1,400名、2012年が約1,450名、2013年が約1,500名という来場者数実績を示してきました。「造船所の施設」という会場の特性を十分に生かした「造船所内見学バスツアー」等のユニークなイベント企画もさることながら、7年間の長期に渡って、会場を1カ所に固定できた効果も、決して少なくなかったことでしょう。

★西日本ハムフェア発展期

 その後、西日本ハムフェアは、熊本県北部であり福岡県最南の大牟田・荒尾都市圏の「造船メーカー」の体育館から離れ、福岡県北部の北九州都市圏である京都郡苅田町の「自動車メーカー」の体育館に会場を移しました。
 2014年の第13回は、住み慣れた長洲町の会場からの移転・初開催で、来場者数の動向が心配されましたが、心配は杞憂に終わり、右の写真のように会場は多くの来場者であふれ、前年を上回る約1,500名が来場しました。
 さらに2015年の第14回は、前年を大きく上回る約1,750名が来場、2016年の第15回は約1,850名が来場と大きく成長を続けてきましたが、 今年2017年の第16回で、ついに、のべ2,000名の来場者を迎えることとなり、文字通り「西日本」の冠がよく似合うイベントにまで発展することができたようです。

 今後の西日本ハムフェアの、さらにますますの発展を大いに期待しましょう。

(3月6日)


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情報通信研究機構(NICT)平磯太陽観測施設跡における月面反射通信実験実施される

 電波研クラブ(JR1YPU)は、郵政省電波研究所(現在の国立研究開発法人情報通信研究機構)の研究者や職員等によるアマチュア無線クラブとして、電波研究所鹿島支所(現在の鹿島宇宙技術センター、茨城県鹿嶋市)に1974年に開局し、現在も東京都小金井市のNICT本部を常置場所として活動を続けている社団局です。

 このほど、電波研クラブのメンバーの一人である、JF3CGN滝澤 修さんから、同クラブがおこなった運用実験に関するたいへん興味深い情報をお送りいただきましたので、お知らせします。

 今回の運用実験は、NICT平磯太陽観測施設(茨城県ひたちなか市)跡の、太陽電波観測用のパラボラアンテナ(HiRAS-2=写真左側の70〜500MHz用10mφパラボラ)を使用した、月面反射通信(EME)の実験で、430MHz帯で延べ6局との交信に成功したというものです。

 なお、NICTの平磯太陽観測施設は、逓信省電気試験所により1915年に開設された平磯出張所を起源とし、日本の電離層観測発祥の地という歴史を持っています。

 宇宙天気予報の基礎データを得るための太陽観測施設として最近まで稼動していましたが、太陽観測業務を鹿児島県のNICT山川電波観測施設に移し、2016年9月末をもって観測業務を終了し、太陽電波の受信に使用していたアンテナ群(HiRASシステム)が不要になったことから、今回の実験がおこなわれたものです。

 今回の実験の報告は、電波研クラブの次のページをぜひお読みください。

▽平磯太陽観測施設跡における月面反射通信実験
http://hp.jpn.org/JR1YPU/eme/report.html

(3月1日)


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